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安曇野市

日本の長野県の市

安曇野市(あづみのし)は、長野県中部(中信地方)の。人口は約9万人で長野県内6位。

あづみのし
安曇野市
Daio wasabi farm02c.jpg
日本の旗 日本
地方 中部地方甲信越地方信越地方
都道府県 長野県
市町村コード 20220-7
法人番号 6000020202207
面積 331.78km2
総人口 94,463[編集]
推計人口、2019年10月1日)
人口密度 285人/km2
隣接自治体 松本市大町市北安曇郡池田町松川村東筑摩郡筑北村生坂村
市の木 ケヤキ
市の花 ワサビ
安曇野市役所
市長 宮澤宗弘
所在地 399-8281
長野県安曇野市豊科6000番地
北緯36度38分14.17秒東経137度54分20.81秒
Azumino city office.jpg
外部リンク 公式ウェブサイト

安曇野市位置図

― 市 / ― 町 / ― 村

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名称編集

「安曇」の由来編集

綿津見命(わたつみのみこと)」を信奉する安曇族(あづみぞく)は、かつて筑紫を中心に北部九州で海運を司っていたが、のちに東遷して当地に定住。律令制のもとで信濃国安曇郡が成立した。「アヅミ」は海人津見(アマツミ)の転じたものであるとされている[要出典]。筑紫と近似した風習は食文化(馬食等)や地名、方言(安曇弁)などに残る。

市の名称編集

旧5町村域を包括する広域名称である安曇野を市名に採用したものであるが、安曇野が指し示す範囲としては明確に画定された線引きは無い。一般に、当市のほか池田町松川村大町市南部(旧常盤村、旧社村)、松本市の梓川地区(旧梓川村)なども含まれるとするのが有力な説である。
また振り仮名では「あずみの」ではなく「あづみの」であり、英称はAZUMINOと表記する。振り仮名を「あづみの」「あずみの」いずれにするかは合併協議会において議論がなされた。「アヅミ」は海人津見(アマツミ)の転じたものであるとされているため、あづみのが採用された(南安曇郡誌「安曇野市」の表記)。

地理編集

 
穂高川とその奥に見えるのがゴミ処理施設、あづみのランド

安曇野市は長野県中央部に広がる松本盆地の北西部、梓川烏川黒沢川中房川などによる複合扇状地上に位置し、全体的に清流に恵まれた地域である。扇端部には豊富な湧水がありワサビの栽培が盛んであり、日本最大規模のわさび園の大王わさび農場を市内に持つ。 市街地域の大部分を占める扇央部は河川の地表の流量が減少するためかつては耕作に不向きであったが、拾ヶ堰に代表される数々の用水路(せぎ))の開発により地域全体が灌漑され現在のような水田地帯となった。 気候内陸性気候に併せ、旧豊科町・旧明科町・旧三郷村は中央高地式気候豪雪地帯の旧穂高町・旧堀金村は日本海側気候となっている。

安曇野市穂高
雨温図説明
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41
 
4
-6
 
 
48
 
5
-5
 
 
85
 
10
-2
 
 
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4
 
 
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10
 
 
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15
 
 
141
 
29
19
 
 
97
 
31
20
 
 
150
 
25
16
 
 
104
 
19
8
 
 
58
 
13
2
 
 
33
 
7
-3
気温(°C
総降水量(mm)
出典:気象庁

編集

常念岳有明山前常念岳大天井岳燕岳蝶ヶ岳光城山

河川編集

犀川梓川中房川高瀬川烏川万水川穂高川黒沢川

堰・用水路編集

拾ヶ堰矢原堰新田堰勘左衛門堰鳥羽堰新堀堰

隣接自治体編集

松本市大町市池田町松川村生坂村筑北村

北西: 大町市 北: 北安曇郡池田町松川村東筑摩郡生坂村 北東: 東筑摩郡筑北村
西〜南西:
松本市
安曇野市 東: 松本市
南: 松本市 南東: 松本市

人口編集

 
安曇野市と全国の年齢別人口分布(2005年) 安曇野市の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 安曇野市
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
 

安曇野市(に相当する地域)の人口の推移
総務省統計局 国勢調査より


沿革編集

地域編集

姉妹都市・友好都市編集

国内編集

安曇野市ウェブサイトによれば、国内友好・交流都市は以下の7つ[1]。うち6つは旧町村による提携を引き継いだもので、2005年の安曇野市発足以後、改めて安曇野市としての協定が結ばれている。

東金市と旧堀金村との間で、1993年より地域間交流開始[2]
  •   三郷市埼玉県[4][5]
    • 1984年9月22日 - 旧三郷村が友好都市提携[4]
    • 1986年10月18日 - 奈良県三郷町を加え3市町村で友好都市提携[4]
    • 2006年7月1日 - 友好都市提携締結[4]
    • 2006年7月22日 - 災害時相互応援協定締結[4]
旧三郷村と三郷市が、同じ自治体名の縁から交流を開始[4]。のち奈良県三郷町も加え「三郷友好都市交流推進協議会」を組織し交流[4]
旧穂高町江戸川区民健康施設「穂高荘」(1976年開設)の用地として小学校跡地を江戸川区に譲渡したことから交流が始まる[6]
旧豊科町と武蔵野市が1983年より交流を開始[8](武蔵野市ウェブサイトでは交流が1987年から始まったとしている[9])。当時の武蔵野市関係者が豊科町出身であった縁[8]。武蔵野市とその友好都市によって構成される「武蔵野市交流市町村協議会」(1991年発足、通称「武蔵野サミット」)にも参加している。
  •   真鶴町神奈川県[10]
    • 1995年9月15日 - 旧堀金村が友好親善協定締結[10]
    • 2006年1月28日 - 災害時相互支援協定締結[10]
    • 2006年9月30日 - 友好都市提携締結[10]
旧堀金村における住民同士の交流から発展[10]。青少年の相互派遣事業(海と山のこどもたちの交流会)などを行う[10]。安曇野市役所の銘板は、真鶴町から贈られた本小松石である[11]
旧三郷村と三郷町(さんごうちょう)が、同じ自治体名の縁から交流を開始[12]。埼玉県三郷市とともに「三郷友好都市交流推進協議会」を組織し交流[12]
1989年より旧穂高町が福岡市東区との交流を開始[14]。現在の福岡市東部にあたる阿曇郷をルーツとする古代「安曇族」を縁とする[14]

海外編集

安曇野市ウェブサイトによれば、国際交流先は以下の2つ[15]

クラムザッハはガラス工芸で知られる都市で、国立のガラス専門学校がある[16]。豊科町が「あづみ野ガラス工房」を開設するに際して(1985年開設)、クラムザッハのガラス専門学校と交流が生まれ[16][17]、自治体同士の姉妹都市関係に発展した[16][17]
旧三郷村が国際交流先を探していたところ、遼寧省の三郷鎮を紹介され(なお、これ以前の1988年に三郷中学校と遼寧省海城市の海城第二中学校が友好姉妹校提携を結んでいた)、同名の縁で友好村郷提携を締結[18]。安曇野市となって以降は民間交流の形で継続[18]

行政編集

歴代市長編集

氏名 就任年月 退任年月 備考
初代 平林伊三郎 2005年10月23日 2009年10月22日 1期、旧穂高町長を3期務めていた。
2代 宮澤宗弘 2009年10月23日 現職 元長野県議会議員

所轄広域連合編集

所轄警察署編集

所轄消防署編集

議会編集

市議会編集

  • 定数:22人
  • 任期:2017年10月23日 - 2021年10月22日
  • 議長:召田義人
  • 副議長:小松芳樹

長野県議会編集

  • 選挙区:安曇野市選挙区
  • 定数:2人
  • 任期:2019年4月30日 - 2023年4月29日
候補者名 当落 年齢 党派名 新旧別 得票数
望月雄内 77 自由民主党 無投票
寺沢功希 44 無所属 無投票

衆議院編集

当落 候補者名 年齢 所属党派 新旧別 得票数 重複
下条みつ 61 希望の党 78,343票
比当 務台俊介 61 自由民主党 67,210票
中川博司 59 社会民主党 41,274票
手塚大輔 34 日本維新の会 34,073票

国の施設編集

県の施設編集

経済・産業編集

 
宮城第一発電所

市内に拠点を置く主な企業編集

製造業

病院編集

教育編集

社会教育施設編集

図書館編集

 
中央図書館(穂高交流学習センターみらい)
  • 安曇野市図書館
    • 中央図書館 - 穂高交流学習センター「みらい」内、蔵書冊数:約130,000冊
    • 豊科図書館 - 豊科交流学習センター「きぼう」内、蔵書冊数:約58,000冊
    • 三郷図書館 - 三郷交流学習センター「ゆりのき」内、蔵書冊数:約41,000冊
    • 堀金図書館 - 堀金公民館内、蔵書冊数:約21,000冊
    • 明科図書館 - 子どもと大人の交流学習施設「ひまわり」内、蔵書冊数:約41,000冊
  • 安曇野市文書館

生涯学習センター編集

美術館・資料館編集

美術館編集

博物館編集

  • 貞享義民記念館
  • 安曇野市堀金歴史民俗資料館
  • 臼井吉見文学館
  • 安曇野市明科歴史民俗資料館


体育施設編集

  • 豊科南社会体育館
  • 豊科武道館
  • 豊科弓道場
  • 市営県民豊科運動広場
  • 豊科屋内ゲートボール場
  • 豊科勤労者総合スポーツ施設
  • 安曇野市穂高総合体育館
  • 安曇野市牧体育館
  • 市営西穂高運動場
  • 市営有明運動場
  • 市営北穂高運動場
  • 市営牧運動場
  • 三郷体育館
  • 三郷競技場
  • 市営堀金総合運動場
  • 堀金総合体育館
  • 堀金多目的屋内運動場
  • 明科体育館
  • 市営明科農村広場


交通編集

鉄道編集

路線バス・デマンド交通・乗合タクシー編集

高速バス
新・公共交通システム「あづみん」
日中のデマンド交通を中心に、朝・夕方の定時定路線を組み合わせたもの。平日運行[20][21]
デマンド交通[22]
運行間隔は1 - 2便/時。利用する際はあづみん受付センターに電話予約を行う(事前に利用者登録が必要)。
定時定路線
穂高駅・明科駅路線(朝・夕方のみ)[23]
専用駐車場 - 穂高駅前 - 穂高病院前 - 高橋節郎記念美術館口 - 押野 - 塔ノ原 - 明科駅
豊科駅・田沢駅路線(朝・夕方のみ)[24]
長野県安曇野庁舎前 - 豊科駅前 - 安曇野赤十字病院前 - スワンガーデン前 - 安曇野インター東 - 田沢駅前
明科スクールバス兼定時定路線(夕方のみ)[25]
白坂口 - 中田橋 - 李口 - 峰方授産所前 - 松庄入口 - 竹の花 - 花見橋 - 離山 - 小日向口 - 山中 - 沢六 - 天白 - 学校前 - 山十前 - 潮 - 明科高校口 - 会田口 - 明科駅前
福祉バス[26]
穂高地域福祉センター行き、三郷福祉センター行き、堀金福祉センター行きの3路線。
乗合タクシー
上田線[27][28]
運行会社は明科第一交通バイタル安曇観光タクシー南安タクシーの4社。安曇野市内 - 上田駅(上田市)間を往復していたが、2018年3月31日をもって廃止。貸切料金タクシーでの運行再開は同年6月を予定。
その他市内を運行・通過する路線バス
かつて運行されていた路線バスなど

道路編集

高速道路
一般国道


その他主要道
道の駅

橋梁編集

  • 光橋
  • 安曇野大橋
  • 安曇橋


名所・旧跡・観光・祭事・催事編集

寺院編集

神社編集

観光編集

温泉編集

祭事編集

文化財編集

  • 国指定及び登録文化財
  • 長野県指定文化財
  • 安曇野市指定文化財

その他編集

ギャラリー編集

著名な出身者編集

(五十音順)

安曇野市を舞台とする作品編集

脚注編集

  1. ^ 国内友好・交流都市”. 安曇野市. 2017年3月8日閲覧。
  2. ^ a b c d 東金市(千葉県)”. 安曇野市. 2017年3月8日閲覧。
  3. ^ 長野県安曇野市と友好都市を締結”. 東金市. 2017年3月8日閲覧。
  4. ^ a b c d e f g 三郷市(埼玉県)”. 安曇野市. 2017年3月8日閲覧。
  5. ^ 三郷の友好都市”. 三郷市. 2017年3月8日閲覧。
  6. ^ a b c d 江戸川区(東京都)”. 安曇野市. 2017年3月8日閲覧。
  7. ^ 長野県安曇野市(友好都市)”. 江戸川区. 2017年3月8日閲覧。
  8. ^ a b c d e f 武蔵野市(東京都)”. 安曇野市. 2017年3月8日閲覧。
  9. ^ a b 長野県 安曇野市”. 武蔵野市. 2017年3月8日閲覧。
  10. ^ a b c d e f 真鶴町(神奈川県)”. 安曇野市. 2017年3月8日閲覧。
  11. ^ 真鶴町から友好都市へ 本小松石の銘板贈る”. タウンニュース (2014年12月5日). 2017年3月8日閲覧。
  12. ^ a b c d e f 友好都市”. 安曇野市. 2017年3月8日閲覧。
  13. ^ a b c 三郷町(奈良県)”. 三郷町. 2017年3月8日閲覧。
  14. ^ a b c d e 福岡市東区(福岡県)”. 安曇野市. 2017年3月8日閲覧。
  15. ^ 国際交流”. 安曇野市. 2017年3月8日閲覧。
  16. ^ a b c d e f クラムザッハ(オーストリア共和国チロル州)”. 安曇野市. 2017年3月8日閲覧。
  17. ^ a b c d 姉妹(友好)提携情報”. 自治体国際化協会. 2012年10月27日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2017年3月8日閲覧。
  18. ^ a b c d 五三街道(中華人民共和国遼寧省)”. 安曇野市. 2017年3月8日閲覧。
  19. ^ 【高速バス】新宿 - 安曇野・大町・白馬”. アルピコ交通. 2018年4月5日閲覧。
  20. ^ 新・公共交通システムとは”. 安曇野市 (2018年4月1日). 2018年4月21日閲覧。
  21. ^ 公共交通「あづみん」について教えてください。”. 安曇野市 (2018年4月1日). 2018年4月21日閲覧。
  22. ^ 利用案内 デマンド交通「あづみん」(乗合式)”. 安曇野市 (2018年4月1日). 2018年4月5日閲覧。
  23. ^ 定時定路線(穂高駅・明科駅 路線)”. 安曇野市 (2018年4月1日). 2018年4月5日閲覧。
  24. ^ 定時定路線(豊科駅・田沢駅 路線)”. 安曇野市 (2018年4月1日). 2018年4月5日閲覧。
  25. ^ 定時定路線(明科スクールバス兼用)”. 安曇野市 (2018年4月1日). 2018年4月5日閲覧。
  26. ^ 福祉バスの運行について”. 安曇野市 (2018年4月1日). 2018年4月5日閲覧。
  27. ^ 乗り合いタクシー「上田線」は運行を終了しました”. 安曇野市 (2018年4月1日). 2018年4月5日閲覧。
  28. ^ 上田線(廃止)”. 安曇野市タクシー運営協議会. 2018年4月5日閲覧。
  29. ^ a b 公共交通のご案内”. 安曇野市 (2015年11月12日). 2018年4月5日閲覧。
  30. ^ 四賀線”. アルピコ交通 (2011年10月1日). 2018年4月5日閲覧。
  31. ^ 豊科温泉湯多里山の神の地図”. Mapion. 2018年4月5日閲覧。
  32. ^ 信州まつもと空港 シャトル便 予約サイト”. 安曇野市観光協会. 2018年4月6日閲覧。

関連項目編集

外部リンク編集