伊東市

日本の静岡県の市

伊東市(いとうし)は、静岡県の最東部に位置する

いとうし
伊東市
Mount Omuro (Izu Peninsula) 20100426 (B).jpg
伊東市のシンボル的存在の大室山
Flag of Ito, Shizuoka.svg
静岡県伊東市市章.svg
伊東市旗 伊東市章
日本の旗 日本
地方 中部地方東海地方
都道府県 静岡県
団体コード 22208-9
法人番号 6000020222089
面積 124.10km2
総人口 66,988
推計人口、2017年10月1日)
人口密度 540人/km2
隣接自治体 熱海市伊豆市伊豆の国市
賀茂郡東伊豆町
市の木 ツバキ
市の花 ツバキ
市の鳥 イソヒヨドリ
伊東市役所
市長 小野達也
所在地 414-8555
静岡県伊東市大原二丁目1番1号
北緯34度57分56.6秒東経139度6分6.7秒座標: 北緯34度57分56.6秒 東経139度6分6.7秒
Ito city hall.JPG
外部リンク 伊東市

伊東市位置図

― 政令指定都市 / ― 市 / ― 町

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目次

地理編集

 
伊東市中心部の空中写真。
国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)を基に作成
伊東港より伊東市の中心地域
画像左から新井 - 渚町 - 松原 - 湯川 - 宇佐美地区

相模灘に面した伊豆半島の東岸中部に位置し、傾斜の厳しいこの半島において、伊豆東部火山群の影響で比較的に緩い傾斜地が多く、市南部はこの火山群の溶岩流によって荒々しい絶壁の海岸が多い。この海岸や西端の山稜が富士箱根伊豆国立公園として指定を受けている。市中部は戦後、別荘地として開発され、観光施設も集まるようになり、大室山の麓にある伊豆高原地域は半島東部でも有数の観光地として知られるようになった。市内ではほぼ海岸沿いにJR東日本伊東線伊豆急行線国道135号が縦断している。

歴史編集

近代以前編集

近代編集

自治体沿革編集

経済・産業編集

第一次産業編集

  • 漁業:鮮魚、干物が名産品
    • 宇佐美漁港、富戸漁港、八幡野漁港、赤沢漁港
    • 川奈漁港、富戸漁港では、イルカ追い込み漁がおこなわれていた。
  • 農業:みかんや甘夏など柑橘類、茶(ぐり茶と言う独特な製法の緑茶)

第二次産業編集

  • 建設業:中小零細の会社が大部分だが就業人口比率で高い。現在でも伊東建設業協同組合やいとう家づくり事業団、伊東市建築大工組合など、建設関連団体が数多く存在する。

第三次産業編集

  • 観光業:宿泊施設、テーマパーク、飲食店、土産物店

本社をおく企業編集

マスメディア編集

人口編集

 
伊東市と全国の年齢別人口分布(2005年) 伊東市の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 伊東市
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
伊東市(に相当する地域)の人口の推移
1970年 63,003人
1975年 68,072人
1980年 69,638人
1985年 70,197人
1990年 71,223人
1995年 72,287人
2000年 71,720人
2005年 72,441人
2010年 71,437人
2015年 68,345人
総務省統計局 国勢調査より

行政編集

歴代市長編集

  • 石川哲 - 1947年(昭和22年)〜1951年(昭和26年)
  • 太田賢治郎 - 1951(昭和26年)〜1954年(昭和29年)
  • 稲葉兵吉 - 1954(昭和29年)〜1958年(昭和33年)
  • 沼田元弌 - 1958年(昭和33年)〜1966年(昭和41年)2期
  • 稲木敏郎 - 1966年(昭和41年)〜1982年(昭和57年)4期
  • 芹沢昭三 - 1982年(昭和57年)〜1994年(平成6年)3期
  • 鈴木藤一郎 - 1994年(平成6年)〜2005年(平成17年) 3期目在任中の2005年4月死去
  • 佃弘巳 - 2005年(平成17年)〜2017年(平成29年)3期

議決機関編集

市議会編集

  • 定数:20名
  • 任期:2015年(平成27年)9月30日〜2019年(平成31年)9月29日

県議会編集

静岡県議会伊東市選挙区

  • 定数:1(会派に属さない議員…1人)
  • 任期:2017年(平成29年)6月27日[6]〜2019年(平成31年)4月29日

姉妹・友好都市編集

ウィリアム・アダムス(三浦按針)の縁による。アダムスによる洋式帆船建造を記念し「按針祭」を行う伊東市と、アダムスの出生地であるジリンガム市との交流から、1982年にジリンガム市と友好都市提携。1998年、ジリンガム市が隣接市と合併しメドウェイ市が発足したため、1999年にメドウェイ市との友好都市提携に調印[7]。なお、同じくアダムスの縁で横須賀市(神奈川県)もメドウェイ市(旧ジリンガム市)と友好都市協定を結んでいる[7]
「タライ乗り競走」を行う伊東市に対して、「ワイン樽乗りレース」を行うリエティ市側が1980年に友好都市提携を打診。民間での交流が始まり、1981年に伊東観光協会とリエティの太陽の祭り委員会が姉妹関係を結ぶ。1985年、友好都市協定書調印。[7]

教育編集

高等学校編集

中学校編集

小学校編集

  • 伊東市立旭小学校
  • 伊東市立池小学校
  • 伊東市立宇佐美小学校
  • 伊東市立大池小学校
  • 伊東市立川奈小学校
  • 伊東市立西小学校
  • 伊東市立東小学校
  • 伊東市立富戸小学校
  • 伊東市立南小学校
  • 伊東市立八幡野小学校

特別支援学校編集

医療機関編集

交通編集

 
伊東駅
 
伊豆高原駅

鉄道編集

伊東線と伊豆急行線は相互乗り入れにより、ほぼ一体運行となっている。

バス編集

道路編集

航路編集

観光編集

 
伊東温泉

温泉編集

海水浴場編集

  • 伊東オレンジビーチ
  • 宇佐美海水浴場
  • 川奈いるか浜公園

公園編集

  • 伊東公園-伊東駅裏ある李王家の別荘跡地。小高い丘の頂上に木下杢太郎の歌碑がある。
  • 丸山公園-小沢川を中心に設営された公園。夏にはホタル鑑賞会が行われる。
  • 按針メモリアルパーク-徳川家康の命を受けた三浦按針(ウィリアム・アダムス)が洋式帆船を建造した松川河口にある。三浦按針の銅像、サン・ブエラ・ヴェンツェーラ号の彫刻が設置されている。
  • 物見塚公園-伊東氏館跡と伝えられる小高い丘の上の公園。見張りを立たせたとされる物見の松(2代目)、伊東祐親の騎乗像がある。
  • なぎさ公園-伊東オレンジビーチの南側に位置する。伊東在住の彫刻家・重岡建治作の彫刻が多数設置されている。
  • 小室山公園-小室山の麓。テニスコートやつつじ園、椿園がある。
  • さくらの里-大室山麓の桜の名所。ソメイヨシノの他、十月桜、寒桜、大寒桜などが植栽されているので、真夏以外は桜の花を楽しむ事ができる。

自然編集

 
大室山伊豆高原(稜線付近)
 
城ヶ崎海岸
 
小室山から見た伊東市街

娯楽施設編集

美術館・博物館編集

他にも私設の小さく特殊な分野のものが散在する

イベント編集

  • 伊東めちゃくちゃ市(1月下旬)
  • 大室山の山焼き
  • 松川タライ乗り競走
  • 按針祭(8月8日~10日)
  • 伊東大田楽
  • 伊東さんやれ祭り(10月14日、15日)旧市内にある湯川神社と松原神社の例大祭。「さんやれ」とは山車を曳く時の掛け声。15日には神輿の海上渡御が行われる。
  • 尻つみ祭り‐11月に音無神社で行われる。「天下の奇祭」とも称され、神事の他に尻相撲大会が開かれる。
  • ホエールウォッチング

史跡編集

  • 蓮着寺 - 日蓮の流罪地。俎岩(まないたいわ)や日本最大のヤマモモ。
  • 佛現寺 -日蓮宗本山。毘沙門天を祀り、2月にだるま市が開かれる。寺宝として解読不能の文字が書かれた「天狗の詫証文」がある。
  • 葛見神社 - 伊豆国田方郡の式内社「久豆弥(くづみ/くつみ)神社」に比定され、旧社格は郷社。伊東市市街地の南部、高さ30メートル程の小丘北裾に鎮座し、伊東家の厚い保護と崇敬を受けた。境内の鬱蒼と茂る樹林中には国の天然記念物に指定される樟(葛見神社の大クス)の大木が聳える。
  • 音無神社 - 流人時代の源頼朝が、伊東祐親の娘・八重姫と逢瀬を重ねたとされる神社。安産の神豊玉姫が祀られている。11月に「天下の奇祭」と称される尻つみ祭りが開催される。
  • 東海館 - 伊東温泉のシンボル的旅館の保存建築。
  • 杢太郎記念館-木下杢太郎の資料を公開している。杢太郎の生家であり、伊東市内最古の民家。
  • 東郷記念館-東郷平八郎が晩年を過ごした別荘跡。平成24年より一般公開されている。
  • 河津三郎血塚-伊東祐親の息子河津祐泰が、工藤祐経の家来に遠矢で射殺されたとされる現場に宝筐印塔が建立されている。曽我物語の発端となった場所。

七福神めぐり編集

  • 新井神社(恵比寿神)、朝光寺(大黒天)、仏現寺毘沙門天)、松月院(弁財天)、最誓寺(寿老人)、東林寺(布袋尊、伊東家菩提寺、葛見神社旧別当)、林泉寺(福禄寿、藤の花でも有名)
    • 寺社巡りの他にも、市内にある7軒の共同浴場(湯川弁天の湯、松原大黒天神の湯、和田寿老人の湯、毘沙門天芝の湯、岡布袋の湯、恵比寿あらいの湯、鎌田福禄寿の湯)を巡る「伊東温泉七福神の湯巡り」。JR伊東駅にほど近い湯の花通り商店街には、お湯かけ七福神が設置されている。

スポーツ施設編集

  • 小室山公園テニスコート(全18面)
  • 伊東市営海浜プール-25mプール、児童プールがあり、夏場だけ営業。
  • 大原武道場-板敷きと畳敷きの道場、トレーニング室、伊東市立東小学校の体育館と併設。
  • 伊東市営かどの球場-両翼90mと狭いのため、硬式野球を行う事ができない。
  • 伊東勤労者体育センター
  • ゴルフ場-川奈ホテルゴルフコース、サザンクロスカントリークラブ、ゴールド川奈カントリークラブ、伊東カントリークラブ
  • ダイビング-海洋公園ダイビングセンター他

かつて存在した観光施設編集

  • 伊東水族館-現在の伊東マリンタウン辺りにあり、イルカのショーで有名だった。
  • 次郎おさるランド-伊東マリンタウンが開業する前に暫定的に設置されていた村崎太郎による猿まわしの常設劇場。大変な人気を博したが、マリンタウンの建設工事開始に伴い天城高原ファミリーパーク内へと移動。2005年に閉鎖され伊東市内より撤退した。
  • 伊豆コスモランド-現在は伊豆ぐらんぱる公園となっている。地球儀型の大温室があり国道135号線のランドマークとなっていた。
  • 浄の池-池の底から温泉が湧き出ているため、水温が高くオオウナギなど、珍しい魚が棲息していたため国の天然記念物となっていた。しかし温泉が枯れ水温が下がったため魚の種類も減り、昭和57年に天然記念物の指定を外された。今は埋め立てられビルが建っている。伊東を訪れた室生犀星が、湯の中に生きる魚を目にして、生命の不思議さを「じんなら魚」と言う詩に表した。
  • 伊東スタジアム-ホテル併設の野球場だったため、実業団や学生野球部の合宿のみならず、プロ野球巨人軍横浜大洋のキャンプも行われた。特に1979年10月、当時の長嶋巨人軍監督が中畑江川ら若手選手たちを鍛え上げた「地獄の伊東キャンプ」は有名である。跡地は伊東市民病院となっている。
    • その他、伊豆高原地区を中心に、バブル期に開業し、その後閉鎖となったテーマパークや博物館、美術館跡が目立つ。

ゆかりの著名人編集

出身有名人編集

関連作品編集

文学・記録・漫画編集

映画・テレビドラマ編集

その他編集

ご当地キャラ編集

公安・消防編集

郵便編集

郵便番号は以下の通りである。2006年10月1日に変更。

郵便局編集

  • 伊東郵便局-集配局
  • 宇佐美郵便局
  • 伊東駅前郵便局
  • 伊東松原郵便局
  • 伊東鎌田郵便局
  • 伊東玖須美郵便局-伊東郵便局の前身となった玖須美郵便局(旧和田郵便局)とは別の場所にある。ATM無し。
  • 伊東川奈郵便局
  • 伊豆高原郵便局-旧集配センター
  • 八幡野やんもの里郵便局-「やんも」とはヤマモモの事。
  • 伊東逆川簡易郵便局-ATM無し。
  • 伊東荻簡易郵便局-JAあいら伊豆荻支所に併設。ATM無し。
  • 伊東吉田簡易郵便局-ATM無し。
  • 伊東富戸簡易郵便局-民営化直後一時閉鎖されたが再開した。ATM無し。
    • 伊東ショッピングプラザデュオ店内にゆうちょ銀行のATMが設置されている。

その他編集

  • 観光シーズンになると市内道路(国道135号など)の渋滞が発生しやすい。

脚注編集

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  1. ^ a b c d e f g h i j k タイムマシンで歴史探訪 過去の年表、伊東市、2010年10月11日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r タイムマシンで歴史探訪 昭和、伊東市、2010年10月11日閲覧。
  3. ^ 別府市にも同名の「松原大火」が1992年2月に起きている。別府市で発生した大火大分合同新聞、2010年10月11日閲覧。
  4. ^ 1947年(昭和22年)8月6日、内務省告示第255号「伊東市を置く件」
  5. ^ 1955年(昭和30年)3月29日、総理府告示第603号「市村の廃置分合」
  6. ^ 補欠選挙当選者のため。 : 平成29年(2017年)6月27日静岡県選挙管理委員会告示第42号(静岡県議会議員補欠選挙において当選した者の住所及び氏名)
  7. ^ a b c d e 姉妹(友好)提携情報”. 自治体国際化協会. 2012年10月27日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2013年9月21日閲覧。
  8. ^ a b c d e f “広報いとう 伊東市制施行70周年記念号”. 伊東市. http://www.city.ito.shizuoka.jp/shichou_koushitsu/item/pdf/koho1708.pdf 2017年9月9日閲覧。 
  9. ^ 「あまんちゅ!」という漫画はご存知でしょうか?”. 花と海といで湯のまち 伊豆・伊東観光ガイド. 伊東観光協会. 2016年7月19日閲覧。

外部リンク編集