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佐久間宣行

テレビプロデューサー、演出家、ラジオパーナリティ

佐久間 宣行(さくま のぶゆき、1975年11月23日 - )は、テレビプロデューサー演出家作家ラジオパーソナリティー。『ヒム子』『キス我慢選手権』『芸人マジ歌選手権』の生みの親。業界視聴率が高いと言われている『ゴッドタン』『ウレロ☆未確認少女』を手掛ける[1][2]テレビ東京制作局CP制作チーム部主事、兼コンテンツビジネス局コンテンツビジネス部兼任。2019年4月4日(3日深夜)からニッポン放送オールナイトニッポン0(ZERO)』で水曜日のパーナリティを担当している。家族は妻(同じテレビ東京に勤務)と娘1人。血液型A型

さくま のぶゆき
佐久間 宣行
生誕 (1975-11-23) 1975年11月23日(43歳)
日本の旗 日本 福島県いわき市
出身校 早稲田大学商学部卒業
職業 テレビプロデューサー演出家作家ラジオパーソナリティー
活動期間 1998年 - 現在
雇用者 テレビ東京制作局CP制作チーム部主事、兼コンテンツビジネス局コンテンツビジネス部兼任
著名な実績 ゴッドタン
青春高校3年C組
大人のコンソメ
TVチャンピオン
ウレロ☆未確認少女
ピラメキーノ
トーキョーライブ22時
おしゃべりオジサンと怒れる女
ゴッドタン キス我慢選手権 THE MOVIEシリーズ
影響を受けたもの 伊集院光ダウンタウンウッチャンナンチャン
受賞 ナミダメATP新人賞)
ゴッドタンギャラクシー賞
公式サイト 佐久間 宣行 (@nobrock) - Twitter

略歴編集

福島県いわき市出身。福島県立磐城高等学校早稲田大学商学部卒業。学生時代は広告代理店の営業や商社のマーケティングの仕事を志望していたが、軽い気持ちで受けたフジテレビに役員面接まで通過。元フジテレビ社長亀山千広(当時・踊る大捜査線プロデューサー)に「君はテレビ現場に向いている」といわれたことがきっかけでモノづくりに興味をもつ。本腰を入れて活動したが当時エントリーの期日に間に合ったのがテレビ東京だけで願書を提出。見事採用され、1999年に入社[3]

入社1年目はドラマのAD、深夜ドラマのADを1年経験してバラエティーに転属。『クイズところ変れば!?』のADを番組が終了するまでの半年間やり、その後は『ペット大集合!ポチたま』『TVチャンピオン』の両方でチーフADを担当。入社3年目に企画が通って深夜枠で異例の若さで『ナミダメ』という番組でプロデューサーデビュー。ATP(全日本テレビ番組製作社連盟)新人賞を受賞する。それから時々面白い企画を出すやつという認識がテレビ東京内で出始め、『TVチャンピオン』のディレクターをやりながら、お笑い関係の番組を手掛けるようになる。入社5年目に『大人のコンソメ』の総合演出を経験、その後、総合演出をとるスタイルとなった[4]。本人曰く「最初からプロデューサーを志したのではなくディレクターを志したのだが、その際にプロデューサーの仕事も引き受けた方が番組が自由に作れると感じた方が多かったので、プロデューサーの仕事もするようになった」と語っており、多くの番組でプロデューサーと演出を兼任している理由にこれを挙げている。

2002年、27才のときテレビ東京に勤務していた女性と結婚。4年後に娘を授かる。

2011年6月まで編成局企画推進部主任を兼務。

2013年6月28日、『ゴッドタン キス我慢選手権 THE MOVIE』で映画監督デビュー。

2015年8月29日、『佐久間宣行のオールナイトニッポンR』という番組名で、『オールナイトニッポンR』(ニッポン放送)の週替わりパーソナリティを担当。ニッポン放送はフジテレビ系列であり、テレビ東京関係者が番組パーソナリティーを担当するのは異例のことであった。

2017年9月、『ゴッドタン』がギャラクシー賞・2017年8月度月間賞を受賞した[5]

2019年3月13日、『オールナイトニッポン・オールナイトニッポン0(ZERO)パーソナリティ発表会見』において、4月3日から毎週水曜日27時~28時30分(木曜3時~4時30分)の時間帯で『佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ZERO)』を担当することが発表された。現役のテレビ局員が、ANNの冠がついたレギュラー番組を担当するのは史上初となった[6]。佐久間は福島県の中学校時代に伊集院光のオールナイトニッポンを聞いてラジオを好きになった。昭和最後の水曜二部だった。奇しくも今回、平成最後の水曜二部オールナイトニッポンのMCを任せられたことに感極まった[7]

2019年10月8日、本多劇場で『佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ZERO) リスナー感謝祭2019~sailing day~』を開催。380名のリスナーで満員となった。チケット申込み受付の際、前売り6千円と必ずしもリーズナブルではない価格設定にも関わらず、1万通を超える応募があった。番組内で“船長”と呼ばれる佐久間Pは全コーナーに出ずっぱりで、1人しゃべりはもちろん、シークレットゲストとして迎えたおぎやはぎ小木とのトークを展開し、会場のクルーことリスナーたちと新たな船出の日を盛大に過ごした[8]

人物編集

  • 早稲田大学入学時に広告サークルに入りクリエイターを目指すが、会うやつ会うやつが凄者ばかりで会社員になろうと思った。今思うと18才のとき出会った同じサークルに映画「ドラゴンクエスト・ストーリープロデューサーの日本テレビ・依田謙一や、映画監督・西川美和が所属していた[3]
  • 早稲田大学3年のときラジオが大好きな佐久間は『オールナイトニッポン』に憧れてニッポン放送を受験するが役員面談で失敗。そのとき合格したのが同年齢の吉田尚記アナウンサー。今では笑い話として2人は話している[9]
  • 入社当時、コントをやりたいと企画書を出したら「そういうのはフジテレビじゃないとできないよ。でもそういうのが好きだったら、深夜ドラマをやってみれば?」と言われて、深夜ドラマのADについた。その後も企画書を出し続け、コント番組の実現にこぎつけた執念の人[10]
  • 深夜ドラマのADの頃は激務と雑用に全くモチベーションを見いだせなかったが、とあるドラマで小道具として工夫をこらした弁当を作ったところ監督の目に留まり弁当中心にシーンが編成された。このことがきっかけで仕事へのやりがいと拘りを強めたと発言している[3]
  • ADをしながら『ナミダメ』で初プロデューサーをするという歪な形をしていたとき、『TVチャンピオン』で企画が採用されて初めてディレクターを経験。『3分料理人選手権』『ママチャリ王選手権』。この2本で面白い企画をあげるやつだなあと部内で認められ、当時テレビ東京がほとんどやったことがなかった深夜のネタ番組をやってくれと頼まれ、オーディションで合格させたのがおぎやはぎ劇団ひとりだった[3]
  • 多忙ながらも小劇場ライブハウスに頻繁に足を運んで情報収集を行っており[11]、番組の中で小劇場俳優やインディーズバンドを積極的に起用する。また文壇との人脈もあり、『ご本、出しときますね?』や『共感百景』など小説家歌人をゲストとして迎える番組も手がけている。
  • 総合演出にも関わらずスタジオのフロアーでカンペを出しているのは、テレビ朝日制作部長で『マツコ&有吉 かりそめ天国』の藤井智久、『アメトーーク!』の加地倫三、そしてテレビ東京・佐久間宣行の3人だけだという。有吉弘行から言われた実話(『佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ZERO)』初回放送より)[注 1]
  • 複数のインタビューで成功の秘訣を聞かれて「テレ東は失敗しても怒らないって勝手に思ってます」と答えている。
  • オールナイトニッポン0(ゼロ)のパーソナリティーのオファーを電話で受けた佐久間はどうしてもやりたいと思い、すぐさまその足で小孫茂社長に直談判。丁度電話を切った後に目の前を通った勢いで「社長!オールナイトニッポンからメインパーソナリティーの仕事来たんですよ」と嬉しそうに話しかけたが、「順序を守れ」と上司からこっぴどく怒られた。定例社長会見で小孫は「とても喜ばしいことだと思っている」と話している[12]
  • ラジオ好きを公表。ヘビーリスナー。「芸人のパーソナルを先に知る」「芸人の得意技を先に知る」ことがテレビプロデューサーでありながら、ずっとラジオを聴いていることが強い武器になる、さらに幅広くラジオを聴くようになっていると話す。例えばハライチ岩井を”じゃない方芸人”のイメージから払拭。ラジオで聴くとブレーン(ネタを作ってる)な岩井、付け所が面白い岩井と感じて、ゴッドタンで“腐り芸人”でお願いしようと、いち早く考えられたのはラジオを聴いていたから[13]
  • ブレイク前の芸人・俳優を見つけて青田買いするテレビマンとして定評。本人曰く、ジャンルジャンルで目利きの効く一般人ブログを常にチェックしているとのこと。その人間が面白いとつぶやいた芸人・俳優は必ず劇場まで足を運んで舞台を視察する。フジテレビ台場に移動したことで、フジテレビの一部の社員が下北沢の劇場が遠くなったことを憂いていたと一例にあげている。
  • 影響を受けた人物としてラジオでは伊集院光を挙げる。特に番組内で生まれたバーチャルアイドル芳賀ゆい』はリスナーとの妄想トークで生まれたことに感銘を受けたという。最終的に奥田民生作の『星空のパスポート』でCDデビュー、手タレを使って握手会をする姿に佐久間は「あ~、妄想を止めなくてもいいんだ」と思い、今の『ヒム子』『キス我慢選手権』『芸人マジ歌選手権』がそのときのお笑い原体験とつながったと。『キス我慢選手権』を映画にしませんか?と言われとき、妄想をストップしちゃだめと伊集院のラジオから教わった原動力を糧に快諾した。テレビではダウンタウンウッチャンナンチャンコント番組夢で逢えたら』に影響をうける。この2つが佐久間がお笑い好きになった原点となった[7]
  • 伊集院光から“面白いと思う番組作りで意識していることは?”という問いに対して「出演者の開けてない魅力ある箱を開けるというのが最初の基本で。僕や仲間たちでずっと探していたのがダウンタウンさんやウッチャンナンチャンさんやとんねるずさんがやっていない笑いを1個でもいいからやってみたいなあと思って実験的にはじめたのがゴットタンという番組。そこで試しながら辿り着いたのが、“マジでやっているから面白い”っていう切り口でした。劇団ひとりの『キス我慢選手権』やフットボールアワー後藤輝基の『芸人マジ歌選手権』とか。面白い映像をカメラが撮りに行くのではなくカッコイイ映像を撮りにいく。みんなが全員カッコイイを目指した結果が超面白いことに化学反応したんです」と力説した[7]
  • 番組の出演タレントとのプライベートでの交流はほぼ持たないが、オードリー若林正恭のみ自ら連絡を取って会うことがある。
  • 水曜日のラジオの翌日は会社から半休をもらっているので。それをいいことに佐久間の妻は木曜日の朝だけは中学校1年生になる娘の弁当を作りなさいと命じる。深夜3時から4時30分までラジオを終えて5時過ぎに家につく佐久間は娘に嫌われないようお弁当のレシピの新ネタ探しに必死という。それを聞いた番組リスナーはニッポン放送前で弁当のおかずになりそうなものをもって出待ちするのが慣習となっている[14]

担当番組編集

現在編集

レギュラー

過去編集

レギュラー
特番
映画

出演編集

書籍編集

関連

イベント編集

プロデュース
個人

審査員編集

脚注編集

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注釈編集

  1. ^ 第1回目放送で総合演出にも関わらずスタジオのフロアーでカンペを出しているのは、TBSの藤井健太郎、テレビ朝日の加地倫三、テレビ東京の佐久間宣行の3人だけだと有吉弘行との酒の席で聞いたと話していたが、第9回目放送に出演したゲストの加地からテレビ朝日の藤井智久のことだと訂正指摘。その場で佐久間は間違いを認めた。

出典編集

  1. ^ a b c 劇団ひとりもびっくり?「ゴッドタン」が12年目でもまだ無名番組だった!
  2. ^ 【講談社】できないことはやりません ~テレ東的開き直り仕事術~
  3. ^ a b c d カジサック KAJISAC (2019年11月4日). “【超裏話】ゴッドタンを作った佐久間宣行さんが赤裸々に語る”. YouTube. 2019年11月4日閲覧。
  4. ^ 幻冬舎×テレビ東京×note「コミックエッセイ大賞」開催!けらえいこ、箕輪厚介、佐久間宣行らが審査員に
  5. ^ 【お笑いナタリー】「ゴッドタン」初ギャラクシー賞、ゴールデン3時間半SPで
  6. ^ 【オリコンニュース】テレ東・佐久間P、ANN2部のパーソナリティー抜てき 現役TV局員で史上初
  7. ^ a b c d 佐久間宣行 TBSラジオ『伊集院光とらじおと』出演を語る
  8. ^ a b 【お笑いナタリー】佐久間船長とクルーが本多劇場でヨーソロー!ゲスト小木も絶賛「歴史の始まり」
  9. ^ 【デイリースポーツ】テレ東・佐久間Pがオールナイトニッポン0担当“長年の夢”が実現
  10. ^ 【マイナビニュース】テレ東『ウレロ☆無限大少女』演出・佐久間宣行氏、テレビは不便でも「ネットやスマホを超える価値あるものを」
  11. ^ できないことはやりません——テレビ東京プロデューサー・佐久間宣行インタビュー
  12. ^ 【日刊スポーツ】テレ東、佐久間Pのラジオに理解「いいことだと」
  13. ^ 【オールナイトニッポンNEWS】ゴッドタン佐久間P、ラジオを聴くと「芸人の得意技を先に知れる」
  14. ^ TBSラジオ・高田文夫のラジオビバリー 昼ズ 佐久間宣行(2019年10月28日放送)
  15. ^ 【オリコン】テレ東・佐久間宣行氏、テレビ局社員の枠を超えるテレビ番組の“モノづくり”
  16. ^ オールナイトニッポン0(ZERO) 4月からは伊藤健太郎、Creepy Nuts、佐久間宣行、King Gnu 井口理、霜降り明星がパーソナリティに決定!!
  17. ^ a b 【マイナビニュース】局の垣根超えたバラエティ制作者が審査員『ツギクル芸人グランプリ』
  18. ^ 【オリコンニュース】『青春高校3年C組劇場公演』1万人動員達成でCDデビュー 秋元康がプロデュース
  19. ^ 【お笑いナタリー】ゴッドタン「ネタギリッシュNIGHT」チャンピオン大会が豊洲PITで!シード枠も
  20. ^ 【ライブレポート】青春高校3年C組、メジャーデビューと旅立つメンバーの新たな門出にキックオフ - 音楽ナタリー
  21. ^ 【音楽ナタリー】ゴッドタン「マジ歌ライブ」2020年2月にさいたまスーパーアリーナで開催(2019年10月13日)
  22. ^ 【オリコンニュース】千原ジュニア、TV6局の底力に感心 “渾身の企画”挑戦で会場沸く
  23. ^ 【AbemaTIMES】SHOWROOM前田氏、サイバー藤田氏らが語った"テレビ局の危機"〜「誰がテレビを殺すのか、あるいは誰も殺せないのか。
  24. ^ ニッポン放送のラジオ2番組とTIFのコラボ!トークステージが決定!
  25. ^ ミスiD公式ホームページ
  26. ^ 【日本音楽事業者協会】お知らせ
  27. ^ Aカテは職人化、Bカテは越境して広がり続ける!? ACC賞フィルム部門 佐久間宣行(テレビ東京)審査委員×澤本嘉光審査委員長が対談
  28. ^ 【佐久間宣行Twitter『あと吉本坂の審査員が回って来ました……なんでダンス審査?』
  29. ^ 幻冬舎×テレビ東京×note「コミックエッセイ大賞」開催!けらえいこ、箕輪厚介、佐久間宣行らが審査員に

関連項目編集

外部リンク編集