大奥 (フジテレビの時代劇)
大奥 (フジテレビの時代劇)(おおおく)では、フジテレビ系列で放送された、東映制作[1][2]の時代劇シリーズを扱う。
本項で記述する主な作品は以下のとおり。
- テレビシリーズ
- 大奥(2003年)
- 大奥〜第一章〜(2004年)
- 大奥〜華の乱〜(2005年)
- テレビスペシャル
- 大奥スペシャル〜もうひとつの物語(2006年)
- 大奥「第一部〜最凶の女〜」/「第二部〜悲劇の姉妹〜」(2016年)
- 大奥 最終章(2019年)
2003年版 編集
大奥 (2003年版) | |
---|---|
ジャンル | 時代劇 |
脚本 | 浅野妙子、十川誠志、富岡淳広 |
演出 | 林徹、佐藤祐市、山下智彦、長岡鉦司 |
出演者 | 菅野美穂 |
ナレーター | 池田昌子 |
エンディング |
kazami 「I Say a Little Prayer」 |
製作 | |
プロデューサー | 保原賢一郎、手塚治 |
制作 | フジテレビ、東映[3] |
放送 | |
放送国・地域 | 日本 |
第一部 | |
放送期間 | 2003年6月3日 - 同年6月24日 |
放送時間 | 火曜19:59 - 20:54 |
放送枠 | スーパー時代劇 |
放送分 | 55分 |
回数 | 4 |
第二部 | |
放送期間 | 2003年7月1日 - 同年8月19日 |
放送時間 | 火曜19:59 - 20:54 |
放送枠 | スーパー時代劇 |
放送分 | 55分 |
回数 | 7 |
特別編(明治篇) | |
放送期間 | 2003年9月2日 |
放送時間 | 火曜19:59 - 20:54 |
放送枠 | スーパー時代劇 |
放送分 | 55分 |
回数 | 1 |
大奥スペシャル〜幕末の女たち〜 | |
放送期間 | 2004年3月26日 |
放送時間 | 金曜21:00 - 23:12 |
放送分 | 132分 |
回数 | 1 |
2003年6月3日から8月19日まで放送。毎週火曜日19:59 - 20:54 (JST) の「火曜時代劇」枠で放送された「スーパー時代劇シリーズ」として製作。このシリーズでは時代劇の出演が少ない俳優陣が多く起用されており、この作品でも菅野美穂、池脇千鶴、浅野ゆう子が主演を担当した。
第一部(第1話 - 第4話)は篤子と瀧山の確執、第二部(第5話 - 第10話)は和宮と実成院の嫁姑バトルを軸に物語が構成され、池脇千鶴が演じる町人出身の女中「まる」が語り手を務めた。
作中ではコメディリリーフとして鷲尾真知子・山口香緒里・久保田磨希の奥女中トリオが登場し、特に久保田が演じる浦尾の台詞である「美味でございます〜」が人気を博した。この3名は同局のドラマ『踊る大捜査線』に因んで「大奥スリーアミーゴス」と名付けられ、舞台版を含めたシリーズに一貫して登場している。
また、1983年版に出演(兼ナレーター)した岸田今日子が以前と同じ配役で登場している。
最終話(第11話)の翌週には特別編として「明治篇」が放送され、さらに2004年3月26日には『大奥スペシャル〜幕末の女たち〜』が放送された。
あらすじ 編集
安政3年、薩摩藩士・島津忠剛の娘・敬子(すみこ)は、相思相愛である若き薩摩武士・東郷克顕との婚姻を夢見て、幸せに暮らしていた。しかし薩摩藩主・島津斉彬の政略により、時の13代将軍・徳川家定に輿入れることになる。克顕との仲を引き裂かれた敬子は、江戸へ向かう日、克顕の前で自害を図ろうとするが、克顕は斉彬から拝領した短刀を敬子に渡して「これを守り刀として生き延びよ」「いつか、おはんを救い出してみせる」と強く説得して思い止まらせる。 やがて敬子は名を「篤子(とくこ)」と改めて、家定の御台所(正室)として江戸城大奥へ入る。大奥総取締・瀧山の指南のもと、篤子は大奥の様々なしきたりを強いられるが、その堅苦しい作法の数々や、大奥の贅沢さに馴染むことが出来ずに孤立。瀧山とも対立関係になっていく。そんな中、薬種問屋の娘で、下働きの御末として大奥で働き始めたまると出会った篤子は、まるの屈託のなさに惹かれて「味方になってほしい」と頼み、まるを自分付きの御小姓とする。克顕が救い出してくれる日を夢見て、懸命に大奥での暮らしに耐える篤子に、やがて家定との初の夜伽の日がやって来る…。
時は流れて、紀州家の徳川慶福がその名を「家茂」と改めて14代将軍に就任。大奥へは家茂の母・実成院が将軍生母として入って来る。家定亡き後、落飾して「天璋院」と称された篤子は江戸城の西の丸へ移り、瀧山も大奥総取締の代理を初島に託して、公の場から身を引く。まるは御中臈に格上げされ、下の女中たちを指導する立場になるが、実成院の我が儘勝手な振る舞いに、他の奥女中たちと共に手を焼いていた。そんな中「公武合体」政策により、天皇家の皇女・和宮(かずのみや)が家茂の御台所として輿入れることが決定する。しかし初島が京から持ち帰った、和宮の「五ヶ条の条件」の内容を聞いた実成院は憤慨。急遽、将軍の寝間の手解きをする「御内証の方」を吹き矢で選ぶと宣言する。吹き矢での選定により、御中臈のおそのが御内証に選ばれるが、おそのは許嫁との祝言を挙げる為に里帰りを控えていた女中であったことから、まるが御内証の身代わりになると実成院に申し出るが…。
キャスト 編集
リンクのない人物は架空。★は『大奥スペシャル』にも出演。
- 天璋院篤子(島津敬子)(家定正室):菅野美穂★(第1話 - 第4話・最終話・明治篇)
- 瀧山(おゆう)(大奥総取締):浅野ゆう子★(第1話 - 第4話・第6話 - 第8話・第10話 - 明治篇)
- まる(篤子付小姓のち和宮付中臈):池脇千鶴
- 和宮(天皇皇女、家茂正室):安達祐実(第4話 - 明治篇)
- 東郷克顕(薩摩藩士、篤子の恋人):原田龍二★(第1話 - 第4話・最終話・明治篇)
- 徳川家定(第13代将軍):北村一輝★(第1話 - 第4話・明治篇)
- 柳丈(僧侶):北村一輝(第7話・第8話・第10話)
- 徳川家茂(第14代将軍):葛山信吾(第1話・第4話 - 第10話・明治篇)
- 今岡真之介(医師見習い):岡田義徳(第9話は登場せず)
- 初島(瀧山付中臈):木村多江★(第1話 - 第8話・明治篇)
- 葛岡(仲居頭のち実成院付中臈):鷲尾真知子★
- 吉野(仲居のち初島付中臈):山口香緒里★
- 浦尾(仲居のち初島付中臈):久保田磨希★
- 藤波(篤子のち実成院付中臈):小松みゆき★
- 雲井(篤子付部屋方のち実成院付中臈):片桐華子
- 松江(和宮付女官):栗田よう子(第5話 - 明治篇)
- おその(奥女中のち家茂御内証):水川あさみ(第5話・第6話)
- 勧行院(和宮生母):岡まゆみ(第5話)
- 生島庄五郎(歌舞伎役者):山口馬木也(第6話・第7話)
- 璃玖(御針子):松尾れい子(第9話)
- 涼波:(〃)佐藤友紀(第9話)
- 井伊直弼(大老):窪田弘和(第3話・第4話)
- 阿部正弘(老中):五王四郎(第2話)
- 島津斉彬(薩摩藩主):本田博太郎★(第1話 - 第3話・明治篇)
- 有栖川宮熾仁親王(皇族、和宮の元婚約者):田窪一世(第5話)
- 徳川慶喜(第15代将軍):山崎銀之丞(第10話・第11話)
- 桐野利秋:木下ほうか(第11話)
- 島田屋女将(呉服屋):山田スミ子(第1話 - 第4話)
- 喜兵衛(まるの父):青野敏行(第1話 - 第4話・第8話・第10話・最終話)
- きく(まるの母):紅萬子(第1話 - 第4話・第8話・第10話・最終話)
- 堀田良庵(医者):山田明郷★(第3話 - 第8話・第10話・明治篇)
- 能登:上田こずえ(第5話 - 第7話・明治篇)
- 徳川家慶(第12代将軍):高橋弘志(第9話)
- 徳川綱吉(第5代将軍):峰蘭太郎(第9話)
- 鷹司信子(綱吉正室):佐藤綾(第9話)
- 島津忠剛(篤子の父):森下哲夫(第1話)
- 松仙(真之介の戦傷の治療をした医者):まるむし商店 磯部公彦(第11話)
- 村瀬(御祐筆):岸田今日子(第9話)
- 実成院(家茂生母):野際陽子★(第1話・第4話 - 第8話・第10話 - 明治篇)
- スペシャル版
- 徳川家祥(後の第13代将軍):北村一輝
- おみさ(後の第14代将軍生母):野際陽子
- 雪江(篤子の幼なじみ、篤子付中臈):星野真里
- 近江(篤子付中臈):鈴木砂羽
- 徳川家慶(第12代将軍、家定の父):大杉漣
- お美津の方(後の本寿院、家定の生母):佳那晃子
- 姉小路(第12代将軍時代の大奥総取締):とよた真帆
- おゆう(瀧山の少女時代):石田未来
- 徳川慶福(紀州藩主、後の第14代将軍):神木隆之介
- 矢口松之介(毒見係):金子貴俊
- 堀田正睦(老中):鶴田忍
- ナレーション:池田昌子
スタッフ 編集
- 出典:[3]
- 脚本:浅野妙子・十川誠志・冨岡淳広
- 主題歌:kazami「I Say a Little Prayer」(SME Records)
- 音楽:石田勝範 オリジナルサウンドトラック (SME Records)
- 選曲:小西善行
- 音響効果:石井和之
- 助監督:葉山浩樹
- 技術協力:バスク
- プロデューサー:保原賢一郎、手塚治
- プロデュース補:見戸夏美、小野川隆
- 演出:林徹、佐藤祐市、山下智彦、長岡鉦司
放送日程 編集
連続ドラマ 編集
部 | 各話 | 放送日 | サブタイトル | 視聴率 | |
---|---|---|---|---|---|
第一部 | 第1話 | 2003年6月 | 3日将軍の女たち〜運命の出逢い〜 | 16.7% | |
第2話 | 2003年6月10日 | 狙われた姫君〜寝所に潜む陰謀〜 | 14.8% | ||
第3話 | 2003年6月17日 | 江戸城燃ゆ!〜紅蓮の炎に見た奇跡〜 | 14.3% | ||
第4話 | 2003年6月24日 | 将軍死す!〜女たち最後の決断〜 | 14.2% | ||
第二部 | 第5話 | 2003年7月 | 1日京から来た姫君 | 10.3% | |
第6話 | 2003年7月 | 8日嵐の予感〜あの女が帰って来る〜 | 13.2% | ||
第7話 | 2003年7月15日 | 禁断の恋〜満たされない女たち…〜 | 14.8% | ||
第8話 | 2003年7月22日 | 束の間の夫婦〜夫婦に忍び寄る離別のとき〜 | 15.1% | ||
第9話 | 2003年7月29日 | 特別篇・怪談凶事を呼ぶ黒紋付の霊〜あかずの間に染み付いた女たちの悲しき涙〜 | 13.7% | ||
第10話 | 2003年8月 | 5日上様ご出陣!二度と鳴らない鈴… | 13.9% | ||
最終話 | 2003年8月19日 | 将軍の女たち〜旅立ちの時〜 | 15.4% | ||
平均視聴率 14.5%(視聴率は関東地区・ビデオリサーチ社調べ) |
特別編 編集
放送日 | サブタイトル | 脚本 | 演出 | 視聴率 |
---|---|---|---|---|
2003年9月2日 | 明治篇 女たちの新時代・新しい生命 | 浅野妙子 | 林徹 | 17.3% |
スペシャル 編集
放送日 | サブタイトル | 脚本 | 演出 | 視聴率 |
---|---|---|---|---|
2004年3月26日 | 大奥スペシャル〜幕末の女たち〜 | 浅野妙子 | 林徹 | 17.3% |
SP版は金曜日21:00 - 23:12の時間で「金曜エンタテイメント 10周年特別企画」として放送された。
2004年版『大奥〜第一章〜』 編集
大奥〜第一章〜 (2004年版) | |
---|---|
ジャンル | 時代劇 |
企画 | 保原賢一郎 |
脚本 | 浅野妙子 |
演出 | 林徹、山下智彦、武内英樹、長岡鉦司 |
出演者 | 松下由樹 |
エンディング |
サザンオールスターズ 「愛と欲望の日々」 |
製作 | |
プロデューサー | 林徹 |
制作 | フジテレビ、東映[2] |
放送 | |
放送国・地域 | 日本 |
第1部 | |
放送期間 | 2004年10月7日 - 同年10月28日 |
放送時間 | 木曜 22:00 - 22:54 |
放送枠 | 木曜劇場 |
放送分 | 54分 |
回数 | 4 |
第2部 | |
放送期間 | 2004年11月4日 - 同年12月16日 |
放送時間 | 木曜 22:00 - 22:54 |
放送枠 | 木曜劇場 |
放送分 | 54分 |
回数 | 7 |
大奥スペシャル 桜散る | |
放送期間 | 2005年4月8日 |
放送時間 | 金曜 21:00 - 23:22 |
放送枠 | 金曜エンタテイメント |
放送分 | 142分 |
回数 | 1 |
2004年10月7日から12月16日まで放送。「木曜劇場」の枠で放送される初の時代劇で、主演は松下由樹。他に高島礼子、瀬戸朝香ら。誕生間もない大奥が後の女の戦場となる過程を描いているため、前作ほどのドロドロ感はなく、いかにもエピソード1ものといった、後の話の伏線となる箇所が随所に散りばめられている。
第1部(第1話 - 第4話)はおふくとお江与、第2部(第5話 - 第11話)は春日局(おふく改め)とお万を軸に物語が展開する。終盤、後の5代将軍綱吉の本当の生母はお万であったが、故あってお玉(桂昌院)が生んだ子として育てられるという、衝撃的な結末が用意されている。
2005年4月8日に2時間半スペシャル『大奥〜第一章〜 桜散る』が放送された。
あらすじ 編集
寛永16年、時は江戸幕府3代将軍・徳川家光の天下。江戸城大奥では、家光の乳母・春日局が初の「総取締」として、大奥法度を定め、1000人もの奥女中たちを統括していた。そんな春日局の悩みの種は、家光と御台所(正室)・孝子の夫婦仲が芳しくなく、未だに世継ぎが誕生しないことであった。 ある日、若い奥女中のお玉は、御年寄の朝比奈に春日局の生い立ちについて訊ねる。朝比奈は「あのお方のご権勢の裏には、並ならぬご不幸とご苦難がある」と、春日局の過去を語ってゆく。
35年前。春日局こと「おふく」は、稲葉正成の妻として美濃で暮らしていた。正成との間に千熊、七之丞、常磐丸の男児を儲けていたが、正成は主君・小早川秀秋の急死後は浪人となっていた為、一家は貧しい生活を強いられていた。懸命に夫や子供たちを支えるおふくであったが、父・斎藤利三が「本能寺の変」で織田信長を討った明智光秀の重臣であったことから、逆賊の娘として過ごしてきた辛い過去があり、正成の妾であるともえからも「負け犬」と罵られていた。 そんなある晩、正成が客として招いた男たちが実は夜盗であり、おふくは我が身を守るために夜盗の男を刺し殺してしまう。また、日々恨みに思っていた妾のともえまでをも、その場で殺めてしまうのだった。 正成は「評判に関わる」としておふくと離縁。おふくは泣く泣く幼い子供たちを置いて家を出る。子供たちはおふくを追い駆けて来るが、おふくは強い言葉で子供たちを追い返し、1人旅立っていく。やがておふくは、母と逃亡生活を送っていた幼少の頃、匿ってくれた京の公家・三条西家に一旦身を寄せる。おふくは決して負け犬のままでは終わらないと、置いてきた我が子たちに誓うのであった。 一方江戸城では、2代将軍・秀忠の御台所であるお江与(えよ)が臨月を迎え、大御所・徳川家康の命令によって、生まれてくる子供の乳母が公募される。ちょうど職を探していたおふくは、三条西家に推薦状を書いてもらい応募する。人選役の阿茶局(家康の側室)の評定、そして二条城での家康との対面を経て、おふくは正式に乳母に採用される。しかし子供の生母であるお江与は、乳母に預けず、自分の手で子供を育てたいと考えていた。 やがてお江与は初の男児である「竹千代(後の家光)」を出産するが、生まれて早々におふくの手に預けられてしまう。おふくが竹千代をいつまでも守っていこうと決意する一方で、お江与は子供を奪われた悲しみからおふくに恨みを募らせるようになる。そんなお江与はやがて2男・国松を出産し、自分の手元で育て始める。国松を溺愛し、次期将軍にと目論むお江与と、竹千代を将軍にと願うおふくとの間で、壮絶な世継ぎ争いが繰り広げられていく…。
それから時は流れ、3代将軍となった(竹千代改め)家光は、京への上洛の折に伊勢にある尼寺・慶光院の美しき尼君(後のお万の方)に心奪われていた。 一方江戸城の大奥では、おふく改め春日局が、総取締として絶大な権力を振るっていたが、家光が側室を持たず、なかなか世継ぎが誕生しないことに頭を痛めていた。そんな中、春日局は御中臈の飛鳥井から、家光が慶光院の新院主のお披露目式の様子を長らく眺めていたことを聞かされる。 やがて、跡目相続の挨拶のために件の慶光院の尼君が、見習いのお玉や尼僧たちと共に江戸城にやって来る。尼君の美貌と、御簾越しに彼女を眺める家光の様子から、春日局は家光が尼君に心惹かれていることを知る。そしてその夜、尼君たちがいる拝領屋敷へやって来た春日局は、還俗して家光の側室になるように命じる。嫌がる尼君を無理やり城へ連れ帰った春日局は、髪が伸びるまでの間、尼君を座敷牢に閉じ込める。そんな尼君の身を案じたお玉は、尼君を救い出すべく大奥の女中になりたいと春日局に直談判し、下働きの御末として働き始めるが…。
キャスト 編集
リンクのない人物は架空。★は『大奥〜第一章〜 桜散る』にも出演。
重要人物
- 春日局(おふく)(明智光秀家臣娘・家光乳母のち大奥総取締):松下由樹★
- お江与(秀忠正室、家光生母。家康に陰で年増女・出戻りと呼ばれ嫌われており快く思われていない):高島礼子★(第1話 - 第4話・第9話・最終話)
- お万(慶光院)(家光側室のちの大奥総取締):瀬戸朝香★(第1話・第5話 - 最終話)
- 徳川家光(第3代将軍):西島秀俊★(第1話・第3話 - 最終話)
- お玉(お万付女中のちの家光側室、第5代将軍綱吉生母)、ナレーション:星野真里★(第1話・第5話 - 最終話)
- 孝子(家光正室):木村多江★(第1話・第4話 - 最終話)
- お楽(おらん)(家光側室、第4代将軍家綱生母):京野ことみ★(第6話 - 最終話)
- お夏(家光側室、綱重生母、第6代将軍家宣祖母):野波麻帆★(第7話 - 最終話)
- 徳川秀忠(第2代将軍):渡辺いっけい★(第1話 - 第4話)
- 朝比奈(御年寄)、ナレーション(最終話・スペシャル):梶芽衣子★(第2話・第5話・第9話は登場せず)
各話複数登場
第1部(第1話 - 第4話)
- 稲葉正成(おふくの元夫):神保悟志(第1話 - 第3話)
- お安(おふくの母):三星登史子(第1話)
- おふく(少女時代):山田夏海(第1話)
- 斎藤利三(おふくの父、明智光秀重臣):福本清三(第1話)
- おふくの姉:渡辺万也(第1話)
- 千熊(おふくの長男、後の稲葉正勝):田中碧海(第1話)
- 稲葉正勝(おふくの長男):上條誠(第2話・第3話)→榊英雄(第3話・第4話)
- 七之丞(おふくの次男):上田雄大(第1話)
- 稲葉正利(おふくの三男):小阪風真(第3話)→杉崎政宏(第3話・第4話)
- ともえ(正成の側室):ひふみかおり(第1話)
- 板倉伊賀守勝重(京都所司代):峰蘭太郎(第1話)
- 青山忠俊(老中):柴田善行(第2話・第3話)
- 三条西実条(朝廷):伊藤正之★(第1話)
- 盗賊:北村一輝(第1話)
- 国松(のちの徳川忠長):長島弘宜★(第2話 - 第4話)
- 徳川忠長:浜田学(第3話・第4話)
- 竹千代(のちの第3代将軍・徳川家光):須賀健太★(第2話 - 第4話)
- お静(秀忠側室):雛形あきこ(第3話)
- 阿茶局(家康側室):宇津宮雅代(第1話・第3話)
- 徳川家康(初代将軍):藤田まこと(第1話・第3話)
第2部(第5話 - 最終話)
- 半井隼人(家光家来):金子昇(第5話 - 第9話)
- おゆき(隼人の姉):遠山景織子(第5話 - 第8話)
- 岡田淡路守:木下ほうか(第5話・第6話)
- 飛鳥井(春日局付中臈):かとうあつき★(第6話 - 第10話)
- おとみ(お楽の叔母):紅萬子★(第7話・第8話)
- おきよ(お楽の母):前川恵美子★(第7話・第8話)
- 清一郎(お楽の兄):出光秀一郎★(第7話・第8話)
- 宗兵衛(恵比寿屋・お楽の元恋人):永山たかし★(第7話・第9話)
- 正雲(医者):山田明郷★(第8話 - 第11話)
- おりさ(家光側室):末永遥★(第9話 - 第11話)
- 速見(家光付側用人):本宮泰風(第9話・第10話)
スペシャル版
- 徳松(のちの第5代将軍・徳川綱吉。家光三男):須賀健太
- 竹千代(のちの第3代将軍・徳川家光):須賀健太(二役)
- 南小路時靖(武家伝奏):賀集利樹
- お登世:川俣しのぶ
- 老中(豊後守):市川勇
- 側近(徳川秀忠付):増田由紀夫
- 家綱(のちの第4代将軍・徳川家綱。家光長男):笠原織人
- 長松(のちの甲府藩主・徳川綱重。家光次男):山田健太
- 後水尾天皇(第108代天皇、家光・忠長の兄妹・和子の夫):柴田善行
- ※ 第9話にウド鈴木が徳川家光の家来としてカメオ出演している。
スタッフ 編集
- 主題歌:サザンオールスターズ「愛と欲望の日々」(タイシタレーベル)
- 企画:保原賢一郎
- 脚本:浅野妙子
- プロデュース・演出:林徹
- 演出:山下智彦、武内英樹、長岡鉦司
- 制作:フジテレビ、東映[2]
放送日程 編集
連続ドラマ 編集
- 初回と最終回は15分拡大。
部 | 各話 | 放送日 | サブタイトル | 脚本 | 演出 | 視聴率 |
---|---|---|---|---|---|---|
第一部 | 第1話 | 2004年10月7日 | 負け犬からの脱却 | 浅野妙子 | 林徹 | 16.6% |
第2話 | 2004年10月14日 | 捨てられた若君〜愛に飢えた者たちの悲壮な決意 | 16.3% | |||
第3話 | 2004年10月21日 | 命がけの密事 | 山下智彦 | 19.1% | ||
第4話 | 2004年10月28日 | 母上の死 | 武内英樹 | 16.6% | ||
第二部 | 第5話 | 2004年11月 | 4日囚われた尼君 | 林徹 | 19.4% | |
第6話 | 2004年11月11日 | 覚悟の夜 | 17.6% | |||
第7話 | 2004年11月18日 | 新たな側室 | 長岡鉦司 | 15.2% | ||
第8話 | 2004年11月25日 | 将軍倒れる | 武内英樹 | 17.8% | ||
第9話 | 2004年12月 | 2日非業の死 | 林徹 | 18.2% | ||
第10話 | 2004年12月 | 9日許されざる生命 | 15.8% | |||
最終話 | 2004年12月16日 | 命果つるとも | 20.3% | |||
平均視聴率 17.6%(視聴率は関東地区・ビデオリサーチ社調べ) |
スペシャル 編集
放送日 | サブタイトル | 脚本 | 演出 | 視聴率 |
---|---|---|---|---|
2005年4月8日 | 桜散る | 浅野妙子 | 林徹 | 17.5% |
2005年版『大奥〜華の乱〜』 編集
大奥〜華の乱〜 | |
---|---|
ジャンル | 時代劇 |
企画 | 保原賢一郎 |
脚本 | 浅野妙子、尾崎将也 |
演出 | 林徹、葉山浩樹、川村泰祐 |
出演者 | 内山理名 |
エンディング |
東京事変 「修羅場」 |
製作 | |
プロデューサー | 林徹、手塚治、樋口徹、金丸哲也 |
制作 | フジテレビ、東映[4] |
放送 | |
放送国・地域 | 日本 |
放送期間 | 2005年10月13日 - 12月22日 |
放送時間 | 木曜 22:00 - 22:54 (初回と最終回は22:00 - 23:09) |
放送枠 | 木曜劇場 |
放送分 | 54分 |
回数 | 10 |
スペシャル | |
放送期間 | 2005年12月30日 |
放送時間 | 金曜21:00 - 23:22 |
放送枠 | 金曜エンタテイメント |
放送分 | 142分 |
回数 | 1 |
2005年10月13日から12月22日まで放送。前作に引き続き、木曜劇場枠での放映となった。主演は内山理名。他に出演は藤原紀香、小池栄子、高岡早紀、江波杏子ら。キャッチコピーは「見るは天国、入るは地獄。」
大奥の最盛期でもある元禄期を扱ったこともあり、前作『第一章』の時代(三代将軍徳川家光と春日局の時代)からあまり月日が流れていないのにもかかわらず、前々作(2003年版)以上に女性同士のドロドロした修羅場や駆け引きが随所に散りばめられた。
実在はしたものの、大奥に入ったという史料のない牧野安(「安子」は『三王外記』での呼称)を主役に置き、側用人柳沢吉保が将軍綱吉を恨んで殺意を抱いていたとするなど、史実から離れた様々な脚色が行われた。また、当時の俗説(徳川綱吉の死から幾ばくも経たぬうちに正室信子も後を追うように死んだため、「実は信子は綱吉と無理心中を謀ったのではないか」という説、柳沢吉保の子・吉里が綱吉の落胤とする疑惑)の取り込みもなされている。なお、本作では前作『第一章』の綱吉の本当の生母はお万という設定は引き継いでいない。
- 平均視聴率は15.6%。11月24日放送は、3夜連続特別ドラマ『女の一代記』シリーズ「瀬戸内寂聴〜出家とは生きながら死ぬこと」放送のため休止した。それにより生じたブランクのためか、徐々に上昇していた視聴率が一時伸び悩んでいる。
- このシリーズでは、奥女中トリオは微妙に名前を変えて登場している(葛岡→葛原、吉野→美吉野、浦尾→秀尾)。
- お笑い番組『めちゃ²イケてるッ!』でパロディ「山奥〜豚の乱〜」が放送されたり、『新春かくし芸大会』でフジテレビの女子アナが大奥の舞台設定の上で芸を披露するなど、パロディ企画も多く製作された。また、ドラマ出演者が『めちゃイケ』のフジテレビ警察に出演し、上様役の谷原章介を「芸人憐れみの令」で逮捕している。保釈金の領収書の宛名を「上様」とするオチまでついた。その際、藤原紀香は「ここにいる女性陣は全員上様にイカれている」と本人のキャラクターから想像できない発言をして笑いをさらった。
- 当ドラマから2014年10月期の『信長協奏曲』が放送されるまで、フジテレビ系列で放送されていた連続時代劇は途絶えていた。
2005年12月30日に「金曜エンタテイメント」でスペシャル『大奥〜華の乱〜 悲恋の果てに』が放映され、綱吉が館林藩主だったころのエピソードが描かれた。
キャスト 編集
リンクのない人物は架空。★は『大奥〜華の乱〜 悲恋の果てに』にも出演。
- 重要人物
- 安子(綱吉側室、牧野成貞の娘):内山理名★
- 徳川綱吉(第5代将軍、マザコン):谷原章介★
- お伝(綱吉側室):小池栄子★
- 右衛門佐(常盤井の局)(信子付上臈御年寄のちの大奥総取締):高岡早紀(第1話・第3話 - 最終話)
- 柳沢吉保(綱吉側用人):北村一輝★
- 大典侍(綱吉側室):中山忍(第1話・第6話 - 最終話)
- 染子(吉保側室、のちに綱吉側室):貫地谷しほり
- 音羽(桂昌院付中臈)・ナレーション:余貴美子★
- 桂昌院(家光側室、綱吉生母):江波杏子★(最終話は登場せず)
- 信子(綱吉正室):藤原紀香★
- その他
- 葛原(奥女中):鷲尾真知子★
- 美吉野(〃):山口香緒里★
- 秀尾(〃):久保田磨希★
- 小山(安子付中臈):かとうあつき
- 萩乃(お伝付中臈):岩橋道子
- 草庵(医者):山田明郷(第2話・第6話 - 最終話)
- 阿久里(安子の母):萬田久子★(第1話)
- 牧野成住(安子の元夫):田辺誠一(第1話 - 第3話・第9話・最終話)
- 牧野成貞(綱吉側用人、安子の父):平泉成★(第1話・第3話・第5話・第7話)
- 柳沢吉里(吉保の子):野間斗晴(第8話)→佐藤涼平(第9話・最終話)
- 隆光(僧侶):火野正平★(第1話・第3話・第6話 - 第8話・最終話)
- 小谷権太郎(お伝の兄):木下ほうか★(第4話)
- 曲芸師:海老一染之助(第5話)
- 清閑寺大納言(大典侍の父):二瓶鮫一(第6話)
- 菊江(安子付部屋方):遊井亮子(第7話)
- 徳松(綱吉の子):加藤翼(第1話 - 第5話)→吉川史樹(第6話・第7話)
- 鶴姫(綱吉の娘):梅原真子
- 徳川家宣(綱吉の甥、のち第6代将軍):柴田善行(最終話)
- 徳川光圀(水戸藩主):大杉漣(第7話・第8話)
- スペシャル版
- 安子(綱吉の側室。落飾して、大奥を出る)・里久(保明の恋人・舘林藩邸女中のちの綱吉側室)二役:内山理名
- 音羽(桂昌院付中臈。落飾して、大奥を出る)・ナレーション:余貴美子
- 柳沢保明(のちの柳沢吉保):北村一輝
- おとみ(お伝と対決する舘林藩邸女中):佐藤仁美
- お葛(のちの葛原):鷲尾真知子
- お美代(のちの美吉野):山口香緒里
- お秀(のちの秀尾):久保田磨希
- 信乃(里久の母):朝加真由美
- 小谷権兵衛(お伝の父):笹野高史
- 奥平(舘林藩邸家来・桂昌院付家来):徳井優
- 内藤若狭守(老中):藤田宗久
- 堀田正俊(老中):本田博太郎
- 館林藩邸女中・信子付女中:佐藤友紀
- 徳川家綱(家光長男・第4代将軍・綱吉の兄):清家三彦
- 滝川(桂昌院付女中):鈴川法子
スタッフ 編集
放送日程 編集
連続ドラマ 編集
- 初回と最終回は15分拡大。
各話 | 放送日 | サブタイトル | 視聴率 | ||
---|---|---|---|---|---|
第1話 | 2005年10月13日 | 修羅場 | 14.5% | ||
第2話 | 2005年10月20日 | 伏魔殿 | 18.0% | ||
第3話 | 2005年10月27日 | 仇の子 | 14.5% | ||
第4話 | 2005年11月 | 3日疫病神 | 15.5% | ||
第5話 | 2005年11月10日 | 逆襲 | 17.0% | ||
第6話 | 2005年11月17日 | 殺意 | 16.2% | ||
第7話 | 2005年12月 | 1日真の敵 | 14.6% | ||
第8話 | 2005年12月 | 8日お犬様 | 15.4% | ||
第9話 | 2005年12月15日 | 遺言 | 16.0% | ||
最終話 | 2005年12月22日 | 乱心 | 15.0% | ||
平均視聴率 15.6%(視聴率は関東地区・ビデオリサーチ社調べ) |
スペシャル 編集
放送日 | サブタイトル | 脚本 | 演出 | 視聴率 |
---|---|---|---|---|
2005年12月30日 | 悲恋の果てに | 浅野妙子 | 林徹 | 12.5% |
大奥(2006年映画版) 編集
前シリーズ『華の乱』終了から約半年後に、7代将軍家継の時代にあったとされる「絵島生島事件」をモチーフとした映画を東映が製作。2006年12月23日に公開された。主演には仲間由紀恵、高島礼子、井川遥、浅野ゆう子、松下由樹他。
大奥スペシャル〜もうひとつの物語〜 編集
2006年12月29日に深田恭子主演で「大奥おんな祭り」として「金曜プレステージ」にて放送された。映画版『大奥』の約3年前の時代(宝永7年)を描く。当初は「大奥エピソード0」というタイトルで発表されていたが、第一章が時系列的に最も古い話となっている以上、「エピソード0」というタイトルでは時代設定が矛盾するためか、現在のタイトルへ変更されている。視聴率15.2%
キャスト 編集
る役):岩倉沙織 |
主要スタッフ 編集
- 脚本:尾崎将也
- 音楽:石田勝範
- プロデューサー:手塚治、保原賢一郎
- 演出:葉山浩樹
2016年版『大奥』「第一部〜最凶の女〜」/「第二部〜悲劇の姉妹〜」 編集
大奥 (2016年版) | |
---|---|
ジャンル | 時代劇 |
脚本 | 浅野妙子 |
出演者 | 沢尻エリカ |
製作 | |
制作 | フジテレビ、東映[5] |
放送 | |
音声形式 | 解説放送 |
放送国・地域 | 日本 |
第一部〜最凶の女〜 | |
放送期間 | 2016年1月22日 |
放送時間 | 金曜 21:00 - 22:52 |
放送枠 | 金曜プレミアム |
放送分 | 112分 |
回数 | 1 |
第二部〜悲劇の姉妹〜 | |
放送期間 | 2016年1月29日 |
放送時間 | 金曜 21:00 - 22:52 |
放送枠 | 金曜プレミアム |
放送分 | 112分 |
回数 | 1 |
二部構成で、2016年1月22日に「第一部〜最凶の女〜」、1月29日に「第二部〜悲劇の姉妹〜」が「金曜プレミアム」枠で放送[6]。主演の沢尻エリカは、江戸幕府の第十一代将軍・徳川家斉の側室であるお美代(実在の人物である専行院)と梅(架空)の二役を演じる。
キャスト(第一部) 編集
- お美代(徳川家斉側室):沢尻エリカ
- 徳川家斉(第11代将軍):成宮寛貴
- お志摩:渡辺麻友(AKB48)[7]
- 中野清茂(お美代の養父):板尾創路
- 葛岡(御祐筆):鷲尾真知子 ※語り兼任
- 吉野(大奥女中):山口香緒里
- 浦尾(大奥女中):久保田磨希
- 寔子(徳川家斉御台所):光浦靖子
- 日啓(お美代の養父・智泉院住職):田中要次
- 脇坂淡路守(寺社奉行):浜田学
- お楽(徳川家斉側室):浅井江理名
- 日遠(智泉院住職):金子昇
- 日高(お美代付中臈):小松みゆき
- 徳川家治(第10代将軍):峰蘭太郎
- 田沼意次(老中):青野敏行
- 徳川家基(家治の息子):鮎川太陽
- 一橋治済(家斉の父):福本清三
- 大崎局(大奥総取締):浅野ゆう子
キャスト(第二部) 編集
- 梅(徳川家斉側室):沢尻エリカ
- 歌(梅の妹):蓮佛美沙子
- 中野清茂(幕閣):板尾創路
- 寔子(徳川家斉御台所):光浦靖子
- 酒井忠康(梅と歌の父):温水洋一
- 大月兵吾(酒井家厩番):渡部秀
- 葛岡(御祐筆):鷲尾真知子 ※語り兼任
- 吉野(大奥女中):山口香緒里
- 浦尾(大奥女中):久保田磨希
- 吉田源一郎(梅の幼馴染):久保田秀敏
- 千代(酒井家女中):鈴川法子
- 松風(梅付中臈):かとうあつき
- 相模(家斉付中臈):岩橋道子
- 徳川家治(第10代将軍):峰蘭太郎
- 徳川家基(家治の息子):鮎川太陽
- お加津(大奥女中):北ひとみ
- かよ(大奥女中):周防ゆう
- 御典医:堺新次
- 歌付中臈:吉川依吹
- 少女時代の梅:守殿愛生
- 少女時代の歌:かわさき鈴乃
- 徳川家斉(第11代将軍):成宮寛貴
- 大崎局(大奥総取締):浅野ゆう子
スタッフ 編集
- 脚本:浅野妙子
- 音楽:石田勝範
- 監督・プロデュース:林徹
- 主題歌:BoA「Make Me Complete」[8]
- 特殊メイク:江川悦子
- VFX:キルアフィルム
- 衣装協力:山口美術織物
- プロデュース(東映):金丸哲也、小柳憲子
短編アニメ 編集
『小奥』(こおく)は、ドラマ公式サイトで配信のPR用(?)短編アニメ。全3話。
2019年版『大奥 最終章』 編集
大奥 最終章 | |
---|---|
ジャンル | 時代劇 |
企画 | 保原賢一郎、塚田英明 |
脚本 | 浅野妙子 |
演出 | 林徹 |
出演者 | 木村文乃 |
製作 | |
プロデューサー | 高田雄貴、大森敬仁、大西文二 |
制作 | フジテレビ、東映[1] |
放送 | |
放送国・地域 | 日本 |
放送期間 | 2019年3月25日 |
放送時間 | 月曜 20:00 - 22:54 |
放送分 | 174分 |
回数 | 1 |
2019年3月25日に放送。フジテレビの開局60周年特別企画。「大奥」シリーズ完結編となる本作では、徳川第8代将軍・徳川吉宗が“暴れん坊将軍”として名を馳せていた時代を舞台に、吉宗を精神的に支え続けた木村文乃が演じる側室・久免の半生が描かれる[9]。
キャスト 編集
- 久免(吉宗側室):木村文乃
- 徳川吉宗(第8代将軍):大沢たかお
- お喜世:小池栄子[10]
- 竹姫:浜辺美波[10]
- 高瀬:南野陽子[10]
- 松が枝:白石糸
- 多喜:岸井ゆきの[10]
- 浄円院:松坂慶子[10]
- 近衛煕子:鈴木保奈美[10]
- 徳川家宣:木下ほうか
- 徳川宗春:北村一輝[11]
- 間部詮房:谷原章介
- 徳川吉通:本宮泰風
- 徳川継友:山口翔悟
- 加納久通:竹中直人
- 大岡忠相:葛山信吾
- 徳川綱條:金田明夫
- 藤波:小松みゆき
- 飛鳥井:かとうあつき
- 政岡:岩橋道子
- 千代:滝裕可里
- 紅葉:山村紅葉
- 榊原伊豆守盛保:本田博太郎
- 万里小路良子:浅野ゆう子
- 葛岡:鷲尾真知子
- 吉野:山口香緒里
- 浦尾:久保田磨希
- 奥女中:宮澤智、三上真奈、新美有加、久慈暁子
- ナレーション:仲間由紀恵[12]
スタッフ 編集
大奥(舞台版) 編集
大奥(ゲーム版) 編集
フジテレビとディー・エヌ・エーが共同開発で「Mobage」において2011年4月14日からソーシャルゲームを提供した[13]。現在はサービス終了。
脚注 編集
- ^ a b c “木村文乃主演でおくる最後の『大奥』! シリーズ初出演にして初共演となる木村文乃と大沢たかおが『大奥 最終章』を彩る! フジテレビ開局60周年特別企画『大奥 最終章』3月25日(月)放送!”. 東映オフィシャルサイト. 東映 (2019年3月18日). 2022年8月4日閲覧。
- ^ a b c 大奥 第一章 第1回 2004年10月7日(木)放送 #1 負け犬からの脱却,フジテレビ,2023年2月7日閲覧。
- ^ a b “大奥 第1回 2003年6月3日(火)放送 第1話 将軍の女たち~運命の出逢い”. フジテレビ. 2023年3月18日閲覧。
- ^ 大奥 華の乱 DVD-BOX,ポニーキャニオン
- ^ 東映俳優養成所|京都の撮影所で学ぶ
- ^ “沢尻エリカで大奥復活!“悪女”と“聖女”演じ分け充実の笑顔”. SANSPO.COM (株式会社 産経デジタル). (2015年12月4日) 2015年12月4日閲覧。
- ^ “まゆゆ、沢尻と濃厚ラブシーン熱演!初時代劇で体当たり演技”. サンケイスポーツ (2015年12月26日). 2015年12月26日閲覧。
- ^ “Boa、英語詞で沢尻主演『大奥』主題歌「伝統を裏切りたい」”. SANSPO.COM (株式会社 産経デジタル). (2016年1月13日) 2016年1月13日閲覧。
- ^ “「大奥」完結編3月放送!木村文乃が主演、大沢たかおが徳川吉宗役”. 映画ナタリー. (2019年2月22日) 2019年2月22日閲覧。
- ^ a b c d e f “浜辺美波、『大奥』でお姫様に鈴木保奈美VS小池栄子の闘いも…”. ORICON NEWS (oricon ME). (2019年3月3日) 2019年3月6日閲覧。
- ^ “浅野ゆう子&北村一輝&谷原章介&葛山信吾「大奥」出演!レジェンドキャスト集結”. (2019年3月19日) 2019年3月19日閲覧。
- ^ “仲間由紀恵、「大奥 最終章」でナレーション!13年ぶり“出演””. サンケイスポーツ. 産経デジタル. (2019年3月24日) 2019年3月24日閲覧。
- ^ “フジテレビとDeNA、「Mobage」で『大奥』を配信-ドラマ「大奥」の世界が体感できる”. =gamebis. (2011年4月14日) 2021年1月3日閲覧。
関連項目 編集
外部リンク 編集
- 2003年版
- 大奥 - ウェイバックマシン(2003年12月7日アーカイブ分) - フジテレビ
- 大奥 制作発表 - ウェイバックマシン(2003年8月12日アーカイブ分)
- 大奥 - フジテレビオンデマンド
- 大奥スペシャル ~幕末の女たち~ - フジテレビオンデマンド
- 2004年版
- 大奥〜第一章〜 - ウェイバックマシン(2004年12月7日アーカイブ分) - フジテレビ
- 大奥〜第一章〜 制作発表 - ウェイバックマシン(2004年12月9日アーカイブ分) - こちらフジテレビ
- 2005年版
- 大奥 華の乱 - ウェイバックマシン(2005年12月31日アーカイブ分) - フジテレビ
- 大奥 華の乱 制作発表 - ウェイバックマシン(2005年12月18日アーカイブ分) - こちらフジテレビ
- 2006年版
- 2016年版
- 大奥 第一部〜最凶の女〜/第二部〜悲劇の姉妹〜 - ウェイバックマシン(2016年2月5日アーカイブ分) - フジテレビ
- 大奥 2016 - フジテレビオンデマンド
- 2019年版
- 大奥 最終章 - フジテレビ
- 大奥〜最終章〜 - フジテレビオンデマンド
フジテレビ 火曜19:59 - 20:00枠 | ||
---|---|---|
前番組 | 番組名 | 次番組 |
大奥
(2003.6.1 - 8.19) 【当番組までネットワークセールス枠】 |
||
フジテレビ系列 火曜20:00枠 | ||
剣客商売
(藤田まこと版第4シリーズ) ※19:59 - 20:54 |
大奥
(2003.6.1 - 8.19) |
|
フジテレビ系列 火曜時代劇 | ||
剣客商売
(藤田まこと版第4シリーズ) |
大奥
(2003.6.1 - 8.19) |
夜桜お染
※19:00 - 19:54 |
フジテレビ系列 スーパー時代劇 | ||
大奥
(2003.6.1 - 8.19) |
(終了)
|
|
フジテレビ系列 木曜劇場 | ||
大奥 第一章
(2004.10.7 - 12.16) |
||
大奥〜華の乱〜
(2005.10.17 - 12.22) |