NHK放送センター

日本の東京都渋谷区にある日本放送協会の本部放送施設

NHK放送センター(NHKほうそうセンター)は、東京都渋谷区神南2丁目にある日本放送協会(NHK)の施設。いわゆる「本部」であり、放送法第17条(旧第8条)における「主たる事務所」である。

NHK放送センター

左から西館・東館・本館

地図
NHK放送センターの位置(東京都区部内)
NHK放送センター
情報
用途 放送局演奏所オフィス
設計者 山下寿郎設計事務所日本技術開発
建築主 日本放送協会
事業主体 日本放送協会
管理運営 日本放送協会
竣工 1973年
所在地 150-8001
東京都渋谷区神南2丁目2-1
座標 北緯35度39分57秒 東経139度41分46秒 / 北緯35.66583度 東経139.69611度 / 35.66583; 139.69611 (NHK放送センター)
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NHKホール玄関付近から放送センターを望む

概要 編集

全国ネットワーク番組の大半がここで制作・発信されているほか、関東甲信越地方向けブロック放送の拠点も兼ねている。衛星放送を行う衛星放送局と日本国外向けの国際放送NHKワールドTVNHKワールド・ラジオ日本)を行う国際放送局がある。

最寄りの駅は、東京メトロ千代田線代々木公園駅小田急電鉄代々木八幡駅JR原宿駅、および渋谷駅(JR・東京メトロ・東急電鉄京王電鉄)。

所在地は、大東亜戦争以前は大日本帝國陸軍代々木練兵場だった一角で、終戦後は日本占領アメリカ軍居住区域・ワシントンハイツの一部を構成していた。

1960年代前半、東京都千代田区内幸町にあった東京放送会館(現・日比谷シティ)の移転先を探していた第9代NHK会長阿部眞之助は、一度は移転先を東京都港区麻布新龍土町(現・六本木7丁目。米軍赤坂プレスセンター隣接地、現在の都立青山公園南地区)に決めた。しかし、阿部は第58代内閣総理大臣池田勇人に「NHKはオリンピックのホスト局なので、主会場の国立競技場の近くに放送施設を作りたい」と「ワシントンハイツ跡地が最適なので、将来的にNHK本部もそこに移すつもりなので何とか払い下げてもらえませんか」と頼み、池田が「オリンピック放送は是非とも成功させていただきたい」と払い下げを決めた[1]。ワシントンハイツは1964年に日本に返還され、跡地に選手村代々木競技場などとともに東京オリンピックの放送センターが建設された。これは五輪後正式にNHKの本部施設として位置付けられ、10年近くかけて日比谷地区にあった旧東京放送会館から引っ越しを進めていった。

他方、ワシントンハイツは、東京オリンピック後は、都市計画公園として全部東京都に提供するということで、国と東京都で米軍の移転費用90億円を折半すると話がついていた[2]ところであり、東京都側としては、「NHKが国会の逓信族に語らって、麻布に国有地を放送センター用地として割愛してあったにもかかわらずここではオリンピック大会の放送はできないと堂々と罷り出た」ため「これには往生した」[3]。当時国から東京都副知事に出向していた鈴木俊一は「せっかく買ったものをNHKにやるというのは、まことに遺憾千万」[4]と語っている。結果的に当初の移転先であった港区麻布新龍土町の土地は、から都に貸与され都立青山公園を建設することで決着した[5]

日本全国各地の放送局でハード・ソフト両面で縮減を進めていったこともあって、放送センターについては両面で明らかな肥大化に陥っている。

東京都から都内で6番目に二酸化炭素を多く排出する事業者と指摘され、排出量削減を条例によって義務付けられる事態となっており[注 1]、これをどう実現するかが大きな課題となっている。

放送センターの建て替え 編集

NHKの本部でもある渋谷の放送センターは、最も古い施設で、建設から既に半世紀近くが経過し、耐震性確保[注 2]および省エネルギー化において、そのことが障害となる傾向がみられたため、2010年頃から「長期的課題」として全施設の建て替えについて検討に入ることとなった[6]

しかし、国会でも建て替え計画に対する疑念の声は、少なからず上がっており、2016年(平成28年)2月15日第190回国会衆議院予算委員会会合で、自由民主党後藤田正純は『何故渋谷の一等地にあるのか』[7]『民間に売却して成長戦略を立てられる最高の土地』『NHKの不祥事が相次ぐ中で、3,000億円の巨費を投じて建て替えは冗談ではない』などと手厳しく批判し[8]、これに対して、総務大臣高市早苗は『合理性や妥当性の面から国民に対する説明責任を果たして欲しい』と発言した上で[7]、『(放送法17条によって、NHKが「主たる事務所を東京都に置く」と定められている事を説明した上で)地方創生に貢献することも大切だ』と提案している[8]

また、2006年(平成18年)9月には東京都知事(当時)の石原慎太郎が「(NHKが)中央区築地市場跡地[注 3]に移転する」と発言したが、NHKは「築地への移転の計画はない」と即座に否定していた[9]

2016年(平成28年)8月30日、NHKが放送センター建て替えの基本計画を発表した[10]。それによると、工事は2020年(令和2年)9月に着工し、第1期工事(情報棟)は放送開始100周年にあたる2025年に完成する[11]。その後第2期工事(制作・事務棟および公開棟)を行い、全体の竣工が2036年(令和18年)になる。建物の建設費(放送設備費は含まない)で1,700億円を見込んでいる。

建物の概要 編集

東館 編集

NHK放送センター東館
 
西側(裏側)にある衛星放送通信衛星アップリンク設備[12]パラボラアンテナ(2007年)
情報
旧用途 オリンピック国際放送センター
階数 地上8階
着工 1963年4月
竣工 1965年9月
所在地 同上
座標 北緯35度39分53.67秒 東経139度41分45.93秒 / 北緯35.6649083度 東経139.6960917度 / 35.6649083; 139.6960917 (NHK放送センター東館)
備考 建物は1964年の東京オリンピック国際放送センターとして使用された。当時の本部はNHK東京放送会館(千代田区)にあった。正式竣工は1965年
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NHK放送センターの中で一番古い、1965年竣工。

西館 編集

NHK放送センター西館
 
放送センター3館(西館は左側)
情報
階数 地上8階、地下1階
着工 1965年11月
竣工 1968年5月
所在地 同上
座標 北緯35度39分53.58秒 東経139度41分50.32秒 / 北緯35.6648833度 東経139.6973111度 / 35.6648833; 139.6973111 (NHK放送センター西館)
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東館竣工後に着工。1968年に2番目の建物として竣工した。

本館(高層棟) 編集

NHK放送センター本館
 
情報
建築面積 185,194 m²
階数 地上23階、地下1階
高さ 128m[13]
着工 1970年4月
竣工 1972年10月
所在地 同上
備考 建物面積は東館、西館との合計。
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NHK放送センターで一番目立つ建物。1972年に竣工。完成後に東京放送会館(旧本部)の機能を移転させた。

NHKホール 編集

北館 編集

NHK放送センター北館
情報
建築面積 19,126 m²
階数 地上3階、地下2階
着工 1986年7月
竣工 1988年3月
所在地 同上
座標 北緯35度39分56.39秒 東経139度41分42.86秒 / 北緯35.6656639度 東経139.6952389度 / 35.6656639; 139.6952389 (NHK放送センター北館)
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1988年に竣工した。

スタジオ 編集

放送センター内には総合テレビだけでなく、Eテレやラジオや国際放送にも対応するため、テレビ番組用だけでも25のスタジオを擁しており、テレビ局が保有する数としては日本最大である。

ニュースセンター 編集

面積は約300坪。1988年3月25日完成、1989年2月6日運用開始。1999年頃にハイビジョン対応。
放送センター北館にはニュースセンターを設け、ラジオとNHKワールドTVを除く、テレビニュースの発信拠点となっている。
報道端末5300(ごーさんまるまる)が各フロアやスタジオ近くに備えられ、迅速な原稿制作に対応している。
災害等で放送センターが被害に遭い通常番組の放送が不能の場合でも、ニュースセンターは独立して稼働し、同センター内の設備のみで放送が行えるようになっている。
地震特番等ではNHK民放を問わず「○○局内の様子」として震源に近い放送局の報道部の様子が放映されることが多い[注 4]が、このニュースセンターの場合は後述するセキュリティの都合からか、そうした事態が起こっても内部の詳細が映し出されることはほとんどない[注 5](ウェブサイトで写真がアップされることはある)。こうした場合、代わりに千代田放送会館の映像がよく使われている。東日本大震災の際には、代々木公園西新宿の高層ビル街をロングショットで撮影しているカメラが激しく揺すられる様子が全国に放映された。
かつてのNC-A・NC-Bの2つのスタジオ内部は、ひとつのスタジオを間仕切りで分離する格好で取り払うこともできたが、2011年度以降はセットの大型化により、間仕切りは常に取り払われている。NC-Aの入口から入って右側に定時ニュース用のセット、左側にメイク用の簡易化粧台がある[14]。スタジオセットは時期によって小規模リニューアルか、NC-A、Bフロア全体の大規模リニューアルを行うが、リニューアルの2週間前からNC-Bフロアで放送している番組はNC-Aフロアで暫定セットを使って代替使用され、数日前には簡素な仮セットが置かれる。2008年度にはスタジオの面積を最大限活用した奥行き感のあるセットにリニューアルした。このデザインを手がけたデザイナーはNHKデザイン優秀賞を受賞。なお、この時期のみバーチャルセットが設置していなかった。2011年3月28日にスタジオセットの大規模なリニューアルが行われる予定でその前の2月に番組リニューアル告知も制作され、3月14日から約2週間に亘って放送される予定だったが、東日本大震災関連報道があった関係で例年より1か月半遅れの5月中旬に行われ、番組リニューアル告知はお蔵入りとなった。おはよう日本では2011年度からピンク色のセットやカラフルな丸いロゴを使用する予定だったが、1年延期となり、2012年度から一部変更を加えてからの使用開始となった[15]。また、衆議院参議院国政選挙統一地方選挙などの時期にはNC-Bフロアは開票速報本部として使用されるため、NC-Bで放送される番組は前後の数日間はNC-Aフロアで代替使用される。
特設ニュースや災害放送はNC-Aから総合テレビ、NHKワールド・プレミアム以外への各チャンネル(テレビ・ラジオとも)でも同時放送を行う[注 6][注 7]
運用開始前にはソウルオリンピックにおいて、総合テレビ・BSの全中継の送出とスタジオ進行で使われたほか、本運用開始に先行して、当時夕方に放送されていた『イブニングネットワーク』では、一部企画コーナーがAフロアから放送されていた。
旧ニュースセンター(報道局)は西館及び本館の5階にあり、ニュースセンターのスタジオとしては隣接して「ニューススタジオ」(定時用)「CT-510スタジオ」(「ニュースセンター9時」や「NHKモーニングワイド」などのワイドニュース用)の2つが使われていた(北館稼働前は、報道局のオフィスとこの2つのテレビスタジオを総称して「ニュースセンター」としていた)。
  • 1階 … 番組分室や手話ニュース用のスタジオ(2008年にハイビジョン対応)
    • NC-Dフロア
    Eテレ手話ニュース番組全般(『NHK手話ニュース』『NHK手話ニュース845』『週間手話ニュース』など)で使用。
    2階 … 地上波用スタジオ(NC大フロア)や取材センター・編集センター・スポーツ報道分室・映像回線センター
    副調整室は一般的な副調整設備として「送出卓」が3式(ABC)あり、番組単位(おはよう日本などの長時間番組や長時間の臨時ニュースでは時間帯単位)でA卓とB卓を適宜切り替えて使用(C卓はCフロアの駆動専用)するが、共通の送出設備として「コントローラー」と呼ばれる機材が5台あり、スーパーやCG、VTRの送出については各項目ごとに電子台本から割り当てられたコントローラーを項目担当の記者やディレクターが制御し、送出する『分散送出』という仕組みが取られている。送出卓では電子台本に沿ったコントローラーの切り替えと送出監視をしながら番組全体の進行を担うほか、コントローラーからの送出が出来ない場合のコントローラーが担う作業を代行することもある。
    • NC-AフロアおよびNC-Bフロア総合テレビ向けニューススタジオ。面積260坪(ABフロア合計)
    定時のニュース気象情報や『NHKニュース おはよう日本』『ニュースLIVE! ゆう5時[注 8]NHKニュース7[注 9]ニュースウオッチ9』『サタデーウオッチ9』『サンデースポーツ』などで使用
    1989年2月の運用開始当初は旧ニュースセンターの運用体制が踏襲され、Aフロアは主に定時ニュースで使用するガラス越しにニュースセンターの様子が見えるオープンスタイルのセットだったが、僅か2か月後にスモークで隠すようになり、1992年度からはセットで完全に塞がれた。この他Aフロアには、大型モニター[注 10]クロマキー[注 11]が設置されていた。BフロアはCT-510スタジオから移設した『NHKニュースTODAY』のセットが常設されていた。
    2011年度にそれまでの各番組ごとのスタジオセットから、海外ニュース番組にて使用されている統一性のあるスタジオセットへと大規模なリニューアルを行い[16]、2016年度に巨大モニターから湾曲モニター(NC-Bフロア奥)に変更された。更にNC-Aフロアの箇所も『ニュース7』用にリニューアル(2017年度にマイナーチェンジ)を行い、右奥に特設ニュース用セットを新設した。2018年度に3面つなぎのモニターから大画面のモニターに変更され、2019年3月18日にNC-Aフロアの箇所をリニューアルした。2021年度にはNC-Bフロアの壁に長方形のモニターを埋め込み、2022年度末にNC-Aフロアのリニューアルをした(2011年度以降の各番組はスタジオセットの電飾やキャスターテーブルなどを変えて対応。それに伴い、『ニュースLIVE!ゆう5時』『ニュースウオッチ9』『サタデーウオッチ9』は別途スタジオセットをNC-Bフロアに設置している)
    • NC-Cフロア…総合テレビ向けニューススタジオ、主に首都圏向けニュースで使用。面積130坪
    首都圏・関東甲信越向け定時ニュースや『ひるまえほっと』『首都圏ネットワーク[注 12]首都圏ニュース845』『時論公論』などで使用
    「NHKニュース」(関東甲信越枠)で使われている箇所(セット左奥)は、2014年度・2020年度に変更し、2019年3月25日にスタジオのモニターを変更した(各番組は電飾やキャスターテーブルなどを変えて対応している。『首都圏ネットワーク』のみ別途スタジオセットをセット左側に設置している)
    国政選挙・統一地方選挙投開票日にNC-Cフロアは首都圏開票速報本部として使用される。
    3階 … BS用スタジオ(NC中フロア)・BSニュースセンターやアートセンター(テロップ・CGの作成を行う)
    • BS-NC … NHK BS(旧NHK BS1)専用スタジオ(NHKワールドも一部時間帯を除き同時放送)
    BSのニュース(『BSニュース World+Biz』『国際報道20××』各番組全般など)で使用。また、総合テレビの『キャッチ!世界のトップニュース』でも使用。

ラジオセンター 編集

放送センター本館13階にある部署NHKラジオセンターから放送。(2013年4月13日 全面設備更新)
  • ニューススタジオ(定時ニュースで使用)
ラジオ第1放送、FM放送、NHKワールド・ラジオ日本(ほとんどの時間帯)で放送される。131スタジオと132スタジオの中間に位置している。
マイあさ!』、『ごごカフェ』、『Nらじ』、『NHKきょうのニュース』、『NHKジャーナル』、『文芸選評』、『ちきゅうラジオ』、『子ども科学電話相談』、『らじらー!』(土曜21-22時台)
ラジオ深夜便』(横浜発などの関東地区全てのラジオ深夜便でも使用する場合あり)、『らじるラボ』、『スポーツ中継(実況付加用)』、『らじらー!』(土曜20時台、日曜)
  • CR-133
実用化試験放送におけるデジタルラジオで使用していた。132スタジオの副調整室の隣にある。

テレビスタジオ 編集

CTスタジオは2008年にハイビジョン対応を完了。クロマキー合成対応のハイビジョンバーチャルスタジオは、CT-411・CT-414・CT-415の3カ所存在するが、CT-415はクロマキー合成専用となっている。AMFM短波(国際放送)のラジオ放送効果音など音声のみの収録で使用される場合もある。また、かつて(在京民放局本体や外部の撮影用スタジオが少なかった時期)は日本テレビ等に西館の一部スタジオを貸し出していたこともある。
また、スタジオの呼び方で、数字0まると読むほか、3桁数字の最初は、スタジオが設置されている階数を表している(例えば「CT-1XX」は1階にあるスタジオ)。
  • CT-101(350坪/1965年 運用開始/2003年度 HD設備更新、5.1サラウンド対応)
放送センターの中では一番面積が広いスタジオ。完成当時は「東洋一の広さを誇る」とも言われ、2018年現在も国内放送局では最大。最初にハイビジョン撮影に対応、日本の放送局としては初めてカメラクレーンを導入した。運用開始当初はSD設備で、後にアナログ方式のハイビジョン設備に更新された。地上波、BSを問わずあらゆるジャンルの定時番組・特集番組の生放送や収録で使用される。
NHK紅白歌合戦』、『SONGS』、『Venue101』(過去には『ステージ101』、『MUSIC JAPAN』、『爆笑オンエアバトル』のチャンピオン大会の決勝会場)などにも使用。
  • CT-102(約150坪/1965年運用開始/2011年度 更新整備 5.1chサラウンド対応)
地上波、BSを問わず各種番組での生放送や収録で使用される。運用開始当初は『スタジオ102』の生放送で使用していた。通常、ドラマでの撮影には使うことがほとんどないが、2015年放送の連続テレビ小説まれ』においては、「料理の鉄人」のオマージュである「料理の巨人」の撮影にあたり、本家を彷彿とさせる巨大セットをスタジオ内に設置して収録を行った。
  • CT-103(約100坪/1965年 運用開始/1995年 HD設備更新/2012年度 副調整室更新)
おかあさんといっしょ』を中心とした子ども番組などで使用。スタジオ上部にスタジオパーク側からスタジオ内が見える見学窓が設置されており、スタジオパークが営業していた当時は営業時間内に『おかあさんといっしょ』の収録が実施されていれば、スタジオパーク側から収録の模様が見学できるようになっていた。
  • CT-104(約100坪/1965年運用開始/4K対応)
生放送やバーチャルスタジオとしても使用。『テレビ体操』、『サラリーマンNEO』の1コーナー「テレビサラリーマン体操」『英雄たちの選択』などを収録。
  • CT-105(約200坪/1965年 運用開始)
連続テレビ小説(朝ドラ)(AK制作。放送時期は、年度の前半)などを収録。収録専用のため、生放送用の設備は設置されていない。
  • CT-106(約200坪/1965年 運用開始)
大河ドラマなどを収録。かつては撮影コントロールルーム(副調整室)が2階部分にあったが、のちにスタジオと同じフロアに移設されている。収録専用のため、生放送用の設備は設置されていない。
朝ドラと大河のスタジオが、隣同士であるため、休憩時間中には朝ドラ・大河の出演者が一緒になることがある[注 13]
  • CT-107(約70坪)
学校放送番組の収録などに使用
  • CT-108(約70坪)
NHK杯テレビ囲碁トーナメント』・『NHK杯テレビ将棋トーナメント』などに使用。
  • CT-109(約50坪/2008年HD対応)
  • CT-110(約50坪/2012年度 副調整室更新)
料理番組専用スタジオ。『きょうの料理』などで使用。
  • CT-111(約50坪)
きょうの健康』などで使用
  • CT-112(2011年度 更新整備 5.1chサラウンド対応)『Rの法則』などで使用。
  • CT-113(約150坪)
ドラマ・芸能系番組から一般情報番組まで幅広く対応できるスタジオ。『鶴瓶の家族に乾杯』、土曜ドラマなどで使用。
  • CT-114(約100坪)
あさイチ』など生放送が中心。
  • CT-200
みんなの広場ふれあいホール』内にあった公開スタジオ。『爆笑オンエアバトル』、『金曜バラエティー』、『みんなDEどーもくん!』などで使用。2020年に解体された。
ハイビジョンバーチャルスタジオ『すくすく子育て』、『週刊ブックレビュー』などで使用。
  • CT-412(約70坪/4K対応)
先人たちの底力 知恵泉』などで使用。
  • CT-413(約70坪)
BSコンシェルジュ』などで使用。
  • CT-414(約70坪)
ハイビジョンバーチャルスタジオ、語学番組などで使用。
  • CT-415(約120坪)
ハイビジョンバーチャルスタジオ、『天才てれびくん』、『クイズモンスター』などで使用。
  • CT-450(天井高2.3m/2011年度 LED照明設備全更新)
NHKスタジオパーク内にあった公開スタジオ。『スタジオパークからこんにちは』・『土曜スタジオパーク』・『ゆうどきネットワーク』、NHKラジオ第1放送の『日曜バラエティー』等の各種公開番組で使用。2020年6月末で運用終了となり閉鎖された。
  • CT-510(1968年8月 運用開始)
当初はニュースセンターのスタジオとして使用されていた(『NHKニュースワイド』、『ニュースセンター9時』、『NHKニュースTODAY』などワイドニュース番組で使用)。これとは別に定時ニュースや『7時のニュース』等で用いる「ニューススタジオ」も隣接していた(こちらはニュースセンター移転時に閉鎖)。1989年に放送センター北館が完成してニュースセンター機能が移転したことでスタジオ用途が変更され、報道・情報系番組の生放送番組を中心として使用され、大規模中継番組の制作も可能。『クローズアップ現代』、『グローバルディベートWISDOM』、『追跡AtoZ』などで使用。
  • CT-511(約100坪)
J-MELO』などで使用
  • CT-512(約70坪)
多元スタジオ。『週刊ニュース深読み』(後半の「深読み」のコーナーのみ)、『趣味の園芸』などで使用。毎年正月放送のBS2の特集番組『大逆転将棋』の対局場としても使用された。かつては『週刊こどもニュース』でも使用されていた。
  • CN-700
特殊撮影スタジオ。人形アニメーション収録、資料写真の接写等に使われている。

ラジオスタジオ(音声専用) 編集

用途・主な番組 備考
CR-300 ラジオドラマの効果音(生音)の制作で使用
CR-301 ラジオドラマの効果音(生音)の制作で使用
CR-313 スタジオパーク「ふれあいスタジオ」(公開スタジオ) 2020年運用終了
CR-350 NHKスタジオパーク内にあった公開スタジオ
かつては『歌の散歩道』で使用された。
2020年運用終了
CR-401 2012年度スタジオ更新
CR-402 ゆうがたパラダイス』などの生放送や収録で使用
CR-403
CR-404 2012年度スタジオ更新
CR-405
CR-406 主に情報番組の収録で使用
2010年12月19日にラジオ第1で特集番組『放送開始65年〜のど自慢の仲間たち』の生放送として使用された。
CR-501 主にFM放送の生放送『サンデークラシックワイド』
特集『クラシックリクエスト』等で使用。
CR-502 主にFM放送の生放送『今日は一日○○三昧』等で使用。
CR-503
CR-504
CR-505 生放送番組や音楽番組制作・トラックダウンが可能
きらめき歌謡ライブ[注 14]、『真打ち競演』、『セッション』、『ライブビート』などを生放送または収録で使用。
テレビ番組の収録でも過去に『ザ少年倶楽部』の2011年(平成23年)4月放送分も東日本大震災によるNHKホールでの公開収録中止に代わる非公開収録として使用された事例がある。
CR-506 音楽収録用スタジオ
ラジオ用音楽のほか、大河ドラマ・連続テレビ小説などのドラマ音楽、
NHKスペシャル』等の番組テーマ曲・サウンドトラックみんなのうたの楽曲の収録も行われている。
2006年(平成18年)以降の『NHK紅白歌合戦』の生演奏も、ここで行われている。
CR-509 凹凸のある壁面が特徴。面積は約570平方メートル。音楽収録のほか、ラジオの公開放送にも使われる。
過去には紅白歌合戦のオーケストラリハーサルも行われていた。
CR-601 汎用ラジオスタジオ。オーディオドラマ作成対応。 2011年度スタジオ更新
CR-602 汎用ラジオスタジオ。オーディオドラマ作成対応。 2011年度スタジオ更新
CR-605
CR-608
CR-610 NHKワールド・ラジオ日本 専用スタジオ 2012年度スタジオ更新
CR-611 NHKワールド・ラジオ日本 専用スタジオ 2012年度スタジオ更新
CR-612 NHKワールド・ラジオ日本 専用スタジオ
CR-613 NHKワールド・ラジオ日本 専用スタジオ
CR-614 NHKワールド・ラジオ日本 専用スタジオ
CR-615 NHKワールド・ラジオ日本 専用スタジオ
CR-616 NHKワールド・ラジオ日本 専用スタジオ
テレビ放送における総理記者会見の英語同時通訳のブースとしても使用されている。

運行技術・国際映像受信・国際テレビ放送専用スタジオ 編集

運行技術スタジオ
中継を主とする番組の受信や回線切り替え等を行うスタジオ
国際映像受信
国内・国際映像を衛星受信するための施設。回線センター内に設置。
国際映像の受信対応・監視・補正は、別に設置されたOP(オペレーションコーナー)1-3で行う。
国際放送専用スタジオ
日本国外向け国際放送「NHKワールド」では、国内番組用の汎用スタジオを使うこともあるが、基本的には国際放送局フロア内のスタジオから放送している。2009年(平成21年)2月には新しいテレビ国際放送専用のスタジオが放送センター本館7階に2か所新設され、本格的に運用を開始した。
用途 主な番組 備考
CU-201 運行技術
CU-203 運行技術 主に広報番組の制作で使用 約30坪
CU-204 運行技術
CU-205 運行技術
CU-206 運行技術
CU-208 運行技術
CU-213 運行技術
CU-226 運行技術
CS-301 国際映像受信 国内・国際映像を衛星受信(HD設備)
CS-302 国際映像受信 国内・国際映像を衛星受信(HD設備)
CU-555 運行技術
CU-556 運行技術
CU-557 運行技術 約5坪
CU-558 運行技術 スポーツ中継で運用 約5坪
CU-559 運行技術 スポーツ中継で運用
CS-600 国際テレビ放送用

スタジオ(SD設備)

海外安全情報』(NHKワールド・プレミアムで放送)で使われている。

以前はNHKワールドTVの英語ニュースでも使用していた。

CU-617 国際テレビ放送用

スタジオ(SD設備)

バーチャル対応スタジオ
CU-777 国際テレビ放送

主スタジオ(HD設備)

24時間対応の定時ニュース専用スタジオで、同時通訳ブースを併設。
NHKワールドTVの英語ニュース『NHK NEWSLINE』で使用。
開設時キャスター席のテーブルがアルファベットの「J」の形になっていたのが
特徴。
ガラス越しにはスタッフのデスクが見える。
2008年12月… 完成
2009年2月 … 運用開始
2012年度 …バーチャル用クレーンカメラ整備
面積は約125平方メートル

天井高2.7m

CU-778 国際テレビ放送

副スタジオ(HD設備)

主に英語による情報系番組(『ASIA 7DAYS』など)で使用される。
まれにNHKワールド・プレミアム向けの日本語による情報系番組
(『在外選挙のお知らせ』[注 15]など)で使用されることがある。
CU-777と同じ設備・機能を備えており、一方のスタジオで障害が発生した
場合は、他方のスタジオで代替することができる。
2008年12月 … 完成
2009年2月 … 運用開始
2012年7月 … ロンドン五輪ハイライト番組制作
面積は約90平方メートル

編集・ダビングスタジオ 編集

ポストプロダクション施設として、映像編集、MA(ダビング)スタジオも局内にはある。

用途・主な番組 備考
CD-513
CD-514
CD-520 HD 5.1サラウンド対応
CD-521 HD
CD-522 HD
CD-603
CP-604 番組テーマ曲等のトラックダウン専用スタジオ
CD-606
CD-607
CD-609
CD-801
CD-802
CD-803 ドラマ制作用 4K 5.1サラウンド対応スタジオ
CD-804
CD-805
CD-806 2011年度 更新
CD-807 2011年度 更新
CD-808 5.1サラウンド対応汎用ダビングスタジオ

ドキュメンタリーを主体とする構成番組を中心に使用。

石・木・タイル・コンクリートの4種類の床材が施工された効果音録音用の前室がある。

CD-809 5.1chサラウンド対応
CD-810 5.1chサラウンド対応

ドキュメンタリーを主体とする構成番組を中心に使用、効果音録音用の前室がある。

2012年度スタジオ更新
CD-811
CD-812 2012年度スタジオ更新
ECS-534 ノンリニア編集
ECS-541 ノンリニア編集
ECS-542 ノンリニア編集
ECS-543 ノンリニア編集
HVE-19 ハイブリッド編集
HVE-21 ハイブリッド編集
HVE-22 ハイブリッド編集
HVE-23 ハイブリッド編集
HVE-24 ハイブリッド編集
HVE-25 ハイブリッド編集

オーディションルーム(試写室) 編集

用途・主な番組 備考
CA-421 約77人収容。5.1サラウンド対応。

試写会・講演・制作発表記者会見、『ファミリーヒストリー』などの収録で使用。

CA-422 関係者向け試写で使用。
CA-423 同上(面積は422スタジオとほぼ同じ)
HS-010 品質管理室 制作技術センター管理
HS-402 4K試写室 2021年3月運用開始
HS-802 8K試写室 2020年12月運用開始


東京都内のスタジオ施設 編集

  • 千代田放送会館
    • CT-150(約100坪)『日曜討論』で使用。
  • 青山サテライトスタジオ(愛称 NHK@CAMPAS/2009年10月運用開始)
青山学院大学が開設した複合文化施設「青山学院アスタジオ」の1階に設置。『青山ワンセグ開発』などの収録で使用。

中継車・取材ヘリコプター 編集

中継車 編集

ナンバー 用途 備考
AH-17 HD衛星伝送対応中継車
AH-35 HD衛星伝送対応中継車
AH-36 HD衛星伝送対応中継車
AH-38 HD衛星伝送対応中継車
AH-71 8K/4K衛星伝送対応中継車
AH-72 8K/4K衛星伝送対応中継車
AM-34 HD伝送CSハンター(衛星自動追尾)対応中継車
HC-3 拡幅大型中継車
HC-4
HC-5
HC-6 中型中継車
RS-1 ロードレース(マラソン、駅伝)対応移動中継車 主に1号車として運用
RS-2 ロードレース(マラソン、駅伝)対応移動中継車 主に2号車として運用
SWC 中継番組の放送センター車として運用 片側拡幅式
4K-1 4K対応中継車
4K-2 4K対応中継車
4K-3 4K対応中継車 片側拡幅式
4K-4 4K対応中継車
4K-5 4K対応中継車 池上通信機が設計、製造を担当
SHC-1 8K対応中継車
SHC-2 8K対応中継車
SHC-3 8K対応中継車
SHC-4 8K/4K対応中継車
SA-1 22.2マルチチャンネル音響制作対応
TA-1 22.2マルチチャンネル音響制作対応
TA-2 音声支援車
R-1 ラジオカー ロードレース中継(マラソン、駅伝)で運用
EG-1 電源車
EG-2 無停電電源車 90KVA発電機搭載

ヘリコプター 編集

運航はオールニッポンヘリコプターへ委託し、新木場東京ヘリポートに駐機している。
  • JA67NH … 8K/4K伝送対応ヘリコプター
  • JA91NH … 4K伝送対応ヘリコプター
  • JA93NH … HD伝送対応ヘリコプター(AW139
  • JA94NH … 4K伝送対応ヘリコプター

放送センター内にある施設 編集

かつてあった施設 編集

ギャラリー 編集

その他 編集

  • NHK放送センターは、有事法制において、放送事業者で唯一の公共機関に指定されているNHKの中枢部であることもあり、「テロ対策」の一環として、一般公開施設のNHKスタジオパーク部分以外は詳細な館内案内図は設置されておらず、各部屋のドアにも部署名は表記されていない。その上増改築を重ねていることもあり、関係者でも建物内で迷子になってしまうことがよくある。また、テレビで放送センター内の様子を撮影する時にも、建物の詳細な構造がわからないように編集されているほか、事務フロア等のバックヤード撮影も厳しく制限されている。
  • その一方で、長きに渡って職員用の通用口では入館規制がされておらず、NHK局内へ抗議デモの集団が乱入することなどもあった(後述)。こうした事態を防ぐためか、2000年代に入ってからセキュリティゲートが設けられた。
  • 1969年 (昭和44年) 10月21日国際反戦デー当日には、6人の男が火炎瓶を投げつけながら内部へ侵入。111スタジオをバリケードを築き占拠、スタジオの機器を破壊し、約10分後に駆けつけた警察により排除された。日本で初めてテレビ局が襲撃を受けた出来事となった[19]

NHK放送センターによる放送 編集

NHK放送センター
 
 
東京都渋谷区神南にあるNHK放送センター
所在地 150-8001
総合テレビ
開局日 1953年2月1日
放送対象地域 関東広域圏
(茨城県、栃木県及び群馬県を含まない)
親局 東京 27ch (キーID 1)
Eテレ
放送対象地域 全国放送
コールサイン JOAB-DTV
親局 東京 26ch (キーID 2)
ラジオ第1
開局日 1925年7月12日
放送対象地域 関東広域圏
親局 東京 594kHz
ラジオ第2
放送対象地域 全国放送
コールサイン JOAB
親局 東京 693kHz
FM
放送対象地域 東京都
親局 82.5MHz
主な中継局
デジタルテレビ
○総合
 児玉 13ch
 平塚、小田原 19ch
 勝浦、東金 34ch
 銚子 51ch
 衛星によるセーフティネット[注 17] BS291
○Eテレ
 水戸、日立 13ch
 平塚、山方、常陸鹿島 26ch
 前橋、宇都宮 39ch
 衛星によるセーフティネット[注 17] BS292
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ここではNHK本部の組織の中で、東京都ないしは関東・甲信越へ向けた地域放送・営業活動について記す。平成までは地域放送や営業を行う「放送局」は東京都にはなく、JOAK/JOABのコールサインの下で行う地域放送はNHK本部が直接運営していたが、令和に入り1970年代までの放送局「2階建て」制復活に際し、関東甲信越を統括する放送局が必要となったことから、「首都圏局」が拠点放送局として設置された。

沿革 編集

日本のラジオ放送の第1声「JOAK こちらは東京放送局であります…」のコールを行っていたとされるのは、東京日日新聞(現・毎日新聞東京本社)の記者から転身した京田武男だったとされる。開局当初は、他業種からアナウンサーに転向したスタッフも多数いたとされている。[20]

放送局の周波数一覧 編集

(東京都にある中継局を一部含む)

テレビ局 編集

 
NHK総合のリモコンキーID
 
現在の送信所である東京スカイツリー
  • 東京(墨田送信所:2013年5月31日8時59分までは東京タワーから送信)- 水平偏波
    • 総合テレビ放送対象地域は関東広域圏(茨城県、栃木県及び群馬県を含まない)
    • Eテレ(放送区域は関東地方)
      • デジタル26ch(コールサインJOAB-DTV、出力10kW/実効輻射電力 68kW)リモコンキーID2
  • 予備(芝予備送信所)- 水平偏波
    • 総合テレビ(放送対象地域は関東広域圏(茨城県、栃木県及び群馬県を含まない)
      • デジタル27ch(コールサインJOAK-DTV、出力10kW/実効輻射電力 48kW)リモコンキーID1
    • Eテレ(放送区域は関東地方)
      • デジタル26ch(コールサインJOAB-DTV、出力10kW/実効輻射電力 49kW)リモコンキーID2

東京スカイツリー・東京タワーには、東京・渋谷の放送センターから放送の送出ができなくなった場合に大阪放送局から送出される衛星放送を受信する設備が備わっている。

デジタル放送の中継局 編集

詳しい詳細は総務省関東総合通信局公式サイト デジタル中継局開局情報 を参照

  • 東京都
    • 新島 27ch
    • 伊豆大島 35ch
    • 八丈 40ch
    • 青梅沢井 27ch
    • 八王子 27ch
    • 新島本村 27ch
    • 八王子上恩方 29ch
    • 鶴川 13ch
    • 小仏城山 35ch
その他 編集

2010年3月より、地上アナログから地上デジタルの移行放送用および地上デジタル放送難視聴地域対策として、5年間の期間限定でホワイトリストに指定された地域に限り、セーフティーネットによるNHK(総合・Eテレ)と在京民放キー局の地上波デジタル放送をBS(放送衛星)を用いてSD画質、データ放送なしでサイマル放送を行う「地デジ難視対策衛星放送」を開始。

沖縄県大東諸島のアナログ放送は東京ローカル放送を受信し、大東諸島に関する情報は字幕スーパーで補完していた。デジタル放送は沖縄本島から海底光ケーブルを経由して沖縄ローカル放送を受信している。北大東中継局南大東中継局および日本放送協会の放送形態#小笠原・大東諸島の放送事情も参照。

茨城県、山梨県、静岡県の一部ケーブルテレビ局では、それぞれの地元の放送局に加えて、放送センター(首都圏広域放送)と2局の総合テレビ(ケーブルテレビ局によってはEテレも含まれる)を再送信されているところがある。

2020年3月1日からインターネット常時同時配信のNHKプラスの試行サービスを開始した。NHKプラスのサービス開始時は南関東エリア(埼玉県・千葉県・東京都・神奈川県)向けを対象とした放送を全国に配信するため、関東・甲信越エリア向けの地域情報番組を含む放送センター制作番組が日本全国で視聴可能となっている[21]

アナログ放送 編集
総合テレビ(放送対象地域は関東広域圏) 編集
教育テレビ(放送区域は関東地方) 編集
  • 東京タワー JOAB-TV 3ch 出力50kW (減力放送時は10kW)
  • 大井町 68ch(SHF) 0.05W
  • 八王子 29ch 10W
  • 八王子上恩方 50ch 0.1W
  • 多摩 47ch 200W
  • 青梅沢井 50ch 3W
  • 青梅小曾木 51ch 0.1W
  • 奥多摩 45ch 10W
  • 波浮 51ch 0.1W
  • 新島 50ch 300W
  • 新島本村 36ch 0.1W
  • 三宅 3ch 10W
  • 八丈 3ch 30W
  • 八丈末吉 49ch 0.1W
  • 八丈洞輪沢 52ch 0.1W
  • 父島 49ch 10W(2010年6月30日廃止)
  • 母島 50ch 1W(2010年6月30日廃止)

受信環境の変化からアナログ終了以前に神津島足立保木間千駄ヶ谷、小笠原諸島の中継局などが廃局となった他、多摩、大井町はデジタルでは置局不要とされ廃止されている。また、小笠原諸島の2局ではBS放送の中継も実施していた(項目参照)。 この他、紀尾井町の現在の千代田放送会館の位置に「千代田放送所」が置かれており、テレビ放送の草創期にVHF3chで総合テレビ(開局から1959年4月5日まで)→教育テレビ(1959年4月6日から1960年5月18日まで)の送信を行っていた他、1970年12月25日から1975年4月6日にかけての期間UHFテレビジョン試験放送(JO2W-TV)をアナログ14ch、出力10kWで送信していた。UHF試験放送放送終了後も長らく予備送信所として運用され、赤坂プリンスホテル新館が近接して建設されてからはその屋上に予備送信所を移転、減力放送を行う際に運用されていた。

ラジオ局 編集

IPサイマルラジオサービス「らじる★らじる」を通じて全国で聴取が可能。「radiko」では第1放送が関東・甲信越1都9県で、FM放送が全国で聴取が可能。

  • 中波(AM放送)
    • 第1放送(※放送対象地域は関東広域圏)
    • 第2放送 - 全国放送
      • 東京(菖蒲久喜ラジオ放送所)693kHz(コールサインJOAB、出力500kW 減力放送時は250kWまたは10kW [25]
      • 父島84.6MHz(出力3W 2013年3月31日開局)[26]
      • 母島84.6MHz(出力1W 2013年3月31日開局)[27]
※東京(菖蒲久喜ラジオ放送所)からの第1放送、第2放送は宮城県の一部から愛知県の一部まで関東・甲信越を中心に約2000万世帯をカバーする[28]
※出力が高いため、関東では長らく菖蒲久喜ラジオ放送所以外に東京都直轄離島を含め中継局がなかったが、2013年3月31日に小笠原諸島の父島・母島の両地区にFM波を使用した中継局が設置された[29][30]。これにより、放送センター管轄の中波放送としては初の中継局設置が実現。
※第1放送、第2放送共用の予備送信所が埼玉県さいたま市桜区新開(しびらき)にある(新開ラジオ放送所、出力10kW[22][25])。この施設は菖蒲久喜ラジオ放送所の大掛かりなメンテナンスが行われる際、年数回の減力放送で運用される。
  • NHK-FM都域放送
    • 東京(東京都墨田区押上一丁目の東京スカイツリー[31])82.5MHz(コールサインJOAK-FM、出力7kW)[32]
      • 2012年4月22日までは東京都港区芝公園の東京タワーからの送信(出力10kW 減力放送時は1kW)だったが、移転後も東京スカイツリーの送信設備の点検整備による代替送信および送信が万が一できなくなった際に使用される予備送信所(出力はこれまでの10kWから5kWに半減)として存続される[32]
      • なおFM実用化試験放送として開局した1957年12月24日から1961年6月18日の放送までは、周波数が87.3Mc(現MHz同義)・1kWであったため、NHK総合テレビのアナログ1chとの電波干渉は起こりにくかったが[33]、1961年6月19日以後、出力増強により10kWに拡大するにあたり、電波干渉が起こることから周波数が82.5Mcに変更された[34]
    • 新島77.5MHz(出力100W)[35]
    • 八丈島82.9MHz(出力10W)[36]
    • 父島79.6MHz(出力3W 2013年3月31日開局)[37]
    • 母島79.6MHz(出力1W 2013年3月31日開局)[38]
小笠原諸島は長らく中継局がなかったためネットラジオを利用しない限り聴取不可となっていたが、2013年3月31日に父島・母島の両地区にもFM放送の中継局を設置した[29][30]

関東・甲信越における県域放送の扱い 編集

  • 総合、Eテレやラジオ第1・第2放送においては、関東・甲信越向け放送の拠点でもある。そのため、定時ニュースのローカルニュース部分は、関東・甲信越で共通のものを放送。甲信越の3県もラジオ・テレビでそれぞれローカル番組を制作する。それに対し、FM放送に関しては各放送局毎の管轄の制作となり、ローカルニュースは各放送局によって独自の内容、東京はラジオ第1と同一内容となる。ラジオ第1のコールサインは関東では東京の管轄になるが、FMのコールサインは各放送局による。
    • このため、実質的に「東京都内向け(東京都のみを対象とする番組)」という番組は2011年3月の「サンセットパーク」(FM)の終了をもって事実上なくなった[注 18]
  • 甲信越地方3県(新潟長野甲府)の各放送局は総合テレビ・ラジオ第1・FM放送で県域放送を行っている。ただし、ラジオ第1・FM放送平日5:55・6:55、土曜・日曜・祝日の5:55・6:55・7:15・11:50・12:10・18:50からは東京から放送している。また週末の一部の時間帯は「関東・山梨ブロック(東京発で1都7県をカバーするもの)」「新潟」「長野」のそれぞれの県別とに分ける場合もある。
  • FMラジオ放送は各都県単位の都県域放送となっており、東京都以外の各県それぞれに向けた独自の県域番組が放送されている。FM県域放送の対象の時間帯は、
平日7:20 - 7:25(ローカルニュース・気象情報)
土曜・日曜・祝日7:15 - 7:20(ローカルニュース・気象情報)
平日11:00 - 11:50(県域情報番組・音楽番組など)
毎日11:50 - 12:00(気象情報・交通情報) - 千葉(木・金)とさいたま(水・木・金)のみ11時からの番組に内包。
平日12:15 - 12:20(ローカルニュース・気象情報)
土曜・日曜・祝日12:10 - 12:15(ローカルニュース・気象情報)
平日18:50 - 19:00(ローカルニュースと気象情報・交通情報・局によりお知らせ)
土曜・日曜・祝日19:15 - 19:20
この他、局により11:00 - 11:50、土曜日14:00 - 18:50(それぞれ県域情報番組・音楽番組)にも放送。
NHK全国学校音楽コンクール』や全国高等学校野球選手権大会の都県予選大会・秋季関東大会などの放送に差し替える。ただし、週や時間帯によっては全国放送番組、あるいは県域放送ではなくラジオ第1と同じ「関東(甲信越)」のくくりで放送する場合の垂れ流しもある。
  • 総合テレビジョンは南関東1都3県を1エリアとする広域放送であり、東京都以外の3県には中継局のみを設置している。地上デジタル放送の開始に伴い、2004年から水戸では独自の県域放送を実施。デジタル放送への完全移行に伴い、宇都宮前橋の両局でも県域放送の実施に向けた準備を進め、2012年4月に県域放送が開始された。これにより、北関東3県はNHK総合・東京の関東広域放送の放送対象地域から外れた。なお、アナログ放送は広域放送のまま停波を迎えた。なお、衛星によるセーフティーネット(地上デジタル放送の中継局が整備されておらず難視聴になっている地域)については、全国で東京(南関東)向けの番組を配信している。
  • 長野・新潟県は地理的に北陸地方と一体化した北信越地方として扱われるものもあり、衆議院議員総選挙比例代表の北信越ブロック、高校野球の春季・秋季北信越大会など、NHK金沢放送局発の扱いで放送される番組もある。

NHK首都圏局 編集

東京本部(NHK放送センター)の中で、関東地方(首都圏)での事件・事故・話題を取材し、それに基づいたニュース・情報番組を制作する。放送でも「関東」だけでなく「首都圏」という言葉も用いる[注 19]

従来の「放送総局 首都圏放送センター」時代から自前の放送枠・番組を抱えており、首都圏(関東地方の1都6県を指す)向けのブロック放送および関東・甲信越(1都6県および山梨県・長野県・新潟県)向けの管中番組を統括する、いわば首都圏とその近接地域における拠点局的存在である(一部番組は、静岡放送局でも放送)。

「放送総局 首都圏放送センター」時代は複数の本部部局が関東・甲信越ブロックの拠点機能を分担していたため、2020年8月3日の組織改正で関東・甲信越ブロックの拠点放送局の役割を果たす「首都圏局」を設置し拠点機能を集約した[39][40]

記者ディレクタープロデューサーが所属し、立川市には多摩地域の取材拠点として「多摩支局」(旧:多摩報道室)を構えている。所属記者のスタジオ解説で、アナウンサーから「首都圏局の〇〇記者とお伝えします」などと紹介される。なお、平日午後の『列島ニュース』で12:15の関東地方向けローカルニュースが録画放送される場合は発局を「首都圏局」[注 20]と表示するほか、台風・大雨・地震などの災害時の特設ニュースで首都圏向けニュース用のスタジオに繋いで関東地方もしくは関東甲信越地方の状況を伝える場合は「首都圏局発」と表示される[注 21]

組織 編集

2023年(令和5年)4月1日より、拠点局・地方局関係なく、部制度からセンター制(一時的に採用実績有)に見直され、旧営業推進部などの部門については各センターの下に置かれた。

経営管理センター
関東甲信越地方の各放送局統括管理部門
コンテンツセンター
番組制作・技術など現業部門のみで、アナウンス部門は全員本部メディア総局アナウンス室所属、送受信技術は本部メディア総局技術局所管
視聴者リレーションセンター
地域受信料営業業務部門のみで、視聴者対応部門は本部レベルで対応

主な制作番組一覧 編集

総合テレビ 編集

2023年度。原則として関東1都6県のブロック放送。なお、首都圏局制作の関東地方・関東甲信越ブロック向けローカル番組は放送常時同時配信・見逃し番組配信サービス「NHKプラス」を通じて全国で視聴することができる[注 22]

タイトル 放送時間 差し替え等 備考
NHKニュース おはよう日本(関東甲信越) 平日 7:45 - 8:00
土曜日 7:30 - 7:59
  • 祝日を除く
  • 一部を除いて、NHKワールド・プレミアムでも放送
ひるまえ ほっと 平日 11:30 - 11:54
  • 水戸:金曜11:30 - 『いばっちゃお』
  • 新潟:金曜11:50 - 『ひるまえ伝言板』
首都圏ネットワーク 平日 18:00 - 19:00
  • 番組宣伝・お知らせの関係で18:59に終了時刻を繰り上げる場合がある。
  • 18:00 - 18:10の『ニュース』が関東地方では放送されていないため、18:25頃に全国ニュースを1 - 2項目伝えている(甲信越3県では18:00 - 18:10に裏送り送出の全国ニュースをネットした後、18:10から県域ニュース番組を放送)。
ニュース645(関東・山梨) 土日祝 18:45 - 18:59
  • 甲府:18:55 - 『ニュース・気象情報(山梨県域)』
  • 長野:18:45 - 『信州645』
  • 新潟:18:45 - 『ニュース・気象情報(新潟県域)』
  • 18:53までは、関東地方・山梨県向けに放送[注 24]
  • 18:53 - 18:55に全国の気象情報を内包(この部分のみ、関東地方・山梨県以外の一部地域でも各地域のローカルニュースに内包扱いでネットされる)。
首都圏ニュース845 平日 20:45 - 21:00 祝日と重なった場合は休止し、20:55 - 21:00に関東・甲信越地方向けの『ニュース・気象情報』を放送。
首都圏情報 ネタドリ! 金曜日 19:30 - 19:57
再放送:土曜日 11:15 - 11:42
  • 関東地方・山梨県でのみの放送[注 25]だが、土曜日午前の再放送は長野県・新潟県にもネットされる。
  • NHKワールド・プレミアムでも放送
全国放送に移行した番組 編集

終了した番組 編集

金曜日16時台
  • 週刊首都圏ニュース(2002年4月 - 2003年9月)
2003年10月から2006年3月までは「首都圏まるごと一週間」として、『首都圏ネットワーク』内で金曜日17:20頃 - 17:55頃に放送。
平日17時台
開始当初のタイトルは『ゆうどきネットワーク』。全国放送になって以降は毎週金曜日のみ大阪から放送していた。
平日18時台
平日20時台
平日昼・昼前
  • 町から村から(1962年4月 - 1974年3月)
  • 関東ネットワーク(1974年4月 - 1983年3月)
  • 関東甲信越ネットワーク(1983年4月 - 1993年3月)
  • 関東地方のおしらせ(1984年4月2日 - 1985年4月6日)月曜日 - 土曜日11:50 - 11:55に放送。
  • くらしの情報(1985年4月8日 - 1991年3月)月曜日 - 土曜日11:45 - 11:55に放送。その後時間枠拡大された。
  • ニュースセンター首都圏(1991年4月 - 1993年3月)
平日・土曜朝
  • カメラリポート(1966年4月 - 1976年4月)月曜日 - 土曜日7:20 - 7:35に放送。
  • テレビロータリー(1976年4月 - 1980年4月5日)月曜日 - 土曜日7:20 - 7:35に放送。
  • フレッシュロータリー(1980年4月7日 - 1983年4月2日)『NHKニュースワイド』に内包され、月曜日 - 土曜日7:30 - 7:45に放送。
金曜夜

テレビドラマ 編集

ラジオ第1 編集

  • 交通情報(☆印は、FMと同時放送、○印は、関東・甲信越向けの放送、●印は、全国向けの放送。時間はあくまでも目安、特設ニュースや国会中継またはスポーツ中継などで休止の場合あり)※2022年4月現在。
月 - 金曜日
  • 0:03●(年末年始のみ)
  • 1:03☆●(年末年始のみ)
  • 6:28○
  • 6:58☆○
  • 7:30(〇 祝日)
  • 7:58(〇 祝日)
  • 8:28(〇 祝日)
  • 8:58●
  • 9:28
  • 9:58○
  • 10:28
  • 11:28
  • 11:58☆/☆○(祝日)
  • 13:28
  • 13:58○
  • 14:28
  • 14:58(祝日は関東・甲信向け)
  • 15:28
  • 15:58●
  • 16:28
  • 16:58(〇 祝日)
  • 17:28
  • 17:58
  • 18:28
  • 18:58☆(平日)/☆○(祝日)
  • 19:58○
  • 20:58●
  • 21:58○
  • 23:03●(年末年始のみ)
土曜日
  • 0:03●(年末年始のみ)
  • 1:03☆●(年末年始のみ)
  • 6:28○
  • 6:58☆○
  • 7:30〇
  • 7:58○
  • 8:28○
  • 8:58●
  • 9:28○
  • 9:58○
  • 11:28
  • 11:58☆○
  • 13:58○
  • 14:58(関東・甲信向け ※大相撲中継がある時と10月~3月までの年度後期の番組編成のみ)
  • 15:58●
  • 16:28(大相撲中継内のみ)
  • 16:58○
  • 17:28
  • 17:50●(ちきゅうラジオ内)
  • 17:58
  • 18:28
  • 18:58☆○
  • 19:58○
  • 20:58●
  • 21:58○
  • 23:03●(年末年始のみ)
日曜日
  • 0:03●(年末年始のみ)
  • 1:03☆●(年末年始のみ)
  • 6:28○
  • 6:58☆○
  • 7:30○
  • 7:58○
  • 8:58●
  • 10:28
  • 11:28
  • 11:58☆○
  • 13:58○
  • 14:58(関東・甲信向け)
  • 15:58●
  • 16:28(大相撲中継内のみ)
  • 16:58○
  • 17:28
  • 17:50●(ちきゅうラジオ内)
  • 17:58
  • 18:28
  • 18:58☆○
  • 19:58○
  • 20:58●
  • 21:58○
  • 23:03●(年末年始のみ)
※「らじる★らじる」および「radiko」では番組中に割り込む時間帯(主に毎時28分)および裏送り番組とフィラー音楽に差し替えられる土日祝の11:58を除き、そのまま放送される。
※時間帯によっては、スポーツ中継(主に大相撲中継NHKプロ野球など)に被ってしまう場合がある(「らじる★らじる」および「radiko」では裏送り送出で対応しているため全国一斉放送時以外、被ることはない)。
※0:03(年末年始)、1:03(年末年始)、8:58(月曜 - 日曜・祝日・年末年始)、15:58(月曜 - 日曜・祝日・年末年始)、17:50(ちきゅうラジオ内)、20:58(月曜 - 日曜・祝日・年末年始)、23:03(年末年始)は、全国の交通情報を放送。
※夏の全国高校野球中継においては、お盆期間中には9:15・14:15・16:45・17:45前後の攻守交替時に全国の交通情報が挿入される[注 26]。また、関東地方では毎28分前後の攻守交替時に交通情報を挿入している。


過去に制作した番組

FM 編集

過去に制作した番組 編集
前者3つは各都県別の編成。「サンセットパーク」は関東・甲信越ブロックネットであった(ただし、特に南関東などで県別編成はあった)。
2011年3月にFMでの都内向けローカル番組はニュース(ラジオ第1と同時であるため「関東(甲信越)のニュース」となり「東京都内のニュース」は存在しない)以外事実上廃止となった。

首都圏局コンテンツセンター報道支局 編集

首都圏局視聴者リレーションセンター 編集

東京都に関する営業業務は、首都圏局設置までは本部営業局が直接手掛けていた。

  • 中央営業センター(放送センター内。新宿センターを統合)
  • 池袋営業センター(豊島区
  • 上野営業センター(台東区
  • 西東京営業センター(立川市、多摩支局に併設)

首都圏局設置後、2021年7月2日付で本部営業局から首都圏営業推進センターと上記営業センターが首都圏局に移され[41]、「首都圏局営業推進部」となった。

そして地域放送局のセンター制移行に伴い「視聴者リレーションセンター」に改組したが、他の拠点局に於いて行われる視聴者対応やイベント関係は引き続き本部レベルでの対応となったため、受信料関係のみの取扱いである。また拠点整理も行われ、旧上野センターが廃止され中央センターに統合された上で、出先機関の旧営業センターは「視聴者リレーションセンター」のオフィスに改組された[42]

  • 中央営業センター+上野営業センター → 首都圏局視聴者リレーションセンター 東京中央オフィス
  • 池袋営業センター → 首都圏局視聴者リレーションセンター 東京東オフィス
  • 西東京営業センター → 首都圏局視聴者リレーションセンター 東京西オフィス

情報カメラ設置ポイント 編集

NHK放送センター管轄のカメラ。

  • 放送センター本館屋上
新宿代々木公園渋谷方面。晴れて乾燥している日には富士山丹沢秩父山地が映し出されることがある
  • 放送センター西館屋上
通常は放送センター正面の渋谷区役所前交差点を撮影し、主に関東地方天気予報地震発生時に使われる。放送センターで行われている屋外イベントの様子を撮影する際にも使われる
浅草寺雷門を映す
レインボーブリッジ東京タワーが映し出される
八ツ山橋品川駅を映す。交通情報で使われることが多い
  • 渋谷駅前(地下街「しぶちか」入口屋根)
ハチ公前広場向かい、渋谷スクランブル交差点を映す[43]
駅前やバスタ新宿を低い位置から映す
JR線を低い位置から映す。おはよう日本・首都圏の交通情報や、新幹線の大幅なダイヤ乱れ・運休の際に使われることが多い
2015年3月までは午前9時のニュースのセット背景に映し出されていた
勝鬨橋が映し出される。午後6時のニュースのオープニングで見られる。
国会議事堂方面を映す
東京スカイツリー上野方面、山手線京浜東北線を映す
飛行機滑走路の様子を映す
高さ375m地点に3台設置され、都心一帯千葉埼玉方面など360度全てをカバーする
桜の開花時期には砧公園の桜並木の様子が映し出される
JR亀有駅常磐線、駅周辺を映す
新橋駅日比谷口(通称「SL広場」)を映す
葛西臨海公園東京湾東京ゲートブリッジを映す
首都高速江戸橋JCT付近を映す
JR新宿駅のホームや新宿東口の新宿アルタ前広場、靖国通り歌舞伎町交差点付近を映す
悪天候時(特に大雪)に映し出される
横田基地や東京北西部を一望できる[44]
桜の開花に合わせ、毎年3月中旬頃から季節限定で設置される

以前存在していた東京都内の施設 編集

 
愛宕山東京放送局

受信報告書に対する返信 編集

NHKでは受信報告書を送付した場合、基本的に全国で受信できて当然であるという観点からベリカードを発行することは原則として行っていない。そのため、放送センター宛に報告書を送付しても、受信報告のお礼状(ベリレターのこと。確認証を出していないという旨の説明書きがある)と、番組宣伝のポストカード(大河ドラマ、連続テレビ小説など)、NHKワールド・ラジオ日本の番組表などの資料が送られる。

ただし、中波ラジオのラジオ第1・第2放送を受信して菖蒲久喜ラジオ放送所へ報告書を出した場合は独自のベリカードを発行する場合がある(放送センター宛に報告書を送付した場合は菖蒲久喜ラジオ放送所へ一旦転送された後に当ラジオ放送所から発送する場合もある)。また衛星放送初期の頃は衛星放送局あてに送付すれば、やはり衛星放送独自のベリカード(放送衛星の図形と周波数が記載)を発行していたことがあったが、現在は衛星放送のベリカードは発行されていない。

補足 編集

  • 平日正午のニュースのうち12:15 - 12:20の首都圏ローカルニュースは、BS1で13:00から放送していた『BS列島ニュース』で時差・全国放送しているが、2011年10月以降は短縮版に限らず、通常放送でもリポートを放送するため、他の拠点局1局についてのニュースとともに放送されないことがあり、地デジ難視対策衛星放送のサービスを受けている世帯とNHKワールド・プレミアムのノンスクランブル放送を受信している世帯を除き、首都圏ローカルニュースが視聴できない日もあった。なお、『列島ニュース』開始までは平日12:15からの首都圏ローカルニュースは、正午の全国ニュースのキャスターが引き続き担当していた。ただし、1990年前後頃までは、全国ニュース担当のアナウンサーとは別にローカルニュース担当のアナウンサーが割り当てられていた。土休日は、引き続き正午の全国ニュースのキャスターが、関東ローカルニュースを担当する。
  • 国内向け同時ネット配信のNHKプラス[45]、海外向け国際放送のNHKワールド・プレミアムではNHKニュースおはよう日本、正午のニュースなどの関東(甲信越)ローカルニュースがそのまま視聴できる[注 27]
  • BS 2(廃止)は首都圏ローカルニュースも一部放送していたが、2006年4月からはローカルニュース枠はすべて番組案内スポットなど別番組に差し替えられたためすべてなくなり、BShi(廃止)も、2006年12月末でニュース番組の同時放送自体が終了したため、首都圏ローカルニュースの同時放送はすべてなくなった[注 28]。また、NHKワールドTVも、英語放送強化による番組改編で首都圏ローカルニュースの同時放送を2008年3月30日をもって全て終了した。ただし、2008年の北京オリンピック期間中はすべて部分的カットを施した時差放送となる関係から、首都圏ローカルニュースも一時的に放送された。
  • 通常「NHK首都圏」・「NHK東京」は番組等ではあまり使用しないが、毎月1日(1月のみ4日)の正午の時報直前の11:59より緊急警報放送の試験信号発射実施の場合のみ2017年度まで「NHK関東・東京」を使用していた(「今から緊急警報放送の試験信号をNHK東京から発射(放送)します」と発する)。なお、首都圏放送センター制作番組についても、制作クレジットは「NHK」(東京制作の全国放送番組と同じ)となる。しかし、地上デジタル放送・ワンセグではEPG番組表では「NHK総合(Eテレ)・東京」を表示する。なお、番組中で「NHK東京」と表示された数少ない実例としては、全国高等学校野球選手権大会(夏の大会)で1980年代末期から1990年まで各都道府県の放送局から派遣され、応援席リポートや代表校紹介を担当していた「ふるさとリポーター」の西東京・東東京代表担当アナウンサー名のクレジットがある[注 29]
  • 東京ラジオ第2放送については、東日本大震災に関連する節電のため、2011年3月19日から同年9月下旬まで、10時から16時の間送信出力を250kWに半減する減力放送が行われていた[46]
  • 2013年2月1日に放送された『テレビのチカラ「あの人が選ぶ“忘れられない名番組”」』(テレビ放送開始60周年記念番組)では、番組の最後に「JOAK-DTV NHK東京総合デジタルテレビジョンです」という東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県にしか放送しないアナウンスが、関東広域圏を含めた「全国」に放送された。

アナウンサー 編集

東京アナウンス室 編集

職制上は「メディア総局アナウンス室」が正式名称となる。

  • EA:エグゼクティブ・アナウンサー、SA:シニア・アナウンサー、CA:チーフアナウンサー

統括責任者 編集

  • 黒崎めぐみ(くろさき・めぐみ)メディア総局アナウンス室長

男性 編集

女性 編集

嘱託職 編集

男性 編集

嘱託職(過去) 編集

男性 編集

ラジオセンター 編集

職制上は「メディア総局ラジオセンター」が正式名称となる。

  • ラジオセンター所属のアナウンサーは、基本的にラジオ番組のみ出演・担当する。異動前より競馬中継を担当している稲垣秀人を除き、テレビ番組への出演は原則としてしない[注 30]
  • かつて存在した制作業務担当専門のアナウンサーについては、2010年度以降「アナウンサー」ではなく純然たる「制作担当者」として扱われるようになり、公式サイトに掲載されなくなった[注 31][注 32]
  • ただし、各種ラジオ番組のセレクション版、『NHKジャーナル』のリポート、『ラジオ深夜便』のインタビュアー、特集番組などで出演することがある。

男性 編集

女性 編集

シニアスタッフ 編集

主に午前午後の関東地方向けニュースや気象情報、かつては株式市況、気象通報も担当した。

★ことばコミュニケーションセンター所属者

男性 編集
女性 編集

過去 編集

NHK財団 放送研修センター・ことばコミュニケーションセンター出向 編集

職制上は「NHK財団 放送研修センター」が正式名称となる。

2023年4月1日付でNHK傘下の一般財団法人の再編が実施され、NHKサービスセンターなどと合併し「NHK財団」が発足した。

男性 編集

女性 編集

嘱託職 編集

男性

女性

NHKグローバルメディアサービス出向 編集

職制上は「G-media出向」が正式名称となる。

嘱託職 編集

首都圏局コンテンツセンター契約 編集

首都圏局経営管理センター管轄のNHK放送局 編集

関東甲信越地方が対象。

脚注 編集

注釈 編集

  1. ^ 2008年に『NHKスペシャル』で自ら認めている。
  2. ^ 放送センターの建物自体は阪神・淡路大震災級の地震にも耐えられる設計となっている。
  3. ^ 取引量の増大や設備の老朽化などにより、江東区豊洲新市場に移転することが決まっていた。
  4. ^ 天井近くに、吊り下げられた表札を捉えるようにスキップバックレコーダー接続のカメラが設置されている他、担当カメラマンが机の下に常備するカムコーダを直ちに引き出して収録する。これは特集番組での重要な映像資料となる。
  5. ^ 災害報道の訓練の様子や選挙開票速報の番組スポットでは映し出されるケースがある。
  6. ^ 災害放送は全チャンネル(またはBS1との)同時放送であるが、災害関連以外の特設ニュースでは総合テレビとNHKワールド・プレミアムの同時放送が基本。
  7. ^ ただ、大雨や台風などの異常気象における特設ニュースではNHKワールド・プレミアムでもすべてまたは一部時間帯で放送されず、完全に総合テレビの単独放送となる場合もある。
  8. ^ 金曜夕方の『ニュース きん5時』でも、「東京からの最新ニュース」のコーナーで『ゆう5時』の番組中盤における最新ニュースコーナーで使用するのと同じセットを使用する。
  9. ^ セット部分を気象情報や特設ニュース、『NHKニュース おはよう日本』『ニュースウオッチ9』のナレーションでも使用。
  10. ^ イブニングネットワーク』内の首都圏ローカル向けコーナー等で使用
  11. ^ 気象情報』や『NHKナイトニュース』におけるヴァーチャルスタジオ(シンセビジョン)のセットにて使用
  12. ^ セットの一部分を平日17:57(大相撲・高校野球期間中を除く)の関東甲信越地方の気象情報でも使用。
  13. ^ 2015年6月12日放送の『あさイチ・プレミアムトーク』にゲストとして出演した井上真央(同年放送の大河ドラマ『花燃ゆ』主演)が、当時放送中の朝ドラ『まれ』のヒロインで、2011年の朝ドラ『おひさま』での共演歴がある土屋太鳳とのエピソードを語っているところからこの様子が伺える。
  14. ^ 設備更新の為、2010年7月28日放送分から12月までCR-509を使用していた。
  15. ^ ただし、2012年衆議院議員総選挙の在外投票のお知らせではスタジオでなく国際放送専用(テレビ・ラジオ共用)の主調整室内で収録(放送より確認)。
  16. ^ 正確には親店舗にブランチインブランチ
  17. ^ a b c 地上デジタル放送の中継局が整備されていないなど、日本全国内の難視聴地域へ向けた対策として期間限定で開局。ただし、難視聴地域以外ではスクランブルがかかるため視聴できない。
  18. ^ FMと地上波の総合テレビので一部時間帯に県別ニュースを編成する時間があるが、東京都内向けのFMは広域放送であるラジオ第1放送と同じ「関東(甲信越)のニュース」の扱いとなるため。また年度によってNHK全国学校音楽コンクール(Nコン)東京都予選、高校野球東東京西東京両地方大会を都内向けのみで放送する場合もある。
  19. ^ 2022年度の報道番組の『NHK NEWS』へのブランド統一後、関東ローカルニュースでの項目クレジットは、『NHK(改行)首都圏(改行)NEWS』と表示される。
  20. ^ 同番組では、2023年9月8日までは「首都圏」の表示だったが、同年9月11日からは「首都圏局」の表記に変更された。
  21. ^ テレビのデータ放送も「NHK 首都圏」と表示していた。
  22. ^ 同サービスが東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県を対象とした放送を全国配信しているため。
  23. ^ 水戸局は2018年度まで放送していたが、2019年度以降、台風・大雨・地震などの災害時などは「茨城県のニュース・気象情報」として県域枠に変更して放送することがある。
  24. ^ 水戸局は大雨・台風・地震などの自然災害が発生した場合、「茨城県のニュース」として、県域枠に変更し、18:53 - 55に全国の気象情報を挟み59分で終了、または18:53まで放送する場合あり
  25. ^ ただし、北関東3県(茨城県・栃木県・群馬県)と山梨県では不定期に県域番組への差し替えがなされる場合がある。
  26. ^ この場合は、実況アナウンサーが「ではここで全国の交通情報です。日本道路交通情報センターお願いします」と呼び掛けてから日本道路交通情報センターに繋いでいる。
  27. ^ 一部はノンスクランブルで視聴できるため、配信サービス対象外の日本国内でも海外衛星放送チューナーとパラボラアンテナ(BS放送よりも大きめのサイズ)を用意することで視聴可能。
  28. ^ ただし、1980年代末期から1990年代はじめごろに、当時の早朝ニュース番組『NHKニュースワイド』→『NHKモーニングワイド』→『NHKニュース・おはよう日本』で午前7:30から7:45に放送されていた各地の基幹局<札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、広島、松山、福岡>のローカルニュースを1週間単位の週替わりローテーションで放送したことがあった。
  29. ^ 2018年の第100回大会も「ふるさとリポーター」が派遣されたが、「NHK東京」ではなく、単に「東京」とのみ表示された(東京以外の46道府県は「NHK○○放送局」と表示)。
  30. ^ 同例は民放の福井放送にもある。
  31. ^ 背景としては、これまで煩わしくなっていた「パーソナリティー」としてのアナウンサーと「制作担当者」としてのアナウンサーを分割させるねらいもあったとみられる。
  32. ^ 2011年度を最終年度とする3か年計画では、「報道・番組制作要員は増やし、技術は増加抑制、ほかは容赦なく削減」することを明確にしていた。

出典 編集

  1. ^ 小野善邦『本気で巨大メディアを変えようとした男 ――異色NHK会長「シマゲジ」・改革なくして生存なし現代書館、2009年。ISBN 9784768456071 
  2. ^ 鈴木俊一『回想・地方自治五十年』株式会社ぎょうせい、1997年、ISBN 9784324053263、p.188
  3. ^ 『東京の都市計画に携わって--元東京都首都圏整備局長・山田正男氏に聞く--』財団法人東京都新都市建設公社まちづくり支援センター、2001年、pp.104-105
  4. ^ 鈴木俊一『回想・地方自治五十年』株式会社ぎょうせい、1997年、ISBN 9784324053263、p.189
  5. ^ 山田正男『時の流れ・都市の流れ』鹿島研究所出版会、1973年、p.28
  6. ^ NHK、放送センター建て替えへ ホールなどすべて一新 朝日新聞 2010年1月13日
  7. ^ a b 首相「長時間労働是正へ実効的な対策」 衆院予算委 日本経済新聞 2016年2月15日、同3月8日閲覧。
  8. ^ a b NHK放送センターの地方移転を! 自民・後藤田氏がびっくり提言 高市総務相「地方創生への貢献も大切だ…」 産経新聞 2016年2月15日、同3月8日閲覧。
  9. ^ 慎太郎ポロリ「築地にNHK」で大波紋”. 夕刊フジ (2006年9月11日). 2007年2月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年3月19日閲覧。
  10. ^ 放送センター建替 基本計画の概要』(PDF)(プレスリリース)日本放送協会、2016年8月30日https://www.nhk.or.jp/pr/keiei/otherpress/pdf/20160830.pdf2016年9月10日閲覧 
  11. ^ 新放送センター 基本設計の概要について』(PDF)(プレスリリース)日本放送協会、2019年11月12日https://www.nhk.or.jp/pr/keiei/tatekae/pdf/sekkei_gaiyou.pdf2020年6月2日閲覧 
  12. ^ NHK 放送技術の歴史より。
  13. ^ 放送センター建替 基本計画の概要 - NHK
  14. ^ 「NHK VR 360°でみるニューススタジオ」、日本放送協会、2015年12月25日
  15. ^ 2012年度~2013年度までの公式HPにて3繋ぎモニターの背景(カラフルな色やその位置など)が本放送と異なることや、タブレットの試験運用といった内容から2011年度に運用開始予定で進めていたことが当時の公式ブログにてその趣旨が書かれていた。
  16. ^ 2010年度にNHK放送文化研究所にて『抽象化・バーチャル化するニュースのスタジオセット』を議題とし、現状のスタジオセットデザインの課題や改善案を議論した上でのリニューアルとなった。
  17. ^ 駐日韓国公館・機関 在日大韓民国民団
  18. ^ ABC Offices” (英語). オーストラリア放送協会 (2013年3月29日). 2016年8月27日閲覧。
  19. ^ 「反戦デー 学生ゲリラ相次ぐ NHK放送センターに乱入」『朝日新聞』昭和44年(1969年)10月21日夕刊、3版、1面
  20. ^ NHK放送史「アナウンサー百年百話 放送の誕生。第一声は〜アナウンサーの役割を探る〜」」(2022年4月6日生放送よりテキストでの要約)
  21. ^ 常時同時配信・見逃し番組配信サービスの開始について”. 日本放送協会(2020年1月15日作成). p. 1. 2020年3月5日閲覧。
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  32. ^ a b 無線局免許状情報(総務省)
  33. ^ 日本ラジオ博物館 日本のFM放送の始まり
  34. ^ 五味比左志~合唱とともに~ NHK-FM放送の歴史(タイムテーブル/番組表)
  35. ^ 無線局免許状情報(総務省)
  36. ^ 無線局免許状情報(総務省)
  37. ^ 無線局免許状情報(総務省)
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  39. ^ 日本放送協会2019年度業務に関する監査委員会の活動結果報告書” (PDF). 日本放送協会. 2021年7月24日閲覧。
  40. ^ 日本放送協会 第1360回経営委員会議事録”. 日本放送協会. 2021年7月24日閲覧。
  41. ^ 日本放送協会 理事会議事録 (2021年6月29日開催分)”. 日本放送協会. 2023年3月27日閲覧。
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  43. ^ R1 blog:NHKブログ|ラジオあさいちばん|渋谷スクランブル交差点のカメラ”. 2009年11月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年11月12日閲覧。
  44. ^ 平成28(2016)年度第3四半期業務報告
  45. ^ 【西田宗千佳のRandomTracking】「NHKプラス」に感じるテレビの新時代。“あたりまえ”がようやく形に AV Watch 2020年2月27日 2020年6月25日閲覧
  46. ^ 菖蒲久喜ラジオ放送所・ラジオ第2放送 減力放送について

外部リンク 編集

  •   ウィキメディア・コモンズには、NHK放送センターに関するカテゴリがあります。