松坂桃李

日本の俳優 (1988-)

松坂 桃李(まつざか とおり[3][4]1988年昭和63年〉10月17日[3][5] - )は、日本俳優モデル神奈川県[5]茅ヶ崎市出身[2]トップコート所属[6]。妻は女優の戸田恵梨香[7]

まつざか とおり
松坂 桃李
松坂 桃李
生年月日 (1988-10-17) 1988年10月17日(36歳)
出身地 日本の旗 日本神奈川県[1]茅ヶ崎市[2]
身長 183 cm[1]
血液型 A型[3]
職業 俳優モデル
ジャンル 映画テレビドラマ舞台
活動期間 2008年[3] -
配偶者 戸田恵梨香2020年 - )
事務所 トップコート
公式サイト 公式プロフィール
主な作品
映画
侍戦隊シンケンジャー』シリーズ
アントキノイノチ
麒麟の翼 〜劇場版・新参者〜
ツナグ
キセキ -あの日のソビト-
彼女がその名を知らない鳥たち
不能犯
娼年
孤狼の血』シリーズ
新聞記者
空白
流浪の月
ラーゲリより愛を込めて
テレビドラマ
侍戦隊シンケンジャー
梅ちゃん先生
軍師官兵衛
サイレーン 刑事×彼女×完全悪女
視覚探偵 日暮旅人
わろてんか
この世界の片隅に
パーフェクトワールド
今ここにある危機とぼくの好感度について
VIVANT
舞台
娼年
受賞
日本アカデミー賞
最優秀主演男優賞
2020年『新聞記者』
最優秀助演男優賞
2019年『孤狼の血』
優秀主演男優賞
2022年孤狼の血 LEVEL2
2023年流浪の月
新人俳優賞
2013年『ツナグ』
今日、恋をはじめます
ブルーリボン賞
助演男優賞
2019年『孤狼の血』
その他の賞
キネマ旬報ベスト・テン
助演男優賞
2019年『孤狼の血』
新人男優賞
2012年『アントキノイノチ』『僕たちは世界を変えることができない。
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略歴

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2008年、友人に誘われて応募した[8]「チャレンジFBモデル2008オーディション」にてグランプリを受賞し、雑誌『FINEBOYS』専属モデルとして芸能活動を開始[5]。同時にトップコートの養成所「Artist★Artist」へ第8期生として入校[9]

2009年に、『侍戦隊シンケンジャー』で志葉 丈瑠(しば たける) / シンケンレッド役で出演し、俳優デビューを果たす[10][5]。同作がテレビドラマ初主演であり[8]、同作の劇場版が映画初出演・初主演となった。

2010年4月から2011年3月まで、『心ゆさぶれ!先輩ROCK YOU』にて、バラエティ番組のレギュラー初出演および初MCを果たした[5]

2011年公開の映画『アントキノイノチ』、『僕たちは世界を変えることができない。But,we wanna build a school in Cambodia.』で第85回キネマ旬報ベスト・テン新人男優賞[11]、第33回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞[12]を受賞。

2012年、NHKドラマ『梅ちゃん先生』で連続テレビ小説初出演。同年公開の映画『ツナグ』で第25回日刊スポーツ映画大賞 石原裕次郎新人賞[13]第36回日本アカデミー賞 新人俳優賞[14]第22回日本映画批評家大賞 主演男優賞[15]を受賞した。

2014年NHK軍師官兵衛』にて黒田長政 役として大河ドラマ初出演。

2016年、映画『パディントン』の 主人公・パディントンの吹き替えを担当した[16]

2018年公開の映画『孤狼の血』で第42回日本アカデミー賞 最優秀助演男優賞[17]2019年公開の映画『新聞記者』で第43回日本アカデミー賞 最優秀主演男優賞[18]を受賞。

2020年12月10日、女優の戸田恵梨香と結婚したことをそれぞれの所属事務所を通じて明らかにした[7]

2022年11月28日、妻の戸田が第1子を妊娠していることを明らかにし[19]2023年5月4日、第1子が誕生したことを自身のTwitterを通じて発表した[20]

2024年2月24日、公式Instagramを開設[21]

人物

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  • 趣味・特技はスノーボードバスケットボール [22]合気道の経験がある[5]
  • 出生名である「桃李」という名前は、中国の歴史家司馬遷の『史記』に書かれた言葉「桃李不言下自成蹊(とうりものいわざれども、したおのづからこみちをなす)」[4][23][24]と、中国の故事「桜梅桃李[8][25]の2つに由来する。前者は「徳のある誰からも慕われる人」になって欲しいという父の願いから[4]、後者は「自分らしさを大切に」という母の願いから名づけられた[25]。読みがなは両親のこだわりで「とおり」[4][23]
  • 家族に関しては姉と妹がおり[26]、父親は大学で心理学を教えている[27]
  • 友達は少なく[28]、1人で映画館やカラオケ、焼肉を食べに行くことも全く抵抗はないと話している[29]。また1日オフができたらしたいことは?という質問に対して「ずっと家にいます。休みがあると家にこもれる!ってうれしくなる(笑)」と語るほどのインドアである[30]
  • 茅ヶ崎市立東海岸小学校、転校して茅ケ崎市立松浪小学校、茅ヶ崎市立松浪中学校出身[2]。中学校の2学年上に松浦亜弥がいた[31][32]。2021年公開の映画『あの頃。』では、原作者で松浦をきっかけとしてハロー!プロジェクトのファンとなった主人公・劔樹人を演じる[33]
  • 芸能活動を始めた時は大学在学中だったが、2年間の休学中に役者として生きていく決意を固め、親の反対を振り切って退学した[34]。後にこのことを「人生最大の決断」と振り返ったが、後悔はしていないという[34]。また、理想の俳優として、堤真一阿部寛西田敏行を挙げている[35]
  • ONE PIECE』の大ファン[36]、原作者の尾田からサインをもらったこともある[37]。『SLAM DUNK』も好きで[38]、影響を受けて中学時代はバスケ部に所属[35]。さらに、BUMP OF CHICKENの大ファンであり[39]、2014年には彼らのツアードキュメンタリー映画『BUMP OF CHICKEN "WILLPOLIS 2014" 劇場版』で声優として出演した[40]。また、食べ物の好物はマグロとオムライスである。未知の生物やUFOへの関心が強い[41]
  • 遊☆戯☆王』好きであり、当初はオフィシャルカードゲームの方を集めていたが、後にアプリゲーム『遊戯王デュエルリンクス』を始めたことをキッカケに再燃し、無課金でゲーム内の最高ランクである『デュエルキング』の称号を手にするまでに至る[42]。また事務所の後輩である菅田将暉のラジオに出演した際には、映画の宣伝そっちのけで遊戯王の話をするのが恒例となっており[43]、松坂がゲストに来たときのみ行われるコーナー『菅田★戯★王』が存在する[44]
  • 2009年1月30日からオフィシャルブログ「M-Storiy」を開設していたが、25歳の誕生日を機に2013年10月17日をもって閉鎖[45]。その後、2015年9月6日よりTwitterを開始[46]

『侍戦隊シンケンジャー』関連

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  • 幼少期は『忍者戦隊カクレンジャー』(1994年放映)を観ていた[10]
  • 左利きであるが[47]、志葉丈瑠を右利きで演じた。『侍戦隊シンケンジャー 銀幕版 天下分け目の戦』の舞台挨拶で、コンニャク嫌いを克服するとファンに約束し、克服した[48]。特撮に関しては、撮影当時だけでなく終了後も特撮モノ独特のセリフの言い回しや動きの癖がなかなか抜けないなど、苦労があったという[49]
  • オーディションは、人生で2回目であったという[5]。出演が決まった当時はまだ大学にも通っていたが、撮影が朝早くからあるため、実家からは通えず、独り暮らしをするという話にもなったが、両親とは大学はどうするのかと大喧嘩が始まったといい、親を説得するうちに役者の道でやっていきたいと思うようになったという[5]
  • オーヴォ公式サイトのスーパー戦隊シリーズ出身の人気俳優ランキングで1位となっている[50]

受賞歴

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映画

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その他

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出演

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映画(作品)

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吹き替え

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テレビドラマ

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Web・配信ドラマ

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オリジナルビデオ

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ネットムービー

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  • DEATH GAME PARK(2010年4月 - 、BeeTV) - 徳永翔大 役(井上正大とW主演)
  • 運命のひと(2010年4月 - 、ヒルズダイエットショートムービー) - 早瀬 役
  • 女神のイタズラ〜キミになったボク(2011年3月20日 - 、BeeTV) - 主演・秀之・タクミ(二役)[131]

舞台

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劇場アニメ

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ゲーム

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ラジオ

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  • all night nippon-r 松坂桃李(2010年10月23日、ニッポン放送
  • 松坂桃李のオールナイトニッポンGOLD〜映画「ガッチャマン」SP〜(2013年7月31日、ニッポン放送)[144]
  • 松坂桃李のオールナイトニッポンGOLD〜映画「エイプリルフールズ」SP〜(2015年3月27日、ニッポン放送)[145]
  • 松坂桃李のオールナイトニッポンGOLD(2019年1月18日、ニッポン放送)[146]
  • 松坂桃李のオールナイトニッポン(2021年8月24日、ニッポン放送)[147]

バラエティ

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ドキュメンタリー

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  • レオナルド・ダ・ヴィンチ展特別番組 天才の肖像〜「TAKE FIVE」が挑むダ・ヴィンチの謎〜(2013年5月3日、TBS) - ナビゲーター
  • 人生デザイン U-29(2015年3月30日 - 2018年3月27日、NHK教育) - ナレーション[150]
  • 私たちに戦争を教えてください(2015年8月15日、フジテレビ) - ナビゲーター[151]
  • 松坂桃李 遥かなるシルクロードの旅(2017年6月4日、BS-TBS) - ナビゲーター[152]
  • ネコメンタリー 猫も、杓子も。特別編 「養老センセイと“まる”鎌倉に暮らす」(2018年3月3日、NHK BSプレミアム) - 朗読

作品

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  • TORI MATSUZAKA 1stDVD トオリミチ(2010年3月21日、TOEI COMPANY,LTD.)
  • 松坂桃李 トオリミチ2011(2012年6月22日、TOPCOAT / THE WORKS)

雑誌連載

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  • 日之出出版FINEBOYS』専属モデル&連載
    • 「オモテ松坂、ウラ桃李!」( - 2015年3月号)
    • 「松坂桃李、コトバと服。」(2015年4月号 - )
  • ワニブックス『+act.mini』→『+act.』「Théâtre TŌRI(テアトルトオリ)」(2011年10月号 - )[198]

書籍

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写真集

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  • 桃李(2009年10月17日、ワニブックス
  • 道-TAO-(2011年10月25日マガジンハウス[200]
  • 妄想・松坂桃李(2016年4月1日、ワニブックス)[201]
  • 妄想・松坂桃李2(2018年5月2日、ワニブックス)[202]
    • ワニブックスの連載「Théâtre TŌRI(テアトルトオリ)」の書籍化[198]

小説表紙

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脚注

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注釈

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  1. ^ 広瀬すずとのW主演。
  2. ^ 上記『シンケンジャー』とのコラボによる、ゲスト出演。

出典

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  1. ^ a b 松坂桃李のプロフィール”. オリコン芸能人事典. 2012年1月18日閲覧。
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  3. ^ a b c d 松坂桃李のプロフィール・ヒストリー”. オリコン芸能人事典. 2012年1月18日閲覧。
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参考文献

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  • 『侍戦隊シンケンジャー公式読本 真剣勝負!』グライドメディア〈グライドメディアムック62〉、2010年5月20日。ISBN 978-4-8130-8062-6 

外部リンク

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