クレヨンしんちゃん 爆発!温泉わくわく大決戦

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クレヨンしんちゃん 爆発! 温泉わくわく大決戦』(クレヨンしんちゃん ばくはつ おんせんわくわくだいけっせん)は、1999年平成11年)4月17日に公開された『クレヨンしんちゃん』の劇場映画シリーズ7作目。上映時間は110分。興行収入は約9億円。

クレヨンしんちゃん
爆発!温泉わくわく大決戦
監督 原恵一
脚本 原恵一
原作 臼井儀人
出演者 矢島晶子
ならはしみき
藤原啓治
こおろぎさとみ
小川真司
家弓家正
丹波哲郎
音楽 荒川敏行
浜口史郎
伊福部昭
主題歌 野原一家 & 温泉わくわく'99「いい湯だな
撮影 梅田俊之
編集 岡安肇
製作会社 シンエイ動画
ASATSU-DK
テレビ朝日
配給 東宝
公開 1999年4月17日
上映時間 110分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
興行収入 9.4億円[要出典]
配給収入 5億円[1]
前作 クレヨンしんちゃん 電撃!ブタのヒヅメ大作戦
次作 クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶジャングル
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キャッチコピーは「脱いだら無敵。」。

概要編集

映画シリーズで唯一併映作品付きで上映された作品。テーマが温泉になったのは監督の原が原作者の臼井と打ち合わせに使ったのが健康ランドで、ノリで決めてしまったという[2]

ゲスト声優に大御所俳優を起用したのはこれが初めてであり、丹波哲郎を起用した。丹波を起用した切掛は本編中に登場する組織が「温泉Gメン」だった事から『Gメン'75[3]で知られる丹波の起用が持ち上がったという。丹波はオファーを受けた際、自身のキャリアにおいて声優経験が皆無だった事から複雑な思いがあったとしながらも[2]、別録りではなく声優陣らと共に収録に臨んだといい、矢島晶子は現場での丹波が自分で自身の演技にOKを出していた事が印象的だったと、25周年時のインタビューにおいて語っている[4]。また、今までのゲスト声優の役は、物語に直接関わらなかったが、今作の丹波(温泉の精)は物語のキーパーソンである。これはオファーを受けた丹波サイドが「その映画に俺が必要なら出よう」と返答した為、原が執筆中のコンテを改変して丹波を重要人物に沿えたという[2]

予告編においては、野原一家が口論し、離散して別々に旅に出る「野原一家離散」という深刻なエピソードが流されたが、本編にはそのような展開はなかった(野原一家が別々の旅に出るのは『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ 栄光のヤキニクロード』で見られる)[5]

2009年9月11日に、原作者の臼井儀人が事故により急逝したため、臼井が声の出演をした最後の作品となった(次回作では声の出演はないが、春日部市民として扱われているシーンはある)。これ以降の映画に臼井は全く関わっていない。

2020年現在では歴代の劇場版の中で興行収入が最も低く、初めて10億円を切った作品となってしまっている。

劇中、巨大ロボットの出現シーン、自衛隊戦車の登場シーンでは伊福部昭による『ゴジラ』シリーズの楽曲(ゴジラメインテーマ、怪獣大戦争マーチ)が使われた。原によると怪獣映画のネタをやる際にサントラCDを聴いたところ、本物を使いたくなってしまったとのこと。使用許諾を出した所、伊福部サイドからは「好きなように使っていい」と言われたという[2]。また、アクションシーンだが、ある程度は意識されているものの前作のようなリアリティは追求されておらず、巨大ロボットの登場や対決などフィクション重視となっており、全体的には軟化している。ただし、政府や自衛隊が物語に直接関与するなど、世界観においてはシリーズの中で最も現実世界の要素が取り入れられている作品である。

なお、本作は塩沢兼人演じるぶりぶりざえもんが一瞬とはいえ台詞付で登場した最後の作品となった。

日常の舞台である春日部市全体が事件に巻き込まれるため、従来劇場版では登場してこなかったキャラクター(埼玉紅さそり隊メンバー・大原ななこなど)が多数登場。

上尾先生や園児の保護者(風間トオル・桜田ネネ・佐藤マサオの母親)が初登場した作品でもある。

テレビ朝日開局40周年記念作品。

あらすじ編集

ある夜、慰安旅行で秩父に来たふたば幼稚園の教諭達がゆっくり温泉に浸かっていると、大きな地響きと共に謎の巨大ロボットが通り過ぎて行った。

翌日、散歩をしていたしんのすけは、道の真ん中で行き倒れていた男を発見する。男は温泉の精・丹波と名乗り、風呂に入りたいと言う男をしんのすけは自宅に招き、一緒に入浴を楽しむ。しかしいつの間にか男はいなくなってしまっていた。

数日後、しんのすけ達野原一家は、警察官を装った者達の手によってどこかへ連れ去られてしまう。目覚めるとそこはどこかの基地の内部で、一家は事の経緯を説明される。彼らは日本の温泉を守る政府直属の秘密組織温泉Gメン(おんせんジーメン)で、風呂嫌いのテロ組織YUZAME(ゆざめ)が地球温暖化ならぬ"地球温泉化計画"を実行に移そうとしていることを突き止め、その野望を阻止するために、不思議なパワーを秘めた伝説の温泉“金の魂の湯”を探していた。そして、ようやく見つけ出した金の魂の湯は、野原家の地下にあったのである。

そのとき、YUZAMEが突然Gメン基地を襲撃してきた。辛くも脱出した野原一家とGメン隊員の後生掛指宿は、隊長草津の指示により奥秩父にあるYUZAMEのアジトへ偵察に向かうことに。しかしYUZAMEに捕らえられてしまい、野原一家は拷問レジャー施設「不健康ランド」に送られ、御所掛と指宿は"金の魂の湯"の情報を話してしまう。

YUZAMEは巨大ロボットを発動させ、金の魂の湯を破壊すべく春日部の野原家へ向け進撃を開始した。自衛隊の抵抗もむなしく、埼玉県下の町を破壊しながら巨大ロボットはあっという間に野原家の前に辿り着いた。

野原一家と温泉Gメンは大切な我が家と金の魂の湯を守るべく、共にYUZAMEに立ち向かう。その時、突然地下より金の魂の湯が湧き上がり、しんのすけが以前助けた温泉の精・丹波が現れる。彼は「金の魂の湯に浸かれば願いが叶う」と言い、それを聞いた野原一家は湯に入浴し、金の魂の湯の秘めたる力を得て巨大ロボットを打ち倒す。

草津がYUZAMEの首領ドクター・アカマミレに風呂嫌いの理由を尋ねると、「30年前の苦い思い出」が原因だったことが判明する。当時、風呂好きな学生だったアカマミレは、埼玉県大宮市(現・さいたま市大宮区)東町[6]3丁目の「彩の湯」(さいのゆ)に毎日通っており、下駄箱の3番[7]をいつも利用していた。そんなある日、3番の下駄箱の鍵が何者かによって持ち去られてしまったことで風呂嫌いとなり、風呂好きな人間たちに復讐を誓うようになったという。

ところが、その3番の下駄箱の鍵を持ち去った張本人こそが草津であり、当時同じ銭湯に通っていた草津は、誤って鍵を持ち帰ってしまったのであった。 その話を聞いたアカマミレは激怒し、自らも金の魂の湯に飛び込んで強大な力を得ようとするが、金の魂の湯には「入浴した者の心を浄化する」という効能があったことで、アカマミレの邪念はすっかり取り除かれる。

かつて銭湯からの帰りに見ていたという美しい夕焼けをバックに、草津から3番の下駄箱の鍵を返されたアカマミレは改心し、巨大ロボットによって破壊された町の復興に取り組むのであった。

登場人物編集

草津(くさつ)
温泉Gメンの隊長。飄々とした掴み所の無い性格だが、義理堅く面倒見は良い男。温泉をこよなく愛しており、指先で湯に触れただけでどこの温泉のものかを当てることが出来る「絶対温泉感覚」の持ち主。
女性好きであることを隠そうとせず、部下の指宿から不真面目さを咎められると「可愛いなぁ〜指宿くんは」とおだてて照れさせごまかす。非常に高い温度のお湯を好み、しんのすけが自分専用の風呂を水でうすめようとすると激怒した。格闘技にも長けており、武装した複数のYUZAME構成員を素手で倒していた。総理大臣から直接の電話で指示を受けており、温泉Gメン隊長の地位の高さが窺える。
なお、温泉Gメン隊員は日本各地の温泉名に由来したコードネームを持ち、彼は草津温泉に由来する。TVアニメにおける12番目のエンディングテーマ『全体的に大好きです。』のイラストには過去の映画に登場したキャラクターたちが存在し、とある建物の屋上にて草津が丹波と共に盆栽を鑑賞している様子が描かれている。「絶対温泉感覚」という言葉を考えたのはプロデューサーの茂木仁史である。
第25作『襲来!!宇宙人シリリ』では出演こそしていないが、後生掛と指宿の台詞の中で現在も存命中であることがほのめかされている。
後生掛(ごしょがけ)
温泉Gメンの構成員。鋭い表情をした茶髪の女性で、チャイナドレスのようなスリットの入った浴衣を着ている。指宿と比べると男勝りの性格。普通自動車の運転免許は持っていない。
焼肉健康ランドに行った時にしか食べない事にしている。指宿に勝るとも劣らぬプロポーションを持ち、しんのすけを胸で挟めるほどの巨乳。コードネームは後生掛温泉に由来。
温泉を見ると辺りを構わず脱衣する程の温泉好き。丹波を煙たがったり、草津とアカマミレが和解した場面では感動して涙を浮かべているなど、お茶目な一面も持つ。
第20作『嵐を呼ぶ!オラと宇宙のプリンセス』ではしんのすけの夢の中に登場。第25作『襲来!!宇宙人シリリ』でも温泉の利用客として登場しており、いずれも指宿とのコンビで出演している。
指宿(いぶすき)
温泉Gメンの構成員。おっとりした表情の黒髪の女性で、ミニスカートのような裾の短い浴衣を着て赤いブーツを履いている。彼女も普通自動車の運転免許を持っていない。
コードネームは指宿温泉に由来。巨乳なため、ひまわりに気に入られた。温泉を見ると辺りを構わず脱衣するほどの温泉好き。
ドクター・アカマミレ
YUZAMEの指導者。年齢51歳。紫色のモノクルがトレードマークの中年男性。カオルやジョーとは違い、温泉Gメンのデータでも、国籍・出身地等不明な点が多かったが、30年前は大宮に住んでいたことが本人の口から語られた。しばしば側近らと共に焼肉を食べている。
物語中盤で野原一家と後生掛・指宿を捕まえ、彼らを趣味の日曜大工で作り上げた拷問レジャーランド「不健康ランド」にかけてギブアップさせ、「金の魂の湯」の源泉が野原宅の地下にあることを聞き出し、源泉を潰すべく巨大ロボットを出撃させる。
性格は基本的に冷酷であるが派手好きな一面もあり、巨大ロボットが出現したにもかかわらず、これをなかなか臨時ニュースとして報道しないマスコミに対して「日本人は危機管理能力がなさすぎる」と皮肉を言ったり、全チャンネルが巨大ロボットの臨時ニュースを報じた際は満足そうな顔になるなどしていた。
フロイラン・カオル
アカマミレの部下兼愛人。32歳。1967年3月7日生まれ。温泉Gメンのデータによれば、東京都田無市(現・西東京市)出身。セクシーな美貌の持ち主だが、厚化粧を落とすのが嫌いで風呂嫌いとなった。大人気ない性格で、しんのすけに意地悪な態度を取り、非難された際は開き直った[8]
嗅覚は犬並みに優れており、YUZAMEに潜入していた風呂に1週間入っていない温泉Gメンのスパイを見破るほどの持ち主である。
キラーフィンガー・ジョー
YUZAMEの幹部。29歳。性別不明。1970年4月2日生まれ。温泉Gメンのデータによれば、長野県松本市出身。元マッサージ師の殺し屋。女よりも男が好きらしい。
マッサージの腕は殺人級で、拷問にすら通じる程。指圧だけで木の板を打ち抜くことができる。風呂嫌いなのか、単に殺し屋として雇われているだけなのかは不明。
丹波
冒頭でしんのすけと出会う男性。その正体は金の魂の湯に宿る温泉の精霊で、自分をお風呂に入れてくれたしんのすけの親切な心に感謝し、金の魂の湯の湯脈を野原家の家の地下に敷いた。その後「金の魂の湯」の湧出と共に再び現れ、温泉に認められた野原一家に力を貸した。
名前・モデルは当人物の声優を担当している丹波哲郎。劇中「ジェームズ・ボンドと風呂に入ったことがある」と言うが、これは丹波哲郎が出演した『007は二度死ぬ』に由来する。また前述のとおり、TVアニメのエンディングで草津と共に登場している。
陸上自衛隊戦車隊隊長
YUZAMEの巨大ロボットを倒すために派遣された、戦車隊の指揮官。出撃の際に『怪獣大戦争』のテーマ曲をかける、航空自衛隊に戦車隊の仕事を残すように怒鳴る等豪快な性格。
しかし巨大ロボットには全く歯が立たず、隊の90式戦車を破壊されたことで"12億円の戦車が!弁償しろ!"[9]と激昂しながら退散を余儀なくされた。
内閣総理大臣
当人物のモデルは当時内閣総理大臣であった小渕恵三[要出典]。草津に大統領と間違われたり、草津やしんのすけの駄洒落に呆れていた。作中に出てくる閣議室は本来は閣議前の控え室となっており、閣議は別室で行われる。
臼井儀人
クレヨンしんちゃんを描く漫画家。YUZAMEロボットの進攻を受ける春日部から避難すべく、トラックの荷台に乗って涙を流し去っていく。
なお、臼井の劇場版における出演は本作が最後となる。

キャスト編集

登場兵器・メカニック編集

温泉Gメン編集

ワルサーPPK
指宿と後生掛が護身用に隠し持っている小型拳銃
H&K MP5
指宿と後生掛が使う短機関銃埼玉県大宮市(現・さいたま市大宮区)東町(劇中では「ひがしちょう」と言われるが、大宮に実在する東町は「あずまちょう」である)3丁目の「彩の湯」(さいのゆ)に用意されていた備品の1つ。
カールグスタフ
後生掛が使う無反動砲。「彩の湯」に用意されていた備品の1つ。
ハンヴィー
指宿、後生掛、野原一家らが移動に使用する軍用車両。外観は用仕様のハンヴィーなのだが、内装は民生仕様のハマーになっている。「彩の湯」に用意されていた備品の1つ。
レミントンM870
ショットガン。「彩の湯」の武器庫に1丁だけあるが、使われない。
フランキ・スパス12
ショットガン。「彩の湯」の武器庫に1丁だけあるが、使われない。
パンツァーファウスト
無反動砲。「彩の湯」の武器庫に1丁だけあるが、使われない。
パンツァーファウスト3
野原家目前に迫ったYUZAMEロボットを阻止すべく温泉Gメンが使用する無反動砲。「湯ノ花腐蝕弾」「高圧電流」という、2種類の架空の弾頭を発射する。

YUZAME編集

AKM初期型
YUZAME戦闘員が標準装備するカラシニコフ突撃銃。夜間はレーザーポインターを装着する。指宿と後生掛も一時奪って使用する。
YUZAME巨大ロボット
地球温泉化計画の要となる巨大マシン。両手にドリルを内蔵し、マグマの熱にも耐える重装甲は、自衛隊の攻撃では傷1つ付かなかった。また、頭頂部から出したスピーカー戦車隊に向け「ゴジラマーチ」を流して退かせる。
動力は人力。型式番号YUZAME B Ver.1.34、高さ:223m(劇中での数字。設定書には約70mと記されている)、重さ:4,134t、トランスミッション:オートマチック変速、ファイナルギア比:7.314、最大出力:19,500hp、ドルビーサラウンド5.1ch搭載、というスペック設定がある。
不健康ランド
アカマミレが趣味の日曜大工で創設した拷問用レジャー施設。しかし、そのメカの数々は日曜大工とは思えない大掛かりなもの(腹筋で進むトロッコ、はいはいで進むパイプチューブなど)。
誰か1人でも山の頂上のゴールにたどり着けばクリアとなるが、実際はどのアトラクションも山の周りを回るだけのルートのみ。ゴールに通じている道は存在せず、何らかのミスをするとミスした者以外の誰かにペナルティ(アトラクションの難度が上がる)が課せられる。つまり、最初からギブアップさせることだけが目的の施設である。

自衛隊編集

90式戦車
ゴルフ場でロボットを迎え撃つ。YUZAMEの巨大ロボットから流れる「ゴジラマーチ」を聞いて後退したうえ、1両がYUZAMEの巨大ロボットによって破壊される。
74式戦車
ゴルフ場でロボットを迎え撃つ。YUZAMEの巨大ロボットから流れる「ゴジラマーチ」を聞いて後退する。
82式指揮通信車
90式・74式戦車隊の指揮を執る。また、実車には無いスピーカーで「怪獣大戦争マーチ」を流す。
MLRS
ニュース映像の背景画面でロボットを攻撃する。
75式自走155mmりゅう弾砲
春日部市郊外で防衛線を張り、ロボットを砲撃する。
89式装甲戦闘車
春日部駅前で警戒にあたる。
73式大型トラック
避難する春日部市民輸送に活躍する。乗っている避難民の中には臼井儀人の姿もある。
AH-1S対戦車ヘリコプター
BGM-71 TOW対戦車ミサイルでロボットを攻撃するが、傷1つ付けられなかった。
UH-1J多用途ヘリコプター
寄居町付近でロボットの侵攻情況を早期から観測する。
CH-47J大型輸送ヘリコプター
春日部市上空を飛行する。
OH-6D観測ヘリコプター
春日部市上空で住民の避難状況を観測する。
F-15J戦闘機
ロボット迎撃のためにゴルフ場へ向かう戦車隊の上空を先行していく。

登場する組織編集

☆は実在の組織

  • 温泉Gメン
日本政府直轄の秘密組織。日本中の温泉の保全が任務。本部は大宮市(現さいたま市大宮区)。
  • YUZAME
アカマミレを首領とする風呂嫌いテロ組織。メンバーは風呂はおろかシャワーすら浴びないため悪臭を放っている。以前から源泉を爆破するなどの行為に及んでいたため温泉Gメンと敵対関係にあった。本拠は奥秩父
金の魂の湯の力によって変身した野原一家。ひろしがロボットもの、みさえが魔法少女もの、しんのすけがヒーローもの、ひまわりがSFもの、シロがパンツを着用している。
単体でも強く、ひまわりのハイハイで巨大ロボットがよろける程。最終的には一家の総攻撃でYUZAMEの巨大ロボットを倒した。

スタッフ編集

主題歌編集

舞台として登場する都市編集

ほか、寄居町桶川市など。

クレしんパラダイス! メイド・イン・埼玉編集

クレしんパラダイス! メイド・イン・埼玉』(クレしんパラダイス メイド イン さいたま)は、『クレヨンしんちゃん 爆発! 温泉わくわく大決戦』と同時上映された短編アニメーション映画水島努が監督した作品。上映時間は12分。

劇中ミュージカルの「私のささやかな喜び -A motion for a long time.-」(作詞、作曲:水島努/編曲:荒川敏行)には洋画のパロディが数多く登場する。

また、「ヒーロー大集合」では敵として『クレヨンしんちゃん ヘンダーランドの大冒険』に登場したス・ノーマン・パーが出演しているがセリフは無い(上述の「私のささやかな喜び」にも僅か一瞬のみ登場している)。

最後の「ぶりぶりざえもんの冒険 銀河篇」の内容は「(しんのすけの声)むかしむかしあるところにぶりぶりざえもんというぶたがおりました・・・おわり」これに対してぶりぶりざえもんが「おわるなーッ!!」とツッコミを入れて地球に落下していく。この直後に「クレしんパラダイス! メイド・イン・埼玉」そのもののエンディングとなる。その後の一応の続編として本編中に「ぶりぶりざえもんの冒険 流星篇」というアニメが登場する。ぶりぶりざえもんが流星となって地球に下り立つ内容だがすぐに臨時ニュースに切り替わる。更に本編のスタッフロールの最後には「ぶりぶりざえもんの冒険 ニューヨーク篇」が登場し、「ニューヨークで入浴」と言うダジャレを言っただけで終わり、やはりぶりぶりざえもんが「おわるなーッ!!」とツッコミを入れて映画を締め括っている。

エンディングのスタッフロールでは、キャストとスタッフ全員(団体は除く)に星座のマークを併記しており、後に水島が監督する『撲殺天使ドクロちゃん』でも同様のスタッフロールが流されている。

サブタイトル編集

  • 「野原刑事の事件簿」
下着ドロの容疑者を刑事しんのすけが取り調べる。登場するのはしんのすけ・ひろし・高倉園長・川口・部長・ぶりぶりざえもん。
  • 「ひまわり ぁ GOGO!」
動き回るひまわりの視点をそのまま映す。ひろし、みさえ、しんのすけ、シロは蝶を見つけたひまわりに振り回されてしまう事に。
  • 「ふしぎの国のネネちゃん」
ウサギのぬいぐるみを追って不思議の国にやって来たネネちゃんの珍道中。「ふしぎの国のアリス」と比べると、ビアガーデン泥レスショー麻雀花札などギャンブル系が多く、おとぎの国では無く、「おとなの国」というパロディ。
  • 「ヒーロー大集合」
町に現れた怪獣(ス・ノーマン・パー)を倒すためヒーロー達が集結する。登場するヒーローはアクション仮面・カンタムロボ・ネネママセブン(もえ子)・お兄ちゃん仮面(しんのすけ&ひまわり)・マタニティーライダー(みさえ)・サラリーマン仮面(ひろし)。結局怪獣そっちのけでヒーロー同士が仲間割れを繰り広げる。
  • 「私のささやかな喜び -A motion for a long time.-」
便秘に苦しむみさえ。あまりのストレスにひろしに高速ビンタをかまし、鼻血を出させるほどだった。だがついに解消の時が来た。嬉しさのあまり周囲を巻き込んでミュージカルを始める。なお、最後にはこれまでの登場人物が集合する。
  • 「ぶりぶりざえもんの冒険 銀河篇」
救いのヒーローぶりぶりざえもん…の紹介のみを流し、爆発してエンディングに入る。(ナレーション:野原しんのすけ)

キャスト編集

スタッフ編集

VHS・DVD編集

脚注編集

  1. ^ 「1999年日本映画配給収入」『キネマ旬報2000年平成12年)2月下旬号、キネマ旬報社、2000年、 154頁。
  2. ^ a b c d 公開時のパンフレットより。
  3. ^ クライマックスに丹波が登場した際にしんのすけが触れている。
  4. ^ 『しんちゃん通信』 スペシャルインタビュー「野原しんのすけ役 矢島晶子」
  5. ^ ただし、ひろしとみさえの夫婦喧嘩のシーンはある。
  6. ^ 劇中ではひがしちょうと読まれるが、実際はあずまちょうである。また、3丁目は実在しない。
  7. ^ 現役時代の長嶋茂雄の背番号。公開当時長嶋は読売ジャイアンツの監督で、背番号は33番であったが、公開後に3番に戻っている。
  8. ^ しんのすけには終始根に持たれており、巨大ロボット撃破直後アカマミレは、彼に焼肉を食べさせなかったことを責め立てられた。
  9. ^ 90式戦車の初年度調達価格が余りにも高かった(正確には約11億円)ことをネタにしたもの。なお、調達開始4年目以降は量産効果もあり1輌約9.4億円まで低下しており、本作の公開時にはやや安価になっていた模様である。
  10. ^ 歌詞はザ・ドリフターズのバージョンではなく、デューク・エイセスのバージョン。しかし、途中にドリフバージョンのように合いの手が入る。

外部リンク編集