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株式会社ブルボン: BOURBON CORPORATION)は、新潟県柏崎市に本社を置く大手菓子メーカーである。 東京証券取引所第二部上場。

株式会社ブルボン
BOURBON CORPORATION
Bourbon Corporation Logo.jpg
Bourbon Corporation Honsya.jpg
柏崎市の本社ビル
種類 株式会社
市場情報
東証2部 2208
2000年3月1日上場
略称 ブルボン
本社所在地 日本の旗 日本
945-8611
新潟県柏崎市駅前1丁目3番1号
設立 1924年11月20日
業種 食料品
法人番号 6110001017563
事業内容 菓子類の製造販売
代表者
資本金 10億3,600万円(2018年3月期)[1]
発行済株式総数 2,770万株(2018年6月28日現在)[1]
売上高
  • 連結:1,176億9,600万円
  • 単独:1,138億4,500万円
(2018年3月期)[1]
営業利益
  • 連結:51億7,700万円
  • 単独:45億1,900万円
(2018年3月期)[1]
経常利益
  • 連結:53億2,200万円
  • 単独:45億9,400万円
(2018年3月期)[1]
純利益
  • 連結:36億5,700万円
  • 単独:31億4,400万円
(2018年3月期)[1]
純資産
  • 連結:439億8,400万円
  • 単独:447億4,700万円
(2018年3月期)[1]
総資産
  • 連結:795億500万円
  • 単独:780億9,800万円
(2018年3月期)[1]
従業員数
  • 連結:4,227[851]人
  • 単独:3,520[704]人
(2018年3月31日現在)[1]
決算期 毎年3月31日
会計監査人 太陽有限責任監査法人
主要株主
  • ブルボン吉田記念財団 10.87%
  • 吉田興産 9.16%
  • ブルボン柏湧共栄会 7.19%
  • 吉田康 4.88%
  • 第四銀行 4.74%
  • 北越銀行 4.71%
  • 吉田和代 4.53%
  • 北日本興産 3.81%
  • 吉田暁弘 3.33%
  • 吉田眞理 2.77%
(2018年3月31日現在)[1]
主要子会社 北日本羽黒食品 100%
レーマン 100%
波路梦(長興)食品有限公司 100%
波路梦(上海)商貿有限公司 100%
エチゴビール 100%
関係する人物 吉田吉造(創業者)
外部リンク https://www.bourbon.co.jp/
特記事項:経営指標は 2018年3月期 第142期 有価証券報告書
従業員数は就業人員であり、臨時従業員数は[ ]内に年間の平均人員を外数で記載している。
自己株式は主要株主から除外。
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キャッチフレーズは「おいしい笑顔の真ん中に」と「おいしさ、思いやり、いつもいっしょに。」。

目次

企業沿革・概要編集

柏崎の菓子店「最上屋」の息子で、洋菓子作りを学んだ吉田吉造1886年 - 1954年)が、1924年大正13年)に現在の柏崎市に設立した北日本製菓商会(きたにほんせいかしょうかい)が起源。同年に北日本製菓株式会社に改組、火災水害などの障害に遭いつつも、1930年代には朝鮮半島北部にまで販路を伸ばすなど業績を上げた。

1952年昭和27年)に北日本食品工業株式会社に商号を変更。昭和40年代には「わたしのパルミよ!」のCMによる「レーズンサンド」のヒットで全国的にその名を知られるようになった。その後ブランドを「パルミ」から「ブルボン」に改め1989年平成元年)6月1日より現社名となっている

ブルボン」のブランド名はフランスの王朝ブルボン家をイメージしたともいわれる。命名者が既に亡くなっているため詳しいことは不明だが、1961年(昭和36年)にインスタントコーヒーを製造した際、生豆のブルボン種に因んで「ブルボンコーヒー」と命名して以来、他の製品にもこの名前が使われるようになった、との説がある[2]

2009年(平成21年)10月1日付で、新潟県内に所在する製造部門の連結子会社9社(北日本巻食品、ボンビスコ、西蒲米菓、北日本大潟食品、北日本和島食品、北日本月潟食品、北日本村上食品、北日本豊浦食品、北日本五泉食品)を吸収合併した。但し、山形県鶴岡市にある北日本羽黒食品羽黒工場は、従前のまま存続している。

2013年(平成25年)5月31日JR柏崎駅前の同社旧駅前工場跡地に新しい本社ビルを建設すると発表した。2013年10月着工、2015年(平成27年)3月完成。約9831m2の敷地に地上13階、高さ59mのビルを建設する。耐震性の高いコンクリート充てん鋼管構造を採用するほか、洪水津波でも中枢を維持出来るよう主要設備を高層階に設置。災害時はビル内の食堂を市民に開放し、避難所として提供する[3]ことを発表している。

製品編集

菓子類編集

 
レーズンサンド(左)とアルフォート

子供向けよりもファミリー向け、来客者向けの商品を主体とした独自のラインナップを形成しており、他の国内主要製菓会社と比較して内容量が多目の袋入りになっているものが多く、また一段安い価格で販売されていることが多い。製品名からパッケージ意匠、製品の成型に到るまで、同社定番商品にはヨーロピアンテイストを採り入れたものが多く、低価格でも格調は高くというブランドイメージを演出し競合他社と差別化がなされている。

大正期にビスケット製造にて創業し、そのビスケット製造のオートメーション化にいち早く取り組んだことから、伝統的にビスケット・クッキー類に強みを持ち、上述の「レーズンサンド」をはじめとして「ルマンド」、「チョコリエール」、「ルーベラ」、「ホワイトロリータ」など昭和40年代以来ロングセラーとなる定番商品を立ち上げ、大手製菓メーカーとしての地歩を築く。他に「ボイセンベリーシリーズ」などがある。

その一方で、創業当時からの同業他社が定番と位置づけている板チョコキャラメル等は展開していなかったが、昭和後期以後、段階的にチョコレート菓子分野へ進出を強化。得意の焼菓子とチョコの新たな融合を図った「エリーゼ」。同社定番商品のゴージャス路線を踏襲し、高級洋菓子店の生チョコレートを模した「トリュフ」や流滴形成型の「セピアート」等。エリーゼの焼菓子+チョコの知見をビスケットに援用した「アルフォート」、「ブランチュール」など、発売10年を超える新たな定番シリーズを複数立ち上げることに成功。現在ではフルーツガムキャンディなどもラインナップされているなど、洋菓子を中心とする業界五指に入る大手の地位を確立する。

1996年(平成8年)に発売開始した「プチアンドプチポテトシリーズ」は若年層にヒットし、定番商品に成長している《若年層向け製品は他にも「チョトス」、「bit」などが、また子供向け製品としては「エブリバーガー」、「チョコあーんぱん」、「きこりの切株」などが、それぞれ存在する》。

洋菓子メーカーとしてのイメージが強い一方で、「米どころ新潟」に根を下ろす菓子メーカーとして1934年(昭和9年)から米菓の製造も手がけており、1966年(昭和41年)には日本で初めて米菓製造のオートメーション化に成功、今日では「チーズおかき」、「羽衣あられ」、「味ごのみ」などがラインナップされている《「味ごのみ」については、ブルボン内部では「豆菓子(混菓子)」に分類》。1979年(昭和54年)に発売開始された「ピッカラ」は1981年(昭和56年)にモンドセレクションで金賞を受賞している《なお、「ピッカラ」はブルボンでは“お米のスナック”として「スナック菓子」に分類されている》。

また、ローソンセブン&アイなどのプライベートブランド製造(OEM)も行っている。

ミネラルウオーター・飲料・デザートほか編集

山形県庄内地方に横たわる出羽三山からの湧水を採水・ボトリングしたミネラルウオーター類(「天然名水」・「イオン水」)を始め、「すっきり仕立てのさらら茶」や「カフェリ」等のソフトドリンク類、「くだものいっぱいゼリー」・「食べごろ果実ゼリー」・「食後の0kcal」・「粒ジュレ0kcal」各シリーズ等のデザート類、更に「ミルクココア繊維習慣」(特保認定済)等の食品類もラインナップされている。

このうちミネラルウオーター類は1995年(平成7年)より発売開始、これに関してはその当時見られた飲料水の水質悪化に対する憂いから社会貢献の柱の一つとして発売したとされているが、その工場生産開始日当日にあたる1月17日阪神・淡路大震災が発生しており、生産されたミネラルウオーターが急遽救援物資として被災地に送られている。

事業所編集

本社
新潟県柏崎市駅前1-3-1
柏崎工場
新潟県柏崎市松波4-2-14
上越工場
新潟県上越市大潟区上小船津浜550
長岡工場
新潟県長岡市両高2431
新潟工場
新潟県新潟市西蒲区巻乙480
新潟南工場
新潟県新潟市南区西萱場610
五泉工場
新潟県五泉市下条1387
新発田工場
新潟県新発田市荒町甲1209-6
村上工場
新潟県村上市仲間町300
赤坂オフィス
東京都港区赤坂4-1-33 赤坂中西ビル8階
神戸オフィス
兵庫県神戸市中央区港島南町1-5-2 神戸キメックセンタービル9階
営業所
札幌市仙台市・柏崎市・宇都宮市川口市品川区横浜市金沢市北名古屋市・神戸市・広島市高松市福岡市

CM出演者編集

2019年現在

過去

提供番組(過去も含む)編集

テレビ編集

現在(全国ネット)

現在(関東圏)

過去

ラジオ編集

現在

過去

補足・提供枠など編集

  • 以前は日本テレビ火曜9時枠連続ドラマ → 『火曜サスペンス劇場』や『金曜ドラマ』(筆頭、後にP&Gに変更)のスポンサーであった。さらに『土曜ワイド劇場』のスポンサー(複数社提供の1社)だった時期がかなりあった(北日本食品工業時代から現社名になった直後くらいまで)。なお、日本テレビ系列では現在上記の通り、『金曜ロードショー』のスポンサーである。
  • また、地元のテレビ新潟でも、略称がTNNだった時代のスポットニュース『TNNニュース』でスポンサーに付いていたことがある。
  • 1979年8月に『びっくり日本新記録』で共同提供の1社になったところ、当時フジテレビ・日本テレビ・テレビ朝日のトリプル・クロス・ネット局だった新潟総合テレビ (NST) が地元企業を優遇する施策を行っていたこともあり、同年の10月7日の放送分から、同局にて全国と同時ネットする編成を行った。これに伴い、同じ日本テレビ系列の『日立ドキュメンタリー すばらしい世界旅行』も同日から全国と同時ネットになった一方、テレビ朝日の『象印クイズ ヒントでピント』は同月から、日曜日の同時ネットから1日遅れの翌日19時台に放送されることになった経緯がある。
  • 1983年10月1日、新潟テレビ21(NT21)の開局に伴い、新潟総合テレビ(NST)がフジテレビのフルネット局となった。これに伴い、フジテレビの平日正午の看板番組『笑っていいとも!』がNSTでも同時ネットで放送されるため、この時から同番組の全国放送CMの共同提供社の1社として提供することとなった。以来、長年にわたって同番組の提供を続け、終了後のフジテレビ系列では2014年4月からは『とくダネ!』月曜日に提供枠を移動し現在に至る(2016年3月末で降板)。
  • TBS系列では上記の通り、長年『金曜ドラマ』のスポンサーだった。数々の番組を経て、近年では毎日放送制作の『ランキンの楽園』のスポンサーを務めていた。
  • テレビ朝日系列では上記の通り、『土曜ワイド劇場』放送開始からのスポンサーだった。数々の番組を経て、ABC制作の『驚きももの木20世紀』や近年では『ドスペ!』のスポンサーを務めていた。
  • テレビ東京系列のスポンサー経験はないが、近年はスポットCMを中心にCMを流す形となっている。

その他編集

  • 地元出身の歌手、桑原奈々がヴォーカルのバンド『7bitz(ナナビッツ)』は、ブルボンの商品名『bit』に掛かっている。
  • 2010年にお膝元で結成された水球社会人クラブチーム「柏崎水球クラブ」と命名権契約を結び、「ブルボンウォーターポロクラブ柏崎」とした。このブルボンウォーターポロクラブ柏崎は、2012年度の日本選手権水球競技で結成3年目にして優勝を果たした。また、ブルボンは水球男子日本代表「ポセイドン・ジャパン」のオフィシャルスポンサーであると共に、各種水球競技の普及・啓蒙のための活動にも協賛している。
  • 兵庫県立三木防災公園にあるテニスコート「ビーンズドーム」も命名権取得により「ブルボン・ビーンズドーム」としている。
  • 現在は声優の金田朋子が、本社労務課に6か月勤務していたことがある。横浜出身で関東学院大学卒の金田が新潟にある同社に就職した理由は、お菓子が大好きだったからである。
  • かつて、キャラメルコーン東ハト)のライバル商品だった「ココナッツコーン」なるコーンスナックが製造販売されており、CMソングの歌唱を大瀧詠一が担当し、作曲も多羅尾伴内名義で手掛ける。
  • 柏崎出身の脚本家野島伸司TBS系列金曜ドラマ高校教師』(1993年)の劇中で、「エリーゼ」が桜井幸子演じる繭の好物として登場し、一時期注目された。当時ブルボンは同枠のスポンサーだった。また1996年には、桜井が同商品のCMイメージキャラクターを務めている。

脚注編集

関連情報編集

外部リンク編集