宮藤官九郎
宮藤 官九郎(くどう かんくろう、1970年7月19日 - )は、日本の脚本家、俳優、作詞家、作曲家、放送作家、映画監督、演出家、ミュージシャン、似顔絵イラストレーター。ロックバンド・グループ魂のギタリストとしての名義は暴動(ぼうどう)。本名、宮藤 俊一郎(くどう しゅんいちろう)。愛称は「クドカン」「くんく」「クン」。及川光博からは「カンクちゃん」と呼ばれたことがある。劇団大人計画所属。
宮藤 官九郎 | |
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プロフィール | |
本名 | 宮藤 俊一郎 |
誕生日 | 1970年7月19日(49歳) |
出身地 | 宮城県栗原市若柳(旧栗原郡若柳町) |
血液型 | O型 |
主な作品 | |
テレビドラマ |
『池袋ウエストゲートパーク』 『木更津キャッツアイ』 『ぼくの魔法使い』 『マンハッタンラブストーリー』 『タイガー&ドラゴン』 『流星の絆』 『うぬぼれ刑事』 『あまちゃん』 『ごめんね青春!』 『ゆとりですがなにか』 『監獄のお姫さま』 『いだてん〜東京オリムピック噺〜』 |
映画 |
『GO』 『ピンポン』 『木更津キャッツアイ 日本シリーズ』 『木更津キャッツアイ ワールドシリーズ』 『舞妓Haaaan!!!』 |
舞台 |
『鈍獣』 『メタルマクベス』 |
受賞 | |
読売文学賞 第25回日本アカデミー賞 最優秀脚本賞 岸田國士戯曲賞 第29回向田邦子賞 ザテレビジョンドラマアカデミー賞 脚本賞(受賞多数) 2013年新語・流行語大賞 平成28年度(第67回)芸術選奨文部科学大臣賞 ほか、受賞歴参照 | |
その他 | |
俳優活動(映画、テレビドラマ) 劇団大人計画所属 ロックバンドグループ魂メンバー |
妻は振付師の八反田リコ。血液型はO型。身長176.5cm(宮藤官九郎の小部屋にて、「.5がミソです。つーかたぶん177です」と語っている)。宮城県栗原市(旧栗原郡若柳町)出身。
略歴編集
実家は文具店を経営。父は教師・校長を務めた。年の離れた姉が2人いる。
幼少時から文才を発揮し朝日新聞主催の作文コンクールで県予選入賞歴がある[1]。
『ビートたけしのオールナイトニッポン』のヘビーリスナーであった。同番組で放送作家兼たけしのトークの相方役を務めた高田文夫に憧れ、高田が司会を務めた宮城ローカルのTV番組『マル金ギャハハ倶楽部』の素人参加コーナーにも出演している。
女ばかりの家庭に育ったため(父は単身赴任で不在)、バンカラな校風で知られた宮城県築館高等学校へ進学。高校へは詰襟に下駄という格好で通った。
高校卒業後は、高田の母校でもある日本大学芸術学部放送学科に進学するが一身上の都合で中退している[2]。大学を中退した理由の一つに、友人がほとんどおらず、通学してもつまらなかったからだと語っている。しかし、決して裕福ではない実家に学費を出してもらいながら自己都合で大学中退したことを現在に至るまで悔やんでいる。
松尾スズキが主宰する劇団「大人計画」に演出助手として所属。その後、バラエティ番組の構成作家としての活動も行う。大人計画の部分公演の作・演出を務めるようになり、1996年から自身の公演を「ウーマンリブ」と名づけている。
24歳の時に結婚。
1995年に宮藤、阿部サダヲ、村杉蝉之介の3名でグループ魂を結成。2005年には、「君にジュースを買ってあげる♥」で第56回NHK紅白歌合戦出場。
2000年に放送された『池袋ウエストゲートパーク』で脚本を担当。高視聴率を記録し出世作となった。続く、『木更津キャッツアイ』『タイガー&ドラゴン』の脚本を担当し、人気脚本家の一員となる。
2003年度第41回ゴールデン・アロー賞特別賞を受賞する。
2005年、しりあがり寿の漫画の映画化『真夜中の弥次さん喜多さん』で映画監督デビューを果たす。同年、第1子(長女)が誕生。
中学時代は河合その子と斉藤由貴のファンだった。2006年には、斉藤由貴を主演に起用した『吾輩は主婦である』で、はじめて昼ドラの脚本を手がけている。
2006年、アニメ映画『鉄コン筋クリート』に、声優として参加。舞台挨拶では「自分の声が嫌いである」と語った。
2006年11月に出版された枡野浩一の『ショートソング』に短歌を寄稿。
好きなミュージシャンはゆらゆら帝国。自身の作中でも楽曲を使用している。ボーカルの坂本慎太郎とは交流がある。
2013年上期の連続テレビ小説『あまちゃん』の脚本を担当し[3]、第78回ザテレビジョンドラマアカデミー賞作品賞・脚本賞や2013年新語・流行語大賞のほか、複数の賞を受賞した[4]。
2017年、テレビドラマ『ゆとりですがなにか』の脚本による成果が認められ、第67回芸術選奨文部科学大臣賞を受賞。スピンオフドラマにおいては、インターネットドラマの脚本をはじめて手がけた[5]。
2019年、NHK大河ドラマ『いだてん〜東京オリムピック噺〜』の脚本を担当[6]。
エピソード編集
- ミステリー執筆中、犯人を簡単に見破られてしまって公園の噴水で頭を冷やしているのを妻に目撃される、街で見かけた変わった人を尾行する、など変わったエピソードは数多い。[7]
- 執筆する作品には大人計画所属の劇団員(阿部サダヲを筆頭に池津祥子や猫背椿、荒川良々、平岩紙や皆川猿時など)を頻繁に起用。劇団とはマネジメント契約のみの星野源や小松和重、少路勇介なども舞台をはじめ、常連出演者。
- 他(主にテレビドラマの作品)には岡田准一、長瀬智也、尾美としのり、小泉今日子、坂井真紀、斉藤由貴、森下愛子、薬師丸ひろ子、古田新太、きたろうなどを多く起用している。
- シナリオ作品の書籍化にあたってはノベライズ化を頑なに拒んでいる。自分のプロとしての仕事はシナリオのみであり、完成した作品に表われたキャストやスタッフの努力による成果が自分の手柄とみられるのはよくないという宮藤の考えからである[8]。
受賞歴編集
- ザテレビジョンドラマアカデミー賞 脚本賞
- 2000年度
- 第25回ザテレビジョンドラマアカデミー賞 脚本賞(『池袋ウエストゲートパーク』)
- 2001年度
- 2002年度
- 第26回日本アカデミー賞 優秀脚本賞(『ピンポン』)[16]
- 2003年度
- 第41回ゴールデン・アロー賞 特別賞
- 平成15年度芸術選奨新人賞 放送部門(『木更津キャッツアイ』シリーズ)[17]
- 2005年度
- 新藤兼人賞 金賞(『真夜中の弥次さん喜多さん』)
- 第49回岸田國士戯曲賞(『鈍獣』)[18]
- 2007年度
- 第31回日本アカデミー賞 優秀脚本賞(『舞妓Haaaan!!!』)[19]
- 2010年度
- 2013年度
- 東京ドラマアウォード2013 脚本賞(『あまちゃん』)[21][22]
- ユーキャン新語・流行語大賞(「じぇじぇじぇ」)[23]
- 第16回みうらじゅん賞
- 2016年度
- 第4回コンフィデンスアワード・ドラマ賞 脚本賞(『ゆとりですがなにか』)[24]
- 平成28年度(第67回)芸術選奨文部科学大臣賞(『ゆとりですがなにか』)[25]
脚本作品編集
映画編集
- GO(2001年、金城一紀原作)
- ピンポン(2002年、松本大洋原作)
- 木更津キャッツアイシリーズ
- 木更津キャッツアイ 日本シリーズ(2003年)
- 木更津キャッツアイ ワールドシリーズ(2006年)
- アイデン&ティティ(2003年、みうらじゅん原作)
- ドラッグストア・ガール(2004年)
- ゼブラーマンシリーズ
- ゼブラーマン(2004年)
- ゼブラーマン -ゼブラシティの逆襲-(2010年)
- 69 sixty nine(2004年、村上龍原作)
- 真夜中の弥次さん喜多さん(2005年、しりあがり寿原作) - 監督・脚本
- 舞妓Haaaan!!!(2007年)
- 少年メリケンサック(2009年) - 監督・脚本
- カムイ外伝(2009年、白土三平原作)
- 鈍獣(2009年、自身の舞台作品が原作)
- なくもんか(2009年)
- 中学生円山(2013年) - 監督・脚本
- 謝罪の王様(2013年)
- 土竜の唄 潜入捜査官REIJI(2014年、高橋のぼる原作)
- 土竜の唄 香港狂騒曲(2016年)
- TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ(2016年) - 監督・脚本
- パンク侍、斬られて候(2018年、町田康原作)
テレビドラマ編集
- 演歌なアイツは夜ごと不条理な夢を見る(1992年、日本テレビ) - 第3・4話松尾スズキと共同脚本、最終話脚本助手
- コワイ童話「親ゆび姫」(1999年、TBS)- テレビドラマ初単独執筆作
- 悪いオンナ「占っちゃうぞ」(2000年、TBS)
- 池袋ウエストゲートパーク(2000年、TBS、石田衣良原作)- 連続ドラマデビュー作
- 池袋ウエストゲートパーク スープの回(2003年、TBS、石田衣良原作)
- ロケット・ボーイ(2001年、フジテレビ)
- 木更津キャッツアイ(2002年、TBS)
- ぼくの魔法使い(2003年、日本テレビ)
- マンハッタンラブストーリー(2003年、TBS)
- ドラマスペシャル タイガー&ドラゴン(2005年、TBS)
- 吾輩は主婦である(2006年、TBS)
- ガンジス河でバタフライ(2007年、メ〜テレ、たかのてるこ原作)
- 未来講師めぐる(2008年、テレビ朝日)
- 流星の絆(2008年、TBS、東野圭吾原作)
- うぬぼれ刑事(2010年、TBS)
- 11人もいる!(2011年、テレビ朝日)
- あまちゃん(2013年、NHK連続テレビ小説)[26]
- ごめんね青春!(2014年、TBS)
- ゆとりですがなにか(2016年、日本テレビ)[27]
- 監獄のお姫さま(2017年、TBS)[28]
- 遠藤憲一と宮藤官九郎の勉強させていただきます(2018年、WOWOW)
- いだてん〜東京オリムピック噺〜(2019年1月6日 - NHK大河ドラマ)
Web・配信ドラマ編集
舞台編集
- ウーマンリブシリーズ(作・演出)
- vol.1 ナオミの夢(1996年)
- vol.2 ずぶぬれの女(1997年)
- vol.3 ニッキー・イズ・セックスハンター(1998年)
- vol.4 ウーマンリブ発射!(1999年)
- vol.5 グレープフルーツちょうだい(2000年)
- vol.6 キラークイーン666(2001年)
- vol.7 熊沢パンキース03(2003年)
- vol.8 轟天VS港カヲル〜ドラゴンロック!女たちよ、俺を愛してきれいになあれ(2004年)
- vol.9 七人の恋人(2005年)
- vol.10 ウーマンリブ先生(2006年)
- vol.11 七人は僕の恋人(2008年)
- vol.12 SAD SONG FOR UGLY DAUGHTER(2011年)
- vol.13 七年ぶりの恋人(2015年)
- vol.14 もうがまんできない(2020年)
- 大人計画本公演(作・演出)
- 春子ブックセンター(2002年)
- ドブの輝き(2007年)より『涙事件』 ※三作品のうちの一つを担当
- 外部公演(戯曲のみ)
- 鈍獣(2004年) - 第49回岸田國士戯曲賞 受賞作品
- メタルマクベス(2006年) - 劇団新感線へ提供 原作はウィリアム・シェイクスピア
- 蜉蝣峠(2009年) - 劇団新感線へ提供
- 大パルコ人「メカロックオペラ『R2C2』〜サイボーグなのでバンド辞めます!〜」(2009年) - パルコプロデュース公演 演出も担当
- 歌謡バラエティーショー『あべ一座』(2009年) - NHK 構成・演出を担当
- 印獣(2009年) - パルコプロデュース・「ねずみの三銃士」第二回公演
- 大パルコ人(2) バカロックオペラバカ 『高校中パニック! 小激突!!』(2013年) - 作・演出も担当
- 万獣こわい(2014年) - パルコプロデュース・「ねずみの三銃士」第三回公演
- Vamp Bamboo Burn~ヴァン!バン!バーン!~(2016年) - 劇団新感線へ提供
- 大パルコ人(3)『ステキロックオペラ サンバイザー兄弟』(2016年) - 演出も担当[30]
- 『メタルマクベス』disc1・disc2・disc3(2018年/再演) - 劇団新感線へ提供
- ロミオとジュリエット(2018年) - 脚色・演出を担当、原作はウィリアム・シェイクスピア
歌舞伎編集
監督作品編集
映画編集
- ティンポン(2002年) - 『ピンポン』DVD映像特典として制作された短編映画
- 木更津キャッツアイ 日本シリーズ(2003年) - 部分[31]演出
- 真夜中の弥次さん喜多さん(2005年) - 長編劇場映画デビュー作。
- 少年メリケンサック(2009年)
- 中学生円山(2013年)
- TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ(2016年)
テレビ編集
出演作品編集
オリジナルビデオ編集
- 痴漢白書2(1995年11月10日)
映画(出演)編集
- 愛の新世界(1994年)
- キッズ・リターン(1996年7月)
- CROSS(2001年12月)
- 日雇い刑事(2002年4月)
- ロックンロールミシン(2002年)
- 13階段(2003年2月)
- 福耳(2003年9月) - 映画初主演作品
- 世界の中心で、愛をさけぶ(2004年5月)
- この胸いっぱいの愛を(2005年)
- 嫌われ松子の一生(2006年)
- 鉄コン筋クリート(2006年)
- 大帝の剣(2007年)
- クワイエットルームにようこそ(2007年)
- 魍魎の匣(2007年)
- インスタント沼(2009年)
- 色即ぜねれいしょん(2009年)
- ゲゲゲの女房(2010年)
- 忌野清志郎 ナニワ・サリバン・ショー〜感度サイコー!!!〜(2011年)
- 大奥〜永遠〜[右衛門佐・綱吉篇](2012年) - 鷹司信平 役
- バクマン。(2015年) - 川口たろう役[32]
- ガメラ生誕50周年記念映像『GAMERA』(2015年)[33]
- ぼくのおじさん(2016年) - 春山定男 役
- 幼な子われらに生まれ(2017年) - 沢田 役
- いちごの唄(2019年) - カメオ出演[34]
テレビ編集
- デカメロン(1997年、TBS) - 構成
- さるしばい(1998年、フジテレビ) - 構成
- ロクタロー(1998年 - 1999年、フジテレビ) - 構成
- 笑う子犬の生活(フジテレビ) - 構成
- 笑う犬の冒険・発見・情熱・太陽(フジテレビ) - 構成・出演(出演は、太陽から)
- TV's HIGH(フジテレビ) - 構成・出演
- ワンナイR&R(フジテレビ) - ワンナイTHURSDAY時代から2003年7月まで構成を担当。2006年1月には、出演者として番組に登場した。
- 感じるジャッカル(2001年 - 2002年、フジテレビ) - 構成
- いま何待ち?(フジテレビ) - 脚本
- 氣志團(2003年、フジテレビ) - 脚本
- ロバートホール水(フジテレビ) - 構成(代表作「四MEN楚歌」等)
- リチャードホール(フジテレビ) - 構成
- 探偵!ナイトスクープ(朝日放送) - 顧問として出演
- ホレゆけ!スタア☆大作戦 〜まりもみ危機一髪!〜(2007年、読売テレビほか)
- 「ガンジス河でバタフライ」ができるまで〜宮藤官九郎 史上最悪のインド・シナハン旅〜(2007年、メ〜テレ)
- 少年メリケンサックを探せ!(テレビ東京) - 構成・出演
- シロウト名鑑(2011年1月14日 - 9月23日、テレビ東京) - 構成・出演
- おやすみ日本 眠いいね!(2012年 - 、NHK) - 進行役
テレビドラマ(出演)編集
- ヘルプ!(1995年、フジテレビ)
- 噂の探偵QAZ(1995年、日本テレビ)
- おいしい関係(1996年、フジテレビ)
- ギフト 最終話(1997年、フジテレビ)
- 踊る大捜査線 秋の犯罪撲滅スペシャル(1998年、フジテレビ) - 柏田郁夫 役
- 走れ公務員! 第7話(1998年、フジテレビ)
- 金翅雀の群れ リストラが人の心をむしばんでいく(1999年、NHK教育テレビ)
- シネマカクテル(1999年、関西テレビ)
- 世にも奇妙な物語
- 秋の特別編「モザイク」(1999年)
- 秋の特別編「ママ新発売!」(2001年)
- ABC…XYZ(1999年、フジテレビ)
- 悪いオンナ「占っちゃうぞ」(2000年、TBSテレビ)
- 二千年の恋 第1話・第2話・最終話(フジテレビ)
- 池袋ウエストゲートパーク 最終話(士<サムライ>の回) タイトルバック(2000年、TBS) - サムライ 役
- マッチポイント! 〜女が勝負をかける時〜(2000年、NHK総合テレビ)
- 恋は余計なお世話(2001年、フジテレビ) - 松尾スズキ脚本
- コウノトリなぜ紅い(2001年、NHKハイビジョン)
- 夢のカリフォルニア(2002年、TBSテレビ) - 山崎始 役
- 蝉しぐれ(2003年、NHK総合テレビ) - 島崎与之助 役
- ドラマW ご近所探偵TOMOE(2003年3月29日、WOWOW) - 石丸勝雄 役
- こちら葛飾区亀有公園前派出所 第3話(2009年8月15日、TBS) - 日暮熟睡男 役
- Wの悲劇(2010年、TBSテレビ) - 平野健治 役
- 極悪がんぼ(2014年、フジテレビ) - 豊臣嫌太郎 役
- BORDER 警視庁捜査一課殺人犯捜査第4係 第5話(2014年、テレビ朝日) - 岡部義剛 役
- カルテット(2017年、TBSテレビ) - 巻幹生 役
- コートダジュールN°10 第8話(2018年、WOWOW×Hulu 共同製作) - イナゲちゃん 役
- コールドケース2 〜真実の扉〜 第2話(2018年、WOWOW) - 藤原寛治 役
- 満島ひかり×江戸川乱歩(2018年、NHK BSプレミアム) - 「お勢登場」格太郎 役
ラジオ編集
- キック・ザ・カンクロー(2003年10月 - 2007年3月、TBSラジオ)
- カンクロード☆ヴァンダム(2007年4月 - 2008年9月、TOKYO FM)
- 宮藤官九郎のナイタースペシャル(2013年5月21日、ニッポン放送)
- 宮藤官九郎の"俺のmyミュージック"(2013年7月21日 - 2013年9月20日、NHK-FM - 病気療養のため『ラディカルアワー』を降板した星野源の後任)
- 宮藤官九郎のオールナイトニッポンGOLD(2013年10月10日 - 2019年3月、ニッポン放送)
- ACTION(2019年4月 - 、TBSラジオ)月曜パーソナリティ
CM編集
音楽活動編集
バンドグループ魂に、ギタリスト「暴動」として参加し、全作詞、一部作曲、コント構成などを手がけている。
その他、以下のような外部アーティストに詞を提供している。
- TOKIO「ラブラブ♥マンハッタン」(グループ魂として、セルフカバーも)
- SMAP「BANG! BANG! バカンス!」
- 高見沢俊彦「騒音おばさんVS高音おじさん」
- ゼブラクイーン「ゼブラクイーンのテーマ」
- 『みいつけた!』のリトミックコーナー内楽曲「なんかいっすー」「すわるぞう」「おっす!イスのおうえんだん」など。
著書編集
単著編集
以下の著作のほか、テレビドラマ・映画作品のシナリオ集も多く出版されている。
- 宮藤官九郎の小部屋 宮藤官九郎と母(2007年5月、角川書店)
- 俺だって子供だ!(2008年、文藝春秋)
- きみは白鳥の死体を踏んだことがあるか(下駄で)(2009年、太田出版) ※小説
- いまなんつった?(2010年、文藝春秋)
- え、なんでまた?(2013年、文藝春秋)
- WASIMO(2013年、小学館)※絵本
- 妄想中学ただいま放課後
- 宮藤官九郎 最強説〜オールナイトニッポン始めました〜(2016年3月17日、宝島社)[36]
共著編集
連載編集
関連項目編集
脚注編集
- ^ 天才の育て方
- ^ 『きみは白鳥の死体を踏んだことがあるか(下駄で)』
- ^ 平成25年度前期 朝ドラ「あまちゃん」制作のお知らせ、2012年6月4日、NHKドラマトピックスブログ、2012年11月5日閲覧。
- ^ 『週刊ザテレビジョン2013 No.47』、角川マガジンズ、 3-10頁、2013年11月20日閲覧。
- ^ “「ゆとりですがなにか」山岸スピンオフ!その名も「山岸ですがなにか」”. シネマトゥデイ (2017年6月22日). 2017年6月22日閲覧。
- ^ 2019年 大河ドラマ「いだてん〜東京オリムピック噺〜」主演は中村勘九郎さん、阿部サダヲさん! NHKドラマトピックス 2017年4月3日配信 2018年1月30日閲覧
- ^ INLIFE 男の履歴書 宮藤官九郎
- ^ 宮藤, 官九郎『火曜ドラマ 監獄のお姫さま』KADOKAWA、2018年、2-3頁。ISBN 978-4048961820。
- ^ 【特集】第83回ドラマアカデミー賞 結果発表 | ザテレビジョン、KADOKAWA、2018年1月30日閲覧。
- ^ 【特集】第89回ドラマアカデミー賞 結果発表 | ザテレビジョン、KADOKAWA、2018年1月30日閲覧。
- ^ 「発表! 第95回ザテレビジョンドラマアカデミー賞」『ザテレビジョン』第24巻8号(2018年2月23日号)、KADOKAWA、2018年2月23日、 26-30頁。
- ^ 読売文学賞 第51回(1999年度)〜第60回(2008年度):表彰・コンクール(文化・スポーツ・国際)のお知らせ、読売新聞へようこそ、読売新聞社、2018年1月30日閲覧。
- ^ キネマ旬報 ベスト・テン、KINENOTE、2018年1月30日閲覧。
- ^ 第23回ヨコハマ映画祭 日本映画個人賞、ヨコハマ映画祭公式サイト、2018年1月30日閲覧。
- ^ 第25回日本アカデミー賞優秀作品、日本アカデミー賞公式サイト、2018年1月30日閲覧。
- ^ 第26回日本アカデミー賞優秀作品、日本アカデミー賞公式サイト、2018年1月30日閲覧。
- ^ “芸術選奨歴代受賞者一覧(昭和25年度〜) (PDF)”. 文化庁. 2018年1月30日閲覧。
- ^ 第49回岸田國士戯曲賞選評(2005年)、白水社、2018年1月30日閲覧。
- ^ 第31回日本アカデミー賞優秀作品、日本アカデミー賞公式サイト、2018年1月30日閲覧。
- ^ 歴代受賞者 第29回:宮藤官九郎、東京ニュース通信社、2018年1月30日閲覧。
- ^ 2013年実績:国内作品、国際ドラマフェスティバル in TOKYO、2018年1月30日閲覧。
- ^ “『あまちゃん』7冠! 東京ドラマアウォード2013授賞式”. オリコンスタイル. オリコン (2013年10月22日). 2013年10月22日閲覧。
- ^ 第30回〔2013(平成25)年〕、新語・流行語大賞、自由国民社、2018年1月30日閲覧。
- ^ “第4回「コンフィデンスアワード・ドラマ賞」”. Oricon. 2018年8月15日閲覧。
- ^ “平成28年度(第67回)芸術選奨受賞者一覧 (PDF)”. 文化庁 (2017年3月8日). 2017年3月8日閲覧。
- ^ “宮藤官九郎の小部屋の中の引出しの三段目の日記帖 2013年6月”. 大人計画 OFFICIAL WEBSITE (2013年6月). 2018年6月25日閲覧。
- ^ “宮藤官九郎、岡田将生でゆとり世代描く「45才にして初めて挑む社会派ドラマ」”. ORICON STYLE (2016年2月10日). 2016年2月10日閲覧。
- ^ “小泉今日子×クドカン「あまちゃん」以来のタッグ! 今度は女囚復讐劇「面白いこと間違いなし」”. スポーツ報知. (2017年7月26日) 2017年7月26日閲覧。
- ^ “「ゆとりですが」初スピンオフ!太賀主演「山岸ですが」でクドカン初のネットドラマ脚本”. Sponichi Annex (スポーツニッポン). (2017年6月22日) 2017年6月22日閲覧。
- ^ “宮藤官九郎の大パルコ人最新作は、怒髪天が参加の「ステキロックオペラ」”. ステージナタリー (2016年2月2日). 2016年2月2日閲覧。
- ^ 木更津キャッツアイと氣志團が「木更津キャッツアイのテーマ」を歌うシーン
- ^ “漫画「バクマン。」が実写映画化 - 主人公コンビは佐藤健&神木隆之介、『モテキ』の大根仁が監督”. Fashion press. 2015年9月6日閲覧。
- ^ “東京が大炎上して大爆発する中でガメラがプラズマ火球を発射する超ド迫力の50周年記念映像「GAMERA」SHORT VER.”. GIGAZINE (2015年10月9日). 2015年10月9日閲覧。
- ^ “麻生久美子×みうらじゅん×田口トモロヲ×宮藤官九郎 峯田和伸「いちごの唄」にカメオ出演”. 映画.com. (2019年6月21日) 2019年6月21日閲覧。
- ^ “宮崎あおい:宮藤官九郎に“ひんやりです”と言われ苦笑い”. MANTANWEB. (2016年4月11日) 2016年4月12日閲覧。
- ^ “放送100回超の「宮藤官九郎のオールナイトニッポンGOLD」が書籍化”. ステージナタリー (2016年2月15日). 2016年2月15日閲覧。
外部リンク編集
- プロフィール
- 宮藤官九郎の小部屋 - 大人計画
- 映画『真夜中の弥次さん喜多さん』しりあがり寿×宮藤官九郎×糸井重里 - ほぼ日刊イトイ新聞
- 宮藤官九郎(脚本・原作) - テレビドラマデータベース
- 宮藤官九郎(出演) - テレビドラマデータベース
- 宮藤官九郎 - NHK人物録