星野真里

日本の女優 (1981-)
星野真理から転送)

星野 真里(ほしの まり、1981年7月27日 - )は、日本女優。本名、高野 真理(たかの まり)、旧姓、星野[1]埼玉県上福岡市(現・ふじみ野市)出身。トルチュ所属。

ほしの まり
星野 真里
本名 高野 真理(旧姓:星野)[1]
別名義 星野 真理[1]
生年月日 (1981-07-27) 1981年7月27日(42歳)
出生地 日本の旗 日本埼玉県
身長 156 cm
血液型 O型
職業 女優
ジャンル テレビドラマ映画
活動期間 1988年 -
配偶者 高野貴裕(2011年 - )
著名な家族 星野仙蔵(曽祖父)
事務所 トルチュ
公式サイト トルチュ オフィシャルサイト
主な作品
テレビドラマ
WHO!?』/『3年B組金八先生』シリーズ
新・星の金貨』/『人にやさしく
おちゃべり』/『SOIL ソイル
シンデレラデート』/『60 誤判対策室

映画
さよならみどりちゃん
私は猫ストーカー』/『空気人形
吉祥寺の朝日奈くん
 
受賞
ナント三大陸映画祭
主演女優賞
2006年さよならみどりちゃん
高崎映画祭
最優秀助演女優賞
2010年空気人形
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来歴 編集

7歳の頃より劇団東俳に所属し、本名の星野真理[1]名義で子役としてCMやテレビドラマに多数出演。1995年にNHK連続テレビ小説春よ、来い』に出演した頃から本格的に女優として活動を始め、同年には連続ドラマ『3年B組金八先生』第4シリーズに坂本乙女役でレギュラー出演した(2011年の『3年B組金八先生ファイナル』まで出演)。1997年、昼ドラマ『WHO!?』(TBS)で連続ドラマ初主演。1998年には『虹をつかむ男 南国奮斗篇』で映画に初出演した。

1999年頃、芸名を星野真里へ改め[1]、2000年にはJR東海の「X'mas Express2000」第6代ヒロインに選ばれる。2001年には連続ドラマ『新・星の金貨』で直前に降板した鈴木あみに代わり主演に抜擢され、同番組の主題歌「ガラスの翼」でCDデビュー。同年には飯島愛の自伝原作の単発ドラマ『プラトニック・セックス』でも主演し、2002年には連続ドラマ『人にやさしく』で体調不良を理由に降板した加藤あいに代わってヒロイン役を務めている。

2005年の『さよならみどりちゃん』で映画初主演し、乳房を露にしたヌードも披露。第27回ナント三大陸映画祭で主演女優賞を受賞している。2007年、『サムシング・スイート』で舞台初主演。2009年には映画『私は猫ストーカー』や昼ドラマ『おちゃべり』で主演した他、映画『空気人形』で第24回高崎映画祭最優秀助演女優賞を受賞している。

2010年には初エッセイ『星野真里の地味な生活』(朝日新聞出版)を出版し、また連続ドラマ『SOIL ソイル』で主演。2011年には映画『デッドボール』で16歳の少年役を演じ、映画『吉祥寺の朝日奈くん』ではヒロイン役を演じている。2014年には昼ドラマ『シンデレラデート』で主演。2015年には短編映画『もちつきラプソディ』で主演している。

人物 編集

兄と姉、弟、妹がいる5人きょうだいの真ん中。実家は東武東上線上福岡駅東口でタバコ屋(上福岡たばこセンター 星野)を経営している。明治大正期の実業家政治家星野仙蔵は曽祖父[2]青山学院中等部・高等部青山学院大学文学部フランス文学科卒業。学位は文学士青山学院大学)。

芸能界入りをしたきっかけは、幼い頃に弟が子役をやっており、それに影響されたためであるという。『3年B組金八先生』で共演した松下恵とは、実際に青山学院の中等部・高等部で先輩の関係である。中等部では共にバレーボール部に所属していた。大学の先輩には元TBSアナウンサーの小林麻耶、同期生にテレビ朝日アナウンサーの堂真理子(学部も同じ)とフジテレビアナウンサーの田淵裕章がいる。

極度のあがり症でテレビでのフリートークやバラエティ番組は苦手であり、話す声も小さく「司会者泣かせ」とされていたが、そのたどたどしく話す仕草などが有名となり[3]、一時バラエティ番組への出演が増えた。本人は、24歳の時に『踊る!さんま御殿!!』に出演して、極度の上がり症で声も張れずに喋った事が明石家さんまのツボにはまり、他の番組にも呼ばれるようになったことが、バラエティへの出演が増えたことのきっかけになったと語っている。以後さんまの他の番組に出演する度に克服する事なく、その喋りからしてさんまからつけられたあだ名は「彦六師匠(林家彦六)」とつけられた。これを機に『あっぱれ!!さんま大教授』の準レギュラーに抜擢された[4]

2008年12月14日に行われたホノルルマラソンに出場、目標としていた3時間45分には届かなかったが、4時間24分36秒で完走した(女性参加者674位、女性25-29歳の部88位)。

2011年、かねてより交際していた当時TBSアナウンサー・高野貴裕と結婚[5]。2015年7月30日に都内の病院で第1子女児を出産[6]

出演 編集

映画 編集

テレビ 編集

連続ドラマ 編集

ゲスト出演 編集

単発ドラマ 編集

その他テレビ番組 編集

DVDドラマ 編集

WEB配信ドラマ 編集

舞台 編集

ラジオドラマ 編集

オーディオエンターテインメント 編集

  • アレク氏2120 アナザーストーリー第8話(2020年11月、Amazon オーディオブック「Audible」) - 石川萌 役

朗読 編集

CM 編集

受賞歴 編集

音楽 編集

シングル 編集

  1. ガラスの翼 〜星の金貨〜(2001年6月6日)
  2. 永遠の海 (2001年9月19日)
  3. 丘の上の物語 (2002年6月26日)
  4. カナシミノイロ (2002年11月13日)

アルバム 編集

  • ミニアルバム「WHITE ALBUM」(2001年12月5日)
  • ベストアルバム「星野真里ベスト・コレクション〜 ガラスの翼」(2003年6月4日)

DVD 編集

写真集 編集

デジタル写真集
  • 『WEEKLY星野真里スペシャル写真集 VERSUS!』(2007年3月、撮影:立木義浩WPB-net

著作 編集

その他 編集

脚注 編集

  1. ^ a b c d e キネマ旬報WEB
  2. ^ ブログ「成長する家 つれづれ日記」
  3. ^ 芸能人でもあがり症??あがり症の俳優さん達”. あがり症、赤面症、多汗症克服・改善の為の最新情報と自力克服法. 2014年8月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年7月31日閲覧。
  4. ^ 2010.02.27「わんちゃん2匹と暮らしています!」星野真里さん”. J-WAVE『Colorful Style』番組公式サイト (2010年2月27日). 2014年8月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年7月31日閲覧。
  5. ^ 星野真里、TBS高野アナと結婚!「長い年月を経ての春でございます」”. ORICON STYLE (2011年9月1日). 2015年7月30日閲覧。
  6. ^ 星野真里 第1子女児を出産!夫のTBS高野アナ父親の実感”. スポニチ (2015年7月30日). 2015年7月30日閲覧。
  7. ^ “舘ひろし主演ドラマに古川雄輝と星野真里出演、熊切和嘉が監督務める法廷ミステリー”. 映画ナタリー (ナターシャ). (2018年1月29日). https://natalie.mu/eiga/news/267136 2018年1月29日閲覧。 
  8. ^ “ドラマ「最高の生徒」に星野真里、瀧本美織、武田航平、犬飼貴丈が参加”. 映画ナタリー (ナターシャ). (2023年7月4日). https://natalie.mu/eiga/news/531366 2023年7月4日閲覧。 
  9. ^ “上地雄輔が朝ドラ初出演「べっぴんさん」でカメラマンに、星野真里も”. Sponichi Annex (スポーツニッポン新聞社). (2017年3月2日). https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2017/03/02/kiji/20170302s00041393237000c.html 2017年3月2日閲覧。 
  10. ^ 【エンタがビタミン♪】小川菜摘が久々に“意地悪なクソババア”役、今度のいじめる相手役は星野真里”. Techinsight(テックインサイト)|海外セレブ、国内エンタメのオンリーワンをお届けするニュースサイト (2020年7月4日). 2020年7月12日閲覧。
  11. ^ "山下智久、山崎努と10年ぶり共演 主演ドラマ『正直不動産』初回ゲストに登場". ORICON NEWS. oricon ME. 16 March 2022. 2022年3月16日閲覧
  12. ^ “星野真里、殺人犯の教師役「気持ち良いほど振り回される姿を」”. マイナビニュース (マイナビ). (2022年11月26日). https://news.mynavi.jp/article/20221126-2522645/ 2022年11月26日閲覧。 
  13. ^ “『スタンドUPスタート』佐野史郎、岩城滉一、大友康平、川田広樹ら参戦”. マイナビニュース (マイナビ). (2023年3月1日). https://news.mynavi.jp/article/20230301-2604091/ 2023年3月1日閲覧。 
  14. ^ 星野真里、第一子出産で変化「強くなった」 義姉とのエピソードも”. ORICON STYLE (2015年12月4日). 2015年12月4日閲覧。
  15. ^ 星野真里、育児と仕事の両立は「主人が大変」出産後2ヶ月で舞台出演”. ORICON STYLE (2015年10月5日). 2015年10月5日閲覧。
  16. ^ “原田優一と和田琢磨が親友役に!音楽劇『瀧廉太郎の友人、と知人とその他の諸々』再々演”. エンタステージ (ナノ・アソシエーション). (2016年9月16日). http://enterstage.jp/news/2016/09/005663.html 2017年4月26日閲覧。 
  17. ^ “染谷俊之主演「剣豪将軍義輝」後編、新キャストに細貝圭&杉江大志”. ステージナタリー (ナターシャ). (2016年12月13日). https://natalie.mu/stage/news/213015 2017年4月26日閲覧。 
  18. ^ “博多華丸主演舞台「熱血!ブラバン少女。」にパラシュート部隊斉藤、星野真里ら”. お笑いナタリー (ナターシャ). (2016年7月19日). https://natalie.mu/owarai/news/195049 2017年4月26日閲覧。 
  19. ^ “博多華丸主演「新生!熱血ブラバン少女。」紅ゆずる・鈴木梨央らキャスト明らかに”. ステージナタリー (ナターシャ). (2023年10月5日). https://natalie.mu/stage/news/543796 2023年10月5日閲覧。 
  20. ^ 博多華丸主演 『新生!熱血ブラバン少女。』特設サイト
  21. ^ NHKアーカイブス NHKクロニクル / FMシアター「2233歳」(2013年3月16日 放送)”. NHK 日本放送協会. 2022年11月11日閲覧。
    NHK FMシアター 2013年 放送済みの作品”. 日本放送協会. 2022年11月7日閲覧。

外部リンク 編集