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仮面ライダーオーズ/OOO

日本のテレビドラマ番組、メディアミックス作品、その主人公たる架空のヒーローの名前
仮面ライダーオーズから転送)

仮面ライダーシリーズ > 仮面ライダーオーズ/OOO
平成仮面ライダーシリーズ
第11作 仮面ライダーW 2009年9月
- 2010年8月
第12作 仮面ライダーオーズ/OOO 2010年9月
- 2011年8月
第13作 仮面ライダーフォーゼ 2011年9月
- 2012年8月

仮面ライダーオーズ/OOO』(かめんライダーオーズ、欧文表記:KAMEN RIDER OOO[注 1]は、2010年9月5日から2011年8月28日まで、テレビ朝日系列で毎週日曜8:00 - 8:30(JST)に全48話が放映された、東映制作の特撮テレビドラマ、および作中で主人公が変身するヒーローの名称[注 2]。「平成仮面ライダーシリーズ」第12作に当たる。

仮面ライダーオーズ/OOO
ジャンル 特撮テレビドラマ
原作 石ノ森章太郎
石森章太郎プロ
脚本 小林靖子
監督 田﨑竜太
出演者 渡部秀
三浦涼介
高田里穂
君嶋麻耶
岩永洋昭
宇梶剛士
有末麻祐子
甲斐まり恵
声の出演 ゆかな
入野自由
串田アキラ
ナレーター 中田譲治
音楽 中川幸太郎
オープニングAnything Goes!
歌:大黒摩季
言語 日本語
プロデュース 本井健吾テレビ朝日
武部直美
高橋一浩
製作 tv asahi
東映
ADK
放送
放送局 テレビ朝日系列
音声形式 ステレオ放送
放送国・地域 日本の旗 日本
放送期間 2010年9月5日 -
2011年8月28日
放送時間 日曜 8:00 - 8:30
放送枠 スーパーヒーロータイム
放送分 30分
回数 48
公式ウェブサイト

特記事項:
平成仮面ライダーシリーズ」第12作
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キャッチコピーは「俺が変身する!!!」。

目次

概要

平成仮面ライダーシリーズ第12作。

本作品は人間の「欲望」をメインテーマとし、欲望から生まれる硬貨・オーメダルと、メダルを巡る人間と怪人との争奪戦を描く。敵との戦いの中で新たなオーメダルを獲得し、強化していくという点において、初代『仮面ライダー』から続いている「敵の力を利用して敵に立ち向かう」というシリーズ最大の特徴がより前面に押し出されている[1]。キーアイテムの争奪戦、相棒、師弟、種族の苦悩など、平成仮面ライダーシリーズのテーマを複数取り入れているほか、ヒロイズムに徹した主人公の性格、主人公が異形の者へ変貌していく過程と狭間の苦悩といった昭和仮面ライダーシリーズの要素をも組み込み、原点回帰の側面も持ち合わせている。

前作『仮面ライダーW』では変身ベルトに2種類のアイテムを組み合わせることで変身にバリエーションを持たせていたが、本作品の変身はそれをより発展させたものとなっており、変身ベルト「オーズドライバー」に3種類のコアメダルを組み合わせることで、同系統のメダルを組み合わせた変身「コンボ」以外にも異なる系統のメダルを組み合わせた変身「亜種」が多数存在しており、単純な変身バリエーション数はシリーズ中でも屈指の多さとなっている。

タイトルおよび主人公の「オーズ(OOO)」という名には、「主人公がキーアイテム「オーメダル」のうち3つを組み合わせて戦うこと[2]」、「オーズという読みは陰謀を企てる敵怪人の幹部(王)が複数存在する(王s)ということ[2]」、「Over (無限大以上)=無限大すら超越した最高の満足[1]」という意味合いが込められている。

1000回記念

2011年4月3日放送の第28話において、1971年4月3日放送の『仮面ライダー』第1話から数えて仮面ライダーシリーズの放送話数が通算1000回を迎えた。これを記念し、特別編として放送された第27話・第28話の前後編は、作中人物が1000回到達を祝福するメタフィクション的な内容となっている。また、1000回にちなんで森下若槻ハリセンボンら女性タレントたちがカメオ出演した。放送当日は、番組枠内で仮面ライダー40周年の記念CMも流れた。

同時に仮面ライダーシリーズ生誕40周年を迎え、2011年4月1日には「40周年記念作品」として『オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー』が公開された[注 3]

本来は第28話ラストの鴻上の台詞にもある通り、1000回記念放送を経て『レッツゴー仮面ライダー』公開となる予定であったが、後述の放送順延に伴い順序が入れ替わることになり、結果として『仮面ライダー』の初回放送日と重なる形となった。

その他

平成仮面ライダーシリーズ第9作『仮面ライダーキバ』放送時から稼働してきたデータカードダス仮面ライダーバトル ガンバライド」が、本作品の放送開始と同時期に稼動開始する001弾よりオーメダルに対応。従来のカードダスに加えて玩具のオーメダルからもデータを読み込んで遊べるようになり、なりきり玩具とカードゲームの両面から商品展開が行われる。

スーパーヒーロータイム枠でのデータ放送は、『キバ』から前作『W』および、同時期の「スーパー戦隊シリーズ」の2番組による同じ内容、いわゆる番組視聴による出席簿方式を実施していたが、本作品以降は番組連動データ放送を実施している(『天装戦隊ゴセイジャー』は最終回までこの方式を継続)。

オープニングでは、当時正式発表されたばかりのARRI製デジタルシネマカメラ「アレクサ」が使われている。本編での投入は、平成仮面ライダーシリーズ第14作『仮面ライダーウィザード』からとなる。

本作品にも放送終了後のVシネマの企画が構想されていたが、主要スタッフ陣が『特命戦隊ゴーバスターズ』の企画準備に取り組むことになったため実現しなかった[4]

あらすじ

西暦2010年秋。「鴻上ファウンデーション」が運営する鴻上美術館に収蔵されていた「オーメダル」の封印が解かれ、800年の眠りから目覚めた怪人たち「グリード」が街中へと逃亡。この事態に備えて配備されていた鴻上の戦闘部隊「ライドベンダー隊」もあっけなく壊滅し、美術館も全壊してしまった。

そんな大惨事にも全く気づかず、美術館の事務室で眠りこけていたアルバイト警備員がいた。彼の名は火野 映司。何の欲もなく、わずかな日銭と明日のパンツだけを持ち、世界を放浪している青年である。全壊に際してようやく目を覚ました映司は、室内に偶然落ちていた赤いメダルをアルバイト代と勘違いし、現場から持ち去ってしまう。

働き口を失った映司は街をさまようが、そこに突然宙に浮く腕の怪物アンクが現れ、「俺のメダルを返せ」と要求する。だが、そこに他のグリードの分身ヤミーが乱入。ヤミーは駆けつけた刑事泉 信吾らに重傷を負わせたうえ、アンクにも一方的に危害を加える。映司はアンクを含めた人々を救おうと無謀にもヤミーへ立ち向かうが、そんな彼を見たアンクは「利用できる」と判断すると、さらに2枚のメダルと謎のベルトを映司に手渡し、「死にたくなければ変身しろ」と促す。

こうして映司は、オーメダルの力を使って戦う戦士仮面ライダーオーズとなり、メダルを巡るグリードたちの戦いに巻き込まれていく。

登場人物

クスクシエ

クスクシエの詳細は世界設定・用語を参照。

火野 映司(ひの えいじ)[注 4] / 仮面ライダーオーズ
本作品の主人公。定職・貯金・住居も持たずに各地を放浪している21歳の青年。一人称は「俺」(『仮面ライダー×仮面ライダー ウィザード&フォーゼ MOVIE大戦アルティメイタム』では「僕」)。
旅好きである母方[6]の祖父に「男はいつ死ぬか分からない。パンツだけは一張羅を穿いておけ」と言われたため、僅かな日銭と明日のパンツ(何れも派手な柄をしている)だけを持って暮らしている。作中を通してエスニック調のファッションを好んで着用している。世の中を達観した様子さえみせるマイペースな性格。しかし、長旅で何度も修羅場を潜ってきた経験から危険な状況・戦闘の渦中にあっても殆ど動揺する事は無く、生身で屑ヤミーを退ける程身体能力も高いが、ヘビだけは苦手で、恋愛・女性心理に疎い事がコンプレックス。知世子に気に入られ、臨時バイトで訪れた「クスクシエ」に比奈の説得もあって住み込みで働く事となった。
元は裕福な政治家一族の出身。映司自身もその血を色濃く引いているためか、天然っぽい第一印象に似合わず駆け引きが得意で油断ならない一面を持っている。学生時代から困った人を助け、世界中の子供達を救う事・世界を変える事を目標とし、多額の寄付・紛争地帯への旅を行っていた。だがその寄付を内戦の資金に利用されて情勢が悪化し、アフリカの紛争地帯の村で最初に心を通わせた少女[注 5]を目の前で喪う。この時、武装勢力の人質にされたが、政治家である家族の根回しにより自分だけ釈放され、さらにこの一件を「戦地を救った勇敢な政治家の息子」という美談に仕立て上げられてしまった。この事件以来実家とは距離を置く様になる。また世界という現実の前での無力感・無思慮な善意で多くの人を犠牲にしてしまい自分だけが無事に生還してしまった罪悪感から心が乾いてしまい、自分の欲望と自らの命に対する執着を失っている。それ以降は母方の姓である火野を名乗る様になった[7]があくまで自称であり戸籍上の本名は違う[6]。故に周囲の願い・エゴを自らが引き受け、己の命さえ全く顧みない度を越えた自己犠牲はアンク・伊達から危険視されていた。より多くの欲望を許容出来る事から欲望の結晶であるオーメダルを使用しても暴走する事の無い「オーズの器」を持つオーズの最適合者、新たなる生命へと進化出来る「真のオーズ」の資質を持つとして鴻上から期待をかけられていた。
しかし後にその欲望の空白を埋める形で恐竜系コア5枚が体内に侵入し、真木と同じ恐竜系グリードに相当する存在となる。それ以来ヤミー・グリードの感知といった能力の獲得や味覚の喪失といった肉体のグリード化が進行すると共に、映司が生命の危機に瀕する事で恐竜系コアが力を発揮し暴走の危険性を孕む事になり、戦いの激化に伴って追い詰められていく。
最終決戦では鴻上に提供された無限のセルメダルを吸収し、さらに800年前の王が最初の変身に使用した10枚目のコアメダル(タカ・トラ・バッタ)で真のオーズに変身し、完全態のウヴァを圧倒する程の戦闘能力を見せ付けた。真木との激闘の末に、アンクの意識が宿った割れたタカ・コア以外のすべてのメダル=力を失ったが、自分が欲していた本当の力は「どこまでも届く自分の腕」「自分と他者を繋ぎ紡がれていき、そして広がっていく手」=「無限の絆」だと再認識した。
戦いが終わった後は比奈たちとの親交を続けながら、割れたタカ・コアを手に再び世界へと旅立った。
劇場版『将軍と21のコアメダル』では仮面ライダーバースにも変身している。
『フォーゼ&オーズ』
鴻上ファウンデーションに研究協力員として所属し、割れてしまったアンクのコアメダルを元に戻す手掛かりを求めている。隕石群落下に伴うポセイドンの出現に伴い、日本に一時帰国する。空港で復活したアンクと再会し、アンクがポセイドンから奪取したコアメダルを提供され、オーズとしての復活を果たした。変身無しでの戦闘が増えており、より洗練された技を披露する。中でも回し蹴りを駆使した戦法を得意とし、迫りくる無数の屑ヤミーを蹴散らした。またパンツへの思い入れも相変わらずである。『フォーゼ編』の終盤にも登場し、共通の敵・カンナギを追う者として弦太朗達に共闘を申し出る。
『仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦』
シルバに苦戦するゴーカイジャーに6枚のヘッド部分のコアメダルを託し、レンジャーキー[8]に変化するとともにゴーカイジャーをオーズのそれぞれメンバーの色に近い系統のコンボに豪快チェンジさせ、シルバ撃破に貢献した。
小説『S.I.C. HERO SAGA KAMEN RIDER OOO EDITION -OOZ-』
世界を放浪する旅の途中「動物が見たい」と言い出して、1人アメリカのブロンクス動物園にやってきたその時、動物園でトラが逃げ出したと聞き、オーズに変身してトラを抑えたその直後、ゲルショッカーグリードとの戦闘になり、さらに駆けつけたデストロングリードとの連戦を強いられる。
1号に化けたショッカーグリードによってオーズドライバーを奪われた上にショッカーのアジトへと捕らわれ、人造グリードのコアメダルによってショッカーオーズに変身させられ、ショッカーグリードに意識を奪われてしまう。だが、結城丈二によってオーズドライバーから人造グリードのメダルを抜き取ったことで意識を取り戻し、彼から爬虫類系コアメダルを託されブラカワニコンボに変身する。その後ガランダーグリードにドライバーのコブラ・カメ・ワニのメダルを奪われるが、体内に内包している恐竜系のメダルをアンクに抜き出されプトティラコンボに変身した。
自身も認める大の蛇嫌いで、ショッカーとの最後の決戦で、頭部に無数の蛇が絡んだショッカー首領にも近づきたくないという一心で、タマシーコンボの必殺技「魂ボンバー」で倒したことが明らかになった。ただし、自身が変身したオーズの変身コンボで、蛇の種類であるコブラの要素を持つブラカワニコンボに対しては、平和を守る戦士である仮面ライダーの名を恥じぬ様に我慢している他、自身の姿が鏡に映らなければ大丈夫らしい。
また、先輩ライダー達のことも知ろうと、1号からストロンガーの協力者である立花藤兵衛が作成したデータベースから、歴代のライダーや戦っていた怪人や組織のことも調べていた。
仮面ライダー×仮面ライダー ウィザード&フォーゼ MOVIE大戦アルティメイタム
如月弦太朗(仮面ライダーフォーゼ)の頼みでアクマイザーが復活させたグール数体に襲われたコヨミを助けに現れ、生身で蹴散らす。それにコヨミの手にあるプリーズリングが反応して別の場所で子供たちを守るために雑魚怪人軍団と戦っていた如月弦太朗と操真晴人(仮面ライダーウィザード)の所に映司を含む5体の幻影が現れ、4人の仮面ライダー(W、アクセル、オーズ、バース)を召喚する魔法のリングを子供たちに授けて加勢した。本作で登場するオーズは前述の通り魔法で召喚された存在なので変身者は存在しない。
『仮面ライダー平成ジェネレーションズ FINAL ビルド&エグゼイドwithレジェンドライダー』
財団Xの目論みを察知し、永夢たちに協力し最上魁星のアジトに乗り込むが、財団Xが複製した鳥系コアメダル3枚から怪人の姿で復活したアンクに襲われる。偽物であっても、彼との思い出から戦うことを躊躇するが、持っていた割れたタカ・コアがアンクの身体に入ったことで本物のアンクが復活を遂げ、再び共に立ち向かう。事件解決後は再びタカ・コアに戻るアンクを見届け、「俺とお前がいる明日」での再会を誓った。
映司グリード
  • 身長:207cm
  • 体重:115kg
恐竜系コア5枚(ティラノ2枚・プテラ2枚・トリケラ1枚)を体内に持つ映司が真木の手で恐竜系コア2枚(トリケラ・プテラ各1枚)をさらに投入され、力を抑えきれずグリード化した姿。
外見・能力は真木怪人態である恐竜グリードと共通点が多いが、異なる点は上半身の一部の体色が異なること、頭部は髑髏の様な白となっていること、マント状の翼が存在せず両肩は小型のヒレが付いたコンパクトな物になっていること。
スーツは後述する恐竜グリードと頭部を除き共用[9]
アンク[注 4]
映司に協力する鳥系グリード。
石棺から最初に覚醒したが右前腕部しか実体化出来ず、腹いせにオーズドライバーと他のグリードのコアメダル数枚を横領。メダル集めに利用出来ると判断し、偶然自分のコア(タカ・コア)を拾った映司にドライバーを与えた。当初はヤミーの生成といった本来の能力を殆ど失っていたため、終盤までメダル収集・戦闘の殆どをオーズに依存していた。
不完全な「モノ」でしかない自分を含めたグリードを脆い存在と嫌悪しており、バラバラにならない「強い体」・世界を美しいと感じそれを味わう事が出来る「」を持つ完全な存在へと進化するために、自分以外を含めた全てのコアメダルを独占しようと暗躍する。その目的から800年前も他のグリード達とは敵対、同じく全てのコアを欲した当時のオーズと結託するが、土壇場で裏切られ自分のコアを奪取されてしまう。最終的に当時のオーズがコアの力を制御できず暴走してしまい、自分のコアを取り戻そうと手を伸ばした結果、右腕・意識のみが身体から切り離され他のグリードと共に封印されてしまった[注 6]。封印を免れ取り残された体はミイラとして別に残り、後に鴻上の行動によりアンク(ロスト)として別に復活した(グリードを参照)。右手・体が別々に復活しているため、アンクはいくら自分のコアを取り込んでもそれ以上実体化する事が叶わず、完全復活のためには2人のアンクが一体化しなければならなくなっていた。
右腕だけなら飛行して移動可能で、白ヤミー程度なら押さえ込む腕力を発揮するが、右腕だけの状態では不自由で行動が制限されるため、第1話でカマキリヤミーの襲撃を受け、瀕死の重傷を負った刑事・泉信吾の肉体に憑依して行動していた[注 7]。完全態の実力は完全態である他の4人のグリードを圧倒し、不完全な状態ながらも本来の実力を取り戻してからは人間態のまま怪人態のカザリと互角以上に渡り合う程である。宿主の頭に指を当てる事でその記憶を読み取る事が可能。この能力で得た信吾の知識を利用し現代の社会・技術に順応した。後に映司と共に「クスクシエ」に居候する事になり、仕事(コスプレ)をする事は拒むものの店には顔を出している。復活・憑依後に食べて初めて「美味い」と感じたアイスキャンディーを気に入って頻繁に口にしていた。
超がつくほど捻くれておりケチでがめつく計算高い性格で、常に相手に嫌味を言う毒舌家。基本的にメダルはすべてアンクが保管しており、それらに対する細かいチェックを行っている。映司が無断でセルメダルの1枚でも無駄遣いしようものなら、激しく詰め寄った事もあった。表向きは物事を損得勘定でしか捉えないリアリストであるが、もっともその行動原理は前述の様に「世界の美しさを感じるため本当の『命』が欲しい」という物であり、根はロマンチストであると言える。Takeは大好きだがGiveは大嫌いというグリード故に欲望を前面に出し過ぎている事から、映司と違って駆け引きの類はそれほど得意ではなく、自分達が手に入れたセルメダルの70%を上納する事で鴻上ファウンデーションが開発したメダルシステムによるサポートメカを提供するという取引で、会長の鴻上光生に良いようにされる有様であった。
基本的に人間の事は「欲望の塊」と蔑んでおり、ヤミーの宿主の命も一切顧みず、映司の事もメダル収集のための手駒としか認識していない。しかし映司の揺るがない信念から、人命を軽視する形での効率的なメダル獲得は事実上不可能であり、自身が無力な事もあって、映司との関係はあくまで「ヤミーを倒す」という一点でのみ繋がった均衡状態にあり、その点に関してはお互いの本質を誰よりも理解しあっている。だが恐竜系コアメダルが映司の体内に侵入した中盤以降は、皮肉交じりではあるが気に掛ける様になり、単なる利害関係とは言えない状態になる。同時にそれまで冷淡だった比奈への態度も徐々に軟化させていく。
物語終盤で、アンク(ロスト)に吸収されてしまう。しかし、吸収される直前、比奈に自身のコアメダル1枚を渡していたことから完全に取り込まれず、オーズ プトティラコンボがアンク(ロスト)の意識を持った物を含む体内のコア3枚を破壊した事でアンク(ロスト)の人格が消滅し復活。二枚の翼による飛翔能力・ヤミー作成能力と、掌から放つ火炎弾など、炎を自在に操る能力も取り戻す。
しかしコアを破壊された影響で身体を保つ事が出来なくなったため、失われたコアの不足分を補うための体として再び信吾の身体を無理矢理奪う形で憑依、それにより映司の怒りを買い遂に彼と決別する事となった。その後は暴走のリスクを承知で、自身の復活に真木の研究を利用しようと考え彼に接触し、真木の思い描くメダルの「器」として集めたコアを提供されていく。そして遂に完全態へと姿を変貌させる。この状態ではアンク(ロスト)の状態でセルメンだった頭部の右側に金髪状の装飾が発生している。信吾の肉体に他系統コアを投入する事でグリード化し、失ったコアの代わり兼肉体の骨組みにする事で、800年前の悲願である「強い体」を手に入れたがどこか満たされず、逆にクスクシエでの生活を懐かしむと共に、メダルにしか価値を見出せず人間より遥かに強い欲望を持ちながら、決してそれを満たす事が出来ないグリードへの嫌悪と、「命」を手に入れる決意を新たにする事となる。
映司との日々を忘れられないまま戦いを続け、一度は彼を倒し恐竜系以外のコアを奪ったものの、結局は止めを刺せずに映司を狙う真木を撃退し、彼を救った。それが原因で「器」の候補から外される事となり、提供されたコアの大半を奪われ、さらに真木の攻撃によって意思を内包したタカ・コアにヒビが生じる。だがそれでもなお自分が「満足」している事に気付き、その場に駆けつけた比奈に信吾の体をいずれ返すと伝え、映司のもとへと戻る事を決意する。
最終決戦では映司と共に恐竜グリードに挑む。映司が恐竜系コアの力で暴走するのを防ぐために、自分の残り全てのコアを映司に託しタジャドルコンボへの変身を促し撃破。[10]しかし恐竜グリードの消滅に巻き込まれて意識を内包したタカ・コアが割れ、最後に「お前達といる間にただのメダルの塊が死ぬとこまで来た。こんな面白い満足出来る事があるか」と、グリードが本来得られない満足感をおぼえながら映司に感謝の言葉を遺し、映司が伸ばす腕を示して消滅した。物語の最後には旅する映司の傍らにアンクの右腕の幻影の姿が映っていた。
『フォーゼ&オーズ』
テレビシリーズでの最終決戦を終えると同時に消滅してしまったものの、ポセイドンの出現に伴って復活し、帰国した映司の前に突然現れた。
復活後は泉信吾への憑依抜きで人間態のみを形作っており、さらにポセイドンの目を欺くため映司の姿にも擬態したこともある。信吾に憑依することは無いものの、人間の体抜きでもアイスキャンディーを以前と変わらず頬張っている。自らが復活した理由については固く口を閉ざしながらも、以前と同じように久々に映司・比奈との日常を楽しむ。戦闘においては持ち前の策略で、ポセイドンに吸収されていたコアメダルを奪取した。グリード態に変身こそしないが、映司と共に襲いかかる屑ヤミーを相手に戦い、殴る・掴むといった腕を駆使した荒々しいスタイルをとる。「オーズ編」終盤、未来(映司曰く、いつかの明日)で復活を遂げ、ポセイドンを追って未来からやってきたことが判明した。
小説『S.I.C. HERO SAGA KAMEN RIDER OOO EDITION -OOZ-』
映司たちのもとに突然現れる。ライダーマンに憑りついた際には「赤いカセットアーム」と形容された。テレビシリーズ最終盤のようにタカ・コアにはヒビが入っている。
『仮面ライダー平成ジェネレーションズ FINAL ビルド&エグゼイドwithレジェンドライダー』
財団Xが複製したコアメダル3枚から出現した偽物として映司に襲い掛かる。しかし、映司が持っていた割れたタカ・コアが反応し複製の体内に入ったことで、本物のアンクの意識が宿り復活を遂げ、映司達に再び協力した。事件解決後は複製のコアメダルが消滅したことでアンク自身も消滅、再び割れたタカ・コアに戻った。
泉 信吾(いずみ しんご)
グリードが起こした事件を追っていた、警視庁捜査一課の刑事。24歳。
グリード復活直後の事情聴取で映司と知り合うも、遭遇したカマキリヤミーとの戦闘で瀕死の重傷を負い、アンクに身体を乗っ取られた。表向きには失踪扱いになり、後に事情を知った比奈によって休職扱いとなる。アンクが憑依すると整った黒髪から金髪の派手なヘアスタイルに変化する。大抵は怪人態として右腕のアンクが実体化しているが、人間の腕に戻る事も可能。
刑事としては優秀で、妹想いの優しい性格。しかし、食事の前に勝手に料理をつまみ食いするなど少々行儀の悪く、大食いな一面もある。PC・iPhoneなどのデジタルデバイスマニアでもあり、比奈に文句を言われるほどのめり込んでいた(アンクは信吾のデジタルへの知識を利用し、人間・現代社会に関する情報を積極的に集めている)。鶏肉料理が好物であるため、アンクとしては違和感を覚えている。
アンク憑依当初はアンクが離れると10分も持たない状態にあり、アンクの行動範囲を広げる道具であると同時に、映司を従わせるための人質として使われている。生命が維持されていた事から身体の傷は次第に治癒しており、アンクが憑いていなくとも生命に危機が及ぶ事態にはならなくなり、第41話にてアンクがロストに取り込まれた後で意識を取り戻し、比奈との「再会」を果たす。アンクに憑依されている間の記憶は残っており、自身や比奈のために戦っていた映司の想いを理解して助けになると決意した。そのためメダルの特性やコンボの特徴などについては熟知していたものの、アンクと違いノーコンである事が判明し、映司にメダルを受け渡す練習には四苦八苦していた。だが、アンクの復活後は再び体を乗っ取られ、欠けた鳥系コアを補うための他系統コアの『器』に利用されてしまう。
最終回ではアンクから完全に解放され、警察官に復帰した[11]
泉 比奈(いずみ ひな)
服飾系専門学校「MUSIKAファッションカレッジ」に通う少女で、信吾の妹。18歳。
華奢な見た目とは裏腹に「ふんにゅ~!」という掛け声と共に260kgのライドベンダーを軽々と持ち上げる程の、人並外れた怪力の持ち主で、それが元で「クスクシエ」のバイトに採用される。彼女自身にとってはコンプレックスの種で加減出来ないことも多いが、困っている人を放っておけない義侠心溢れる性格のため人助けの際にはためらうことなく使用、またグリードに襲われたり捕まった時にも使っている。
両親は既に他界しているためか、唯一の家族である信吾を慕っている。
街中で困っていた映司を助けた事で偶然知り合い、後に映司から信吾がアンクに乗っ取られている事・ヤミーやオーズの存在を告げられる。ショックを受けながらも、映司を説得してクスクシエの住み込みバイトを了承させた。事情を知ってからはヤミーの探索を進んで手伝うことも多く、持ち前の怪力でグリードに立ち向かうこともある。
当初は映司のことを「火野さん」と呼び敬語を使用していたが、映司がクスクシエで働くようになってからは「映司くん」と呼びタメ口になっており、アンクのことも名前で呼ぶようになった。
当初はアンクを信吾と誤解したが、映司から事情を聞かされて以降はアンクを「信吾の生命を維持している怪物」と認識し、アンクの見張り・抑止力となっている。また、それまでアイスキャンディーしか口にしていなかったアンクに、信吾の体調を維持させるためにアイスキャンディー以外の料理を食べさせている。映司やアンクと関わっていくうちに、映司の歩んできた過去・他人に手を伸ばす彼自身の思いを理解していき、自分が映司に対して手を伸ばしたいと考えるようになり、アンクに対しても別離を拒むなど情がわいてきている。
物語の終盤でアンクが余命幾ばくもない状況になり、自分にはもう何もできないことを悟るが、それでも残された時間の中でアンク・映司がもう二度とバラバラにならないように繋ぎ止めていくことに決心を固め、最後の戦いを見守り続ける。
『フォーゼ&オーズ』
映司のことを心配しており、アンク復活の方法が早く見つかることを願っている。戦闘に巻き込まれる場面もあるが怪力は健在。急な帰国後にパンツを置き忘れてきてしまった映司に対し、パンツを送る。
小説『S.I.C. HERO SAGA MASKED RIDER DECADE EDITION -オーズの世界-』
オーズの世界(オーズがいなくなったことで消滅しかけた世界)の住人として登場するが、人並み外れた怪力を持つがゆえに門矢士に人間でないことを暴かれる。それは鳴滝が化けていた姿であり、鳴滝は正体を現すとゾル大佐へと変身をとげる。詳しくは鳴滝ゾル大佐を参照。
その後、本人が登場し、映司を助けるために、ディケイドやディエンドに協力する。ディエンドとともに、オーズの力を阻止するため、人並み外れた怪力で巨大なコアメダルをはじく。
白石 知世子(しらいし ちよこ)
「クスクシエ」の店長。30歳。
カラッとした面倒見の良い姉御肌の性格で、日頃は寛容且つ温厚だが、いざという時はかなり過激な性格が顔を見せる。その上腕っ節も強く、複数の警官と素手で戦える。
バイトを名目に住所不定だった映司・アンクを強引に「クスクシエ」に下宿させている。容姿が真木の死別した姉・仁美に生き写しであることから、真木に関心を抱かれている。
グリードなどの戦いの事情は知らず、アンクについては映司から「悪い環境で育ったため汚い日本語しか話せない、世間知らずで引きこもりの外国人青年」と吹き込まれており、実体化した姿を見ても店の特性上コスプレの類と解釈している。アンクを更生させるべく彼を「アンクちゃん」と呼び積極的かつ強引にコミュニケーションを図っており、アンクを閉口させる数少ない存在となっている。
また肝も太く、物語終盤では信吾が店の中からいきなり現れても驚くことなく比奈に引き合わせたり、オーズやアンクに関する全ての事情を比奈から聞いてもすぐに理解、悩む比奈に対し、「全てを助ければいいだけの話」と比奈の肩を押した。
最終決戦の直前、クスクシエの店内に真木の人形が残されているのを見つける。その後もクスクシエを営業しており、久しぶりに来店した比奈達を温かく迎え、テレビ電話で映司と連絡を取っている。

鴻上ファウンデーション

オーズを支援する謎の巨大財団。ライドベンダー・メダジャリバーなど、セルメダルを利用する武器・装備を生産している。一部の人物は物語の展開と共に離脱・退職しているが、便宜上初登場した時ファウンデーションに属していた人物を本節に記載している。

鴻上 光生(こうがみ こうせい)
鴻上ファウンデーションの会長。43歳。
強面の外見に似合わずケーキ作りが趣味で、会長室に最新のキッチン設備を設置している。「誕生」に至上の価値を見出しており、記念日・誕生日など何かにつけてバースデーケーキを作成し贈呈している。音楽も嗜んでおり、誕生日の歌をピアノで奏でる事もある。常に抑揚を付けた異様なテンションの口調で喋り、「素晴らしい!」・「ハッピーバースデー!」が口癖。人当たりは良いが、口先だけでアンクを手玉に取る程のしたたかさを見せる。
人の欲望が持つ力に魅せられており、現代を「飽和し伸び悩む世界」であると彼なりに憂いて「欲望による世界の再生」を目的として掲げ、欲望の結晶であるオーメダルを追い求めている。メダルを奪い合う事になるグリード・オーズの復活も「よりメダルを効率的に集める手段になる」として歓迎しており、オーズ・アンクに対してはツールを提供する事の代償として「回収したセルの60%を鴻上ファウンデーションに譲渡する」という契約を結ばせた。コアにも興味を示しており、極力残しておくべきだと考えているが、恐竜系コアだけは危険視しており何としても排除すべきだとしている。部下に関しては仕事に対する忠実さ・矜持以上に、それらを無視してでも自分の欲望に忠実でハングリー精神のある者を評価する。故に真木の暗躍を察知しながらも「純粋な欲望による者」として寧ろ歓迎し、バースの装着者に伊達を選んだ理由も、彼が「一億円稼ぐ」という欲望に忠実なためである。逆にプライドが邪魔して欲望に忠実になれない後藤を自己流の表現方法で激しく批判していたが、同時にその成長に期待もしていた様で、伊達に後藤がバース装着者に相応しい資質を持つ人間となるべく育成も任せていた事が伊達の退職間際のやり取りで明かされている。
メダルを収集する最終目的・残りのコアメダルの在り処などは当初映司らに語らなかったが、真木と違い人命を顧みない行動をとる様な非道な行いをする事は無く、映司と対立する様な事は無かった。
自らの目的のためにメダルを集中させる「器」にオーズを見出しており、巨大グリードの一件によってその考えを確かな物とし、オーズへのメダルシステム・コアメダルの提供といった支援を行う方針を固めている。また巨大グリード出現後の年末年始を利用してヨーロッパへと旅行に行き、そこからアンク(ロスト)のミイラ・恐竜系コアメダルなどのキーアイテムをいくつも持ち帰り、物語の節目に投入しては物語を大きく動かすきっかけとなる。映司に対してはより膨大な欲望を許容できる「オーズの器」を持つ人間として期待をかけており、彼のグリード化を止める策として、彼の失った「自分自身に対する欲」を取り戻す事を提案。やがて映司の欲望が目覚めたのを確認すると、彼を真のオーズに覚醒させようと大量のセルメダルを用意する。暴走したメダルの器があらゆる物をセルメダルに変換した際に鴻上ファウンデーション本社ビルも損傷を受けたが、本人は崩壊しかけていた部屋の中で誕生日の歌を歌いながらバースデーケーキを作成し続けるというタフぶりを見せていた[注 8]
戦いが終わった後も変わらず会長室でケーキを作る日々を送っている。
『フォーゼ&オーズ』
映司の協力による研究成果を流用し、新たなるコアメダル開発を目指している。自分が開発しようとしていたコアメダルの力を持つポセイドンの襲来に伴い、未来の自分がコアメダル完成に失敗したと悟り、事態の収拾に動く。40年後の未来でも、白髪の老人となりながらも若かりし頃のテンションはそのままに相変わらず我が道を往っている様子で、新たなコアメダル・その制御システムであるポセイドンドライバーの開発に成功し、アクアの力を使いこなせず葛藤するミハルにドライバー・メダルを授けている。
小説『S.I.C. HERO SAGA KAMEN RIDER WIZARD EDITION -魔法使いの弟子-』
日本三大何をやっているのかよく分からない会社」の1つである鴻上ファウンデーションの社長[注 9]。「黒い魔法石」を面影堂に持ち込み、瞬平の欲望を見抜いて彼に指輪を作らせようとする。バースドライバーの回線を通じ、瞬平にウィザードライバーを通じて指輪を使うよう促す。
里中 エリカ(さとなか エリカ)
鴻上光生の秘書。21歳。
鴻上の仕事を補佐すると共に、映司達に彼のメッセージを伝える役目を負う。指令によっては、オーズらの戦闘にも飛び込みエージェントとしての役割を果たす事もある。鴻上の「欲望に忠実であれ」を体現したかの様な人物で、業務は常に無愛想な態度・派手な格好で行い、残業等の時間外労働を徹底的に拒む勤務態度だが、給料さえ出れば全て「仕事」だと割り切るドライな考えの持ち主。しかし映司・後藤達のサポートに積極的に駆けつけたりと仲間思いの一面も見られ、最終回ではクスクシエで笑顔を見せていた。かなりの大食いで、会長室にいる時はたいてい鴻上が趣味で作るケーキの処理役を任されているが、自身は辛党。戦闘時には服装・メイクを念入りに変えるのがポリシーで、ライダースーツ・ゴスロリ服などのこだわりを持つ。
後藤がバース装着者として正式に認められてからは彼のチームパートナーとなるが、いつヤミーが出現するかも分からない状況で休憩時間中を理由にヤミーの探知能力を持つゴリラカンドロイドの電源を切ったり、出動前には時間を懸けた念入りな着替え・メイクを欠かさなかったりと、あくまでも自分のペースを貫くが、戦闘では後藤も認める程のサポート力を見せている。
小説『S.I.C. HERO SAGA KAMEN RIDER WIZARD EDITION -魔法使いの弟子-』
正体不明の仮面ライダーウィザードが暴れている現場に、バースに変身して急行。瞬平と凛子を救った後は応戦するも、時間外労働を理由に変身解除、バースドライバーをその場に居た凛子に押し付ける。
後藤 慎太郎(ごとう しんたろう) / 仮面ライダーバース(2代目) / 仮面ライダーバース・プロトタイプ(初代)
鴻上ファウンデーション所属のライドベンダー隊第1小隊長→秘書補佐。22歳。
映司・アンクに接触しツールを提供すると同時に、彼らを監視する任務を負う。かつては警察のエリートであったが、「世界の平和を守る」という理念に賛同して組織に入った。任務に私情を挟む事は無いが、グリードであるアンクには敵意を隠さない。またプライドも高く、自らの「世界平和」という高い理想・グリードに対して無力な現状の狭間で葛藤する事も多い。世界平和より目先の人助けに奔走する映司がオーズに選ばれた事に不満を抱き、当初は鴻上がオーズを全面支援する方針にも反感を持っていた。しかし、常に目の前の事に必死な映司のひたむきさこそが自分に足りない物と認識を改め、映司に協力し、アンクにも徐々に態度が軟化するなど、情が芽生えていく。一時期はバースの力を手に入れるべく真木に接近した事もあったが、一般人をも平気で巻き込む事も辞さない真木には頭を下げる事は出来ず、早々に決別している。
その後トレーニング中に行き倒れた所をクスクシエの面々に助けられ、彼女らへの恩返し・気持ちの切り替えのため隊員を休業し、クスクシエのアルバイト店員となる。真木とは縁を切ったものの、自身が戦う力=バースの事は諦めておらず、その変身出来る素質を見極めるため、当時の変身者だった伊達を師の様に仰ぎ、以前には見られなかった柔軟な態度・考え方を見せる様にもなった。後にグリード・ヤミーについてさらに情報を集めるため鴻上ファウンデーションへ復帰し、長期離隊によりライドベンダー隊長からは外されたものの、里中の補佐としての任を与えられる。そしてグリード達の攻撃を受けて倒れた伊達からバース・その信念を引き継ぐ。伊達との特訓・実戦で力をつけていたため3体のグリードを圧倒する程の戦闘能力を持ち、初装着ながら目覚ましい活躍を見せた他、バースに取り付けられていた自爆装置を密かに取り外していた。以降は伊達の辞任に伴い、鴻上からも正式にバース装着者として任命される。サポートをする里中のマイペースに振り回されがちだったが[注 10]、程なく彼女のペースを把握し、割り切った行動も取れる様になる。
「医者にとって重要なのは自分が死なないこと」として極力無茶な戦い方を避けていた伊達とは異なり、危険を顧みない捨て身の戦法をよく用い、その戦い振りを見たアンクに「伊達よりひどい」と言わしめた。
部下であったライドベンダー隊員は殆ど登場せず、単独で行動する事が多かった。戦いが終わった後は警察官に復帰した。
『フォーゼ&オーズ』
隕石群落下に伴うポセイドンの出現に伴い、映司・伊達と共に招集をかけられ、バース装着員として一時復帰する。里中・伊達とのトリオは健在で、オーズのバックアップに力を尽くす。途中で大ダメージを受け養生するも、鎮痛剤を使い映司のバックアップに臨む。
真木 清人(まき きよと)
第9話より登場。鴻上生体工学研究所の所長。35歳(第29話で誕生日をむかえている)。一人称は基本的に「私」だが、人形から離れると「僕」になる。
ライドベンダーやバースといったメダルシステム開発の功労者。劇中では主に「博士」あるいは「ドクター」の敬称で呼ばれる。
スキンヘッドの小さな人形(作中では呼ばれないが、この人形には「キヨちゃん」という愛称がある[12][注 11])を常に携帯し、この人形に対して話しかける形でなければ他人と会話が出来ないコミュニケーション不全者で、人形に何かしらの危害が及ぶと平静を失いパニックを起こす。鴻上とは対照的に、「終末」に大きな価値を見出しており、「物事は終わりを迎えて初めて完成する」という考え方を理念とし、「世界に良き終わりをもたらす」事を使命として活動する。研究室には『来たるべき終末』を表した絵画が飾られている。「良き終わりを」が口癖。
眼鏡をかけ、研究室内・外問わず、黒ずくめの服を着用。生気の少ない無表情を保ち、常に抑揚の少ない口調で無感情に話す。その技術力は非常に高く天才なのは疑い様の無い事なのだが、己の研究以外には全く興味を示さず、「終わり」に価値観を見出している性格上、その過程でどれだけの犠牲が出ようと気に留めない酷薄な性格で、そのなりふり構わない行動から映司の怒りを買った数少ない人物である。研究対象を「観察」する事を好む反面、他人に触られる事・自分が観察される事を何よりも嫌う潔癖症で、研究室に居候する伊達の大雑把な行動がストレスの種になっており大きく取り乱す事もあったが、姉以外で自分に深く接した者として、第38話で若干の情を垣間見せた。
幼少期に両親を失い年の離れた姉である仁美によって育てられており、彼女にだけは心を開いていた。しかし自身の結婚により真木を疎ましく思う様になった仁美が自分を突き放した事から、仁美の眠る寝室に火を放って彼女を焼き殺し「醜く変わる前に、美しく優しいうちに終わらせて完成させる」という歪んだ使命感に取り付かれる様になった。現在肩に載せている人形は、殺害の直前に「自分の代わりと思え」と仁美から押し付けられた物である[注 12]
鴻上とはメダルの持つ力に価値を見出した者同士として基本的に主従関係を保っていたが、自分とは正反対の方針を唱える鴻上の下では使命の達成を見出せず、オーズに不満を抱く後藤を唆したり接触してきたカザリと結託したりと、財団で働く傍ら様々な暗躍を行っていた。伊達経由で姉に容姿が生き写しである知世子の存在を知り対面した結果、姉に関する忌まわしい記憶を思い出し改めて世界の終末の「使命」を再確認し、大量のカンドロイド・研究室の絵画・恐竜系コアメダルを持ち出し、財団と完全に決別してカザリに付く(第30話)。その後カザリの能力によって自分自身に恐竜系コアを投入してその「器」となり、グリードの誰かを完全復活・暴走させた後、最後に自身がそのグリードを始末する事で世界を「無」に帰そうとする。またヤミーを生み出し無差別殺人・オーズ撃破のための作戦を展開する。カザリ・メズール・ガメルに対して指揮権を行使すると共にメダルの管理権を一手にし、事実上グリード勢力のリーダーとなる。
同じく恐竜系コアを取り込んだ映司と比較すると、彼が積極的にグリードの力を受け入れようとしたためかその肉体は怪人態を手に入れる程グリード化が著しく進行しており、映司から残りのメダルを奪おうと狙いを定める。後に暴走のリスクを承知で乗り込んできたアンクをメダルの器にしようと考え、弱体化したカザリから彼が独占していたコアを奪い取りアンクに集中させるが、アンクが映司達と過ごした日々を捨てきれない事に気づき彼を見限る。
最終決戦では最後まで生き残ったウヴァに手に入れたほぼ全てのコアを集中させる事でメダルの器 暴走形態を生み出し、メダルの器を守りながら世界の終末を見届けようとする。そしてグリードとして生きる事を決意したかの様に、姉の形見であった人形を自分自身の様に似せて知世子の元に遺していく。終末を止めようと挑んできたオーズ プトティラコンボ・アンクの連携攻撃を一度は退けるが、映司が吸収していた無限のセルメダルにより極限まで威力を高めた「グランド・オブ・レイジ」を受ける。爆散し倒されたかに見えたが、メダルの器が発するエネルギーフィールドの力を受け復活。しかしアンクが保有していた3枚のコアで変身したオーズ タジャドルコンボに圧倒され、メダルの器の内部に逃亡するも、恐竜系コアメダル7枚によるギガスキャン「ロストブレイズ」の直撃を受け敗北。それにより生じたブラックホールに全身をもがれて飲み込まれ、「自分の終末が完成(死ぬ)する」ことを嘆きながら最期を遂げた。
恐竜グリード
  • 身長:211cm
  • 体重:127kg
真木が恐竜系コアメダルの力を受け入れ、グリード化した姿。
体色は紫で、頭部はティラノサウルスの様な意匠を持ち、胸部にはトリケラトプスの角・フリルを備え、背中から伸びたマント状の翼・両肩にはプテラノドンの特徴を備えている。冷気による凍結能力・掌から放つ物質を「無」に還す紫色の波動・コアメダル破壊能力・マント状の翼による飛行能力といった豊富な能力を備える。アンク同様に欲望の源泉である人間を核としているためかコアメダルが少ない状態でも完全態に到っており、「真のオーズ」となったオーズ プトティラコンボ・アンクの2人を同時に相手しても圧倒する恐るべき戦闘能力を誇り、真木自身は恐竜系コアが全て揃っていればメダルの器 暴走形態でさえも破壊出来ると予測していた。
一部関連書籍[13]では『ノブナガの欲望』に登場した恐竜グリードと同じ名称の「ギル」として紹介されているが、テレビシリーズではその名称で呼称されたことも、また真木自身がその名称を名乗ったことも一切無い。
『仮面ライダーゴースト 伝説! ライダーの魂!』
フレイに呼び出され、白い魔法使いと共にゴースト達の前に現れる。オーズ魂となったスペクターに敗れ、「世界は今はまだ美しい」と言い残し爆散した。
伊達 明(だて あきら) / 仮面ライダーバース(初代) / 仮面ライダーバース・プロトタイプ(2代目)
仮面ライダーバースの最初の装着者。30歳。
職業は医師で、かつては世界各国で活動を行う医療チームに所属し、「戦う医者」の異名を取っていた。筋骨隆々とした体躯を持ち、大量のセルメダル・バースのマニュアルを収納したメダルタンク(ミルク缶)を肩から担いで持ち歩いている。
性格は外見どおりの豪快かつ大雑把。他人への説明は「面倒」、専用のマニュアルを読むのも「嫌」という事で、バースの取り扱いも「適当に触っときゃ何とかなる」と実戦で使い方を覚えていくスタイルを取っている。後藤をも凌ぐ程の高い戦闘能力を誇り、いい加減なスタイルながらも相応の成果を挙げている。しかし医者というだけあって自分自身に対する雑さとは裏腹に観察眼は鋭く、女心の機微にも敏感。紛争地域でも自分達に撤収命令が出た時の事を危惧しており、現地に医療関係の学校を作る事を夢見ていた。映司に対しては友好的で、プライベート時・戦闘時共に共闘する事も多いが、一方で映司の極端に自己犠牲的なスタンスは「目的が何も無いのに戦うのは不気味」「若いのに色んな事や自分からも引いてる」として懐疑的に見ており、当初は深入りしないつもりだったが、人の良い本性から結局は放っておく事は出来ず、度々忠告や助言を行った。なぜかアンクを「アンコ」と呼んでおり、よくヤミーとの戦闘後にセルメダルを巡って喧嘩になっている。おでんが大好物で、本人曰く医療チーム時代には砂漠に鍋を持ち込んで調理した事もあったという。今でも行き付けの露店があり、また大量の缶詰を確保している。一方甘いものは苦手で、鴻上作製のケーキを平然と残して彼を唖然とさせた事がある。日本では真木の研究室に居候しているが、野宿同然のアバウトな生活をしている事で神経質な真木のストレスの種になっている。
過去紛争地帯での医療活動中に巻き込まれて頭を撃たれ、生還はしたものの左後頭部内に銃弾(.45ACP弾)が残っている。生きているのが奇跡といえる状態でいつ脳が傷ついてもおかしくないが、摘出手術も非常にリスクが高い事から、海外の闇医者に手術を依頼しようと考え、高額な費用を捻出すべく鴻上のスカウトを受けてセルメダルの収集を目的に雇われ、「報酬で一億円稼ぐ」という強い野心を抱き戦う。このため、初期は別れる事が前提に指導者となった後藤を除き、映司・佐倉優美(23・24話)などとは深入りする関係を避けていた。セルメダルに関しては報酬のためオーズにも渡さず自身が独占する事を公言しており、しばしばアンクと子供じみた奪い合いを展開する。ただし大雑把な性格から戦闘・訓練などで必要以上に浪費する傾向があるため、収支計算では赤字の割合が多い。一方コアメダルに関しては契約の範疇外であるためか興味は薄く、コアメダルを奪われた映司・アンクの奪還作戦に協力した際も取り戻したコアメダルをあっさり2人に渡している。バースとして戦う事を願う後藤の気持ちを察し、彼の戦闘能力の不足を指摘すると共に、「一億円稼いだら後を任せる」と約束し、練習のためにバースバスターを預け時に協力をさせている。
銃弾については医療チーム時代からの友人である藤田医師と真木しか知らなかったが、物語後半で遂に頭痛・眩暈が表れ始めた事から周囲に発覚。後藤に戦いを強く止められるも信念を曲げるつもりは無く、それどころか真木の誘いを受け1億の報酬と引き換えにグリード一派に協力し、映司達を裏切った。しかしこの裏切りは「真木のグリード化を阻止せよ」という鴻上の密命による物であり、真木の良心に訴え説得を試みるも失敗。グリード達の攻撃に倒れた彼は、後藤にバースを託す。幸い命には別状はなく、円満退職し危険手当・退職金に新たなバースの後継者となりうる後藤の育成功労で5千万、グリード一派への参加時に真木から受け取っていた前金5千万の計1億をちゃっかり手に入れて、手術のために海外へ旅立った。
その後、手術を終えて帰国。里中からバース・プロトタイプを受け取り、後藤と共に再びグリードと戦う道を選ぶ。最終決戦でもメダルの器の生み出した大量の屑ヤミーから一般人を守るため活躍した。
戦いが終わった後は海外で医師として活動している様子。また日本に帰国した際には比奈達と共にクスクシエに来店しており、この際に初めて信吾と対面した。
戦国MOVIE大合戦』では彼にそっくりなノブナガが登場している。
『フォーゼ&オーズ』
隕石群落下に伴うポセイドンの出現に伴い、映司・後藤と共に招集をかけられ、交戦中の里中からその場でプロトバースのドライバーを受け取り変身する。飄々とした性格は変わらず、戦闘面でも非戦闘面でも頼れる兄貴分としての姿を見せる。

その他の人物

初代オーズ
800年前の回想シーンに登場。変身者は当時のとある王で、アンクによるとその人物像は「欲望の塊」だったらしい。
彼が世界を支配する力を欲したことからグリードが誕生。様々な生き物の力で作られたコアメダルを全て自身の体に取り込むことで、神に近い存在へ昇華するためオーズに変身。目的が同じだったアンクと結託し、コアメダルを狙いグリードと闘った。グリードを圧倒した後、アンクを裏切り彼のコアメダルを奪取。最終的にグリードから奪った大量のコアメダルを同時に取り込んだため、力を解放しすぎて暴走。グリードと分離したアンクの右腕を巻き込み、メダルを封印する石棺の一部になってしまった。鴻上はこの暴走を含めて、彼も「グリード化した人間だった」と推測している。鴻上は彼の子孫に当たる[15]
彼が変身したタトバコンボの変身音は、映司が変身したタトバコンボの変身音に比べて低音になっている(30話の回想シーンより)。古文書のイラストではタジャスピナーのような盾とメダジャリバーのような剣を装備していた。
真木 仁美(まき ひとみ)
真木の歳の離れた姉で、その容姿は知世子に瓜二つ。1958年に生まれ、1986年に死去。
両親を亡くした真木の親代わりとして彼を育て、真木の優秀性を見出すとともに、「物語がエンドマークで完成するように、人もまた死で完成する」という見識を教え、真木の歪んでしまった人格形成に多大な影響を与えた人物。
結婚が決まり真木家を出ることになるが、結婚式の前日、それまで世話してきた真木を疎ましく感じるようになり、一方的に突き放すような行動をとる。結果、彼女が変わってしまうことを恐れた真木の手で寝室に火を放たれ、「人は死で完成する」という彼女自身の言葉を具現化する形で焼き殺された。真木の人形も彼女が真木に、「私の代わりと思え」と押し付けた彼女の似た顔立ちのもので、彼女の形見として真木は肌身離さず持っている。
当初は優しい性格と思われたが実際は腹黒い性格だったようで、真木は腹黒い方が「本当の姉さん」で、自身の行為によって「優しく微笑む姉さん」として自分の中で完成したと述懐している。
ただし、あくまでも清人の回想のみの登場であるため、実際はどのような人物であったかははっきりと描かれていない。

グリード

設定面での詳細は世界設定・用語を参照。『MOVIE大戦CORE』ではオーズ・プテラノドンヤミー(雌)の戦闘を傍観する立場にいた他、『将軍と21のコアメダル』では序盤にガラにコアメダルを奪われ、その後はガラを打倒するため、取り戻したコアメダルを映司に貸し出したりと、ウヴァ・カザリ・ガメル・メズールがまとまって行動している。

アンク
  • 身長:45cm(右腕のみ)・214cm(完全態)
  • 体重:3kg(右腕のみ)・117kg(完全態)
鳥系グリード。
本来の姿はタカの特徴を持った頭部・コンドルの様に強靭な爪を備えた脚・クジャクの羽状の模様を体表面に散りばめ、右目部分に金色の羽飾りの様な装飾がある。二枚の翼による飛翔能力・翼から放つ羽を模した火炎弾やエネルギー波・掌から放つ火炎弾や火炎放射・炎を纏っての両足蹴りなど、オーズ タジャドルコンボと酷似した戦闘スタイルを取り、戦闘能力もオーズ タジャドルコンボ・プトティラコンボと互角である。
800年前において当時のオーズと目的が一致していた事で結託し、他のグリードと敵対していたが油断した隙を付かれてオーズの裏切り・暴走を赦してしまう。オーズの暴走による巻き添えで封印される際に足掻いた結果、人格を宿した右腕のみが封印され、残りの肉体がミイラ化して眠りについた。その後の消息は、前者はクスクシエのアンク・後者は本項目のアンク(ロスト)の箇所を参照。
ウヴァ[注 4]
  • 身長:208cm
  • 体重:115kg
昆虫系グリード。
本来の姿はクワガタムシの顎状の角・カマキリの鎌や複眼・節足的な外骨格に覆われたボディを持つ。当初はコア6枚で下半身がセルメンで復活。人間態は緑の革のジャケットを着たオールバックの青年。
バッタの如き跳躍力・昆虫特有の敏捷性を活かし右腕の2本の鎌を用いる強襲戦を行う他、角から広範囲に緑色の雷撃を放つ特殊能力を備える。完全復活すると他のグリードの様な追加能力は見られないものの戦闘スペックが飛躍的に上昇し、電撃の威力・範囲、メダガブリューに耐えうる程に防御力が上昇する。昆虫型故に炎に弱い事がアンクから語られている。
直情的かつ激情家で、不完全な体に最も焦りを覚え、メダルの収集・奪還に固執する。しかし短気で頭に血が上りやすく思慮が欠ける性格はアンク・カザリに見透かされており、手玉に取られる事も多い。一方で転換する状況を受け止め対応する柔軟さは持ち合わせており、後述のセルメダルによる強化・屑ヤミーを使用して暗躍するなど浅薄というわけではないが、計画性よりも執念深い面が強い。物を叩くなどしてリズムを刻む癖があり、イライラしている時は人間態・怪人態を問わず、ゴルフクラブで周りの物を叩き壊している。アンクに指摘された通り、執念深さ・しぶとさは並大抵の物でなく、コアメダル1枚のみでもセルメダル無しで行動したり、僅か3枚のコアメダル(グリードはメダルが4枚以下になると全身が不完全となる)で上半身を復活させたりしている。また、目的のために度々裏切り・結託を繰り返している。
当初は他のグリードと行動を共にしていたが、カザリの裏切りに怒り、意趣返しにコアメダルの独占を企み、仲間への情も捨て、弱体化したメズールを裏切りコアを奪おうとした。その後はカザリと対立してオーズ・カザリ一味と随所でメダルを奪い合いながら、屑ヤミーを利用して秘密裏にセルメダルを生成するなど、独自の行動を取っていた。新たに進化していくオーズ・カザリ一味に対抗するべく、集めていたメダルを使ってメズール・ガメルを復活させるが、2体がカザリ一味への恐れ・ウヴァへの不信感からカザリ側についた事で孤立してしまい、集中攻撃を受けてメダルの状態に分解されてしまう。しかし放置された意識を宿したクワガタ・コア1枚で行動し、人間に憑依する事で辛うじて生き残っており、映司と決別したアンクの手によってセルを与えられて復活し、共にグリード達のアジトに乗り込み、仲間に加わった。後にアンクを始末しようとしたカザリに逆襲し、2人がかりで追い詰めた末にメダルも奪還した。
真木がアンクを器に使用する事を断念した後、唯一生き残っていたために「メダルの器」に選ばれ、真木の手でコアを揃えられ完全復活を遂げる。オーズ プトティラコンボ・ダブルバースを単独で圧倒する戦闘能力を見せ付けるも、「真のオーズ」へと進化したオーズ タトバコンボの「タトバキック」を受け敗北する。直後に真木の手で他系統のコアを数枚投入され消滅は免れるも、さらに他系統コアを投入され暴走への恐怖から逃亡する。最終的には力を制御出来ず、苦しみ悶えながらメダルの器 暴走形態へと変貌してしまった。
なお劇中登場したグリードのうち唯一彼のみ意識を宿したコアを破壊された明確な描写が存在しない。
メダルの器 暴走形態
完全復活したウヴァに真木自身が所持する他系統コア全てを投入した結果、誕生したメダルの怪物。
同じく暴走形態である巨大グリード暴走態よりもはるかに巨大で、黒い正八面体から6種54枚のコアメダル状エネルギーが発生し陣を組んだ様な無機質な外見を持つ。常に空中を浮遊して移動し、欲望のままに周囲にある何もかもをセルメダルへと還元・吸収して、世界を無に還してしまう。溢れ出したセルを無数の屑ヤミーとして放出し続けるために接近さえ困難な上、強力なエネルギーシールドに守られている。またエネルギーフィールドを照射してグリードを復活させる治癒能力も有している。ウヴァ自身の人格は失われているが、恐竜グリードと共に世界を終末に導こうとする自我は有している。恐竜グリードが倒された際に出現したブラックホールによって内側から圧壊していき、爆散した。
他作品での登場
『仮面ライダー×仮面ライダー フォーゼ&オーズ MOVIE大戦MEGA MAX』
財団Xが作り出したダミー怪人として完全体の姿で登場。仮面ライダーXと対決するが、「Xキック」で倒された。
『仮面ライダー平成ジェネレーションズ FINAL ビルド&エグゼイドwithレジェンドライダー』
財団Xが複製したコアメダル3枚から出現した。
カザリ[注 4]
  • 身長:212cm
  • 体重:119kg
猫系グリード。
本来の姿はドレッドヘアー状に編まれたライオンの様なや鋭い牙・トラの様な縞模様のボディを黒いパンクパッションで包んだ容姿をしている。当初はコア7枚で下半身がセルメンで復活。人間態は黒と黄色のチェックのジャケットを着た銀髪の青年。
チーターの如き素早い身のこなし・瞬発力を活かして接近し、伸縮自在の鉤爪を用いる白兵戦を行う他、巨大な黄色の竜巻を発生させる能力を備える。完全復活すると鬣を自由に操る能力を発揮し、鬣1本1本からエネルギー弾を発射する事が可能となる。
普段は髪の毛を弄るなど気だるそうな言動が目立つが、実際はアンク以上に腹黒い策略家で、他者の物を奪う事に快感を覚える性格。また平然と裏切り・騙し討ちも行うため、他のグリード達からもあまり信頼されていない。復活当初はグリード一味の中でブレーン役を担っていたが、自身の仲間意識は希薄で猜疑心も強い事から、裏では仲間を出し抜くなど本音を露にする事は滅多に無い。そういった姿勢からか、アンク・ウヴァからは「臆病」と評されている。一方で計画を塗り替える予想外な事態には弱く完全主義の傾向が見られ、僅かでも自身の計画性を乱す者に不快感を抱く。本人が言う様に基本的には「慎重」であるが、虚栄心・自己顕示欲が強い傾向があり、相手より優位になると慢心し軽率な行動を起こし足をすくわれている。
自分達と関係ないメダルの動きから早々にメダルの争奪戦にオーズ・グリード以外の第3勢力が存在する事を察知し、鴻上ファウンデーションへと辿り着き陰で真木と接触。彼の研究・観察への協力と引き換えに鴻上から渡されるメダルを自身に提供するという契約を交わして結託した。自身も真木の研究に興味を持ち、他のグリードらに見切りをつけてコアメダルを用いた真木の実験に利用、ガメル・メズールの犠牲から得たコアおよび研究成果を「進化」と称して応用し、暴走を回避するための調整を考慮しながら重量系・水棲系コアを取り込む事で、合成系ヤミーの生成・高圧水流・重力操作などの新たな能力を獲得していく。やがて覚醒したばかりのアンク(ロスト)を傀儡として真木と共に集団を結成し、後に復活したガメル・メズールをも仲間に引き入れ、事実上最も勢力を持ったグリードとなっていた。
しかしオーズを危険視するアンク・ウヴァが軍団に介入した事で事態が急変。今まで自分が築いた計画が破綻する事を不快に思い邪魔なアンクを始末しようとするもウヴァの参戦で追い詰められ、コアを奪われ窮地に陥るが、メズールの介入で事無きを得た。だが今度は共にオーズを倒す素振りを見せ、唆したガメルを利用してコアを奪取して完全復活に成功し、他のグリードからもコアを奪い取り、圧倒的な戦闘能力を見せ付ける。
だが捨て身のバースのサポートにより隙が生まれ、オーズ プトティラコンボのメダガブリューの一撃で意識を内包したライオン・コアが破損して弱体化。逃走した先に現れた真木にメダルの器にする様に助けを乞うが、暴走を最大限回避していた姿勢から既に見切りをつけられており、無傷のコアメダルを全て抜き取られてしまう。セルメダルを撒き散らしながら逃亡するものの限界を迎えて倒れ、人間社会=自分が欲していた「世界」に手を伸ばしながらセルに還元、意識を宿したコアが砕けた事で終わりを迎えた。
真木が抜き取ったコアは目的の食い違いからアンクを介して本来のグリード達の手元に戻り、これによりメズール・ガメルが完全復活する事になる。
他作品での登場
『仮面ライダー×仮面ライダー フォーゼ&オーズ MOVIE大戦MEGA MAX』
財団Xが作り出したダミー怪人として完全体の姿で往生。仮面ライダーアクアと対決するが、「アクアヴォルテクス」で倒された。
『仮面ライダー平成ジェネレーションズ FINAL ビルド&エグゼイドwithレジェンドライダー』
財団Xが複製したコアメダル3枚から出現した。
ガメル[注 4]
  • 身長:230cm
  • 体重:154kg
重量系グリード。
本来の姿はゾウの牙と鼻・サイの角を備えた頭部・ゴリラの腕・ゾウの脚部を兼ねた厚い皮膚で覆われた屈強なボディを持ち、右腕にサイの角の様な突起・左腕に砲門の様な武装をしている。当初はコア7枚で上半身がセルメンで復活。人間態は白のシースルーのシャツに黒いタンクトップを着た長身の男。
グリード随一の怪力を誇り、伸縮自在の強靭な鼻を武器とした肉弾戦を行う他、地面を叩く事で周囲に激しい地震・銀色の衝撃波を発生させる特殊能力を備える。完全復活すると触れた物体を(地面やバース等は除き、)生物・非生物問わず強制的にセルメダルに変えてしまう。重量系成長ヤミーと同様、強い光に弱く、セルメダルの消費も著しい。
口調は片言で動作も鈍重。悪意を持って動く訳ではないが、最も自分の欲望に忠実なグリードであり、何の打算もなく遊び感覚でヤミーを暴れさせて燥いだり、常にその場の思いつきで行動するなど、精神年齢は幼児に近い。また自分に過保護なメズールを慕っており、行動原理が殆ど彼女に依存している。自分のコアメダルへの執着が少ないなど、グリードとしては変わり者。駄菓子が好きで、よく駄菓子の箱を抱え込んで食べているが、実際には味覚が無く、間違えて玩具を食べてしまってもその事に気づかなかった。
中盤では真木・カザリによる「コアメダルを1つの器に集中させる」実験に利用され、水棲系コアメダル7枚を新たに追加された後、メダルを奪われ弱体化したメズールの願いを受け入れ、自らメズールに吸収されて巨大グリード暴走態の一部となりオーズに消滅させられた。
しばらくしてウヴァに復活させられたが、メズールを追う形でカザリ側に付く。
メズールと一緒にいる」事が彼の最大の欲望であったために終盤で完全復活した後も彼だけは特に何かをしようとはしなかったが、メズールが偽りの愛情による「ままごと」を終わりにし彼から離れていった事でメズールを探し求め続け、満たされぬままコアを砕かれた彼女の最期を看取る事となる。その残骸からコアを回収しようとした真木との衝突を経てウナギ・コアを回収し、彼女の意識の消失にも気付かぬまま人間をセルに還元してメズールを再生させようとするが、後藤・伊達の変身したダブルバースと交戦し、終始圧倒するも先の恐竜グリード戦で自身の意識を内包したサイ・ゴリラの計2枚のコアにヒビを入れられており、至近距離から放たれた最大出力の「ブレストキャノンシュート」2発を受け耐えたものの遂に限界を迎え、メズールを想いながら最期を遂げた。残ったコアは真木のプテラカンドロイドにより全て回収された。
他作品での登場
『仮面ライダー×仮面ライダー フォーゼ&オーズ MOVIE大戦MEGA MAX』
財団Xが作り出したダミー怪人として完全体の姿で登場。仮面ライダー2号と対決するが、「ライダーパンチ」で倒された。
『仮面ライダー平成ジェネレーションズ FINAL ビルド&エグゼイドwithレジェンドライダー』
財団Xが複製したコアメダル3枚から出現した。
メズール[注 4]
  • 身長:214cm
  • 体重:112kg
水棲系グリードで、グリードの紅一点。
本来の姿はシャチを模した頭部・ウナギが巻き付いた様な首元・ウナギが描かれているタコを模したマント・タコの吸盤状の意匠がある脚部に加え、全体的に流線的なフォルムが目立つ。当初はコア8枚の上半身がセルメンで復活し、マントの模様も無地となっている。人間態は青を基調としたセーラー服、もしくは洋服を着た少女。
身体の柔軟性を活かした軽い身のこなしで敵を翻弄する戦法を得意とする。周囲に存在する水を自在に操る能力を備え、掌からは高圧水流を放って攻撃する。調節次第では切断攻撃も可能で、マントは鞭の様に変化させる事も可能。完全復活すれば全身を液状化して、さらなる三次元的な戦闘が可能となる。水棲系ヤミーと共に高熱に弱いが、完全態になると克服するようである。
穏やかな物腰で面倒見が良いが、グリードには愛情が希薄なため表面をなぞっているだけに過ぎず、高いプライドから基本的に他者の事は目下の存在として見下している。故に完全復活後には人間の愛情を手に入れようと強く欲している。仲間の調和を優先しており、他のグリードに獲得したセルメダルを供給し、時には仲介するなどグリードの統率役を担う。特に精神的に幼いガメルに対しては姉か母親の様に接するが、それは実際には自分自身が擬似的に「愛情」に満足するための「ままごと」である。現代から干渉した映司・真木を「○○の坊や」と呼ぶ。
中盤、不穏な行動の多いカザリの真意を警戒していたが、先手を取られてコアの大半を強奪され怪人態も保てない程に弱体化、更にはウヴァにも裏切られ追われる身となってしまう。その後自分のコアを移されていたガメルを吸収した後、真木の手でクワガタ・カマキリのコアとセル5000枚を吸収させられ、力を制御できず巨大グリード暴走態へと急速進化したが、オーズに倒され一度は消滅した。
後に戦力増強のためにウヴァの手で復活させられたが、カザリとアンク(ロスト)の力への恐れ・以前のウヴァによる裏切りを覚えていた事でウヴァを裏切り、カザリに不信感を抱きながらも彼の側に付いた。
アンク(ロスト)が消滅しアンクが復活した後、カザリに不信感を覚えたためかアンクの考えに真っ先に賛同した。カザリの消滅後は彼の独占していたコアを集結させ、かつ真木・グリードの仲介役が消えた事によって、他のグリードと共に真木とアンクから水棲系コアを手に入れる事に成功する。完全復活後は「愛情」を手に入れるために人間の親子を誘拐し自ら作った巣に収集するも、そこに現れたオーズ ラトラーターコンボ、バース・プロトタイプと交戦し圧倒するも、トライドベンダーのパワー・スピードの前に劣勢に陥った末に「グランド・オブ・レイジ」を受けて意識を内包したシャチ・ウナギ・タコの計3枚のコアを砕かれる。最期は駆け付けたガメルの腕の中で、「グリード故に満たされない」という抗えない事実を嘆きながら最期を遂げた。
巨大グリード暴走態(メズール・ガメル融合)[16]
  • 全長:35m
  • 体重:200t
メズールが自分のコア・ガメルが吸収していたメダル(重量系7枚のコア含む)・セル5000枚・昆虫系2枚のコアを得た事で暴走し誕生した怪物。
メズール・ガメルの人格は完全に失われている。アンク曰く「メダルの化け物」。全体的には巨大なリクガメクラゲを組み合わせた様な重量感のあるフォルムであり、甲羅の様な胴体にはシャチの背びれ・タコの触手を複数備え、サイ・ゾウを組み合わせた様な頭部から先端部にウナギを模した顔が付いた鼻が伸びている。後部にはゾウの尾も生えている。常に空中を浮遊して移動し、強大なパワー・柔軟な防御力を誇るが、水棲系メダルが全て揃っていないためその力を完全に制御出来ておらず、理性を無くして本能のみで暴れまわる。この状態は鴻上には「失敗」、真木には「成功」と思想が対照的な両者から相反する評価を受けている。オーズを追い詰めるも、突如現れたバースの「ブレストキャノンシュート」を受けて昆虫系メダルを排出する。それを回収したオーズ ガタキリバコンボの「ガタキリバキック」を受け爆散し、肉体を構成していたセルメダルが全て消滅し、飛散したコアメダルはアンク・ウヴァ・カザリによって回収された。
他作品での登場
『仮面ライダー×仮面ライダー フォーゼ&オーズ MOVIE大戦MEGA MAX』
財団Xが作り出したダミー怪人として完全体の姿で登場。ライダーマンと対決するが、「ロープアーム」で倒された。
仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦
大ショッカーの幹部として登場し、前半は仮面ライダーディケイドと共に、天装戦隊ゴセイジャーを襲撃し、最終決戦ではアンデッドのジョーカーと共に超電子バイオマンのレッドワンと交戦した。
『仮面ライダー平成ジェネレーションズ FINAL ビルド&エグゼイドwithレジェンドライダー』
財団Xが複製したコアメダル3枚から出現した。
アンク(ロスト)[17]
  • 身長:214cm
  • 体重:117kg
物語後半から登場する「アンクの片割れ」。映司と行動を共にするアンクとは存在は同一であるものの異なる自我を持つ。
800年前にオーズの暴走時に右腕と分離した事で本来人格が存在しなかったはずの肉体にその長年月を経て「自分=アンクを取り込み一体化したい」という欲望が生まれ、独立した自我が生じた存在。ミイラ状態のまま鴻上の手によって日本に持ち出され、コンドル・コアを抜き取られた事が信号刺激となり覚醒した。なお分離したアンクらが融合した場合には、アンク(右腕)は「弱い方の人格が消える」と推測している。
当初はその時点でアンクが所有するメダル以外全てのコア(5枚)を取り込んでおり、右腕・顔の右半分はセルメンとなっている。露出している内皮は他のグリードとは異なり、紫色であるのが特徴。人間態は小学校高学年あたりの少年。
飛翔・戦闘能力・ヤミーの生成など、本来グリードとして持ちえる能力はこちらに受け継がれている。
当初は己の欲望に従いアンクの捜索のみを目的とし、鳥系成長ヤミーを生み出して活動を開始する。オーズ・アンク・カザリと邂逅した後、彼を利用しようと考えたカザリに言われるがまま仲間に加わる。覚醒して間もない頃は知識・概念を持たなかったため、乱暴かつ毒舌家であるアンクとは異なり、幼い子供の様な口調で話す寡黙な性格だったが、後にカザリも驚く程の急速な精神面での成長を見せる様になり、アンクと同様の策略家としての人格を確立していく。その後アンクの隙を突いて遂に融合を果たしたが、アンクが比奈に自身のタカ・コア一枚を託したため完全復活には至らず、残りの自身のコア・恐竜系コアを手に入れるため真木のヤミーと共にオーズを嗾けるが、暴走状態となったプトティラコンボの猛攻によって両翼をもがれ墜落し、さらにメダガブリューによる追撃を受けて意識を内包していたタカ・クジャク・コンドルの計3枚のコアを破壊され、爆散すると共に人格も消滅した。
恐竜系グリード
中盤から登場した紫のコアメダルの力を宿した、800年前には存在しなかったグリード。
作中では映司・真木がメダルの器となりグリード化した。前者はクスクシエの項の映司グリード、後者は鴻上ファウンデーションの項の恐竜グリードを参照。
設定が異なる『オーズ&ダブル』の『ノブナガの欲望』では、その系統となる「ギル」というグリードが声のみで登場している。

仮面ライダー

本作品のキーアイテム・オーメダルの力で変身する戦士の名称。オーズに対しては「仮面ライダー」という単語は鴻上が使用することが多いが、通常は使用されない。ただし他作品の仮面ライダーと競演する映画では「仮面ライダー」を名乗っているほか、第27話では映司が自身を仮面ライダーと認識した上で他の人物と会話している描写がある。またバースは開発段階から「仮面ライダー」の名称が使用されている。

コンセプト

2009年秋、『仮面ライダーW』の次回作のチーフプロデューサーに就任した武部直美は、新しい仮面ライダーについて3つのコンセプトを提示した。

  1. 当時は不況で世間に活気がなかったため、積極的で明るいヒーローが望ましい[18]
  2. 敵を倒すことで何らかの対価を得られる[18]
  3. カラフルで多様なフォームに変身できる[18]

これを受けてプレックスは、「どんな分野でも世界一の能力を持つ『仮面ライダーナンバー1』」を考案し、それがやがてオリンピック金メダルをモチーフとする発想につながった[18]

作品のキーアイテムをメダルに設定する案は、平成仮面ライダーシリーズ制作の途上で幾度も浮かび上がってはいたが、収集するほど多くのメダルが存在する理由付けができなかったため、実現したことはなかった[18]。しかし今回は、「様々なナンバー1の能力を秘めたメダル」を集め、その組み合わせで多彩なフォームチェンジを披露するキャラクターとすることで、武部プロデューサーの要求に合致できたのである[18]

前作の仮面ライダーWが「ボディを縦に2分割」したデザインだったため、その流れで新ライダーは「ボディを横に3分割」したデザインとなることが自然に決まった[18]。また「3」というキーワードには、金・銀・銅の3つのメダルに通じる側面もあった[18]。初期の構想では、3つの全く異なる動物の能力を組み合わせることで意外な新フォームに変身するというものだったが[注 13]、このアイディアは同系統の動物のメダルをそろえるという形に整理され、後の「コンボ形態」となった[18]

また、当初は機械の能力もメダルの候補に含まれていたが、主役ライダーは動物モチーフに限定し、メカ系のメダルは2号ライダー用とすることが決まった[19]

企画中、制作スタッフは1969年に刊行された石ノ森章太郎の創作SF童話絵本『ちいたかわしわしごりらんらん』を発見した[20]。その内容は、気弱な子供が科学者の父親に頼んで、各種の動物の優れた部位を移植してもらうというもので、その部位とはチーターの脚・タカの目・ワシの翼・ゴリラの腕であった[20]。仮面ライダーオーズの設定と共通する要素が多いが、これは偶然の一致であり、この絵本が原作として参考にされたわけではない[20]。石森プロの早瀬マサトはこの絵本を見て、「タカの能力は優れた視力」という設定に自信を持った反面、「我々はいつまでも石ノ森先生の手のひらで踊らされているだけなのでは」と複雑な思いを抱いたという[20]

コンボ形態の設定が決まりつつあった中で、問題となったのがキーアイテムのメダルの扱いである[21]。当初は金・銀・銅の3つのメダルが考えられていたが、種類が多くて紛らわしいため、銅メダルの存在は切り捨てられた[21]。しかしメダルを2種類に絞り、金メダルを変身に用いる貴重な物とした後も、銀メダルの使い道がいっこうに決まらず、スタッフを悩ませ続けた[21]。そこに救いをもたらしたのは、脚本の小林靖子が提唱した「メダルをジャラジャラしたい」という演出案であった[21]。つまり銀メダルは怪人の体を構成する物で、斬るとジャラジャラ落ちてくるのである[21]。こうして金メダルは希少な変身アイテム「コアメダル」となり、銀メダルは消費アイテム「セルメダル」となった。

仮面ライダーオーズ

火野映司がオーズドライバーコアメダルを使用して変身する仮面ライダー。肉体の表面は黒い強化皮膚「オーズアーマー」に変化している[22]。胸部にある円形のプレート「オーラングサークル」はオーズの象徴が具現化されたもので、コアメダルから得たエネルギーを全身に供給し、循環させている[22]。プレートは上から順にオーラングトップ・オーラングミドル・オーラングアンダーの3部位に分割されており、それぞれに使用したコアメダルのモチーフとなる生物の顔の図柄が描かれる[22]。オーラングサークルからは頭部や四肢に向かってエネルギー流動路「ラインドライブ」が伸びている[22]

オーズドライバーに装填するコアメダルの組み合わせに応じた様々な形態に変身することができ、同系統のメダルを組み合わせた場合は「コンボ」、複数系統のメダルを混ぜ合わせた場合は「亜種」となる[23]。コンボ形態は強力である反面、肉体への負担も大きくなるため、はじめは亜種形態で敵にダメージを与え、とどめを刺す際にコンボ形態に変身するという戦略が主に用いられた[24]。なお亜種形態でもメダルの力を解放する「スキャニングチャージ」による必殺技を放つことは可能であり、亜種に倒されたヤミーも多い[24]。テレビシリーズに登場したコンボ形態は7フォーム。亜種形態は理論上119フォームの組み合わせが可能である[25]。そのほかに映画などの他媒体に登場した特別な形態がいくつかある。

オーズの変身システムは、現在のドイツ近辺に800年前存在した小国の、強欲な王のために錬金術師たちが創り出した物である[26]。コアメダルは各系統10枚ずつ創られたが、そこから1枚を取り除いたところ、「欠けた部分を埋めたい」という欲望がコアメダルに宿り、怪物「グリード」を生んだ[27]。王は取り除かれていたメダルを用いてオーズに変身し、グリードと戦いを繰り広げて残りのメダルを奪還するが、集まったメダルの力を制御できずに暴走[27]。王の体は石棺となり、コアメダルはその中に封印されたのだった[27]。オーズドライバーも同様に石化していたが、現代に蘇ったグリードたちに対抗するため、アンクが持ち出して映司に与えた[23]。現代においてオーズに変身できるのは、封印を解いた人物である映司のみである[23]

オーズの撮影用スーツはパーツごとに製作されたため、「スーツを何着作った」とひとまとめに表現するのは難しい[28]

ツール
オーズドライバー
仮面ライダーオーズの変身ベルト。通常はバックル部分「オーカテドラル」のみの状態で携行され、装着者が腰に当てることでベルトが伸長し、体に固定される[29]。それと同時に、コアメダルをスキャンするための装置「オースキャナー」が右側に、メダルを収納する「オーメダルネスト」が左側に出現する[29]
3枚のコアメダルを「メダクリスタ[30]」に装填したバックル中央の覚醒装置「オースレイター」を斜めに傾けることで、メダルに封じられた生命エネルギーの流動路「フォースドライブ」が完成[26]。オースキャナーで読み取り動作を行うことにより、メダルの力が人間に利用可能な状態に変換され、装着者の肉体にオーラングサークルを刻み付けて、仮面ライダーオーズへと変身させる[26]
通常のスキャンの際はコアメダルの種類が読み上げられ、コンボ状態のときは歌のような音声で表現される[26]。また、必殺技発動時にはオースキャナーを使用した「スキャニングチャージ」によりコアメダルの力を高める[23]
仮面ライダーWの変身ベルト「ダブルドライバー」の、2つのメロディラインを合わせるギミックを越えるため[31]、バンダイの滝口雄介はコマーシャルソングのような歌がベルトから流れるというギミックを考案した[32]。滝口は「富士サファリパークのCMソングみたいな曲」とたとえていたが、実際にそのCMと同じく串田アキラがオーズドライバーの音声を担当することになった[31]
玩具のメダル読み取りに用いられている技術は、乗車カード等と同様のRFIDである[32]
メダジャリバー
仮面ライダーオーズ専用の。第2話において鴻上光生が「オーズ誕生の記念」として、後藤慎太郎を介して贈呈した[33]。開発者は真木清人[33]
主にタトバ コンボ時に使用され、テレビシリーズ後半ではメダガブリューとの二刀流も用いられた[33]
刃の部分「ジャリバーエッジ」は、鴻上ファウンデーションが独自に開発した未知の新素材「ストロンジウム」でできており、どんな強固な物体も切り裂くことができる[34]。セルメダルを投入口「メダルインジェクション」に入れると、刀身内部の保管用ユニットボックス「クリスタルユニット」に装填され、ジャリバーエッジにエネルギーが供給される[34]
必殺技
オーズバッシュ
メダジャリバーにセルメダルを3枚投入し[33]、オースキャナーで読み取ることで発動する[26]
敵もろとも周囲の空間を切り裂くと、数秒後に敵だけが爆発して、分断された周囲のものは元通りに修復される[34]

タトバ コンボ

タカ・トラ・バッタのメダルを使用して変身する基本コンボ[35]。映司が初めて変身した形態であり、また800年前の先代オーズもこの形態を基本としていた[35]。オーズのコンボ形態の中では例外的に属性が異なるメダルで変身しており、他のコンボのように体力の消耗が大きくないため多用される[36]。コンボチェンジ時に流れる歌は「タ・ト・バ、タトバ、タ・ト・バ![36]

タカヘッド
複眼「タカアイ[22]」の色は緑。額の超感覚センサー「オークォーツ」はガーネット色で菱形をしている[22]
非常に視力が高く、最大で8キロメートル離れた人間を識別できる[22]
顔面の「タカシールド[22]」は、ファンタジックな雰囲気を求めてナスカの地上絵をモチーフとしている[20]。また胸元のオーラングサークルの意匠はショッカーマークのオマージュになっている[1]
トラアーム
筋力に優れ、1メートル大の鉄塊を持ち上げることができる[22]
前腕部を覆う強化外骨格「トラガーディア」には折り畳み式の鉤爪型武器「トラクロー」が付随しており[22]、強化コンクリートの壁も切り裂く[37]
手のひらには肉球をイメージしたディテールがある[38]
バッタレッグ
跳躍力に優れ、能力を最大限に発揮する際には足先がバッタ脚へと変化する[22]
展開時のバッタレッグはCGで描写されるが、位置決めのために撮影用プロップが片足のみ製作された[39]。スーツとして着用することはできず、大腿部より上に伸びた支持棒をつかんで扱う[39]

タトバ コンボは他のコンボ形態に比べると決定力に欠ける面があったが、800年前の先代オーズが用いた「10枚目のコアメダル」による変身で真の力を引き出した際は、プトティラ コンボでもかなわなかったウヴァ完全体を圧倒した[37]

グリード化が進行した映司が変身した際には、本来緑であるタカアイの色が紫に変化したタトバ コンボ パープルアイとなり、破壊本能に突き動かされるままアンクを襲った[35]

仮面ライダーオーズのコンボ形態は原則的に全身が同系色になるが、それでは3分割したボディを変化させるというキャラクターの特徴がわかりにくくなる[18]。そのため基本形態であるタトバ コンボは、原則から逸脱しているがインパクトを重視して、赤・黄・緑に彩られたカラフルな姿にデザインされた[19]。ただし亜種とは異なる特別な感じを出すために、胸のオーラングサークルの縁取りは金色になっている[19]

必殺技
タトバキック
バッタ脚に変化したバッタレッグで跳躍し、空中で赤い翼を展開[40]。タカアイで捕捉した敵にエネルギーを帯びた飛び蹴りを叩き込む[37]。破壊力は80t[40][37][注 14]

ガタキリバ コンボ

クワガタ・カマキリ・バッタのメダルを使用して変身する昆虫系コンボ[41]。ボディカラーは緑だが単一色ではなく、クワガタはメタリックグリーン、カマキリは黄緑、バッタはやや濃いグリーンと細かく塗り分けられている[39]。コンボチェンジ時に流れる歌は「ガータ ガタガタ キリバ、ガタキリバ![41]

クワガタヘッド
複眼「クワガタアイ[42]」の色はオレンジ色。額のオークォーツはエメラルド色の逆二等辺三角形[42]
背面までカバーするほど視野に優れる[42]。クワガタの顎を模した額の角「クワガタホーン」は、ガタキリバコンボ時に分身体同士の連携を図る通信アンテナとして機能する[42]
また、クワガタホーンからは広範囲に電撃を放つことができるが、劇中では亜種形態でのみ使用された[43]
カマキリアーム
瞬発力に優れる[42]
前腕部を覆う「カマキリガーディア」にはブレード状強化外骨格「カマキリソード」が収納されている[42]。ソードは戦闘時に伸長し、逆手に構えて扱う[42]
バッタレッグ
タトバ コンボの項を参照。
撮影用スーツはタトバ コンボの部分流用ではなく、同形ではあるが新規にガタキリバ用レッグが製作されている[28]

ガタキリバ コンボは多数の分身を作り出すことができる強力な形態だが、体力の消耗も激しいため使用頻度は低く、巨大な敵や大量の敵との戦いに限られた[41]。また『仮面ライダーOOO ALL STARS 21の主役とコアメダル』では、CGによる分身の作成にコストがかかり過ぎることが、登場回数の少なさの理由として挙げられている。

『スーパーヒーロー大戦』ではゴーカイグリーンが豪快チェンジしている[41]

必殺技
ブレンチシェイド
最大50体までの分身を作り出す能力[43]。分身には実体があり、変身者の意志に基づいて個別に行動する[43]
ただし、分身体の疲労はすべて変身者ひとりが担うことになる[43]
着想元は、カマキリの卵が孵化すると大量に子供が出てくる様子と[44]パチンコの大当りである[45]
ガタキリバキック
分身して一斉に跳び蹴りを叩き込む[43]
ボンディングエイトクラッシュ
分身体がそれぞれタトバ・ガタキリバ・ラトラーター・サゴーゾ・タジャドル・シャウタ・プトティラ・ブラカワニの8大コンボに変身し、一斉に必殺技を放つ[43]
なおこのとき、なぜかガタキリバ コンボから同じガタキリバ コンボへの変身も行われている[44]

ラトラーター コンボ

ライオン・トラ・チーターのメダルを使用して変身する猫類系コンボ[46]。ボディカラーはライオンが金色、トラが黄色、チーターが薄い黄色となる[47]。コンボチェンジ時に流れる歌は「ラタラッター!ラトラーター![46]

ライオンヘッド
複眼「ライオンアイ[48]」の色は青。額のオークォーツはトパーズ色の爪型をしている[48]
暗所でも物体を視認できるほか、視覚外でも地形を正確に把握できるほど聴力に優れる[48]。たてがみ「ライオネルフラッシャー」で光の乱反射を起こし、敵の目を眩ませることが可能である[48]
他のコンボと異なってモチーフであるライオンの頭部を上から見たデザインとなっており、顎がライオンの鼻、頬の線がヒゲにあたる[49]。ライオネルフラッシャーは回転ギミックが検討されていたが、フィギュアに仕込むと頭部が肥大化してしまうため実現せず[20]、その名残で風になびいたような左右非対称の造形となっている[49]。オーラングトップに描かれたライオンの顔が横向きなのは、猫類系の動物をすべて正面向きにすると区別をつけづらいため[47]
トラアーム
タトバ コンボの項を参照。
チーターレッグ
走り出してから100ミリ秒で最高速度に到達する爆発的な脚力を誇り、筋肉から発生した膨大な熱を「チーターラムジェット」から排出することでさらに加速する[48]。連続蹴り「リボルスピンキック」は、ヤミーの肉体を構成するセルメダルを削り取る威力がある[50]。つま先「チーターアグソール」の特殊筋肉の働きにより、足音を消すことで隠密行動も可能[48]
ただし制御が難しいためラトラーター コンボの姿ではあまり能力が使われておらず、パワーが抑えられたタカトラーターなどの亜種形態での活用が多い[51]
デザイン段階では車輪走行を検討していたが、ロボットのようになってしまうため取りやめとなり、その名残で足の甲にタイヤ状の造形がある[52]。オーラングアンダーのチーターの顔は、ライオンと同じ理由で横向きに描かれている[47]

トラクローとチーターレッグを使用して高速で敵を仕留める戦法を得意とするほか、ライオンヘッドからの熱線放射もあり、戦闘能力は高い[46]。その反面コンボの中でも特に制御が難しく、変身者への肉体的な負担も大きい[46]

荒ぶるトライドベンダーを乗りこなせる唯一の形態であり、騎乗時はトライドベンダー側に余分なパワーが伝達して肉体にかかる負荷が抑えられるため、コンボの安定使用が可能となる[51]

『スーパーヒーロー大戦』ではゴーカイイエローが豪快チェンジしている[46]

必殺技
ラトラーター コンボの必殺技は資料間での異同があるため、両論を併記する。
ガッシュクロス
前方に出現した3つの光の輪を潜り抜けながら急接近し、トラクローでX字に切り裂く[51]
『超全集』では、熱線を放った後に加速して敵を切り裂く技とされている[50]
ライオディアス
体内に蓄積したエネルギーを熱線に変換して全身から放つ[51]
『超全集』では、熱線を放たずに加速して敵を切り裂く技とされている[50]

サゴーゾ コンボ

サイ・ゴリラ・ゾウのメダルを使用して変身する重量系コンボ[53]。ボディカラーは白、銀、ガンメタというモノトーンで統一されている[54]。コンボチェンジ時に流れる歌は「サゴーゾ、…サッゴーゾォ![53]

サイヘッド
複眼「サイアイ[55]」の色は赤。額のオークォーツはルビー色の変形六角形[55]。他コンボのオークォーツはキーカラーと同系色だが、モノトーンのサゴーゾで同様にすると地味になってしまうため、例外的に眼の色と同じにしてある[56]
頭部を取り巻く「フェイスアーチャー」が重力場を検知してバランサーの役割を果たすため、姿勢制御能力に優れる[55]。両耳「サイソナー」は、空気だけでなく両足から伝わる地中の振動も感知できる[55]
サイの角を模した額の角「グラビドホーン」は頭突きや突進による刺突攻撃に使用され、サゴーゾ コンボ時は重力制御能力の核としての役割を果たす[55]
正面から見たサイの顔がデザインモチーフで、グラビドホーンだけでなく顎から延びるラインもサイの角をイメージしており、顎の両脇にある黒い溝が鼻の穴にあたる[57]
ゴリラアーム
両肩には大きく隆起した強化外骨格「ゴリショルダー」があり、高い防御力と強靭さを備えている[55]
両前腕部にガントレット状強化外骨格「ゴリバゴーン」が付随しており[55]、バゴーンを腕からロケットのように射出する特殊技「バゴーンプレッシャー」によって遠距離攻撃を行う[58]
ゾウレッグ
敏捷性には劣るが、脚力に優れる[55]。つま先「ゾウアグソール」は、地面の振動をサイソナーに伝達することができる[55]
膝はゾウの頭、すねが長い鼻、つま先のへこみが鼻の穴をイメージした造形になっている[57]

スピードでは見劣りするが、パンチ力はコンボの中で随一で、接近戦に長ける[53]。また、周囲の重力場を操作する能力を備えており、ドラミングを行うことで重力波を放って敵の動きを封じることができる[58]

構想段階ではゾウが頭部でサイが脚部だったが、サイは顔の角が特徴的なため、部位を入れ替えてデザインされた[57]

『スーパーヒーロー大戦』ではゴーカイシルバーが豪快チェンジしている[53]

必殺技
ズオーストンプ
両足をそろえて軸とし、55メートルの高さまで跳躍して地面を踏みつけることで重力を生み出し、周囲の敵を引き寄せる[58]
サゴーゾインパクト
ズオーストンプで敵を引き寄せて、頭突きと両手のパンチを同時に叩き込む[58]

タジャドル コンボ

タカ・クジャク・コンドルのメダルを使用して変身する鳥類系コンボ[59]。ボディカラーは赤で統一されている。コンボチェンジ時に流れる歌は「タージャードルー![59]

タカヘッド・ブレイブ
複眼は赤色の「タカシャープアイ」、オークォーツは金色の「ゴルドオークォーツ」に変化している[60]
タカヘッド以上に視力と空間認識能力に優れている[60]。タカシールドが進化した「タカフリュードル」により気流を取り込んで自身のパワーへと変えることができ、半透明のフェイスガード「ビークシェルド」の内部に空気を保持することで高空での低酸素状態にも耐える[60]
通常のタカヘッドが鳥を真上から見たデザインなのに対し、タカヘッド・ブレイブは鳥を正面から見た状態をモチーフとしている[61]
撮影用スーツには電飾が仕込まれており、タカシャープアイとゴルドオークォーツが発光する[62]
クジャクアーム
肩の強化外骨格「クジャクショルダー」は空気抵抗を抑え、揚力を生むことによって高速飛行を可能とする形状になっている[60]。肘の強化外骨格「エルボウィンザー」は敵を切り裂く武器としても扱える[60]
左腕にはタジャスピナーが装備される[60]
コンドルレッグ
大腿部のラインドライブは何重にも枝分かれした「フェザードライブ」へと発達し、気流を制御して姿勢を安定させる働きを担っている[60]。膝の「コンドルニーディアス」は、クジャクショルダー同様に空気抵抗を減らして揚力を発生させる[60]
つま先には爪状外骨格「ストライカーネイル」があり、キックが命中した相手の体内に衝撃を送り込む[60]。また、踵にも爪状の外骨格「ラプタードエッジ」があり、蹴撃に合わせ真空刃を発生させる[60][63]
プロミネンスドロップ発動時には膝から下を展開し、猛禽類の脚のような巨大なクローへと変形する[64]

背中に折りたたまれた6枚の翼を展開することで超音速飛行し、炎をまとった攻撃を繰り出す[59]

恐竜グリードとの最終決戦では、アンクの本体であるタカのコアメダルを使用して変身し、通常時のタジャドル コンボをしのぐ強さを見せた[59]

『MOVIE大戦CORE』に登場した際は、翼の表現がテレビシリーズとは異なり、宝塚歌劇団の衣装のごとく、クジャクの羽根がいっぱいに広がる演出となっている[65]。これは特撮監督の佛田洋の「映画ということであえて派手に」という意向に基づく[65]

タジャドル コンボは、シリーズ他作品で言うところの第一強化形態に該当する[61]。他のコンボとは異なる特別な感じを出すため、デザインには以下に挙げる工夫が凝らされている。

  • 頭部が他のコンボや亜種では使用されないタカヘッド・ブレイブに変化[57]
  • 他のコンボのボディカラーは、頭部・上半身・下半身で同系色を用いつつも色味を変えていたが、タジャドル コンボは同じ色味で全身が統一されている[57]
  • 胸のオーラングサークルには金の縁取りが施されている[57]。また、描かれた紋様も3部位が一体化して一羽の鳥となっている[注 15]

そのほか、独自性を出すために「亜種が作れないコンボ」とすることも検討されたが、『仮面ライダーバトル ガンバライド』でクジャクとコンドルの亜種ができるようになっていたため取りやめとなり、亜種が作れないという設定は最終形態のプトティラ コンボに持ち越された[66]

単純な強さではプトティラ コンボのほうが上だが、最終決戦で活躍した形態であり、またアンクのコアメダルを用いているという点で、「タジャドルが最強なんですかね」とスーツアクターの高岩成二は述べている[67]

『スーパーヒーロー大戦』ではゴーカイレッドが豪快チェンジしている[59]

ツール
タジャスピナー
クジャクアームの左腕に装着される手甲型エネルギー解放器[68]。タジャドル コンボ以外に、クジャクのコアメダルで変身した亜種形態でも使用できる[68]
エネルギー弾を撃ち出すほか、盾としても扱える[60]
円形制御盤「オークラウン」に7枚のオーメダルを装填し、オースキャナーを使うことで、メダルの力を連続解放する「ギガスキャン」を発動し、形態に応じた必殺技を放つ[68]
オーズドライバーの玩具を開発中に、回転する物を読み込めることが判明したため、円形の武器としてデザインされた[69]。当初はボウガン型が構想されていたが、大きくなりすぎたためパーツを取り払った結果として、巨大なメダルのような形状になった[57]
必殺技
プロミネンスドロップ
空から降下しながら、、クロー状に変形して炎をまとったコンドルレッグで両足蹴りを叩き込む[64]。破壊力は120t[64]
『MOVIE大戦CORE』で使用した際は、まとう炎の色などがテレビシリーズと異なっていた[64]
マグナブレイズ
タカ・クジャク・コンドルのコアメダルとセルメダル4枚をタジャスピナーに装填してギガスキャンを発動し、火の鳥となって突撃する[64]。破壊力は100t[64]
ロストブレイズ
恐竜系コアメダル7枚をタジャスピナーに装填してギガスキャンを発動し、コアメダル状エネルギーを回転させながら放つ[64]。破壊力は200t[64]
恐竜グリードとの最終決戦で用いられたが、この技の使用後、恐竜系コアメダルは全て砕け散ったため、一度きりの大技となった。

シャウタ コンボ

シャチ・電気ウナギ・タコのメダルを使用して変身する水棲系コンボ[70]。ボディカラーは青系統でまとめられている。コンボチェンジ時に流れる歌は「シャッ、シャッ、シャウタ!シャッ、シャッ、シャウタ![70]

シャチヘッド
複眼「シャチアイ[71]」の色は黄色。額のオークォーツはターコイズ色の水滴形[71]
頭頂部の角状器官「トップスフィンドル」から放った音波の反響を、両耳「シャチソナー」で感知する[71]。頬のあたりにあるヒレ「フェイストゥーギル」の内部には呼吸補助器官が備わっており、高濃度酸素を蓄積することで約3時間に及ぶ水中潜行を可能とする[71]
モチーフのシャチを頭からかぶったような形状をしており、こうした造形はスーパー戦隊シリーズではよく見られるが、仮面ライダーシリーズでは珍しい[72]。黒地に白い模様が入っているのもシャチをイメージしている[72]
ウナギアーム
両肩の外骨格「ウナギショルダー」の下には発電細胞が集中しており、最大で10分間の連続発電を行える[71]。生成した電流は生体電気回路「ボルトニングドライブ」を通じて腕部全体に行き渡る[71]
また肩には、2本の鞭状武器「電気ウナギウィップ」が付随しており、手のひらで発する電気信号により自在に操作できる[71]。打ち据えた敵に電撃を流し込んで追加のダメージを与える「ボルタームウィップ」が必殺技[73]
デザインには遊び心が盛り込まれており、左右のウナギショルダーには、それぞれ電極を意識した「+」と「-」の刻印がある[72]。また、ボルトニングドライブは稲妻状に描かれている[72]
タコレッグ
厚い筋肉に覆われており、内部の軟骨組織を変化させることで形状を操作できる[71]。表面には吸盤状に発達した筋肉「オクタキャプチャー」があり、高い保持力で敵を捕えたり、壁や天井に張り付いたりといったことが可能[74][71]
戦闘時には分裂し、本来の2本脚と8本の触腕で連続攻撃を行う[73]

水棲系コンボのため水中行動に長けているほか[70]、陸上でもタコレッグと電気ウナギウィップを駆使した中距離戦闘を得意とする[75]。また、肉体を液体に変化させることもできる[70]。炎を使う敵や、水辺での戦いで用いられることが多い[70]

テレビシリーズだけで7種類ものコンボがあるので、後半に登場するシャウタ コンボは特にトリッキーな形態としてデザインされている[72]。前作『仮面ライダーW』でボディが真っ二つに割れたり、手足がグネグネと伸びる演出があったので、シャウタ コンボの下半身がタコ足に変わるという奇抜な設定も抵抗なく実現した[47]

『スーパーヒーロー大戦』ではゴーカイブルーが豪快チェンジしている[70]

必殺技
オクトバニッシュ
タコレッグを束ねてドリル状に回転させ、敵を貫く[73]。電気ウナギウィップで敵の動きを封じてから放つことが多い[73]

プトティラ コンボ

プテラ・トリケラ・ティラノのメダルを使用して変身する恐竜系コンボ[76]、オーズの最強形態[66]。ボディカラーは紫だが、他のコンボのように黒地に重ねると全身が暗くなってしまうため[66]、強化皮膚は通常の強化皮膚「オーズアーマー」からエネルギー位相が変化して白く輝く強化皮膚「エンシェントオーズアーマー」となっている[77][78][79]。コンボチェンジ時に流れる歌は「プ ト ティラー ノ ザウルース![76]

プテラヘッド
複眼「プテラアイ[79]」の色は緑。額のオークォーツは琥珀色の「アンバーオークォーツ」へと変化している[80][79]
マスクにプテラノドンが貼り付いたようなデザインになっており[66]、頭部の左右には気流を感知する補助感覚器官「プテラシールド」が翼のように広がる[79]。また頭頂部には「超者の冠」の異名を持つ「ジャベルクレスト」が立っている[79]
冷気を放出して周囲を凍りつかせることができる[81]
トリケラアーム
両肩の装甲「トリケラショルダー[79]」は、トリケラトプスのフリルをイメージした形状である[66]。その上には伸縮自在の角状外骨格「ワインドスティンガー」が付随しており、これを撃ち出して敵を刺し貫く[79]。前腕部の「トリケラガントレクス」の外縁部は鋭い刃となっており、セルメダルの結合を切り裂くことができる[79]
背部には羽根状の姿勢制御器官「エクスターナルフィン」が備わっており、羽ばたいて飛行する[79]
ティラノレッグ
大腿部には何層にも重なった強化外骨格「テイルディバイダー」があり、左右を組み合わせることで巨大な尻尾状に変化させることができる[79]
つま先は太い爪状の「レグステラネイル」となっており、地面をしっかりと捉えて体を支える[79]

恐竜系コアメダルは800年前に作成されて以来、未使用のまま保存されてきたため、プトティラ コンボは現代になって初めて誕生した形態である[76]。グリードのコアメダルをも破壊できる強大な力を備えているが、恐竜系コアメダルにはすべてを無にしようとする意志が宿っているため、変身者である火野映司の意図しない形で暴走することが多かった[76]

専用武器としてメダガブリューを所持しているが、それ以外にもワインドスティンガーやテイルディバイダーといった多彩な攻撃手段が肉体に備わっており、仮面ライダーオーズの数多いコンボの中でも一線を画する存在となっている[81]

最強フォームであるプトティラ コンボを唯一無二の存在とするために、恐竜系コアメダルは他のメダルと相容れず、亜種形態を作れないと設定された[66]。そのためデザイン面で他のコンボとの組み合わせを考慮する必要がなくなり、胸のオーラングサークルには厚い金縁が施されている[66]。なお当初は頭部がトリケラで胸がプテラ、脚部はティラノと構想されていたが、オーズの発展形であるならば頭部にはタカと同様に空飛ぶものが来るはずということで、トリケラとプテラの部位が交換された[66]

テレビシリーズ最終話で恐竜系コアメダルが全て失われたことで、以後は設定上プトティラ コンボに変身不能となった。『MOVIE大戦MEGAMAX』の監督を担当した坂本浩一は、映画内で他のコンボと同様にプトティラ コンボを使用したかったと述べている[82]

『スーパーヒーロー大戦』ではゴーカイピンクが豪快チェンジしている[76]

『MOVIE大戦アルティメイタム』では、ディレクターズカット版の追加シーンでアクマイザーの装甲車を追撃する際に変身した。同作品に登場したオーズは魔法の力で精神世界「アンダーワールド」に召喚された存在である[83]

仮面ライダーウィザード』特別編では魔法石の中の世界でレジェンドライダーリングで召喚されたオーズが変身し、怪人軍団と戦った。

ツール
メダガブリュー
恐竜系コアメダルの力で生成され、地中から出現する武器[84]。かつての地上の支配者である恐竜の姿を模しており、この武器を見た者は本能的に恐れを抱くと言われる[84]
リアクター部分「ビュレットチャンバー」にセルメダルを装填し、恐竜の顎にあたる「クランチガルバイター」で圧力をかけると「ゴックン」という音声が流れ、凝縮されたエネルギーにより出力が3倍近くまで増強される[85]
企画段階ではオースキャナーとの連携も考えられていたが、重くなってしまうため合体案は取りやめとなった[72]。デザイン面では、古代風の模様や岩のディテールを取り入れてインパクトを増す工夫がなされている[86]
必殺技使用時には「プットッティラ〜ノ・ヒッサ〜ツ♪」という歌が流れ[72]、セルメダルを食べさせるとゲップの効果音が発せられる[86]。玩具にはそのほかに各コンボの変身ソングが収録されているが、オーズドライバーに装填するコアメダルの価値が下がらないように、メロディーのみとなっている[72]
なお、恐竜の顔がついているので「いくぞ、映司!」のようにしゃべるアイテムとする案もあったが、アンクの存在と重複するため採用されなかった[66]
アックスモード
大斧形態。主に使用するのはプトティラ コンボだが、アックスモードは汎用性が高く、それ以外のコンボ形態でも振るうことができる[84]
超高硬度クリスタル「ディノグラス」製の刃「フラグメントリーパー」は自己修復能力を持つ[85]
通常の攻撃手段では致命傷を与えられないグリードにとどめを刺すことができる武器であり、その威力でアンク(ロスト)、カザリ、メズールを葬った[85]
バズーカモード
大砲形態。強大なパワーを備えているため、プトティラ コンボのみが扱える[87]
フロントグリップ「ステラグラップエンド」を左手で握り、クランチガルバイターを稼動させるためのレバー「シザーグラップエンド」をリアグリップとして右手で保持することで、砲口「バニッシュクレイター」から凝縮されたセルメダルのエネルギーを放つ[88]
比類なき破壊力でプテラノドンヤミー(♂)、フクロウヤミー、ユニコーンヤミーを粉砕したが、軍鶏ヤミーを仕留め損ねたのが唯一の失敗となった[88]
必殺技
ブラスティングフリーザ
ワインドスティンガーで貫いた敵をエクスターナルフィンの羽ばたきによる冷気で凍らせ、尻尾状に変形させたテイルディバイダーを叩き付けて粉砕する[81]。破壊力は100t[81]
グランド・オブ・レイジ
セルメダルを装填したメダガブリュー・アックスモードで敵を斬り裂く[81]。破壊力は170tで、コアメダルを砕くことも可能[81]
恐竜グリードとの最終決戦では、空を覆うほどの無数のセルメダルを吸収して発動し、非常に強力な攻撃となった[81]
ストレインドゥーム
メダガブリュー・バズーカモードからセルメダルの高エネルギーを圧縮した強力な破壊光線を放つ[81]。破壊力は200t[81]

各形態の名称とスペック一覧

劇場版に登場する仮面ライダーオーズについては各記事を参照。

オーズの重さは頭部・腕部・脚部ごとに個別に設定されており、各形態の体重はそれらの和となっている[89]

タカヘッド系
ヘッド アーム レッグ 身長 体重 パンチ力 キック力 ジャンプ力
(ひと跳び)
走力
(100m)
備考
タトバ コンボ タカ トラ バッタ 194cm 86kg 4.5t 12t 190m 4.5秒
タカキリバ カマキリ 194cm 87kg 4t 12t 170m 5秒[24] 第1話に登場した最初の亜種形態[90]
タカキリーター チーター 194cm 87kg 4t 9t 65m 3.5秒[24] 第11話のアゲハヤミー戦、第19話のライオンクラゲヤミー戦に登場[91]
タカキリゾ ゾウ
タカキリドル コンドル
タカキリタ タコ
タカトラーター トラ チーター 194cm 88kg 4.5t 9t 90m 2.2秒[24] 第4話以降、猫系ヤミーの体内から宿主を救うためにたびたび用いられた[90]
タカトラゾ ゾウ 『超バトルDVD』に登場。ゾウレッグを使いこなすことができず、ヤミーに敗れた[92]
タカトラドル コンドル 194cm 87kg 4.5t 10t 150m 3.2秒[93] 第22話のバッタヤミー戦に登場[94]
タカトラタ タコ 194cm 86kg 4.5t 8t 100m 5秒[95] 第32話で、壁に張り付きながらプテラノドンヤミー(♂)と戦ったが、かなわず変身解除させられた[94]
タカゴリバ ゴリラ バッタ 194cm 90kg 8t 12t 70m 6.5秒[93] 第17話のカブトヤミー戦、第35話のユニコーンヤミー戦、『MOVIE大戦CORE』の鎧武者怪人戦に登場[90]
タカゴリーター チーター
タカゴリゾ ゾウ
タカゴリドル コンドル
タカゴリタ タコ 194cm 91kg 8t 11t 65m 7.2秒[95] 第23話で、カザリに対しバゴンプレッシャーを放つが、通用しなかった[94]
タジャドル コンボ クジャク コンドル 198cm 87kg 6.5t 15t 160m 4秒
タカジャバ バッタ 194cm 86kg 4.5t 12t 160m 5.3秒[93] 第21話のバッタヤミー戦、第30話のシャチパンダヤミー戦、第37話のウニアルマジロヤミー戦に登場[96]
タカジャーター チーター
タカジャゾ ゾウ
タカジャタ タコ
タカウバ ウナギ バッタ 194cm 86kg 3t 12t 105m 5.8秒[93] 第21話では屑ヤミーの集団を一掃[91]。第37話では、メダガブリュー・アックスモードに電撃をまとわせてウニアルマジロヤミーを倒した[91]
タカウーター チーター 203cm 88kg 3t 9t 40m 2.3秒[93] 第18話のクワガタヤミー戦で電気ウナギウィップを振るい、仮面ライダーバースがブレストキャノンシュートを放つまでの時間を稼いだ[91]
タカウゾ ゾウ 194cm 93kg 3.5t 10.5t 73m 7.3秒[92] 第41話の、泉信吾との特訓に登場[96]
タカウドル コンドル
タカウタ タコ 194cm 88kg 3.5t 8t 85m 6.1秒[95] 第27話のオウムヤミー(赤)戦、第31話のクロアゲハヤミー戦に登場[96]
クワガタヘッド系
ヘッド アーム レッグ 身長 体重 パンチ力 キック力 ジャンプ力
(ひと跳び)
走力
(100m)
備考
ガタキリバ コンボ クワガタ カマキリ バッタ 204cm 93kg 4t 12t 200m 5.2秒
ガタキリーター チーター
ガタキリゾ ゾウ
ガタキリドル コンドル
ガタキリタ タコ
ガタトラバ トラ バッタ 204cm 88kg 4.5t 12t 105m 5.8秒[93] クワガタヘッドの電撃を放つ際、タトバ コンボから変身することが多い[97]
ガタトラーター チーター 204cm 89kg 4.5t 9t 85m 3.1秒[93] 『将軍と21のコアメダル』のナイト兵戦に登場[97]
ガタトラゾ ゾウ 『特写写真集』に掲載[98]
ガタトラドル コンドル 204cm 88kg 4.5t 15t 125m 6.7秒[92] 『MOVIE大戦MEGA MAX』の仮面ライダーポセイドン戦で変身し、電撃に続けてラプタードエッジとトラクローによる切り裂き攻撃を放った[97]
ガタトラタ タコ
ガタゴリバ ゴリラ バッタ
ガタゴリーター チーター 204cm 88kg 8t 9t 105m 6.9秒[92] 『MOVIE大戦MEGA MAX』の仮面ライダーポセイドン戦に登場[97]
ガタゴリゾ ゾウ
ガタゴリドル コンドル
ガタゴリタ タコ
ガタジャバ クジャク バッタ
ガタジャーター チーター
ガタジャゾ ゾウ
ガタジャドル コンドル
ガタジャタ タコ
ガタウバ ウナギ バッタ
ガタウーター チーター
ガタウゾ ゾウ
ガタウドル コンドル
ガタウタ タコ
ライオンヘッド系
ヘッド アーム レッグ 身長 体重 パンチ力 キック力 ジャンプ力
(ひと跳び)
走力
(100m)
備考
ラトラーター コンボ ライオン トラ チーター 200cm 89kg 4.5t 9t 80m 0.222秒
ラトラバ バッタ 200cm 89kg 4.5t 12t 100m 5.5秒[24] 第7話のバイソンヤミー戦、第43話のハゲタカヤミー戦に登場[99]
ラトラゾ ゾウ 200cm 90kg 4.5t 10.5t 80m 6.8秒[93] 第15話で、トラクローを振るってカザリからチーターメダルを奪った[100]
ラトラドル コンドル
ラトラタ タコ
ラキリバ カマキリ バッタ 200cm 87kg 4t 12t 110m[101] 6秒[24] 第8話で、ライオネルフラッシャーを放ってバイソンヤミーの目をくらませ、カマキリソードによる必殺技でとどめを刺した[99]
ラキリーター チーター 200cm 88kg 4t 9t 85m 2.2秒[93] 第19話でライオンクラゲヤミーと戦うが、歯が立たなかった[99]
ラキリゾ ゾウ
ラキリドル コンドル
ラキリタ タコ
ラゴリバ ゴリラ バッタ
ラゴリーター チーター
ラゴリゾ ゾウ
ラゴリドル コンドル
ラゴリタ タコ 200cm 92kg 8t 8t 76m 8秒[92] 第41話の、泉信吾との特訓に登場[100]
ラジャバ クジャク バッタ
ラジャーター チーター
ラジャゾ ゾウ
ラジャドル コンドル
ラジャタ タコ
ラウバ ウナギ バッタ 200cm 88kg 3.5t 12t 94m 6.4秒[92] 第41話の、泉信吾との特訓に登場[100]
ラウーター チーター
ラウゾ ゾウ
ラウドル コンドル
ラウタ タコ
サイヘッド系
ヘッド アーム レッグ 身長 体重 パンチ力 キック力 ジャンプ力
(ひと跳び)
走力
(100m)
備考
サゴーゾ コンボ サイ ゴリラ ゾウ 205cm 110kg 8t 10.5t 55m 6.5秒
サゴリバ バッタ
サゴリーター チーター 205cm 93kg 8t 9t 75m 6.9秒[92] 第41話の、泉信吾との特訓に登場[102]
サゴリドル コンドル
サゴリタ タコ
サトラバ トラ バッタ
サトラーター チーター 『超全集』に掲載[92]
サトラゾ ゾウ
サトラドル コンドル
サトラタ タコ
サキリバ カマキリ バッタ
サキリーター チーター
サキリゾ ゾウ
サキリドル コンドル
サキリタ タコ
サジャバ クジャク バッタ
サジャーター チーター
サジャゾ ゾウ 205cm 100kg 6.5t 10.5t 88m 6.8秒[95] 第35話のユニコーンヤミー戦で変身し、頭突き合戦では引き分けに終わったものの、タジャスピナーの光弾でダメージを与えた[102]
サジャドル コンドル
サジャタ タコ
サウバ ウナギ バッタ 205cm 97kg 3.5t 12t 90m 6.2秒[95] 第34話のフクロウヤミー戦で変身し、空中の敵を電気ウナギウィップで捕縛すると、ジャンプ頭突きを繰り出した[102]
サウーター チーター 『特写写真集』に掲載[103]
サウゾ ゾウ
サウドル コンドル
サウタ タコ
シャチヘッド系
ヘッド アーム レッグ 身長 体重 パンチ力 キック力 ジャンプ力
(ひと跳び)
走力
(100m)
備考
シャウタ コンボ シャチ ウナギ タコ 203cm 88kg 3.5t 8t 75m 6秒
シャウバ バッタ 203cm 87kg 3.5t 12t 125m 5.9秒[95] 第30話で、水属性を苦手とするアンク(ロスト)を高圧水流でひるませた後、ジャンプで撤退した[104]
シャウーター チーター
シャウドル コンドル
シャウゾ ゾウ
シャトラバ トラ バッタ
シャトラーター チーター 203cm 91kg 4.5t 9t 81m 6.1秒[95] 第41話の、泉信吾との特訓に登場[105]
シャトラゾ ゾウ
シャトラドル コンドル
シャトラタ タコ
シャキリバ カマキリ バッタ
シャキリーター チーター
シャキリゾ ゾウ
シャキリドル コンドル 『特写写真集』に掲載[106]
シャキリタ タコ
シャゴリバ ゴリラ バッタ
シャゴリーター チーター 203cm 93kg 8t 9t 78m 7.1秒[95] 第39話の軍鶏ヤミー戦で変身し、羽根攻撃を高速移動でかわして、火炎攻撃を水流で相殺した[104]
シャゴリゾ ゾウ
シャゴリドル コンドル
シャゴリタ タコ 203cm 90kg 8t 8t 72m 7.8秒[92] 第43話のハゲタカヤミー戦で変身し、強風攻撃をタコレッグの張り付きで耐え、水属性を付加したゴリバゴーンで攻撃した[105]
シャジャバ クジャク バッタ
シャジャーター チーター 203cm 90kg 6.5t 9t 80m 6.6秒[95] 第36話のユニコーンヤミー戦で変身し、高速移動、ソナー探知、タジャスピナーからの光弾を駆使するが、敵を取り逃がした[104]
シャジャゾ ゾウ
シャジャドル コンドル
シャジャタ タコ
恐竜系
ヘッド アーム レッグ 身長 体重 パンチ力 キック力 ジャンプ力
(ひと跳び)
走力
(100m)
備考
プトティラ コンボ プテラ トリケラ ティラノ 205cm 95kg 10.5t 20t 210m 3.3秒
特殊系
ヘッド アーム レッグ 身長 体重 パンチ力 キック力 ジャンプ力
(ひと跳び)
走力
(100m)
備考
タカガルバ タカ カンガルー バッタ 194cm 86kg 7.7t 12t 123m 4.7秒[107] 『超バトルDVD クイズとダンスとタカガルバ』に登場。
タカトラガル トラ カンガルー 194cm 86kg 4.5t 17t 97m 3.7秒[107]

テレビシリーズ以外の作品に登場する仮面ライダーオーズ

タマシー コンボ
タカ・イマジンショッカーのメダルを使用して変身する特殊コンボ
詳細はオーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー#登場仮面ライダーを参照。
ブラカワニ コンボ
コブラカメワニのメダルを使用して変身する爬虫類系コンボ
詳細は劇場版 仮面ライダーオーズ WONDERFUL 将軍と21のコアメダル#仮面ライダーを参照。
スーパータトバ コンボ
スーパータカ・スーパートラ・スーパーバッタのメダルを使用して変身するオーズの新たな最強形態。
詳細は仮面ライダー×仮面ライダー フォーゼ&オーズ MOVIE大戦MEGA MAX#仮面ライダーを参照。
タカパンバ
タカ・パンダ・バッタのメダルを使用して変身する亜種形態。『仮面ライダーバトル ガンバライド』に登場。
パンダメダルは『テレビマガジン』2011年3月号の付録である[108]
タカガルバ・タカトラガル
タカ・カンガルー・バッタまたはタカ・トラ・カンガルーのメダルを使用して変身する亜種形態。『超バトルDVD クイズとダンスとタカガルバ』に登場。
カンガルーメダルは『てれびくん』2011年8月号の付録である[108]。複数の箇所の変身に対応しているのは、オーメダルの中でこのカンガルー・コアのみ。
タカガルバは強化外骨格「ガンガングローブ」をはめた拳から繰り出すパンチ攻撃を得意とする[107]。必殺技は跳びかかって両手パンチを決める「ガンガンスマッシュ[107]
タカトラガルの脚にはバネ状のエネルギー増幅器官「スパイラルシャンク」が備わっており、多彩なキック技を放つ[107]。必殺技はカンガルーの尻尾で体を支えて空中で横になり、連続キックを繰り出す「カンガルーソバット[107]
デザインを担当した阿部統は、オーラングサークルに描かれるカンガルーの紋章を、中段と下段のどちらにも当てはまるように作るのが難しかったと述べている[109]

未来のメダルで変身した仮面ライダーオーズ

『MOVIE大戦 MEGA MAX』の劇中では、テレビシリーズの40年後に鴻上ファウンデーションが新しいコアメダルを開発したことが語られた。その設定をふくらませ、大人向け変身ベルト玩具『CSM オーズドライバーコンプリートセット』用に、仮面ライダーオーズの形態が新規にデザインされている[110]

未来のコアメダルはグリードを誕生させない工夫が施されており、コンボを形成するメダルでも同系色にはなっていないのが特徴である[110]

ビカソ コンボ
エビカニサソリのメダルを使用して変身する、節足動物の力を宿したコンボ[110]
両手は「カニシザース」と呼ばれる鋏になっており、両足の爪先「サソリアンクルトゥ」からは敵の神経系を麻痺させる毒液を分泌する。瞬発力を活かした打撃戦を得意とするとされるほか、優れた敏捷性による回避力も持ち味。柔軟な体組織を頑丈な外骨格で包むことにより、外部からの衝撃を吸収する。
必殺技は連続打撃を叩き込む「ビカソスプラッシュ」[110]。特殊技は、カニシザースで敵を挟み潰す「クランピングクラッシュ」と、サソリレッグの膝にある鋏を使ったターンニーキックからハイキックへ繋ぐ「ターニングスコーピオン」。
3枚のコアメダルは『MOVIE大戦CORE』にて鎧武者怪人を誕生させた物と同じモチーフだが、色は異なる[110]。仮面ライダーコアと共に消失した3枚のコアメダルを解析し、新たに作られたメダルである。
ムカチリ コンボ
ムカデハチアリのメダルを使用して変身する、有毒生物の力を宿したコンボ[111]
毒と隠密性を活かし、秘密裏に敵を仕留めると考えられる。
必殺技は「ヒートアリキック」[111]
サラミウオ コンボ
サメクジラオオカミウオのメダルを使用して変身する、海洋生物の力を宿したコンボ[111]
水中での肉弾戦を得意とすると思われ、流麗な動きから繰り出される打撃は回避不可能と考えられている。
『MOVIE大戦 MEGA MAX』に登場した仮面ライダーポセイドンと同じメダルを用いているが、姿は異なる[111]
シガゼシ コンボ
シカガゼルウシのメダルを使用して変身する、有角生物の力を宿したコンボ[110]
頭部・肩・前腕に配された角と強靭な足腰から生み出される突貫力は強力と思われる。
必殺技は「シガゼシストンプ」[110]
セイシロギン コンボ
セイウチシロクマペンギンのメダルを使用して変身する、極地の生物の力を宿したコンボ[111]
極寒の環境において最大の戦闘力を発揮すると考えられる。
必殺技は「ゴッカンブリザード」[111]
タカヤドバ
タカ・ヤドカリ・バッタのメダルを使用して変身する亜種形態[111]
スペック(推定値)
名称 身長 体重 パンチ力 キック力 ジャンプ力(ひと跳び) 走力(100m)
ビカソ コンボ 198cm 82kg 5t 7t 100m 4.8秒
ムカチリ コンボ 204cm 86kg 6t 8t 75m 5.5秒
サラミウオ コンボ 204cm 89kg 3.5t 7t 45m 6.1秒
シガゼシ コンボ 208cm 100kg 4.5t 11t 90m 4.5秒
セイシロギン コンボ 198cm 105kg 7.2t 8t 85m 5.6秒

仮面ライダーバース

仮面ライダーオーズの戦闘データを基に、鴻上生体研究所の真木清人が開発した戦闘用生体強化スーツ[112]

装着者の全身は、カーボンナノチューブ製の人工筋肉をアラミド繊維でコーティングした、黒い防護スーツ「セルティックアーマー」で覆われる[113]。ボディ各部の計10か所には、半球状のシールドで覆われた武装拡張用ハードポイント「リセプタクルオーブ」が配置されている[113]。頭頂部には情報処理を統括する「マスターサーバー」があり、大きな半球シールド「バースヘルムード」によって保護されている[113]。その外周を沿うように配置されたU字型の黒い「ソリッドシールド」の奥には、赤く発行するカメラアイ「Uフラッシャー」がある[113]

交戦相手として想定されているグリードやヤミーは個体ごとに異なる性質を有しているため、リセプタクルオーブに各種ユニットを換装することで、あらゆるタイプの敵に対応する[114]。ただし変身や武装の起動に際してはセルメダルを消費するので、常にセルメダルを携行していなければ戦闘を継続できない[112]

テレビシリーズ前半では伊達明が変身し、状況に応じて補助的にCLAWsを使用することはあるものの、主に持ち前のパワーを活かしたプロレス技や、バースバスターでの銃撃を多用していた[115]。第38話からは伊達の意志を受け継いだ後藤慎太郎が装着者となり、マニュアルを熟読してCLAWsの性能を十分に引き出しながら戦った[115]。バース初登場となる劇場用作品『MOVIE大戦CORE』においては、最初はノブナガが変身し、次に後藤が変身した[112]。また『21のコアメダル』においては、ガラにコアメダルを奪われてオーズに変身できない映司がバースに変身し、鵺ヤミーと戦った[112]

番組の企画初期は、仮面ライダーの能力モチーフとして動物も機械も混在して扱われていたが、主役ライダーのオーズに動物要素を集約させることが決まったため、2号ライダーのバースはメカモチーフとなり、手足にさまざまな工業機械を装着するというコンセプトとなった[116]。使用するアイテムは歯車のような「メカメダル」という案もあったが、セルメダルの設定ができあがったため、そちらが採用された[117]。その後、子供が実際にコインを使用する対象であるガシャポンの要素を取り入れることとなった[117]。透明フードをかぶったバースの頭部デザインはハカイダーを意識しており、また低い位置から伸びる黒いゴーグルは星雲仮面マシンマンをイメージしている[117]

主要変身者が2名いるため、スーツアクターの永徳は伊達を「基本ノーガード戦法」、後藤を「古武術的なカウンター」というコンセプトで演じ分けている[118]。また、伊達は余裕を見せるような体を開いた姿勢、後藤は斜に構えた戦闘態勢とも述べており、後藤については体を細く見せるために歩き方も変えている[119]。伊達と後藤が同時に変身する際は別のスーツアクターが片方を演じているが、皆後藤は難しいとして伊達を演じたがるという[119]

ツール
バースドライバー
真木清人が開発した仮面ライダーバースの変身ベルト[120]。バックル中央部には、セルメダルから抽出したエネルギーを蓄積する反応炉「セルリアクター」があり、半球状の「トランサーシールド」によって保護されている[121]。上部の「トランサーシールド・トップ」は透明な強化ガラス製であり、下部の「トランサーシールド・ボトム」は緑色をしている[121]
バックル左上の投入口「バースロット」にセルメダルを1枚投入し、右側のハンドルレバー「グラップアクセラレーター」を回転させることで、トランサーシールドが上下に展開し、セルリアクター内部のエネルギー解放シークエンスが実行可能となる[121]。展開されたシールドはトランスポートゲートとなり、原子レベルまで解体された武装やスーツを転送し、再構成する[121]
セルメダルを一度に2枚投入した場合は、瞬間的に通常出力の290%ものエネルギーを解放する「セルバッシュモード」が起動する[120]
バースバスター
真木清人が開発した携行型火器[122]。通常の弾丸を使用しないため、威力や射撃速度は自在に調節可能である[122]
主に仮面ライダーバースが使用するが、変身前の伊達明や後藤慎太郎も使っている[122]。特に後藤の場合、仮面ライダーバースに変身する資格を得るための試練として、バースバスターを使いこなすことを伊達から求められていた[123]。第20話でバース使用時設定のバースバスターを生身で撃った後藤は反動のあまりの強さに倒れてしまうが、その後も練習を重ねることで伊達の後方支援を務めるようになり、やがて伊達の後任としてバースの変身者になることができた[123]
また里中エリカも使用者のひとりであり、第39話では後藤バースを拘束した軍鶏ヤミーの羽根をバースバスターの射撃で弾き飛ばし、自由になった後藤とともにバースバスター2丁がかりで軍鶏ヤミーを攻撃した[123]。同様の連携攻撃は第40話や第43話でも披露されている[123]。なお、里中役の有末麻祐子が扱う撮影用プロップは、通常より小ぶりの専用モデルである[124]
ノーマルモード
セルメダルを収納した「セルバレットポッド」を銃身上部の供給口「セルダンパー」に取り付けると、メダルが装填ユニット「セルレンダー」に送り込まれる[123]。セルメダルから抽出されたエネルギーは、銃身中央の生成炉「バースチャンバー」によってエネルギー弾へと転換され、銃口「フラッシャーマズル」から放たれる[123]。使用済みのセルメダルは銃身下部に取り付けたセルバレットポッドへと排出される[123]
劇中では使用されたセルメダルは消えてしまうが、玩具の場合はメダルが消えるわけではないので、撃ったメダルを回収する手間を省けるように、自動的に下部のポッドに排出→ポッドを上部に付け直して供給というギミックが考案された[125]
セルバーストモード
セルバレットポッドをフラッシャーマズルに接続することで、ポッドが追加型の強化砲口となった形態[123]。ポッドは必殺技の発動による銃身の融解を防ぎ、またエネルギー弾を収束する機能を担う[123]
バース・CLAWs(クロウズ)
戦闘支援用ユニットの総称で、「Cannon・Leg・Arm・Wing・System」の各語から頭文字を取った物である[126]
バースドライバーにセルメダルを1枚投入することで、選択したユニットが対応する箇所のリセプタクルオーブに転送され、実体化する[127]
各ユニットにはセルメダルを磁石のように吸い寄せて回収する機構が備わっている[126]
当初は働く車をモチーフとしていたため[116]、デザイン企画中には各ユニットの全体をそれぞれのイメージカラーで彩る案も出たが、合体時に戦隊ロボのように見えてしまうため採用されず、ガンメタリックを基調とした配色となった[125]
ブレストキャノン
胸部に装着する、遠距離型砲撃ユニット[128]
砲身「サラマンダランチャー」からエネルギー波を放つ[129]。左右には体勢を支えるためのグリップがあるが、必ずしも握る必要はない[129]
キャタピラレッグ
両脚部に装着する、移動用ユニット[128]
キャタピラベルト「ヘイズクローラー」を回転させることで悪路や傾斜面をも高速走行する[129]。また戦闘時には蹴りや踏み付けで攻撃を行うほか、クローラーを回転させたままキックを放つことで、ヤミーの体からセルメダルを削り取る[129]
クレーンアーム
右腕に装着する、中距離型戦闘支援ユニット[127]
ワイヤーに接続されたフック「シュプリンガーハーケン」を射出する腕部と、ワイヤーを巻き上げるウインチがある肩部から構成される[130]
ドリルアームと併用することで、シュプリンガーハーケンがドリルアームに換装され、中距離からのドリル攻撃も可能になる[130]
ドリルアーム
右腕に装着する、近接型格闘ユニット[127]
アーム先端のドリルブライトンビット」を高速回転させ、セルメダル同士の結合を破壊して削り取る[130]
ショベルアーム
左腕に装着する、近接型格闘ユニット[127]
CLAWs中最大の出力を誇り、アーム先端の大型クロー「バーミリオンバケット」で捕えた敵を片手で持ち上げ、振り回せるほどのパワーを持つ[130]
カッターウイング
背部に装着する、飛行用ユニット[128]
時速300kmで空中を飛行できる[128]。ストロンジウム製の主翼「ソレントエッジ」は敵を切り裂くためにも使えるほか、切り離してブーメランのように投擲できる[129]
CLAWs・サソリ
バースドライバーに1000枚のセルメダルを投入することで機動する、各ユニットが合体したサソリ型の装甲戦闘支援型ドロイド[131]。右腕はカッターウィングのハサミ、左腕はクレーンアームのバケット、尻尾はドリルアームからなる[131]。戦闘中にいったん分離して再合体することもできる[131]
あらかじめ設定された自律戦闘プログラムに従い、バースの支援を行う[131]。バースの頭部に内蔵されているマスターサーバーとネットワークで接続されているため、バースが直接指揮を取ることも可能[131]。第37話では生身の伊達が使役していたため、バースドライバー装着者がバースに変身していなくても、セルメダルさえ投入しておけばプログラムどおりに自律行動できると考えられる[132]
CLAWs・サソリの必殺技は、尻尾の先端から放つ虹色の破壊ビームで、イカジャガーヤミーを撃破している[133]
デザイン企画中はバースの乗用マシンになる案も出たが、サイズが合わなかったため支援メカとなった[116]。撮影用プロップは存在せず、CGによって描画される[134]
必殺技
セルバースト
セルメダルの力を一気に解放する[115]。バースバスターを用いる場合は、セルバーストモードに組み替えて強力なエネルギー弾を放つ[115]
ブレストキャノンシュート
セルメダル2枚でセルバッシュモードを起動し、ブレストキャノンから強力なビームを放つ、バース最強の必殺技[128]。セルメダルの投入数次第で威力が変わる[129]
第46話にて、ガメル完全体に追い詰められた後藤バースと伊達バース・プロトタイプは、セルメダル5枚によるブレストキャノンシュートを2人で同時に発射[129]。直後に2人とも強烈な反動で吹っ飛んだが、すでに真木清人にコアメダルを傷つけられていたガメルを倒すことができた[129]

バース・デイ

バース・CLAWsをすべて装備した、仮面ライダーバースの最強形態[135]。攻撃力・防御力・機動性を兼ね備えた強力な形態だが、すべてのCLAWsを装備するのに時間が掛かるというリスクがあり[135]、仮面ライダーオーズが敵を引きつけている間に装備を済ませなければならない[133]。また、相当量のセルメダルも必要である[135]

テレビシリーズへの登場は2度。第27話では伊達明のバースがオウムヤミー(青)と交戦中に変身した[135]。このときはすべてのバース・CLAWsを一気に装備しており、伊達が前もって必要量のセルメダルを投入していたと思われる[135]。第38話では後藤慎太郎のバースがグリードたちを相手に変身した[135]。最初にカッターウィングを装備して、飛行中にキャタピラレッグでキックを繰り出し、続けてショベルアームでの打撃で敵を牽制してから、残りのユニットを装備した[136]

そのほか『MOVIE大戦アルティメイタム』では、精神世界「アンダーワールド」に召喚されたバースがアクマイザーの装甲車を破壊する際に変身し、ドリルアームによる攻撃を繰り出した[136]

バンダイ側は玩具オリジナル形態として想定していたらしいが、武部プロデューサーの意向により映像作品に登場することとなった[125]。撮影用スーツにプロップを取り付けることで再現可能だが、全身のボリュームが膨れ上がるため激しいアクションはできない[134]

必殺技
ブレストキャノンシュート
胸部のブレストキャノンから放つ砲撃。通常の仮面ライダーバースが使用したときよりも威力が向上しており[136]、グリード3体を撤退に追い込んだ[126]
ただし反動が強烈なため、使用できる局面は限られる[136]

仮面ライダーバース・プロトタイプ

試作第1号機となるバースドライバーを使用して変身する[137]、仮面ライダーバースの実験モデル[138]

外見は通常のバースとほぼ同じだが[138]、動きを正確にデータ化できるように、全身のリセプタクルオーブの周辺に赤いセンサーユニット「オプティカルマーカー」が付与されている[139]。また、カメラアイが発光した際の色は緑である[注 16]

基本性能もまた通常のバースとほとんど変わりないものの、バース・CLAWsはブレストキャノンとクレーンアームの2種しか使用できない[138]。そのほか、戦闘に際してはバースバスターを用いる[140]

試作型バースドライバーは長らく鴻上生体研究所に保管されていたが、第45話にてカザリ完全態との決戦で中壊した正規のバースドライバーの修理期間中に、後藤が代用品として一時的に使用した[138]。第46話以降は、手術を終えて日本に帰国した伊達が装着者となって戦線復帰し、2体のバースによるコンビネーションでグリードと戦った[138]

『MOVIE大戦MEGA MAX』における仮面ライダーポセイドンとの戦闘で、長槍「ディーペストハープーン」を突き立てられた試作型バースドライバーは大破し、その後は廃棄処分された[138]。しかし、続いて公開された『スーパーヒーロー大戦』では、後藤バースとともに伊達のバース・プロトタイプも登場している[138]

仮面ライダーバース・プロトタイプは企画段階から存在したキャラクターではなく、番組放映中に制作されたものである[141]。当初は伊達が死亡して恐竜グリード化する展開が構想されていたが、視聴者間での伊達の人気が想定以上に高かったため棄却され、伊達を再活躍させる手法としてもう1体のバースが造られることになった[141]。撮影終了後にスーツをプロトタイプから通常のバースに戻せるように、デザインの変更点はオプティカルマーカーの付与程度に留められた[141]。マーカーの色が赤なのは、バースの差し色に用いられている緑の補色だからである[141]

仮面ライダーバースの撮影用スーツはアップ用とアクション用の2着しかないため、ダブルバースのそろい踏みとなる場面では、アトラクション用スーツをプロトタイプ仕様に改造して用いている[142]

仮面ライダーバースのスペック

名称 身長 体重 パンチ力 キック力 ジャンプ力(ひと跳び) 走力(100m)
仮面ライダーバース 199cm 92kg 3.5t 8t 45m 5秒
バース・デイ 250cm 155kg 設定未発表
仮面ライダーバース・プロトタイプ 199cm 92kg 3.5t(理論値) 8t(理論値) 45m(理論値) 5秒(理論値)

乗用マシン

ライドベンダー

諸元
ライドベンダー
重量 260kg
(カンドロイド積載時)
マシンベンダーモード
全長 2124mm
全幅 925mm
マシンバイクモード
全高 1125mm
全長 2320mm
全幅 920mm
最高出力 395kw
最高速度 610km/h

鴻上ファウンデーションが開発した可変形型特殊モーターサイクル[143]。カンドロイドを活用するための拠点と、高い機動性を有するビークルを一体化させるというコンセプトのもとに製作された[143]

使用者は仮面ライダーオーズと仮面ライダーバース[144]。そのほかにアンクや里中が運転したこともあった[144]。また鴻上ファウンデーションには特殊部隊「ライドベンダー隊」が存在しており、後藤慎太郎はもともと第一ライドベンダー隊の隊長を務めていた[145]

第6話でアンクにセルメダルを出すよう強要された鴻上光生は、ライドベンダーの変形機能が停止したせいでオーズが困惑する光景を見せ、逆にアンクを脅して取得したメダルの6割を供出させる約束を交わした[146]。しかし鴻上の意志次第でメダルシステムを沈黙させられるというのはハッタリであり、実は後藤が陰からリモコンで変形機能を一時停止させていただけだった[146]

マシンベンダーモード
カンドロイド活用拠点形態[143]自動販売機のような形状をしており、各所に設置されている[143]。セルメダルを投入してボタンを押すことで、選択したカンドロイドが排出される[143]
また、セルメダル投入後に「マルチTaSセンサー」をタッチすることで生体認証が行われ、適格者として認識されるとマシンバイクモードへ変形させることが可能となる[146]
マシンバイクモード
ビークル形態。O型8気筒の「オーエンジン」を搭載しており、セルメダルから生成されたエネルギーで走る[146]
円形のフロントカウル「ストロンジウムスクリーン」には、AI「ファウンデーションアイ」が内蔵されている[146]
撮影用車両のベース車種はホンダのシャドウファントム[147]。ストロンジウムスクリーンの形状はオースキャナーをモチーフとしている[148]

トライドベンダー

諸元
トライドベンダー
全高 1125mm
全長 2520mm
全幅 1020mm
重量 320kg
最高出力 465kw
最高速度 800km/h

ライドベンダー マシンバイクモードにトラカンドロイドが合体した強化モード[149]

トラカンドロイドがライドベンダーに接触すると、ストロンジウムスクリーンが左右に分割する[149]。次いで前輪「ライドロスA/T[146]」も左右に分断され、後輪と一体化して接地面積を増やした「ライドロスA/T・デュアル[150]」となる[149]。同時にトラカンドロイドが巨大化して車体前面に接続し、メイン駆動輪である新たな前輪「ホイールトランザー[150]」に変化する[149]。最後に前部補助駆動輪「ランチャークロウラー[150]」が展開して、合体が完了する[149]

多くの使用者がいるライドベンダーと異なり、トライドベンダーはもっぱら仮面ライダーオーズによって運用される。しかしそのオーズも、ライオン・トラ・チーターの猫類系コアメダルのいずれかで変身しなければ、性能を引き出すことはできない[149]。ラトラーター コンボとなったオーズであれば、トライドベンダーの真価を発揮させられる[149]

合体によりトラカンドロイドのカンブレインとライドベンダーのファウンデーションアイが連結して並列コンピューター「ライガーヘッド」を形成し[150]、マシンのOSが書き換わったことで自律行動が可能となっている[149]。獅子の口のような「ブライトマズル」は光弾を放つほか、接近戦では敵を噛み砕くことができる[150]。また、ランチャークロウラーからはメダル状のエネルギー弾を連射して攻撃を行う[150]

作品全体のモチーフであるメダルからの連想で、バイクが自動販売機に変形することは当初から決まっていたが[89]、合体までする予定はなかった[148]。しかし「ライドベンダーでは敵を倒せないのではないか」という指摘が玩具開発サイドから出てきたため、急遽合体ギミックを取り入れた形に再デザインされることとなった[148]。また初期案ではサソリのカンドロイドとの合体が考えられていたが、オーズの基本フォームであるタトバ コンボのモチーフのひとつであり、金と黒のライドベンダーに色をそろえやすいトラのカンドロイドへと変更になった[148]

撮影用プロップはカウル部分まで造形されており、そこから下の車輪部分は完全にCGで描画されている[65]。「動物的に動かしたい」という柴崎監督の意向により、あたかもオーズが暴れ馬を抑えているような、ピョンピョン跳びはねるアクションがCGで表現された[65]

カンドロイド

鴻上ファウンデーションが開発したサポートドロイド[151]。ライドベンダー マシンベンダーモードにセルメダルを投入してボタンを押すことで入手でき、1枚のセルメダルで複数呼び出すことが可能[151]型のカンモードから「プルタブスターター」を起こすことでメカモードに変形する[151]。ひとつのカンドロイドを起動すると、その他の同型カンドロイド一斉に起動する[151]

仮面ライダーオーズの変身ベルトや武器と同様に、ナスカの地上絵のような幾何学模様がデザインに取り入れられている[21]。また裏モチーフとして歴代仮面ライダーの顔を基本にしており、額の「Oシグナル」と目の下に伸びる「涙ライン」は必ず取り入れられている[21]

制作コンセプトは「メダルを使うと出現するサポートメカ」であり、自動販売機で買った缶が変形することは当初から決まっていた[109]。初期案の中には「缶が剣や銃に変形する」「巨大自販機から出てきた巨大缶が乗り物に変形する」というものがあったが、やがて動物型になることに決まった[109]。その後も「3段に分割するカメ缶」「爆発音を放つスカンク缶」などが考え出されたが、オーズの変身モチーフと同じ動物に絞って選び直された[116]

玩具のサイズは缶コーヒーを基本として、それより少し大きめに作られている[116]。販売成績は累計80万個を越える人気シリーズとなった[116]

諸元
タカカンドロイド
全高 80mm
全長 164mm
全幅 300mm
最高飛行速度 250km/h
その他 連続稼働時間:72時間
タカカンドロイド
高空からの地形分析や敵の偵察・追跡を主な任務とするほか、戦闘支援やセルメダルの回収で活用される[151]
AIを組み込んだコアユニット部「カンブレイン」には高感度光学センサーも備わっている[152]。主翼「グライドバランサー」で反重力制御を行い、その先端の追加翼「ウイングレットエッジ」は高速振動により機体を空気の膜で包んで飛行時の抵抗を減らす[152]。またウイングレットエッジは敵を切り裂く武器にもなる[152]


諸元
タコカンドロイド
全高 185mm
全長 265mm
(8本アーム展開時)
全幅 100mm
その他 連続稼働時間:84時間
タコカンドロイド
水陸両用タイプ[151]。戦闘支援能力が高く、集結することでライドベンダー用の坂道を形成したり、ロープやトランポリン状に集まってオーズを支援したこともあった[151]
しかし集団行動に長けた性能は諸刃の剣でもあり、第10話では工場で1体が起動したとたんに製造ライン上のタコカンドロイドが次々に動き出して飛び回り、大混乱を招いた[152]
「カンブレイン」には特に情報処理能力に優れたAIが組み込まれている[152]。特殊硬質ラバーでできた8本の触手「テンタクルサッカー」を回転させることで反重力を生み、空中を飛行する[152]。触手の先端には伝達回路「ワイズレセプター」があり、他の機体と接触することで情報を同期するほか、攻撃時の爪としても使える[152]
漏斗部分にあたる「ジャミングノズル」からはタコスミのような黒い粒子「オプティックジャマー」を放ち、敵のセンサーを無効化する[152]


諸元
バッタカンドロイド
全高 114mm
全長 199mm
全幅 55mm
その他 連続稼働時間:96時間
バッタカンドロイド
障害物の多い陸上での活動に特化している[153]。脚部「ホップフリッガー」による跳躍は最大100mの高さに達し、キックに応用すれば攻撃手段にもなる[154]。また腹部にはナノレベルのカギ爪が埋め込まれた「グラップフォート」があり、壁や天井にも張り付いて移動できる[154]
「カンブレイン」の複眼部分は広角レンズになっており、12時間連続の動画撮影が可能である[154]
そのほか通信機としても活用可能であるため、あまり携帯電話を使わない火野映司にとっては魅力的なアイテムであったらしく、初めて手にしたときには大喜びでアンクと通信していた[154]


諸元
トラカンドロイド
全高 790mm
全長 1000mm
(巨大化時)
全幅 1020mm
その他 連続稼働時間:108時間
トラカンドロイド
ライドベンダーの機能拡張と武装強化用に開発された[153]。ライオンメダルを解析した成果が反映されており、オーメダルを科学技術で制御するためのテストケースとなっている[153]
背部の「E-Mリアクター」の働きにより、通常のカンドロイドのサイズからライドベンダーと合体可能な大きさまで巨大化する[154]
四肢の「ウォーカーレグルス」はあくまでE-Mリアクターの保持を目的として設計されており、機動性は考慮されていない[154]


諸元
電気ウナギカンドロイド
全高 55mm
全長 350mm
全幅 90mm
その他 連続稼働時間:112時間
電気ウナギカンドロイド
狭い空間にあるセルメダルを回収する[155]。また戦闘支援時には、3体で連結して電撃ロープを形成する[156]
頭部には半透明の強化プラスティックで覆われたエネルギー変換装置「イルブリッツドライブ」があり、10万ボルトの電流を生む[157]。その下の電磁波制御装置「トリックヴォイダー」による電波障害は、半径100m以内の電子機器を無効化する[157]
コアユニット「カンブレイン」は胸部に搭載されており、敵の体から放出される微弱な電流を解析して行動を予測する[157]
当初、映司はヘビだと勘違いしていたが、後藤の助言でヘビではないと理解した。映司に「ウナちゃん」という愛称で呼ばれている。
企画段階ではコブラカンドロイドだったものが再デザインされて電気ウナギとなった[21]。玩具の頭部には発火石が仕込まれている[21]


諸元
ゴリラカンドロイド
全高 72mm
全長 74mm
全幅 106mm
最高速度 55km/h(歩行)
その他 連続稼働時間:108時間
ゴリラカンドロイド
戦闘区域のように、障害を排除する必要がある状況下でセルメダルを回収する[155]。伊達明はヤミー探知用に1体を携行しており、メダル回収時には3体を使用していた[157]。なお第23話では、おでんを運ばせていた[157]
他のカンドロイドが1基ずつ搭載する小型エンジン「ストリーマゲイン」を、「ストリーマゲイン・ツヴァイ」として左右の肩に合計2基備えているため、100kgの鉄塊を持ち上げるほどのパワーを発揮する[157]。両拳「ゴーリギガンデ」は、ストロンジウム精製の過程で抽出される素材「ストロキサイト」でできており、握力は最大で60kgに達する[157]
コアユニット「カンブレイン」は、他のカンドロイドよりも立体認識能力に優れている[157]


諸元
クジャクカンドロイド
全高 153mm
全長 95mm
全幅 140mm
その他 瞬間最大風速:105.5m/s
連続稼働時間:99時間
クジャクカンドロイド
戦闘支援に特化したカンドロイド[155]。可変翼「アルゴサイクロン」を回転させて強風を発生させるほか[157]、カッターのように敵を切り裂く[156]。また、頭部の「ビークゲイザー」から放つ電磁波は、敵の脳波に干渉して意識を混濁させる[157]
コアユニット「カンブレイン」は使用者の身体データを常時感知しており、使用者の安全を最優先に行動する[157]
火野映司は第21話で、チョコレート冷却用にクジャクカンドロイドの風を利用し、後藤慎太郎に怒られた[157]。しかし第19話では、後藤の上司である鴻上光生も卓上扇風機として活用している[157]


諸元
プテラカンドロイド
全高 45mm
全長 215mm
全幅 346mm
その他 連続稼働時間:120時間
プテラカンドロイド
真木清人が最後に開発したカンドロイドで、余剰エネルギーを活用することで燃焼効率を高めた次世代型のひとつ[158]。第29話ではシャチパンダヤミーに対して真木自身が使用したが、3機がかりでもあえなく破壊された[159]
くちばしはストロンジウム製のスピーカー「ダンディンスクリーマー」であり、超音波を発して共振現象により標的を破壊するほか、敵を切り裂く武器としても用いられる[159]。翼部「ソニッカーゲイル」は超音波振動によって微粒子を後方に噴射し、直線スピードでは亜音速に近いレベルまで加速できる[159]。尾部「バリアンセレイダー」は余剰エネルギーを圧縮して再利用可能であり、そのエネルギーを機体にチャージすれば瞬間的に通常時の倍以上の出力を発揮する[159]
コアユニット「カンブレイン」には多数の音声波形が記録されており、暗所でも状況の分析ができる[159]
タカカンドロイドとは飛翔動物モチーフであることが共通しているが、プテラカンドロイドは同じサイズの缶から変形したとは思えないほど大きく、差別化が図られている[66]


諸元
トリケラカンドロイド
全高 70mm
全長 196mm
全幅 53mm
その他 連続稼働時間:136時間
トリケラカンドロイド
真木清人が最後に開発したカンドロイドで、余剰エネルギーを活用することで燃焼効率を高めた次世代型のひとつ[158]。真木が研究室を破壊して去った後に残されており、第31話で伊達明に発見された[159]。以後は伊達のセルメダルを詰めたミルク缶の中に住み着き、クロアゲハヤミー戦では仮面ライダーバースに変身した伊達めがけてセルメダルを弾き飛ばして、補給支援を行った[159]
小型エンジン3基を組み合わせた「ストリーマゲイン・トライズ」を搭載しており、余剰エネルギーを排出せずに機体内で再循環させることで、通常以上のパワーを発揮する[159]。四肢に仕込まれた駆動輪「ウィールマグナ」はそれぞれが独立して動くため、悪路でも安定した走行が可能である[159]
鼻先の放電角「ブラスアンカー」でプラズマを発生させ、ストロンジウム製の2本の衝角「バリドランザー」によって撃ち出す[159]。また、襟の部分「グライバーシルト」は特殊な磁場を展開して物体の重量を操作できるため、バリドランザーが弾いたセルメダルや、他のカンドロイドをも射出できる[159]
コアユニット「カンブレイン」は、電磁波を使用する高感度センサーにより物質の硬度を分析する[159]
仮面ライダーオーズ プトティラ コンボに合わせるならばボディは紫色になるはずだが、プテラカンドロイドとの差別化のため、ミリタリーイメージに基づいて緑色になった[72]

世界設定・用語

本作品ではカバラ錬金術をモチーフにした設定が多く見られる。

クスクシエ
舞台である夢見町にある[160][注 17]、日替わりで世界各国の料理を出す多国籍料理店。店長である知世子の趣向により、毎回様々な国際料理のフェアをしており、従業員はテーマに沿った衣装(コスプレ)に身を包む決まりとなっている。知世子以外は店に正式に所属している訳ではない。
クスクシエとなる40年前は立花藤兵衛が経営し、少年仮面ライダー隊の本部でもあった「スナック・アミーゴ」だったことが『オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー』で描写されている。
鴻上ファウンデーション
オーズを支援する謎の巨大財団。ライドベンダーやメダジャリバーなど、セルメダルを利用する武器・装備を生産している。
その目的は欲望の増進によって、人類を新たなステージに導くことである。
一部の人物は物語の展開と共に離脱・退職している。
鴻上生体研究所
10年前に鴻上ファウンデーションが設立した真木が所長を勤める施設。オーメダルの研究・開発が目的で、カンドロイドやライドベンダーの製造プラントが置かれている。
オーズ
本作品のキーワードの一つで、人物によっては様々な解釈がなされている。
真のオーズ
真偽は不明だが新世界の王と称される存在。
理由は明かされないが、鴻上はこの存在を生み出そうとし、最終的にその器として映司を選ぶ。
劇中では過去のオーズや錬金術師ガラ(劇場版3作目)が一度に大量のコアメダルを取り込む事で成そうとしたが前者は制御できず、暴走した末にグリードごと封印されるという結末を迎え、後者も人としての形を失い凶暴化してしまっている。逆に映司はコアメダルの中で最も強力な恐竜系のみを体内に宿し、後は鴻上が収集していた無数のセルメダルを吸収することで、人間の姿を保ったままこの境地に至った。その間は失敗した過去のオーズが初めて変身したというタトバコンボの力により、グリードの内でも高い戦闘力を誇るウヴァを正面から圧倒する程に驚異的な力を見せた。

オーメダル

作中のキーアイテムで、800年以上前に当時の錬金術士達が人工の生命を作るため、地球に生息する様々な生物種のパワーを凝縮して作った神秘のメダル。
人間をオーズに変身させるとともに、グリードの身体を構成する細胞の役目を果たす。メダルの表面には生物のシンボルマークが描かれている。以下の2つの種類が存在する[注 18]
仮面ライダーW』第47話に登場した財団Xのネオン・ウルスランドの持つ携帯端末にオーメダルの情報が記載されている。
コアメダル
金色の基盤に、それぞれの属性の配色(鳥系〈赤〉・昆虫系〈緑〉・猫系〈黄〉・重量系〈灰〉・水棲系〈青〉・恐竜系〈紫〉・爬虫類系〈橙〉[162])を持つメダル。
7種類のカテゴリー[注 19]に分類され、カテゴリーごとに10枚[注 20]のコアメダルが作られた。生物のパワーがより大きく封じられたものであり、基本的に増殖したり消滅することはないが、恐竜系コアによる干渉によって破壊することが可能となる。この10枚から1枚を抜き取り、9枚という「欠けた」数字にしたことで、「足りないが故に満たしたい」という欲望が誕生・増幅、それらがグリードの元となっている。グリードにとっては身体の核に当たるため、彼らはオーズの持つコアを執拗に狙っている。
7種のうち恐竜系コアだけは10枚揃った状態で800年前にも世に出ることはなく、グリードを生み出すこともなく封印されたまま現在に至っていた。しかし、鴻上によって日本に持ち出され、財団から離反した真木によって解放されるとともに、1枚のメダル(プテラ・コア)を抜き取られることによって自律意志が発生、抜き取った1枚を含めた5枚ずつが映司と真木の肉体に取り込まれ現代に復活を果たした。また、恐竜系コアは他のコアメダルを破壊する能力を持ち合わせており、真木と映司によって800年前にはなかったコアの減少が生じている。
最終的に恐竜グリードの崩壊によって発生したブラックホールに吸い込まれ、恐竜系コアメダルは10枚のうち7枚が粉々となり、3枚が恐竜グリードと共にそれぞれ消滅。他のコアメダルもその所在が不明となってしまった。
裏面はカテゴリーごとに頭部用には1本・腕部用には2本・脚部用には3本の横線が入っている。
後日談である『フォーゼ&オーズ』の『オーズ編』で、ブラックホールに吸い込まれたコアメダルは40年後の未来に飛ばされ、その時代の仮面ライダーである湊ミハル(仮面ライダーポセイドン)の体内に取り込まれたことが判明している。そのミハルが現代へとタイムスリップし、同じく未来から来たアンクがミハルの体内から一通り(恐竜系・爬虫類系を除く25枚)のコアメダルを奪取したことで、映司は再びオーズに変身することが可能になった。
『スーパーヒーロー大戦』では3枚1組のメダル6種(爬虫類系を除く)がそれぞれ6色のライダーキーとなり海賊戦隊ゴーカイジャーが各コンボに豪快チェンジした。
セルメダル
銀一色のメダル。裏面は全カテゴリー共通で×のマークになっている。
コアメダルほどのパワーはないものの、人間の欲望を糧にして際限なく増殖することができ、グリードの身体の大部分を構成するとともに、人間(あるいはその欲望)をヤミーに変える力を持つ。コアとは異なり力を使い果たすと消滅してしまうため、オーズはセルをツールに力を与えるための消耗品として扱う。
グリードが封印されている間に鴻上ファウンデーションによって研究・開発が行われ、ライドベンダーやメダジャリバー、カンドロイドに仮面ライダーバースといったセルを利用するための装備が生み出された。
なお、セルの用途は全カテゴリー(鳥系・昆虫系・猫系・重量系・水棲系・恐竜系・甲殻類系)共通であり、とくに使い分けることはない。

グリード/ヤミー

グリード
七つの大罪の一つ「強欲」(greed)の名を冠し、個体ごとに9枚(3種×3枚)のコアメダルを核、大量のセルメダルを細胞として構成された、人間の「欲望」を糧に力を増大させる擬似生命体。
800年前に10枚(2種×3枚・1種×4枚)作られたコアから1枚[注 21]を抜き取り、9という「欠けた」数字にした結果「足りないが故に満たしたい」という欲望が生まれ、その欲望が進化して自律意志を持ちメダルを肉体として誕生した。
800年前コアを求めた当時のオーズに敗北し、メダルへと還元された状態で石棺に封印されていたが、現代に甦り活動を再開した。オーズ(OOO)がコアメダル3つを駆使して戦うのに対し、グリードである彼らも「あらゆる生物の姿をした怪物達の王達」と言える存在のため、彼らも一種の「オーズ(王S)」と言える[2]
オーメダルと同様鳥系・昆虫系・猫系・重量系・水棲系など、各々はそれぞれの種族に属する複数の動物の特徴を備えている。人間の欲望を感知して自分のセルと融合させることでヤミーを創り出し、セルを増やして己の糧とする。ヤミーを遥かに超える戦闘力を持ち、自身の身体をメダルに戻しての神出鬼没な移動が可能。また、彼らが現れる場所にはそれぞれのイメージカラーの布が垂れ下がる。なお、オーズの必殺技の直撃など大きなダメージを受けると、身体を維持できなくなりメダルとしてバラバラに飛散するが、その状態でも意識は消失せず残ったコアに残り、一定以上のコアとセルを用いることで再度復活することが可能。本来はコア自体は消滅することがない為「不滅」の存在であるが、意識を内包したコアが破壊された場合には人格ごと消滅、単なるメダルとなり二度と復活できなくなる。
「足りないが故に満たしたい」という欲望が起源であり存在理由であるが、逆にその欲望が満たされる喜びを感じることのできる肉体的および精神的機能が退化してしまっており、その結果満たされることのない欲望が否応なしに加速されてただ欲し続けることしかできない存在と化している。故にメダルが9枚揃い完全復活を果たした際には、満たされない根深い欲望から人間もろとも足りないものを欲して食らい、やがて世界そのものを食らいつくしてしまう。
核であるコアメダルが9枚未満であると、装甲が欠けて茶や紫の肌が露出した「セルメン」と呼ばれる不完全な状態となる。アンクを除く4体のグリードが、この状態で復活。足りないメダルを集めて完全体となるため、ヤミーによってセルを集めるとともに、アンクが持ち去ったコアを執拗に付け狙う。一方でアンクや鴻上ファウンデーションらもグリードが持つコアの奪取を狙っており、三つ巴の争奪戦が展開される。なお、自分以外のコアを吸収してパワーアップすることも可能だが、何枚メダルがあろうと自分のメダル9枚が揃っていない限り完全復活には至らず、メダルの力を完全に制御することはできない。
外見上の共通点はバイザー状の眼と初代ライダーベルトのような形状の中央に凹みのあるベルトで、このベルトはセルメン時は空洞になっているが、完全体時はバックルが金色(恐竜グリードと映司グリードは銀色)になり、黄色い宝石状のパーツが埋め込まれる。ただし、恐竜グリードと映司グリードはコアメダルが少なくてもこのパーツが存在する。また、アンクと恐竜グリードは、コアメダルの代用品として、欲望の源泉である人間を核に据えているため、コアメダルが少ない状態でも完全態に到っており、映司グリードはストーリーの展開上、すべてのコアメダルを手に入れて完全態になることはなかった。人間をコアメダルに代用しているグリードは純正のグリードとベルトのカラーリングが異なる[163]
アンク以外の4体は復活した当初は怪人態のまま暴れていたが、人間社会で目立つことを避けるため、間もなくアンクを真似て人間の姿に変化して行動するようになる[注 22]。ヤミーの宿主を見抜けるアンクも、人間に変化したグリードは見抜くことができない。後に現代において、鴻上の行動によってアンクの分離した身体が別の自我を持ったアンク(ロスト)として新たに覚醒したことに加え、恐竜系コアを取り込んだ映司と真木の2人が恐竜系グリードへと変化している。
ヤミー
グリードが自身を構成するセルメダルと人間(以下、宿主と表記。作中では「ヤミーの親」と呼称される)の欲望によって造り出す、彼らの分身とも言える怪人。
基本的には、グリードが目をつけた宿主にメダルの投入口を作り、そこにセルを投入することで誕生(ただし欲望が小さすぎるとヤミーが生み出せない)し、宿主の欲望に基づいた行動をとることによって体内のセルを数100枚単位で増殖させ、グリードにそれらを譲渡する。
ヤミーを誕生させる触媒となった宿主には、基本的に肉体的な損傷はないが、中にはヤミーを生み出した記憶や自覚がなく、さらには抑制力を失って禁断症状のようにその根本となる欲に依存する者もいる。
その肉体は大量のセルで構成されているため、攻撃を受けると傷口からメダルが溢れ出し、必殺技などで完全に滅せられると大量のメダルに戻る。また、グリードにセルを譲渡する時も、自らの肉体をメダルに還元して消滅する。一部のヤミーは、親となるグリードと同じ属性の自然要素を用いた攻撃を持つものもいる。
個体の名称は「(動物の和名)ヤミー」。スーツ造形のものと、CG合成によるヤミーの二種類が存在し、前者はベルトをした人間型の動物の姿をし、後者はモチーフとなった動物そのものに「欲望を掴む」ことを暗喩する手が体の各所に配されている。どちらも人のような顔が付いているのが特徴である[注 23]
なお、以下のように生み出すグリードによって分類され、そのヤミーの成長方法(欲望を収集する手段)が異なる。後藤はこの分類を「属性」と称している。
  • 名前の由来は「美味しそう」という意味の英語である[165]
昆虫系成長ヤミー
ウヴァによって生み出される。セルを宿主に投入すると、ミイラのような白ヤミー(身長:195cm / 体重:75kg)という姿で宿主から分離して誕生。
宿主が抱く「欲望」を満たすための行動を、ヤミーが替わりに実行することで成長、独自の姿に変化する。欲望が、「欲しい」という「物欲」である場合はその対象(物体だけでなく才能などの概念も含む)を摂取、「したい、なりたい」という「欲求」であった場合はそれに基づいた「行動」を実行することで成長する。また、元になった欲望が複数の強い思いが秘められた多重構造であった場合、成長するにしたがって2体以上のヤミーに分離してしまうこともある。成長スピードが早く短時間にセルメダルを稼げるが、自分以外の者に奪われる危険性もあるため、大抵はヤミーの作り主であるウヴァが自ら戦線に出てきてサポートする。
なお、成体は会話が可能なほど知能が高い個体が多く、メダル収集のほか刺客として送り込まれることもある。
猫系成長ヤミー
カザリによって生み出される。セルを投与した宿主に白ヤミーの段階で寄生し、欲求のままに暴走させ、満たされた欲望を直接摂取して成長する。
寄生された宿主は欲望を暴走させるが、場合によっては本人が満足と判断していても、ヤミーが勝手に暴走し続けることもあるため、他のタイプよりも宿主への危険性が高い。成長しきると逆に宿主を己の体内に取り込んでしまうため、宿主を体内から救出した上で倒さなければならない。また、宿主を拘束するなどして動きを止め、禁断症状状態にして分離させる方法もある。その特性上、人命を最優先する映司にとっては最も戦いづらいタイプである。
なお、成体はモチーフとなった生物に加えて、宿主の容姿・欲望に基づいた外見をとるのが特徴。
重量系成長ヤミー
ガメルによって生み出される。人間ではなくガメルが自身にセルを投入することで、最初から成長体で誕生。生み出す起因となったガメル自身の「欲求」(その場の思いつき)を満足させるために行動する。
ガメルと同様、鈍重ながらもアンクに「頑丈なのが取り柄」と言われるほど耐久力に優れており、後述の合成系ヤミーにもその性質が反映されている。生み出す際セルを大量に消費する必要があるが、満たした欲望の受け皿が自分自身であることから増殖したメダルは直接ガメルの体に蓄積され、後でヤミーから回収する手間がなく奪われる危険性も少ない。逆にヤミーそのもののセルは能力を使う度消費されていくため、このヤミーを倒しても得られるメダルは1枚だけである。
また、すぐに成長体として誕生することから、現場での戦力確保を目的に生み出させられることもある。
水棲系成長ヤミー
メズールによって生み出される。セルを投与した宿主の近くに「巣」を作り、宿主の欲望を糧に巣の中で無数の卵を白ヤミーを介さずに成長させる。巣と卵は周囲の風景に溶け込むよう擬態しているため、孵化するまでは機械などを使用しない限り人間には認識できない。
成長に時間がかかるものの、一度に大量のヤミーが誕生するため、効率よく大量にセルを集められるメリットがある。ただし、卵の状態のヤミーは無力であるため、一部のヤミーが途中で孵化して行動するようなことはあれど、このタイプの方法でセルを増殖させるには、暴走する宿主本人の行動が要となっているためより親の選別が重要となる。
鳥系成長ヤミー
アンクおよびアンク(ロスト)によって生み出される。セルを投入した宿主から白ヤミーとして分離し、その欲望に基づいた行動を起こすなどウヴァの昆虫系ヤミーと類似している。
相違点として、宿主の思い入れがある区間(巣)を拠点にして、宿主の欲望を満たすために「餌」を運ぶという親鳥のようなプロセスを取り、場合によっては宿主の欲望を暴走させるという特徴がある。また、白ヤミーから成長する際には、鳥の卵から再生されるようなエフェクトがかかる。
最初はアンク(ロスト)によって作られていたが、ロストが消滅し本体が力を取り戻してからはそちらによって作られることとなる。
なお、アンク(ロスト)によって作られた個体は、腕のアンクには従おうとしない。
合成系成長ヤミー
複数の属性を組み合わせることで誕生した新種のヤミー。劇中ではカザリが別属性のコアを取り込むことで単独で作った個体と、メズールが自身の欲望をヤミーの素とするガメルにセルを投入することで作った個体が登場する。
育成方法は特に決まっておらず様々なグリードの用いる方法で育つ。成長後の姿が2種類の異なる生物をモチーフとしており、両者の特性を備えるため戦闘力が上がっているだけでなく、一方の弱点を他方の性質によって無効化するため、よりオーズを苦戦させる存在となっている。厳密にいえば2匹のヤミーが融合したものであり、任意で通常のヤミー(1つの系統のみ)を生み出すことができる。
また、合成系も一方のヤミーが何らかの理由で破損した場合、残ったヤミーが突然変異、暴走するおそれがある。
戦闘員系ヤミー
打倒仮面ライダーを願う千堂院 / ショッカー骨戦闘員の欲望が肥大した事によって、繁殖していた合成獣系ヤミーの卵から孵った特殊なヤミー。
宿主であるショッカー骨戦闘員の命令に忠実であり、「出動!!」の掛け声で一斉に現れる他、最低でも屑ヤミー以上の能力を有して主にスティックを用いて戦闘する。劇中、骨戦闘員本人もナイフを手に参戦しており、元ショッカー所属なだけあって格闘術の心得がある。
歴代シリーズに登場した戦闘員の姿を冠してはいるが実体はセルメダルで形成された複製に過ぎず、カザリがそれ目当てと気づいた骨戦闘員は利用された事に憤怒し、オーズに加勢している。
恐竜系成長ヤミー
恐竜系コアを投入され、その「器」となった真木によって生み出される。人間ではなく物体にセルを投入することで最初から成長体で誕生。公式では「恐竜」系となっているがモチーフは恐竜に限らず、その他の絶滅種および幻想生物、即ち本来現世には「存在しない」生物全てが該当する。
恐竜系コアが「存在しない」生物の特徴によって「無」の欲望を持つことから、周囲の欲望を「無」に返すことを行動原理とし、セル=欲望の増幅ではなく純粋な破壊活動を行う。セルを増幅しないため、このヤミーを倒しても得られるメダルは重量系同様1枚だけである。
破壊活動の内容は媒体となったものに込められた想いによって左右されるが、大抵は真木が自分の所有物から作り出すため無差別殺人や刺客としての役割が多い。
他系統のヤミーよりも遥かに高い戦闘能力を持つ。
屑ヤミー
  • 身長:180cm
  • 体重:75kg
グリードがセルを半分に割って生み出す下級のヤミー。
劇中ではウヴァしか使用しなかったが、アンクの発言によると他のグリードも生み出すことができるようである。また、メダルの器 暴走形態からも無数に発生する。
『フォーゼ&オーズ』の『オーズ編』では、仮面ライダーポセイドンが生み出した[注 24]他、オーメダルの運用技術を得た財団X側の個体も登場した。
外見は白ヤミーと酷似しているが、包帯の巻かれている面積が狭く、顔の中心に黒丸があるなどの差異がある。物理攻撃に対しては即座に復帰する耐久力を持つが、白ヤミー以上に鈍重で、オーズの特殊攻撃や人間の対物火器などには耐性がなく、直接の戦闘力も皆無。人間に寄生することでセルを増殖することも可能だが、人間1人につき1日1枚と増殖ペースは極めて遅い。しかし、宿主がいらずに量産が容易(1枚につき2体)なことに加え、破損したメダル故にグリードでも気配を感知できず隠密行動時に発見される危険性も少ないというメリットがあり、陽動や時間稼ぎに利用される戦闘員のほか、大量の人間に寄生させることにより時間をかけながらも秘密裏にセルを儲けていくといった役割を担う。

キャスト

本作品の怪人「グリード」は、人間に憑依、あるいは擬態するという設定のため、一部を除きその人間態を演じる俳優が怪人態でも声を担当している。

レギュラー・準レギュラー

  • 火野映司 / 仮面ライダーオーズ(声) / 映司グリード(声) - 渡部秀
  • アンク(人間態 / 怪人態の声) / 泉信吾 - 三浦涼介(2役)
  • 泉比奈 - 高田里穂
  • 鴻上光生 - 宇梶剛士
  • 里中エリカ - 有末麻祐子
  • 後藤慎太郎 / 仮面ライダーバース(2代目 / 声) / 仮面ライダーバース・プロトタイプ(初代 / 声) - 君嶋麻耶
  • 伊達明 / 仮面ライダーバース(初代 / 声) / 仮面ライダーバース・プロトタイプ(2代目 / 声) - 岩永洋昭 (16 - 38,46 - 48)
  • 白石知世子、真木仁美 - 甲斐まり恵
  • ガメル(人間態 / 怪人態の声) - 松本博之 (1 - 16,36 - 46)
  • ウヴァ(人間態 / 怪人態の声) - 山田悠介 (1 - 36,43 - 48)
  • カザリ(人間態 / 怪人態の声) - 橋本汰斗 (1 - 44)
  • メズール(人間態) - 未来穂香 (5 - 16,36 - 46)
  • 真木清人 / 恐竜グリード(声) - 神尾佑 (9 - 48)
  • アンク(ロスト / 人間態) - 飛田光里 (30 - 42)

声の出演

主なゲスト

演者の左の括弧内はそれぞれの登場話。

スーツアクター

スタッフ

チーフプロデューサーは『仮面ライダーキバ』の武部直美、メインライターは『仮面ライダー電王』の小林靖子、サブライターは『仮面ライダーディケイド』の米村正二が再登板となるほか、少年社中で活動する毛利亘宏がゲストライターとしてシリーズに初参加した。この他、主要スタッフのほとんどがシリーズ初参加だった『W』とは打って変わり、音楽の中川幸太郎や、クリーチャーデザインの出渕裕、篠原保なども含め、本作品ではシリーズを支えてきたスタッフたちで固められている。

音楽

主題歌「Anything Goes!
作詞 - 藤林聖子 / 作曲 - Tatsuo / 編曲 - Tatsuo、中川幸太郎 / 歌 - 大黒摩季
OP冒頭でのコンボ形態の映像が各話によって変化しているほか、サビに入る前の部分でその回のワンシーンがピックアップされている。
サビ直前に渡部による「変身!」という掛け声が入る(CD版ではこの掛け声は入らない)。
最終回はOPがなく、EDとして使用される。
挿入歌
挿入歌が実質のEDテーマとなっており、以下のテーマ曲(「レッツゴー!!ライダーキック」・「WIND WAVE」を除く)が主に戦闘シーン時に流れている。
なお、各コンボの戦闘テーマ曲のタイトルは対応するコンボ名のもじりとなっている(一部除く)。歌詞カードには表記されていないが曲中のタイトルの詞部分は一箇所だけテーマのコンボ名に変えられている。また、テンポやコード進行が統一されているため、それぞれの曲のAメロ・Bメロ・サビを他の曲と入れ替えても(アレンジ等の違いによる若干の違和感を除けば)繋がって聞こえるようになっており、これによって亜種形態にも対応できるという[179]。2011年7月27日発売の「仮面ライダーオーズ Full Combo Collection」には、それを利用し各曲をメドレー形式に編集した「OOO Combo Change Medley」が収録されている。
「Regret nothing 〜Tighten Up〜」(第5・7・13話)
作詞 - 藤林聖子 / 作曲・編曲 - 鳴瀬シュウヘイ / 歌 - 火野映司(C.V.渡部秀)
タトバコンボの戦闘テーマ。元々は「どの形態でも使える曲を」という発注により作られた曲だが、完成後にタトバのテーマとして位置付けられ、タイトルの「Tighten Up」もその際に追加されたという。
「Got to keep it real」(第6・16話)
作詞 - 藤林聖子 / 作曲・編曲 - 鳴瀬シュウヘイ / 歌 - 火野映司(C.V.渡部秀)
ガタキリバコンボの戦闘テーマ。
「Ride on Right time」(第9・10・15・40・42・45話)
作詞 - 藤林聖子 / 作曲・編曲 - 鳴瀬シュウヘイ / 歌 - 火野映司(C.V.渡部秀)
ラトラーターコンボの戦闘テーマ。ラップ部分は緋村剛が歌っている。
「Sun goes up」(第12話)
作詞 - 藤林聖子 / 作曲・編曲 - 鳴瀬シュウヘイ / 歌 - 火野映司(C.V.渡部秀)
サゴーゾコンボの戦闘テーマ。
「Shout out」
作詞 - 藤林聖子 / 作曲・編集 - 鳴瀬シュウヘイ / 歌 - 火野映司 (C.V.渡部秀)
シャウタコンボの戦闘テーマ。各コンボの戦闘テーマとしては唯一テレビシリーズでは使用されず、後述の『MOVIE大戦MEGA MAX』にて初使用された。
「Time judged all」(第20・22・23・25・28・最終話)
作詞 - 藤林聖子 / 作曲・編曲 - 鳴瀬シュウヘイ / 歌 - 火野映司×アンク(C.V.渡部秀・三浦涼介)
タジャドルコンボの戦闘テーマ。
レッツゴー!! ライダーキック[180](第27話)
作詞 - 石森章太郎 / 作曲・編曲 - 菊池俊輔 / 歌 - 藤浩一、メール・ハーモニー
仮面ライダー』の初代オープニングテーマ。鴻上が自身の制作する映画の趣旨を説明する際のBGMとして使用されている。
「WIND WAVE」(第35話)
作詞 - つよし / 作曲 - あやの / 編曲・歌 - つよしとあやの
つよしとあやのが演じるストリートミュージシャン「路端ライオン」の持ち歌として、弾き語りの形で使用。元々は前作『仮面ライダーW』と連動したインターネットラジオ「WIND WAVE」の番組「向かい風 一本勝負!!」の企画で作られたものだが、映像作品においては本作品が初使用となる。ノークレジット。
「POWER to TEARER」(第36・44話)
作詞 - 藤林聖子 / 作曲・編曲 - 鳴瀬シュウヘイ / 歌 - 火野映司×串田アキラ(C.V.渡部秀・串田アキラ)
プトティラコンボの戦闘テーマ。
「Reverse / Re:birth」(第38・46・47話)
作詞:藤林聖子 / 作曲・編曲:Tatsuo(everset) / 歌:伊達明&後藤慎太郎(C.V.岩永洋昭&君嶋麻耶)
仮面ライダーバースの戦闘テーマ。
「Anything Goes! "BALLAD"」(最終話)
作詞 - 藤林聖子 / 作曲 - Tatsuo / 編曲 - 中川幸太郎、五十嵐“IGAO”淳一 / 歌 - 大黒摩季
OPテーマのバラード。挿入歌だが公式で本作品のエンディングテーマとして紹介されている。

関連CD

主題歌CDは「Anything Goes!」を、挿入歌アルバムは「仮面ライダーオーズ Full Combo Collection」を参照。

仮面ライダーオーズ オリジナルサウンドトラック
2010年11月17日リリース。BGM50曲と主題歌TVサイズを収録。
Regret nothing 〜Tighten Up〜
2010年12月1日リリース。
Got to keep it real
2011年1月26日リリース。
Ride on Right time
2011年1月26日リリース。
仮面ライダーオーズ オリジナルサウンドトラック2
2011年6月22日リリース。BGM30曲を収録。
Reverse / Re:birth
2011年7月27日リリース。CDとCD+DVDの2種発売。
仮面ライダーオーズ Special CD-BOX
2011年9月28日リリース。CD6枚とDVD1枚の7枚組。

放送日程

サブタイトルは全編通して「○○と××と△△」といったフォーマットで統一され、各話に登場する事柄を含んだものとなっている。また本作品では全エピソードが完全に2話完結方式として構成されており、各エピソードの後編にあたる偶数話の冒頭では、前話のおさらいを3つに纏めて説明している。各話のAパート冒頭並びにBパート終了時には、その時点でオーズが所持しているメダルが画面周辺に表示される[注 27]

放送日 放送回 サブタイトル 登場怪人 脚本 監督
2010年09月05日 1 メダルとパンツと謎の腕 小林靖子 田﨑竜太
9月12日 2 欲望とアイスとプレゼント
9月19日 3 ネコと進化と食いしん坊 柴﨑貴行
9月26日 4 疑いと写メと救いの手
10月03日 5 追いかけっこと巣とセレブ 金田治
10月10日 6 お洋服と契約と最強コンボ
10月17日 7 ダメ亭主と罠と大当たり 諸田敏
10月24日 8 サボリと無欲と休憩中
10月31日 9 ずぶぬれと過去と灼熱コンボ 柴﨑貴行
[注 28]11月14日 10 拳と実験と超バイク
11月21日 11 旅人とアゲハ蝶と有名人 米村正二 金田治
11月28日 12 ウナギと世界と重力コンボ
12月05日 13 シャム猫とストレスと天才外科医 小林靖子 石田秀範
12月12日 14 プライドと手術と秘密
12月19日 15 メダル争奪と輸送車と器 諸田敏
12月26日 16 終末とグリードと新ライダー
  • 巨大グリード暴走態
2011年01月09日
[注 29]
17 剣道少女とおでんと分離ヤミー 柴﨑貴行
1月16日 18 破壊と理由とウナギムチ
1月23日 19 赤いメダルと刑事と裏切り 石田秀範
1月30日 20 囮と資格と炎のコンボ
2月06日 21 バッタと親子と正義の味方 毛利亘宏 田﨑竜太
2月13日 22 チョコと信念と正義の力
2月20日 23 キレイと卵と眠る欲望 小林靖子 諸田敏
2月27日 24 思い出と恋と海のコンボ
3月06日 25 ボクサーと左手と鳥ヤミー 柴﨑貴行
[注 30]3月20日 26 アンクとリングと全部のせ
3月27日 27 1000と映画と戦闘員 米村正二 石田秀範
4月03日 28 1000と仮面ライダーと誕生日
4月10日 29 姉と博士(ドクター)とアンクの真実 小林靖子 田﨑竜太
4月17日 30 王とパンダと炎の記憶
4月24日 31 恩返しとたくらみと紫のメダル 諸田敏
5月01日 32 新グリードと空白と無敵のコンボ
5月08日 33 友情と暴走と残されたベルト
  • プテラノドンヤミー(♂)[注 31](声 - 神奈延年)(33話)
  • フクロウヤミー
毛利亘宏 石田秀範
5月15日 34 親友と利用とその関係
5月22日 35 夢と兄とバースの秘密 田﨑竜太
5月29日 36 壊れた夢と身体とグリード復活
6月05日 37 眠りと1億とバース転職 小林靖子 諸田敏
6月12日 38 事情と別れと涙のバース
[注 32]6月26日 39 悪夢と監視カメラとアンクの逆襲 石田秀範
7月03日 40 支配と誕生会と消えるアンク
7月10日 41 兄妹と救出と映司去る 舞原賢三
7月17日 42 氷とグリード化と砕けた翼
7月24日 43 ハゲタカと対立とアンクリターンズ 柴﨑貴行
7月31日 44 全員集合と完全復活と君の欲
[注 33]8月07日 45 奇襲とプロトバースと愛の欲望 諸田敏
[注 34]8月14日 46 映司グリードとWバースとアンクの欲望
[注 35]8月21日 47 赤いヒビと満足と映司の器 田﨑竜太
8月28日 48 明日のメダルとパンツと掴む腕
  • メダルの器 暴走形態

他媒体展開

特記のない限り、いずれの作品にも仮面ライダーオーズが登場。

他テレビシリーズ

仮面ライダーW
作中に登場した携帯端末にオーメダルの情報が表示された。
仮面ライダーウィザード
第52・53話に仮面ライダーオーズとヤミーが登場。
仮面ライダージオウ
仮面ライダーオーズが2068年の世界に歴代平成仮面ライダーの銅像のひとつとして登場。
EP09・EP10に火野映司と泉比奈が登場[183]。他に屑ヤミーも登場する。EP29に仮面ライダーバース、EP47からLAST(最終回)にヤミー、LASTに仮面ライダーオーズ タジャドル コンボが登場。

映画

仮面ライダーW FOREVER AtoZ/運命のガイアメモリ』(2010年8月7日公開)
『仮面ライダーW』の単独作品。火野映司 / 仮面ライダーオーズが先行登場。
仮面ライダー×仮面ライダー オーズ&ダブル feat.スカル MOVIE大戦CORE』(2010年12月18日公開)
本作品と『仮面ライダーW』のクロスオーバー作品。テレビシリーズ(本放映時)第13話から第18話のOPと提供画面にて、同作品の映像が使用された。
オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー』(2011年4月1日公開)
本作品と『仮面ライダー電王』をメインとしたクロスオーバー作品。テレビシリーズ(本放映時)第27話から第32話のOPと提供画面にて、同作品の映像が使用された。
劇場版 仮面ライダーオーズ WONDERFUL 将軍と21のコアメダル』(2011年8月6日公開)
本作品の単独作品。テレビシリーズ(本放映時)第43話から第47話までのOPと提供画面にて、同作品の映像が使用された。
仮面ライダー×仮面ライダー フォーゼ&オーズ MOVIE大戦MEGA MAX』(2011年12月10日公開)
仮面ライダーフォーゼ』と本作品をメインとしたクロスオーバー作品。
スーパーヒーロー大戦シリーズ
いずれも仮面ライダーシリーズとスーパー戦隊シリーズのクロスオーバー作品。
仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦』(2012年4月21日公開)
仮面ライダーシリーズスーパー戦隊シリーズのクロスオーバー作品。火野映司 / 仮面ライダーオーズ、泉比奈、仮面ライダーバース、仮面ライダーバース・プロトタイプ、ヤミーが登場。
仮面ライダー×スーパー戦隊×宇宙刑事 スーパーヒーロー大戦Z』(2013年4月27日公開)
先の2シリーズと宇宙刑事シリーズのクロスオーバー作品。
平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊』(2014年3月29日公開)
平成仮面ライダーシリーズ15作記念作品。
スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号』(2015年3月21日公開)
仮面ライダー×スーパー戦隊 超スーパーヒーロー大戦』(2017年3月25日公開)
仮面ライダーオーズ(シャウタコンボ)が登場。
仮面ライダー×仮面ライダー ウィザード&フォーゼ MOVIE大戦アルティメイタム』(2012年12月8日公開)
『仮面ライダーウィザード』と『仮面ライダーフォーゼ』のクロスオーバー作品。火野映司 / 仮面ライダーオーズ、仮面ライダーバース、ヤミーが登場。
仮面ライダー×仮面ライダー 鎧武&ウィザード 天下分け目の戦国MOVIE大合戦』(2013年12月14日公開)
仮面ライダー鎧武/ガイム』と『仮面ライダーウィザード』のクロスオーバー作品。武神オーズが登場。
仮面ライダー平成ジェネレーションズ FINAL ビルド&エグゼイドwithレジェンドライダー』(2017年12月9日公開)
仮面ライダーエグゼイド』と『仮面ライダービルド』のクロスオーバー作品。火野映司 / 仮面ライダーオーズ、アンク、その他グリードが登場。本作品の映像が一部使用されている。
劇場版 仮面ライダービルド Be The One』(2018年8月4日公開)
『仮面ライダービルド』の単独作品。エピローグにオーズの他、ウヴァ、カザリ、メズール、ガメルの各怪人態が登場。
平成仮面ライダー20作記念 仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVER』(2018年12月22日公開)
『仮面ライダージオウ』と『仮面ライダービルド』をメインとしたクロスオーバー作品。仮面ライダーオーズ、ヤミーが登場。
劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer』(2019年7月26日公開)
『仮面ライダージオウ』の単独作品。

ネットムービー

ネット版 オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー 〜ガチで探せ!君だけのライダー48〜
ネット版 仮面ライダーオーズ ALL STARS 21の主役とコアメダル
ネット版 仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大変 〜犯人はダレだ?!〜

オリジナルDVD

『仮面ライダーオーズ 超バトルDVD クイズとダンスとタカガルバ』
スタッフ
  • 監督 - 山口恭平
  • 脚本 - 米村正二
  • 制作・発行 - 小学館
作中にて提示される選択肢のいずれかを選びながら進む方式のDVD。映司・アンク・比奈のほか、バイソンヤミーとシャチパンダヤミーが登場。
カンガルーメダルを用いた亜種としてタカガルバ・タカトラガルが登場するほか、同作品のみの亜種としてタカトラゾが登場する。

Vシネクスト

仮面ライダージオウ NEXT TIME ゲイツ、マジェスティ
2020年4月22日発売。『仮面ライダージオウ』のVシネクスト作品。伊達明 / 仮面ライダーバース、仮面ライダーオーズ プトティラコンボが登場[184]

ゲーム

全作品とも発売はバンダイナムコゲームス(バンダイレーベルとバンプレストレーベル、現:バンダイナムコエンターテインメント)。

仮面ライダー クライマックスヒーローズ オーズ
2010年12月2日発売、PlayStation PortableWii用ソフト。
『仮面ライダー クライマックスヒーローズシリーズ』第3弾。初の2機種での発売となる。
オール仮面ライダー ライダージェネレーション
2011年8月4日発売、ニンテンドーDS用ソフト。
プレイヤーキャラとしてオーズの他、バースも登場する。
ロストヒーローズ
2012年9月6日発売、ニンテンドー3DS、PlayStation Portable用ソフト。
コンパチヒーローシリーズ作品の内の一つ。オーズがプレイヤーキャラとして、バースとアンクがアシストキャラとして登場。

データカードダス

仮面ライダーバトル ガンバライド(第2期)』
  • 2010年9月16日稼動分より登場。弾数のナンバリングは3桁で1〜2桁目は英語読み、3桁目のみ日本語読み(例:ゼロゼロいちだん)。
  • ベルトボタンの下にオーズドライバーを模した「オーメダルスキャナー」を搭載。スキャンによりオーズがコンボチェンジしたり、他ライダーの能力がアップする。また、オリジナルメダルとしてスキャンしたライダーがサポートアタックをする「ライダーメダル」が登場。この連動によりオーズは爆発的なヒットとなり、オーズの玩具関連商品(「DXオーズドライバー」や「オーメダルシリーズ」など)が次々と在庫切れになる「リアルオーメダル争奪戦」が勃発した。

映像ソフト化

いずれも発売元は東映ビデオ

  • テレビシリーズを再編集した『ヒーロークラブ』のDVDが2010年12月3日と2011年1月21日に発売。全2巻。
  • テレビシリーズのDVDとBDは共に全12巻予定の各巻4話収録で2011年2月21日より順次発売。仮面ライダーシリーズのテレビシリーズBDは初。また、47話『赤いヒビと満足と映司の器』と48話(最終話)『明日のメダルとパンツと掴む腕』に約8分の未公開シーンを加えて1本のストーリーとして再編集した『ファイナルエピソード ディレクターズカット版』が2012年2月21日に発売。テレビシリーズのディレクターズカット版の発売は『仮面ライダー電王』の特別版(最終3部作)以来となる。また、平成仮面ライダーシリーズのディレクターズカット版がBDで発売されるのは本作品が初である。

プロモーションビデオ

大黒摩季Anything Goes!
ライブステージで暴れるウヴァとオーズが戦う。オーズはタトバコンボのほか大黒摩季から渡されたメダルでタカキリバにチェンジしている。
仮面ライダーGIRLSLet's Go RiderKick 2011
曲の合間に1号・電王・オーズが登場。さらに多数のショッカー戦闘員が仮面ライダーGIRLSを襲い、変身ベルトを装着してライダーコスチュームに身を包んだGIRLSと戦う。歌唱が終わると、3人のライダーがGIRLSと対面する。オーズはタトバコンボ、電王はソードフォームのみ登場。
松平健 feat.映司&アンク(C.V.渡部秀・三浦涼介)『手をつなごう〜マツケン×仮面ライダーサンバ〜
映司と吉宗が江戸時代と現代風の衣装のダンサーをバックに歌唱。アンクは当初、近くの椅子に座って見守っていたが、映司に引き連れられて参加する。映画からのシーン流用もある。オーズはタトバコンボのみ登場。
火野映司(渡部秀)&アンク(三浦涼介) 『Time judged all』
『Full Combo Collection』に収録。歌唱を担当する映司とアンクのほか、オーズタジャドルコンボが登場する。
伊達明&後藤慎太郎(C.V.岩永洋昭&君嶋麻耶)『Reverse / Re:birth』
映画監督となった伊達が主演の後藤やアシスタントの里中エリカ(有末麻祐子)と共に映画を撮影する様子が描かれる。バースも登場し、ダンサーたちと共に踊りを披露している。
綾小路翔VSマーティ・フリードマン『SAMURAI STRONG STYLE』
映画で共闘したオーズとフォーゼが掛け合いを見せた他、戦闘員ダンサーズの一員として屑ヤミーが登場する。

小説

S.I.C. HERO SAGA
月刊ホビージャパンで連載中のジオラマ小説。著:早瀬マサト
「KAMEN RIDER OOO EDITON -OOZ-」
テレビシリーズ並びに『レッツゴー仮面ライダー』の後日談で、『将軍と21のコアメダル』の設定も引き継いでいる。2013年2月号から2014年1月号掲載。
「KAMEN RIDER OOO EDITION -魔法使いの弟子-」
仮面ライダーウィザード』とのクロスオーバー作品で、本作品より鴻上ファウンデーションの面々が、『フォーゼ&オーズ』より一部の登場人物が登場している。2014年10月号から2015年9月号掲載。
「MASKED RIDER DECADE EDITION -オーズの世界-」
仮面ライダーディケイド』とのクロスオーバー作品で、『仮面ライダー鎧武/ガイム』もゲスト出演する。テレビシリーズや各劇場作品とは異なる世界観を舞台としており、映司や比奈を始めとした主要人物達が登場する。2015年12月号から2017年3月号掲載。
『小説 仮面ライダーオーズ』
講談社キャラクター文庫、2012年11月30日発売。下記の3部構成となっている。
「第一章:アンクの章」
グリードの誕生と王との確執、アンクの悩みを描いた作品。
「第二章:バースの章」
バースドライバーの装着者が伊達から後藤に引き継がれる前後を人格を持ったドライバーの目線でコメディタッチに語られる作品。
伊達よりも前に後藤がバースに変身していたと語られる等、『オーズ&ダブル』の設定も一部引き継いだ描写が見られる。
「第三章:映司の章」
テレビシリーズの後日談に相当する、旅を続けていた映司と運命に巻き込まれる女性アルフリードとのエピソード。
映司がコアメダルを一揃い所持している等、『フォーゼ&オーズ』の設定も一部引き継いだ描写が見られる。

CS放送・ネット配信

脚注

注釈

  1. ^ タイトル・ロゴには「仮面ライダーオーズ」「KAMEN RIDER」「OOO」が併記されている。
  2. ^ 厳密には後者は単に「仮面ライダーオーズ」の表記になる。
  3. ^ ただし、テレビシリーズ自体は「40周年記念作品」として制作されているわけではない[3]
  4. ^ a b c d e f それぞれの名前は、映司は初期案「借金ライダー」から「火の車」と「某借金まみれの漫画の主人公の名前」から、また名字と名前を1字ずらすと「はねおうず」(羽 オーズ)になるが、これは制作側も「まったく考えていなかった」とのこと。アンクはヒンドゥー語の「目(タカの目)」、他グリードは人間の欲望に関連する日本語「奪う」「飾る」「がめる」「愛ずる」が由来となっている。アンクも「圧する」に因んで「アッシュ」という名前も候補に挙がっていた[5]
  5. ^ HERO SAGA KAMEN RIDER OOO EDITION -OOZ-』では、名前は「ルウ」とされている。
  6. ^ この詳細は小説版アンクの章にて詳細に語られている。
  7. ^ 半分は、映司を利用するために彼が逆らう事ができないように、彼に対する人質を取る意味でもあった。
  8. ^ 「ファイナルエピソード ディレクターズカット版」の追加シーンでは戦いが終わった頃にケーキを完成させており、それが映司に向けてのものだったことが明かされている。
  9. ^ この3つの内、2つ目が『仮面ライダー555』のスマートブレイン社、3つ目は『仮面ライダー鎧武』のユグドラシルコーポレーションである。
  10. ^ 立場上は、彼女が上司に当たるため、後藤自身も強く言えなかった。
  11. ^ 玩具「仮面ライダー大集合スイング8」で商品化の際にも「キヨちゃん(真木博士の人形)」という名称になっている。次作の『仮面ライダーフォーゼ』でも演じた神尾が持ってきた模様で登場している。また、『非公認戦隊アキバレンジャー シーズン痛』の第一話に神尾がゲスト出演した際、『獣拳戦隊ゲキレンジャー』のバエの人形をキヨちゃんのように腕に載せた状態で登場しており、オリジナルのキヨちゃんと思しき人形も背景で数カット登場した。
  12. ^ そのため、この人形は元々長い黒髪のウィッグが付き、ドレス姿である等、仁美に似た顔立ちだった。
  13. ^ たとえばカブトムシの甲冑+カメの盾+ハチの槍で、剣士のヒーローとなる[18]
  14. ^ DVD1巻の映像特典では60tとされている。
  15. ^ オーラングサークルの紋様を部位ごとに分割しても、クジャクとコンドルは単独の鳥として成立するデザインになっている[61]。ただしタカは頭部しか残っていない[61]
  16. ^ 『MOVIE大戦MEGA MAX』では複眼の発光色が正規のバースと同様に赤になっている。
  17. ^ 一部書籍の用語集では東京都武蔵野市にあり、番地が「7-30-6」と明記されている[161]
  18. ^ 劇中には存在しないが、玩具として前作のガイアメモリ同様に歴代ライダーのオーメダルや雑誌・映画オリジナルのコアメダルがあり、ガイアメモリ以上の種類での商品展開がなされている。のちに『フォーゼ&オーズ』内でXアマゾンストロンガーのメダルが登場している。
  19. ^ 『MOVIE大戦CORE』にて、詳細不明の(サソリ・カニ・エビ)〈黒〉のコアメダルも登場しているがこれはオーズの変身には使用されていない。また雑誌インタビューにて犬系〈白〉の存在が示唆されている。その他にもショッカーメダルイマジンメダル(『レッツゴー仮面ライダー』)や未来のコアメダル(サメ・クジラ・オオカミウオ、およびスーパータカ・スーパートラ・スーパーバッタ)X、アマゾン、ストロンガーのコアメダル(『フォーゼ&オーズ』)などが登場した。
  20. ^ 爬虫類系のみオーズが徳川吉宗から渡された3枚とガラが所有していた3枚の計6枚だけ確認され残りの4枚の所在は不明。
  21. ^ 鳥系はタカ・昆虫系はバッタ・猫系はトラが1枚ずつ抜かれている。重量系と水棲系はどれが抜かれたか不明。
  22. ^ カザリの言動から人間体は既存の人間の姿をそのままコピーしている模様である。
  23. ^ 基本的にスーツ造型は出渕、CG合成は篠原が担当している[164]。例外として出渕がクラゲヤミー1体、篠原が重量系成長ヤミー2体、ライオンクラゲヤミーを除く合成系成長ヤミー3体、ユニコーンヤミー、軍鶏ヤミーの計7体を担当している。
  24. ^ ディレクターズカット版では、ウヴァの意識が宿っていたクワガタ・コアメダルの力で生み出したことが判明した。
  25. ^ a b c 千回記念特別ゲストとクレジット。
  26. ^ a b 仮面ライダーフォーゼ』からの特別出演。
  27. ^ ただし第27話と第28話のAパート冒頭は仮面ライダーシリーズの放送回数が表示され、第28話のBパート終了時は前述した鴻上の台詞が挿入される。
  28. ^ 11月7日は「第42回全日本大学駅伝」中継のため休止。
  29. ^ 1月2日は『痛快!ビッグダディ 新春スペシャル』(一部地域は別番組)放送のため休止。
  30. ^ 3月13日は東日本大震災ANN緊急報道特別番組放送のため1週順延。これに伴い話数も当初の予定より1話分短縮され、49話から48話となった。また第26話放映時には提供クレジットは表示されておらず、CMACジャパンに差し替えられた。
  31. ^ 32話の個体とは別個体。
  32. ^ 6月19日は「第111回全米オープンゴルフ」3日目中継のため休止。
  33. ^ 朝日放送のみ、第93回全国高校野球選手権大会中継のため8月21日の同時間に振替放送。
  34. ^ 朝日放送のみ、前述の同大会中継のため8月23日(火)10:00 - 10:30に振替放送。
  35. ^ 朝日放送のみ、前述の振替放送のため8月23日(火)10:30 - 11:00に振替放送。
  36. ^ 本編に加え、「ファイナルエピソード ディレクターズカット版」が、同11月6日 - 11月13日に配信された。

出典

  1. ^ a b c 『オトナファミ』No.26、エンターブレイン。
  2. ^ a b c 仮面ライダーオーズ - ドラマ詳細データ
  3. ^ 週刊TVガイド』2010年7月9日号、東京ニュース通信社。
  4. ^ スーパー戦隊 Official Mook 2017, p. 05.
  5. ^ 仮面ライダーオーズ/OOO 第4話 「疑いと写メと救いの手」|東映[テレビ]”. 2011年6月30日閲覧。
  6. ^ a b ハイパーホビー』10月号、徳間書店
  7. ^ 仮面ライダーオーズ/OOO 第33話「友情と暴走と残されたベルト」|東映[テレビ]”. 2011年5月13日閲覧。
  8. ^ 劇中ではライダーキーと呼称。
  9. ^ 『ファイナルエピソード ディレクターズカット版』コメンタリーより。
  10. ^ メダルをドライバーに入れる際、映司はグリード化が進み目が見えづらくなっており、ひびの入ったコアメダルに気付いていなかった描写がなされている。
  11. ^ 『仮面ライダー×仮面ライダー フォーゼ&オーズ MOVIE大戦MEGA MAX』パンフレット
  12. ^ 東映公式サイトでの記事
  13. ^ 『ハイパーホビー』2011年9月号、徳間書店。
  14. ^ 英雄伝II 2014, p. 93.
  15. ^ 仮面ライダーオーズ/OOO東映公式サイト 最終話を終えて~その4~のファイナルステージの項目より。
  16. ^ 超辞典 2011, p. 262.
  17. ^ テレビ朝日公式サイトより。初登場時の放映の字幕では「真アンク」と表記されていた。
  18. ^ a b c d e f g h i j k RGC 2011, p. 20.
  19. ^ a b c RGC 2011, p. 21.
  20. ^ a b c d e f RGC 2011, p. 22.
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  • 『仮面ライダーオーズ超全集』小学館てれびくんデラックス愛蔵版〉、2019年3月1日。 ※『平成仮面ライダー超全集BOX I』所収

外部リンク

テレビ朝日系列 日曜8:00 - 8:30
スーパーヒーロータイム第2枠 / ニチアサキッズタイム第3枠)
前番組 番組名 次番組
仮面ライダーW
(2009年9月6日 - 2010年8月29日)
仮面ライダーオーズ/OOO
(2010年9月5日 - 2011年8月28日)
仮面ライダーフォーゼ
(2011年9月4日 - 2012年8月26日)