朝加真由美

日本の女優・元歌手 (1955−)

朝加 真由美(あさか まゆみ、1955年9月6日[1] - )は、日本の女優、元・歌手。本名:手塚 容子、旧姓:竹内[1]北海道[2]函館市生まれ[3][4]上磯郡上磯町(現:北斗市)出身[5]

あさか まゆみ
朝加 真由美
本名 手塚 容子[1]
別名義 あさか まゆみ
生年月日 (1955-09-06) 1955年9月6日(68歳)
出生地 日本の旗 日本北海道北斗市
身長 163 cm
血液型 O型
職業 女優
元歌手
ジャンル 映画
テレビドラマ
舞台
活動期間 1973年 -
配偶者 なし(離婚歴あり)
篠塚勝
1986年 - 2005年から2006年頃)
著名な家族 手塚真生(長女)
事務所 ケイファクトリー
主な作品
テレビドラマ
ウルトラマンタロウ
暴れん坊将軍II
Dr.コトー診療所
S -最後の警官-
映画

S -最後の警官- 奪還 RECOVERY OF OUR FUTURE
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イイジマルームケイファクトリー所属。

人物・来歴 編集

3人姉妹の真ん中[3]函館白百合高等学校中退[1]

1971年ミス・セブンティーンコンテスト北海道大会でスカウトされた(同コンテストのグランプリだった坂口良子[6]は、同期で同年齢で同郷である)。花王石鹸ホワイトのCMで芸能界入り[3]

1973年、『ウルトラマンタロウ』(TBS)のヒロイン・白鳥さおり役でドラマデビューしたが、第16話で降板し、以降は小野恵子が最終回まで代役を務めた。

オールスター家族対抗歌合戦』(フジテレビ)で萩本欽一のアシスタントを務め人気を集める[3]

その後に劇団青年座に研究生として所属。当初は芸名が平仮名の「あさか まゆみ」で、この時に歌手デビューもしている。本人は「まゆみ」という芸名は、「さこ」「うこ」「ちこ」という三人の友人の名の頭文字をとったと話していたことがある[4]。その頃、東京都での初舞台だった声優の速水奨とは同期で朝加は相手役を演じた[7]

あさかまゆみ時代の1973年に「虹色の夢 C/W 少女の胸に」で歌手デビュー。その後はヒット曲に恵まれず、タレントや女優活動にシフトすると音楽活動からは遠ざかった。1981年には久々に作詞も手がける意欲的なアルバム『優しい関係』を、1984年にはジャズのスタンダード・ナンバーをカバーしたアルバム『loving you…』を発表。

『オールスター家族対抗歌合戦』のアシスタントを終えたタイミングで水着姿のグラビアを解禁。衣裳の上からではわからなかったグラマラスな肢体で、『週刊プレイボーイ』『平凡パンチ』『GORO』をはじめとする男性誌のグラビアを軒並み飾って席巻した。

1980年代前半に週刊誌でオールヌードを披露し、当時はヘア解禁前であり、清純派女優でもあったため、世間に与えたインパクトは大きかったとされる[要出典]

2000年代以降は多くのドラマ・映画で主人公やヒロインの母親役を演じることが多い。

私生活では、1986年に俳優の篠塚勝と結婚し2女をもうけたが、2005年-2006年頃に離婚した[8]。長女は女優の手塚真生[9]

特技は水泳

出演 編集

テレビドラマ 編集

NHK 編集

日本テレビ 編集

TBS 編集

フジテレビ 編集

テレビ朝日 編集

テレビ東京 編集

BSジャパン 編集

WOWOW 編集

映画 編集

バラエティー・教養番組 編集

他多数

CM 編集

その他 編集

  • 交通安全教育ビデオ 悲しみは消えない〜飲酒運転の代償〜(埼玉県交通教育協会制作)
  • 週刊プレイボーイ特別編集 朝加真由美写真集(1981年、集英社
  • 別冊スコラ2 写真集「翅をください」(1982年、講談社・スコラ)

ディスコグラフィ 編集

シングル 編集

# 発売日 A/B面 タイトル 作詞 作曲 編曲 規格品番
1 1973年
8月20日
A面 虹色の夢 阿久悠 森田公一 馬飼野康二 VA-30
B面 少女の胸に 千家和也 鈴木邦彦 青木望
2 1974年
1月
A面 野いちご 馬飼野康二 VA-34
B面 このごろ私は 阿久悠 森田公一
3 1974年
5月1日
A面 あやまち 千家和也 馬飼野康二 VA-39
B面 風と雨の季節
4 1975年
3月
A面 ひとり暮らし 松本隆 SOLB-218
B面 それはあなたが決めること 千家和也
5 1975年
9月
A面 ドレミファくんこんにちわ さいとう大三 SOLB-308
B面 やさしい歌
6 1976年
8月
A面 ハロー・チャーミング 佐藤健 高田弘 06SH-33
B面 さよなら夏の日
7 1981年
1月
A面 優しい関係 朝加真由美 中島正雄 河内淳一 7PL-55
B面 Hold on Me 稲村一志

アルバム 編集

オリジナル・アルバム 編集

オムニバス・アルバム 編集

  • ウルトラマンタロウ 45th Anniversary Music Collection(2018年5月30日、COCX-40344〜6)
    • 挿入歌として使用された「虹色の夢」を収録。

脚注 編集

注釈 編集

出典 編集

  1. ^ a b c d 『テレビ・タレント人名事典(第6版)』 日外アソシエーツ、2004年6月、27頁。ISBN 978-4-8169-1852-0
  2. ^ 公式プロフィール”. ケイファクトリー. 2014年6月6日閲覧。
  3. ^ a b c d 大森富士雄 (1975年6月16日). “《美女ある記》 朝加真由美 画面(テレビ)とはガラリ活発 思ったことはボンボン マネージャーはハラハラ 19歳…年相応の女の子”. デイリースポーツ (デイリースポーツ社): p. 6 (1975年6月、朝加のインタビューを含む記事)
  4. ^ a b 深夜放送ファン(自由国民社)1973年10月号 p.58 - 61 本人の記事
  5. ^ 北斗市歴史年表 平成時代”. 北斗市. 2017年7月16日閲覧。
  6. ^ 『Dr.コトー』出演中の朝加真由美、アイドルとしての挫折・体当たりの演技が開いた女優人生 smartFLASH 光文社 2023年1月29日
  7. ^ 「声優インタビュー 速水奨さんの巻」『月刊OUT』1984年6月号、みのり書房、1984年6月1日、62頁。 
  8. ^ 朝加真由美が8年前に離婚「週刊女性」報じる
  9. ^ 手塚真生、朝加真由美の長女だった!母娘で「オールスター家族対抗歌合戦」アシスタント”. 映画.com. 2016年7月14日閲覧。
  10. ^ “吉沢亮主演NHK大河ドラマ「青天を衝け」出演者発表”. モデルプレス (ネットネイティブ). (2020年7月10日). https://mdpr.jp/news/detail/2138891 2020年8月19日閲覧。 
  11. ^ “朝加真由美 大河ドラマ「青天を衝け」出演決定!!”. ケイファクトリー (株式会社 ケイファクトリー). (2020年7月10日). https://www.k-factory.net/information/act/post/14766 2020年8月19日閲覧。 
  12. ^ “京本大我の主演ドラマ「束の間の一花」ビジュアル解禁、新キャストに駒井蓮や山之内すず”. 映画ナタリー (ナターシャ). (2022年10月1日). https://natalie.mu/eiga/news/495823 2022年10月1日閲覧。 
  13. ^ "西野七瀬、『世にも奇妙な物語』初出演で主演 近未来の"ライフキャスター"に". マイナビニュース. マイナビ. 2023年11月3日. 2023年11月3日閲覧
  14. ^ 月9『イチケイのカラス』に朝加真由美が出演 事件の記憶を失った被害者役【コメントあり】”. ORICON NEWS. 2021年5月17日閲覧。
  15. ^ WEBザテレビジョン. “<イチケイのカラス>朝加真由美、1年半ぶりに月9ドラマにゲスト出演! (1/3)”. WEBザテレビジョン. 2021年5月17日閲覧。
  16. ^ 『自由な女神』武田真治&宇垣美里が「TGC」でダンスバトル!三浦獠太、宮崎美子らも出演決定【コメントあり】”. TV LIFE web. ワン・パブリッシング (2023年2月13日). 2023年2月27日閲覧。
  17. ^ 小堺一機主演『ずんずん!』鈴鹿央士、阿部純子らの出演決定”. ORICON NEWS. 2021年3月15日閲覧。
  18. ^ “映画「Dr.コトー診療所」に柴咲コウ、時任三郎、大塚寧々ら出演!富岡涼も参加”. 映画ナタリー (ナターシャ). (2022年8月26日). https://natalie.mu/eiga/news/491042 2022年8月26日閲覧。 
  19. ^ “織田美織が映画初主演「消えない灯り」10月公開、監督・脚本は「痣」の井上博貴”. 映画ナタリー (ナターシャ). (2023年8月24日). https://natalie.mu/eiga/news/538047 2023年8月24日閲覧。 
  20. ^ 吉高由里子主演『風よ あらしよ 劇場版』 2024年2月9日公開へ 共演に永山瑛太、稲垣吾郎ら”. リアルサウンド映画部. blueprint (2023年10月27日). 2023年10月27日閲覧。

外部リンク 編集