1973年のテレビ(1973ねんのテレビ)では、1973年昭和48年)の日本におけるテレビジョン放送全般の動向についてまとめる。

番組関係のできごと 編集

1 - 3月 編集

4 - 6月 編集

7 - 9月 編集

10 - 12月 編集

その他テレビに関する話題 編集

奈良テレビ放送(4月1日開局)
NHKホール(6月20日竣工)
NHK放送センター(8月稼働開始)

開局・放送開始 編集

  • 4月1日 - 奈良テレビ放送
  • 4月2日 - NHK岐阜(県域テレビジョン放送)
  • 11月1日 - 東京12チャンネル (株式会社運営の一般局として) 日本科学技術振興財団が運営していたテレビ事業本部「東京12チャンネル(科学テレビ)」を、これまで財団の番組を制作してきた「東京十二チャンネルプロダクション」(10月24日に「東京十二チャンネル」に社名変更)が、施設や資産を引き継いだ。しかし免許に関しては郵政省によるチャンネルプランの変更(10月19日。京浜地区の民放教育専門局用(第10と第12チャンネル)を廃止し、改めて民放総合局用(同一)を割り当てる)もあり財団が科学技術教育局として申請していたのを取り下げ、東京十二チャンネル側に一般局としての免許が付与された。よって「財団テレビ局が10月31日に廃局。11月1日に12チャンネル開局」という形である。

周年 編集

番組 編集

開局・放送開始 編集

記念回 編集

視聴率 編集

(関東地区、ビデオリサーチ調べ)

報道 編集

  1. スタジオ102(NHK総合、4月25日)44.4%
  2. 首都圏交通情報[注 16](NHK総合、4月27日 8:05-8:12)44.1%
  3. 首都圏交通情報[注 16](NHK総合、4月27日 7:20-7:35)44.0%
  4. 報道番組(ドバイ日航機ハイジャック事件国会会期再延長)(NHK総合、7月24日)43.6%
  5. ニュース(NHK総合、12月31日 20:55-21:00)43.2%
  6. ゆく年くる年(NHK総合、12月31日)43.0%
  7. カメラリポート(NHK総合、11月30日)42.6%
  8. ニュース(NHK総合、4月27日 7:00-7:35)41.7%
  9. JNNフラッシュニュース(TBS、4月7日)41.6%
  10. 報道番組(日航ジャンボ機乗っ取り事件他)(NHK総合、7月23日)41.5%

スポーツ 編集

  1. プロボクシング世界ジュニア・ミドル級タイトルマッチ「輪島功一×ミゲル・デ・オリベイラ」(フジテレビ、1月9日)42.0%

バラエティー 編集

  1. 第24回NHK紅白歌合戦(NHK総合、12月31日)75.8%
  2. 8時だョ!全員集合(TBS、4月7日)50.5%
  3. 第4回輝け!日本歌謡大賞(日本テレビ、11月20日)47.4%
  4. '73新春スターかくし芸大会(フジテレビ、1月1日)44.1%
  5. 1973年度輝く!日本レコード大賞(TBS、12月31日)44.1%

ドラマ 編集

  1. ありがとう・最終回(TBS、1月18日)55.2%
  2. 連続テレビ小説 北の家族(NHK総合、11月10日)51.7%
  3. 連続テレビ小説 藍より青く(NHK総合、3月5日)50.2%
  4. ゆびきり(TBS、1月25日)49.8%
  5. 水戸黄門 第4部(TBS、5月28日)35.4%
  6. 水戸黄門 第4部(TBS、6月4日)35.4%

テレビ番組 編集

テレビドラマ 編集

NHK 編集

日本テレビ系 編集

TBS系 編集

フジテレビ系 編集

NET系 編集

子供向けドラマ 編集

NHK 編集

日本テレビ系 編集

TBS系 編集

フジテレビ系 編集

NET系 編集

テレビアニメ 編集

特撮番組 編集

報道・情報番組 編集

バラエティ番組 編集

クイズ番組 編集

音楽番組 編集

教養・ドキュメンタリー番組 編集

料理番組 編集

単発特別番組枠 編集

特別番組 編集

脚注 編集

注釈 編集

  1. ^ ただし1978年は女子プロ野球チーム「ニューヤンキース」宣伝のため、『土曜グランドスペシャル』で2回放送。また1980年は放送せず。
  2. ^ OPクレジットは「曲亭馬琴」。
  3. ^ 1973年10月から1975年9月の間は牛乳石鹸共進社一社提供のため、『シャボン玉歌まね合戦スターに挑戦!!』と改題。その後も牛乳石鹸はシリーズ終了まで筆頭スポンサーを務める。
  4. ^ 1973年10月から1974年3月には『マチャアキのシャカリキ大放送!!』、1975年4月から9月には『カックラキン大放送!!(第1期)』をつなぎ番組として放送。
  5. ^ 1986年10月より『ミュージックステーション』(2019年10月より21時枠へ移動)の放送開始にともない放送時間を移動、以後も度々枠移動を繰り返し2020年現在は30分枠に短縮、深夜に放送されている。なお、2020年4月よりBS朝日で『ワールドプロレスリングリターンズ』のタイトルで金曜20時枠で放送開始されている。
  6. ^ 1974年4月1日より司会に復帰。
  7. ^ 橋田壽賀子脚本によるテレビドラマ1971年7月から1975年4月まで放映された池内淳子主演の『つくし誰の子』シリーズと同じく「月曜スター劇場」を支えたテレビドラマシリーズとなった。主演の宇津井健はこの作品が橋田壽賀子作品初出演であった。
  8. ^ ゆく年くる年』(この年はNETが制作を担当)の前に放送。
  9. ^ 初代はアニメーションを使用したもので、1975年まで放映された(実写となるのは1976年の2代目からであり、2021年現在は9代目である)。
  10. ^ 同番組が日立グループ全社提供となったのにともなう(それまでは日立製作所による一社提供だった)。
  11. ^ 2021年現在は『日立 世界・ふしぎ発見!』(TBS系)の番組内で放映されている。
  12. ^ この年は第24回(ただしテレビ放送としては20周年)。なお、この年からNHKホールでの開催となる。
  13. ^ 中部日本放送版はこれよりも早く1962年12月3日に開始したため、1972年で10周年となった。
  14. ^ みんなの招待席』1コーナー時代からの通算。
  15. ^ 前週開始したばかりの『仮面ライダーV3』第2話「ダブルライダーの遺言状」で達成。
  16. ^ a b 当時発生した首都圏国電暴動の影響にともなう。
  17. ^ 当初は関西ローカルでスタート。2年8ヵ月後にはNET→テレビ朝日系列の全国ネット番組となる。
  18. ^ 前年10月、関西ローカルの深夜番組『ナイトパンチ』木曜日版の内包コーナーとしてスタートしたのが人気を得たため、30分番組として独立。1年後、フジテレビ系列の全国ネット番組となった。

出典 編集

  1. ^ a b c d e f g 日本民間放送連盟(編)「試行と胎動と試練の年 テレビ」『月刊民放』第3巻第12号、日本民間放送連盟、1973年12月15日、18 - 21頁、NDLJP:3470893/10 
  2. ^ JJサニー千葉『千葉流 サムライへの道』ぶんか社、2010年、20 - 29頁。ISBN 4821142694 
  3. ^ a b 美空ひばり | BS朝日
  4. ^ 日本民間放送連盟(編)「放送日誌(1973年4月)」『月刊民放』第3巻1973年6月号(25)、日本民間放送連盟、コーケン出版、1973年6月15日、45頁、NDLJP:3470887/24 
  5. ^ 日立の樹オンライン
  6. ^ 『NHK年鑑'74』, p. 20,81.
  7. ^ 『NHK年鑑'74』, p. 7,26.
  8. ^ 『NHK年鑑'74』, p. 28,52.
  9. ^ 『NHK年鑑'74』, p. 28.
  10. ^ 日本民間放送連盟(編)「放送日誌(1973年10月)」『月刊民放』第3巻第12号、日本民間放送連盟、1973年12月15日、47頁、NDLJP:3470893/24 
  11. ^ a b 日本民間放送連盟(編)「放送日誌(1973年11月)」『月刊民放』第4巻第1号、日本民間放送連盟、1974年1月15日、55頁、NDLJP:3470894/28 
  12. ^ a b c 日本放送協会総合放送文化研究所放送史編修部『NHK年鑑'74』日本放送出版協会、1974年、2,36頁。 
  13. ^ 日本放送協会総合放送文化研究所放送史編修部『NHK年鑑'74』日本放送出版協会、1974年、37頁。 
  14. ^ 番組表検索結果「スタジオからこんにちは」NHKクロニクル NHKアーカイブス、2020年12月11日閲覧

参考文献 編集

など