2023年のメジャーリーグベースボール

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2023年のメジャーリーグベースボール(2023_Major_League_Baseball_season)では2023年のメジャーリーグベースボール(MLB)の出来事における動向をまとめる。

2022年のメジャーリーグベースボール - 2023年のメジャーリーグベースボール - 2024年のメジャーリーグベースボール

ルールの変更・追加 編集

ピッチクロック(ピッチタイマー)導入
ピッチコム導入
牽制球の回数制限
投手は走者がいる状態で打者一人に対して、牽制球を投げる・投げないに関わらずピッチャープレートを3回までしか外す事が出来なくなった。3回以内の牽制で走者をアウトに出来なかった場合、ボークとなり走者は進塁を許される。打者が変わったり盗塁等で走者が進塁した場合は0回からとなる[1]
守備シフトの制限
2022年以前は打球方向の偏った打者に対して塁間に3人の野手を守らせるなど極端な(自由な)守備シフトを敷く事が出来た。2023年からは内野手4人は二塁の両側(一・二塁間、二・三塁間)にそれぞれ2人ずつ守備につかなければならなくなり、左右の入れ替えも出来なくなった[2]
ベース)の大きさ変更
野手と走者の衝突・怪我の防止を目的にして、2019年から2022年にマイナーリーグベースボール(MiLB)で試験導入され2023年からMLBで正式採用された[3]本塁を除く各塁の大きさが15インチ(約38cm)四方から18インチ(約46cm)四方に大きくされた[4][5]
牽制の回数制限とベースの大きさ変更によってMiLBで試験運用された4年間で、1試合あたりの盗塁企図数は2.23から2.81に、盗塁成功率も68%から78%に、共に増加した[6]

できごと 編集

1月 編集

2月 編集

3月 編集

4月 編集

5月 編集

6月 編集

7月 編集

8月 編集

9月 編集

  • 1日
  • 4日
  • 5日
  • 11日
    • シアトル・マリナーズのフリオ・ロドリゲスが30本塁打30盗塁、22歳以下では史上4人目[129]
  • 12日
  • 13日
    • アトランタ・ブレーブスが6年連続23回目のナショナルリーグ東地区優勝[131]
  • 16日
    • アトランタ・ブレーブスのマット・オルソンが球団新記録の52本塁打[132]
    • シカゴ・カブスの鈴木誠也が18本塁打、日本人右打者最多タイ[133]
    • セントルイス・カージナルスのアダム・ウェインライトが通算200勝、史上115人目[134]
    • ロサンゼルス・ドジャースが2年連続21回目のナショナルリーグ西地区優勝[135]
  • 19日
    • シカゴ・カブスの鈴木誠也が19本塁打、日本人右打者最多記録更新[136]
  • 20日
    • シアトル・マリナーズのフリオ・ロドリゲスが30本塁打100打点30盗塁、22歳以下では史上3人目[137]
    • ミルウォーキー・ブルワーズのJ.C.メヒアから禁止薬物のスタノゾロールが検出され、162試合の試合出場停止処分[138]
    • アリゾナ・ダイヤモンドバックスのコービン・キャロルが25本塁打50盗塁、新人史上初[139]
  • 21日
  • 22日
    • ミネソタ・ツインズが3年ぶり18回目のアメリカンリーグ中地区優勝[141]
    • アトランタ・ブレーブスのロナルド・アクーニャ・ジュニアが40本塁打40盗塁、史上5人目[142]
    • シカゴ・カブスの鈴木誠也が20号本塁打、日本人史上3人目[143]
  • 26日
    • ミルウォーキー・ブルワーズが2年ぶり5回目のナショナルリーグ中地区優勝[144]
  • 27日
    • アトランタ・ブレーブスのロナルド・アクーニャ・ジュニアが史上初の40本塁打70盗塁[145]
    • ニューヨーク・メッツの千賀滉大が200奪三振、日本人1年目での200奪三振は史上4人目[146]
  • 28日
    • ボルチモア・オリオールズが9年ぶり10回目のアメリカンリーグ東地区優勝[147]

10月 編集

  • 1日
    • レギュラーシーズン全日程終了。
    • ヒューストン・アストロズが3年連続12回目の地区優勝[148]
    • ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平が最多本塁打のタイトル獲得、日本人史上初[149]
    • アトランタ・ブレーブスがメジャータイ記録の307本塁打[150]
    • マイアミ・マーリンズのルイス・アラエス首位打者のタイトル獲得、異なるリーグでの2年連続の獲得は史上初[151]
  • 2日
  • 3日
  • 4日
    • テキサス・レンジャーズがタンパベイ・レイズにワイルドカードシリーズで2連勝し、ア・リーグディビジョンシリーズに進出[155]
    • ミネソタ・ツインズがトロント・ブルージェイズにワイルドカードシリーズで2連勝し、ア・リーグディビジョンシリーズに進出[156]
    • フィラデルフィア・フィリーズがマイアミ・マーリンズにワイルドカードシリーズで2連勝し、ナ・リーグディビジョンシリーズに進出[157]
    • アリゾナ・ダイヤモンドバックスがミルウォーキー・ブルワーズにワイルドカードシリーズで2連勝し、ナ・リーグディビジョンシリーズに進出[158]
  • 10日
    • テキサス・レンジャーズがボルチモア・オリオールズにディビジョンシリーズで勝利し、ア・リーグチャンピオンシップシリーズに進出[159]
  • 11日
    • ヒューストン・アストロズがミネソタ・ツインズにディビジョンシリーズで勝利し、ア・リーグチャンピオンシップシリーズに進出[160]
    • アリゾナ・ダイヤモンドバックスがロサンゼルス・ドジャースにディビジョンシリーズで勝利し、ナ・リーグチャンピオンシップシリーズに進出[161]
  • 24日
    • テキサス・レンジャーズがヒューストン・アストロズにリーグチャンピオンシップシリーズで勝利し、12年ぶりのワールドシリーズに進出[162]
  • 25日
    • アリゾナ・ダイヤモンドバックスがフィラデルフィア・フィリーズにリーグチャンピオンシップシリーズで勝利し、22年ぶりのワールドシリーズに進出[163]

11月 編集

12月 編集

試合結果 編集

レギュラーシーズン 編集

アメリカンリーグ 編集

チーム 勝利 敗戦 勝率 G差
東地区
1 ボルチモア・オリオールズ 101 61 .623
2 タンパベイ・レイズ 99 63 .611 2.0
3 トロント・ブルージェイズ 89 73 .549 10.0
4 ニューヨーク・ヤンキース 82 80 .506 7.0
5 ボストン・レッドソックス 78 84 .481 4.0
中地区
1 ミネソタ・ツインズ 87 75 .537
2 デトロイト・タイガース 78 84 .481 9.0
3 クリーブランド・ガーディアンズ 76 86 .469 2.0
4 シカゴ・ホワイトソックス 61 101 .377 15.0
5 カンザスシティ・ロイヤルズ 56 106 .346 5.0
西地区
1 ヒューストン・アストロズ 90 72 .556
2 テキサス・レンジャーズ 90 72 .556 -
3 シアトル・マリナーズ 88 74 .543 2.0
4 ロサンゼルス・エンゼルス 73 89 .451 15.0
5 オークランド・アスレチックス 50 112 .309 23.0

ナショナルリーグ 編集

チーム 勝利 敗戦 勝率 G差
東地区
1 アトランタ・ブレーブス 104 58 .642
2 フィラデルフィア・フィリーズ 90 72 .556 14.0
3 マイアミ・マーリンズ 84 77 .522 5.5
4 ニューヨーク・メッツ 74 87 .460 10.0
5 ワシントン・ナショナルズ 71 91 .438 3.5
中地区
1 ミルウォーキー・ブルワーズ 92 70 .568
2 シカゴ・カブス 83 79 .512 9.0
3 シンシナティ・レッズ 82 80 .506 1.0
4 ピッツバーグ・パイレーツ 76 86 .469 6.0
5 セントルイス・カージナルス 71 91 .438 5.0
西地区
1 ロサンゼルス・ドジャース 100 62 .617
2 アリゾナ・ダイヤモンドバックス 84 78 .515 16.0
3 サンディエゴ・パドレス 82 80 .506 2.0
4 サンフランシスコ・ジャイアンツ 79 83 .488 3.0
5 コロラド・ロッキーズ 59 103 .364 20.0

オールスターゲーム 編集

ポストシーズン 編集

                                   
           
 6  ダイヤモンドバックス  2
 6  ダイヤモンドバックス  3
 3  ブルワーズ  0    
 2  ドジャース  0  
 6  ダイヤモンドバックス  4
   4  フィリーズ  3  
 5  マーリンズ  0 NLCS
 4  フィリーズ  3
 4  フィリーズ  2  
 1  ブレーブス  1  
ワイルドカードシリーズ  
ディビジョンシリーズ
 N6  ダイヤモンドバックス  1
   A5  レンジャーズ  4
 5  レンジャーズ  2 ワールドシリーズ
 5  レンジャーズ  3
 4  レイズ  0    
 1  オリオールズ  0  
 5  レンジャーズ  4
   2  アストロズ  3  
 6  ブルージェイズ  0 ALCS
 3  ツインズ  1
 3  ツインズ  2  
 2  アストロズ  3  

ワイルドカードシリーズ 編集

アメリカンリーグ 編集
ミネソタ・ツインズ対トロント・ブルージェイズ
日付 試合 ビジター球団(先攻) スコア ホーム球団(後攻) 開催球場
10月3日 第1試合 トロント・ブルージェイズ 1-3 ミネソタ・ツインズ ターゲット・フィールド
10月4日 第2試合 トロント・ブルージェイズ 0-2 ミネソタ・ツインズ
勝者:ミネソタ・ツインズ
タンパベイ・レイズ対テキサス・レンジャーズ
日付 試合 ビジター球団(先攻) スコア ホーム球団(後攻) 開催球場
10月3日 第1試合 テキサス・レンジャーズ 4-0 タンパベイ・レイズ トロピカーナ・フィールド
10月4日 第2試合 テキサス・レンジャーズ 7-1 タンパベイ・レイズ
勝者:テキサス・レンジャーズ
ナショナルリーグ 編集
マイアミ・マーリンズ対フィラデルフィア・フィリーズ
日付 試合 ビジター球団(先攻) スコア ホーム球団(後攻) 開催球場
10月3日 第1試合 マイアミ・マーリンズ 1-4 フィラデルフィア・フィリーズ ターゲット・フィールド
10月4日 第2試合 マイアミ・マーリンズ 1-7 フィラデルフィア・フィリーズ
勝者:フィラデルフィア・フィリーズ
アリゾナ・ダイヤモンドバックス対ミルウォーキー・ブルワーズ
日付 試合 ビジター球団(先攻) スコア ホーム球団(後攻) 開催球場
10月3日 第1試合 アリゾナ・ダイヤモンドバックス 6-3 ミルウォーキー・ブルワーズ アメリカンファミリー・フィールド
10月4日 第2試合 アリゾナ・ダイヤモンドバックス 5-2 ミルウォーキー・ブルワーズ
勝者:アリゾナ・ダイヤモンドバックス

ディビジョンシリーズ 編集