2010年の映画

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2010年の映画(2010ねんのえいが)では、2010年(平成22年)の映画分野の出来事(動向)について記述する。

出来事 編集

周年 編集

日本の映画興行 編集

  • 入場料金(大人)
    • 1,800円 - 一般入場料金は19年間据え置かれている[1]
    • 1,800円(統計局『小売物価統計調査(動向編) 調査結果』[2] 銘柄符号 9341「映画観覧料」)[3]
  • 入場者数 1億7436万人[4]
  • 興行収入 2207億3700万円[4]
配給会社別年間興行収入
配給会社 番組数 年間興行収入 前年対比 備考
松竹 19 136億3414万円 086.7%
東宝 32 748億6912万円 114.3% 東宝年間興行収入の新記録
東映 25 136億0332万円 075.7%
出典:「2010年 日本映画・外国映画 業界総決算 経営/製作/配給/興行のすべて」『キネマ旬報2011年平成23年)2月下旬号、キネマ旬報社、2011年、189頁。 

各国ランキング 編集

日本興行収入ランキング 編集

2010年日本興行収入トップ10
順位 題名 製作国 配給 興行収入
1 アバター   20世紀フォックス 156.0億円
2 アリス・イン・ワンダーランド   ディズニー 118.0億円
3 トイ・ストーリー3   ディズニー 108.0億円
4 借りぐらしのアリエッティ   東宝 092.6億円
5 THE LAST MESSAGE 海猿   東宝 080.4億円
6 踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!   東宝 073.1億円
7 カールじいさんの空飛ぶ家   ディズニー 050.0億円
8 ワンピース フィルム ストロングワールド   東映 048.0億円
9 バイオハザードIV アフターライフ   ソニー 047.0億円
10 劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド&パール 幻影の覇者 ゾロアーク   東宝 041.6億円
出典:2010年興行収入10億円以上番組 (PDF) - 日本映画製作者連盟

全世界興行収入ランキング 編集

2010年全世界興行収入トップ10
順位 題名 スタジオ 興行収入
1 トイ・ストーリー3 ディズニー/ピクサー $1,063,161,943
2 アリス・イン・ワンダーランド ディズニー $1,024,299,722
3 ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1 ワーナー・ブラザース $948,342,749
4 インセプション ワーナー・ブラザース $825,448,067
5 シュレック フォーエバー ドリームワークス・アニメーション $749,952,787
6 エクリプス/トワイライト・サーガ サミット・エンターテインメント $693,579,566
7 アイアンマン2 パラマウント映画/マーベル・スタジオ $622,056,974
8 塔の上のラプンツェル ディズニー $592,461,732
9 怪盗グルーの月泥棒 3D ユニバーサル・ピクチャーズ $543,113,985
10 ヒックとドラゴン ドリームワークス・アニメーション $494,878,759
出典:2010 Worldwide Box Office Results”. Box Office Mojo. 2015年12月27日閲覧。

北米興行収入ランキング 編集

2010年北米興行収入トップ10
順位 題名 スタジオ 興行収入
1 トイ・ストーリー3 ディズニー/ピクサー $415,004,880
2 アリス・イン・ワンダーランド ディズニー $334,191,110
3 アイアンマン2 パラマウント映画/マーベル・スタジオ $312,433,331
4 エクリプス/トワイライト・サーガ サミット・エンターテインメント $300,531,751
5 ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1 ワーナー・ブラザース $295,983,305
6 インセプション ワーナー・ブラザース $292,576,195
7 怪盗グルーの月泥棒 3D ユニバーサル・ピクチャーズ $251,513,985
8 シュレック フォーエバー ドリームワークス・アニメーション $238,736,787
9 ヒックとドラゴン ドリームワークス・アニメーション $217,581,231
10 塔の上のラプンツェル ディズニー $200,821,936
出典:2010 Domestic Yearly Box Office Results”. Box Office Mojo. 2015年12月27日閲覧。

日本公開作品 編集

受賞 編集

主な訃報 編集

日付 名前 国籍 年齢 職業
1月 01日 成川哲夫   65 俳優
05日 トニ・テクチェアヌ   37 俳優
08日 東恵美子   85 女優
11日 エリック・ロメール   89 映画監督
13日 田の中勇   77 俳優・声優
17日 郷里大輔   57 声優
22日 ジーン・シモンズ   80 女優
27日 夏夕介   59 俳優
2月 01日 デイヴィッド・ブラウン   93 映画プロデューサー
03日 フランシス・リード   95 女優
ジョルジュ・ウィルソン   88 俳優
04日 ピーター・マーテル   72 俳優
05日 登川直樹   92 映画評論家
11日 井上梅次   86 映画監督
12日 グレテ・ソンク   80 女優
13日 ジョン・リード   94 俳優
16日 宮内婦貴子   76 脚本家
17日 藤田まこと   76 俳優
19日 ライオネル・ジェフリーズ   83 俳優
ジェイミー・ギリス   66 俳優
25日 ウラジスラフ・ガルキン   38 俳優
26日 南方英二   77 俳優
3月 03日 西島大   82 脚本家
05日 田向正健   73 脚本家
チャールズ・ピアース   71 映画監督
11日 月城彰子   89 女優
14日 ピーター・グレイヴス   83 俳優
18日 フェス・パーカー   85 俳優
19日 ラウル・デ・ラ・トーレ   72 映画監督
21日 木村威夫   91 美術監督
29日 チェ・ジニョン   39 俳優
4月 01日 ジョン・フォーサイス   92 俳優
02日 山内鉄也   75 映画監督・脚本家
06日 西河克己   91 映画監督
07日 クリストファー・カザノフ   66 俳優
08日 ジェームズ・オーブリー   62 俳優
11日 福田陽一郎   77 脚本家
25日 アラン・シリトー   82 作家
27日 北林谷栄   98 女優
5月 02日 佐藤慶   81 俳優
リン・レッドグレイヴ   67 女優
12日 寺内小春   78 作家、脚本家
17日 吉岡治   76 作詞家、日本作詩家協会副会長
22日 中川順   90 テレビ東京相談役
27日 デニス・ホッパー   74 俳優
28日 ゲーリー・コールマン   42 俳優
29日 デニス・ホッパー   74 俳優、映画プロデューサー、芸術家
6月 5日 スティーヴン・ルーサー   58 映画プロデューサー
11日 池田駿介   69 俳優
13日 ジミー・ディーン   81 カントリー・ミュージック歌手、俳優、実業家
30日 近藤道生   90 博報堂代表取締役
パク・ヨンハ   32 俳優
7月 1日 アイリーン・ウッズ   81 声優
10日 枝川弘   93 映画監督
つかこうへい   62 小説家
11日 谷山尚義   73 集英社顧問
12日 松尾昭典   81 映画監督
14日 水鳥鐵夫   71 声優
15日 斉藤昌   80 声優
ピーター・フェルナンデス   83 俳優
16日 ジェームズ・ギャモン   70 俳優
20日 早乙女愛   51 女優
27日 長谷川裕見子   85 女優
園佳也子   75 女優
31日 高津住男   74 俳優
8月 02日 今野雄二   66 映画評論家
06日 南美江   94 女優
28日 早川雄三   85 俳優
9月 1日 真弓田一夫   90 俳優
若乃花幹士   82 大相撲力士(第45代横綱)、日活映画『若ノ花物語・土俵の鬼』に自ら主演[5]
11日 谷啓   78 俳優、ジャズ・ミュージシャン
16日 小林桂樹   86 俳優
17日 矢野宣   82 俳優
26日 池内淳子   76 女優
28日 アーサー・ペン   88 映画監督
サリー・メンケ   56 映画編集技師
29日 グロリア・スチュアート   100 女優
トニー・カーティス   85 俳優
10月 08日 池部良   92 俳優
10日 大澤哲三   63 美術監督
18日 長岡輝子   102 女優
27日 リサ・ブロント   53 女優
29日 首藤剛志   61 脚本家
30日 野沢那智   75 声優
11月 01日 津田京子   62 女優
05日 ジル・クレイバーグ   66 女優
07日 西崎義展   75 映画プロデューサー
18日 松澤浩明   50 ギタリスト
28日 レスリー・ニールセン   84 俳優
12月 13日 渡部猛   74 声優
15日 ブレイク・エドワーズ   88 映画監督、脚本家
24日 寺島アキ子   84 脚本家
25日 バド・グリーンスパン   84 映画監督・脚本家・映画プロデューサー・キャピー・プロダクション社長
26日 曾我廼家鶴蝶   82 女優
池田敏春   59 映画監督
28日 高峰秀子   86 女優

脚注 編集

出典 編集

  1. ^ 「2010年 日本映画・外国映画 業界総決算 経営/製作/配給/興行のすべて」『キネマ旬報2011年平成23年)2月下旬号、キネマ旬報社、2011年、191頁。 
  2. ^ 小売物価統計調査(動向編) 調査結果”. 統計局. 2016年8月3日閲覧。
  3. ^ 主要品目の東京都区部小売価格:昭和25年(1950年)〜平成22年(2010年)” (Excel). 統計局. 2016年8月3日閲覧。
  4. ^ a b 過去データ一覧”. 一般社団法人日本映画製作者連盟. 2016年8月2日閲覧。
  5. ^ "土俵の鬼 若乃花死す「稽古がすべて」". ニッカンスポーツ・コム. 日刊スポーツ新聞社. 2 September 2010. 2021年7月22日閲覧

関連項目 編集