寺田農

日本の俳優

寺田 農(てらだ みのり、1942年11月7日[1] - )は、日本俳優声優。身長173cm[1]血液型はB型[1]。かつてはオスカープロモーションに所属していた(2020年2月29日退所)、2020年3月25日現在は株式会社CESエンタテインメント[3] 所属。

てらだ みのり
寺田 農
生年月日 (1942-11-07) 1942年11月7日(79歳)
出生地 日本の旗 日本東京府東京市(現:東京都板橋区
身長 173 cm[1]
血液型 B型[1]
職業 俳優声優
ジャンル 舞台映画テレビドラマ
活動期間 1961年 -
配偶者 高橋紀子(1970年 - 2006年)
一般女性(2011年 - )
著名な家族 寺田政明(父)
寺田史(妹)[2]
中山仁(義弟〈妹の夫〉)
事務所 株式会社CESエンタテインメント
主な作品
テレビドラマ
青春とはなんだ
独眼竜政宗
あいつがトラブル
琉球の風
大地の子
月下の棋士
武蔵 MUSASHI
ドラゴン桜
仮面ライダーW
水戸黄門
映画
肉弾
座頭市と用心棒
ラブホテル
帝都物語
ミスミソウ
アテレコ
天空の城ラピュタ
ナレーション炎立つ
 
受賞
毎日映画コンクール
男優主演賞
1968年肉弾
ヨコハマ映画祭
主演男優賞
1985年ラブホテル
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東京府東京市板橋区(現在の東京都板橋区)出身[4]早稲田大学政治経済学部中退[4]。2008年より東海大学文学部特任教授[4]

来歴・人物編集

洋画家の父・寺田政明の長男として誕生[5]

1961年文学座附属演劇研究所に第一期生として入所[1](同期は岸田森草野大悟橋爪功樹木希林小川眞由美北村総一朗など[6])。

1965年五所平之助監督の『恐山の女』(松竹)で映画デビュー。同年には『青春とはなんだ』に橘公夫役として出演。

1968年岡本喜八監督の『肉弾』で主役、大谷直子と共演(毎日映画コンクール男優主演賞を受賞)。

1970年高橋紀子と結婚(2006年に離婚)。

1985年相米慎二監督の『ラブホテル』でヨコハマ映画祭主演男優賞を受賞。

2008年東海大学文学部特任教授に就任[4]。「現代映画論」「演劇入門」「戯曲・シナリオ論」の各科目を担当する。

2011年、一般女性と再婚[7][8]

2012年3月12日、再婚前に長く内縁関係にあった別の女性から婚約不履行を理由に慰謝料5000万円と弁護士費用500万円を求めて東京地方裁判所に提訴された(のちに和解)[8][9][10]

人物・エピソード編集

  • 弟子として面倒を見た元付き人には椎名桔平らがいる[11]。また、自らも三木のり平の付き人をしていたことがある[12]
  • 芸能界を代表する読書家としても著名[13]
  • 岡本喜八相米慎二実相寺昭雄など数多くの映画監督と親交があり、彼らの作品の常連としても知られる[14][15]
  • 大河ドラマにも数多く出演しており、中でもジェームス三木が脚本を手掛けたすべての作品に出演している[独自研究?]
  • ナレーターとしても起用が多く[16]、声優としてはスタジオジブリ作品である『天空の城ラピュタ』のムスカ大佐役で有名で、劇中のセリフは頻繁にモノマネされる[17]。しかし本人は「当時2日で録ったからほとんど覚えていなかった」とのことで、東海大学の特任教授になった際、教え子たちから「ムスカやってください」と言われ「そのキャラクターはどんな台詞があるんだい?」と聞き返したという。その後、『ラピュタ』を見直して復習し、「三つくらいなら台詞を言えるようになった」とのこと[18]
  • サッカーへの造詣が深く[19]、自ら試合でプレーするのが大好きで、芸能人サッカーチーム「ザ・ミイラ」には1980年代から所属[20]前田秀樹(元水戸ホーリーホック監督、現東京国際大学サッカー部監督)と懇意であり、Jリーグジェフユナイテッド市原・千葉の熱狂的ファンである[21]。また、釜本邦茂は早大の後輩である[19]
  • AV監督として活動していたことがある[22]
  • 若手時代は遅刻魔だったが、ある作品の撮影に遅刻した際、共演者の沢村貞子に「芝居が下手でも迷惑はかからないけど、遅刻は迷惑がかかるから、遅刻だけはしちゃダメなの。芝居は努力しても上手くなるとは限らないけど、努力したら遅刻はしなくなる」と注意されて以来遅刻をしなくなったという[23]
  • 好きな音楽はカントリーミュージックで、前述の寺田が監督したAVのタイトルもカントリーソングからきている他、学生時代は新聞記者に加えてカントリー歌手になるのが夢だったという[24][25]
  • 日本テレビ『今夜は最高!』ではマイケル・ジャクソンに扮して岩崎宏美タモリと"今夜はビート・イット"、"スリラー"を熱唱したがタモリから「歌と踊りがなければマイケルそっくり」と評された[要出典]
  • 2006年に『日本沈没』と『日本以外全部沈没』双方から出演依頼されていたが、どちらに出演するか悩んだ末に後者を選んだという。

出演編集

テレビドラマ編集

映画編集

東宝
松竹
大映
ATG
東映
日本ヘラルド
日活(にっかつ)
ディレクターズ・カンパニー
ヘラルド・エース
アルゴプロジェクト
シネカノン
ギャガ
ビターズ・エンド
彩プロ
その他

舞台編集

Vシネマ編集

Webドラマ編集

吹き替え編集

アニメーション編集

ナレーション編集

バラエティ・紀行番組編集

CM編集

監督作品編集

著書編集

関連項目編集

脚注編集

[脚注の使い方]

出典編集

  1. ^ a b c d e f 寺田農”. ドラマ部. オスカープロモーション. 2017年2月4日閲覧。
  2. ^ a b 日本テレビ『これが青春だ』『おにぎり』出演の寺田農”. 2014年7月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年3月12日閲覧。
  3. ^ 株式会社CESエンタテインメント
  4. ^ a b c d 寺田農”. KINENOTE. 2017年2月4日閲覧。
  5. ^ 「連載 あの日あの時、そして今(10) 父・寺田政明(前編)」『月刊美術』2002年7月号、実業之日本社、 78-80頁。
  6. ^ 寺田農『寺田農のみのりのナイ話』淡交社、1996a、68頁。ISBN 4-473-01433-9
  7. ^ 俳優・寺田農が30代一般女性と再婚”. オリコン (2011年9月7日). 2017年2月26日閲覧。
  8. ^ a b “ベテラン俳優“女性問題”でドロドロ法廷闘争!“女将”怒りの提訴”. zakzak. (2012年1月24日). https://www.zakzak.co.jp/smp/entertainment/ent-news/news/20120124/enn1201241133004-s.htm 2018年7月19日閲覧。 
  9. ^ “寺田農、婚約不履行で係争中の尾台あけみさんと和解”. 産経ニュース. (2013年4月25日). http://www.sankei.com/entertainments/news/130425/ent1304250008-n1.html 2017年2月26日閲覧。 
  10. ^ “尾台あけみが寺田農と和解 ブログで心境報告「新たな人生の始まり」”. オリコン. (2013年4月25日). https://www.oricon.co.jp/news/2024041/full/ 2018年7月19日閲覧。 
  11. ^ 椎名桔平 ロングインタビュー”. R25. リクルート (2007年2月15日). 2017年2月26日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2017年2月26日閲覧。
  12. ^ 寺田農 「役者もオモシロい」となった三木のり平との思い出” (日本語). NEWSポストセブン. 2019年6月10日閲覧。
  13. ^ 対談 寺田農×桜庭一樹 〈前編〉 小説に何を求め何を求めない”. 朝日新聞. 2017年2月6日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2017年2月26日閲覧。
  14. ^ 寺田農 三船敏郎さんは気遣いの人だったと振り返る” (日本語). NEWSポストセブン. 2019年6月10日閲覧。
  15. ^ 千日前で実相寺昭雄さんを語る-「ウルトラマン」監督、ゲストに寺田農さん”. なんば経済新聞. 2019年6月10日閲覧。
  16. ^ 寺田農 1996a, pp. 11–15
  17. ^ 「ラピュタ」ムスカ大佐の「目が、目がぁー!」を寺田農本人がネタに!芸人×役者の「笑×演」が大反響!”. music.jpニュース. エムティーアイ (2011年9月7日). 2017年2月26日閲覧。
  18. ^ 『風都探偵』10巻巻末インタビュー(210頁)
  19. ^ a b 寺田農 1996a, pp. 31–35
  20. ^ 寺田農『寺田農のノウ・ガキ』風塵社、1996b、96-97頁。ISBN 4-938733-23-4
  21. ^ 寺田農 1996b, p. 125
  22. ^ 続・実相寺昭雄とAV - 男のほのぼの日記:楽天ブログ” (日本語). 楽天ブログ. 2019年6月10日閲覧。
  23. ^ 寺田農 沢村貞子に優しく諭されて以来、一度も遅刻せず” (日本語). NEWSポストセブン. 2019年6月10日閲覧。
  24. ^ 池袋西口公園で「フォーク&カントリー・フェスティバル」開催” (日本語). アメリカンライフ:カントリーミュージック&ダンス&ハーレー. 2019年6月10日閲覧。
  25. ^ ミュージックポートレイト 寺田農×樹木希林”. .net.amigo. 2019年6月10日閲覧。
  26. ^ 菊川怜、5度目の松本清張ドラマは「非常に難しい」石田ひかりと初共演”. マイナビニュース (2016年3月15日). 2016年3月15日閲覧。
  27. ^ ドラマ「特命おばさん検事!花村絢乃の事件ファイル」”. ザテレビジョン. KADOKAWA (2019年). 2020年3月5日閲覧。
  28. ^ 東京ノワール キャスト”. 映画.com. 2018年7月3日閲覧。
  29. ^ 東京ノワール キャスト”. KINENOTE. 2018年7月3日閲覧。
  30. ^ 武田信虎役に寺田農 映画「信虎」”. 産経ニュース. 2019年11月20日閲覧。
  31. ^ “明日をつくった男 田辺朔郎と琵琶湖疏水”. 虫プロダクション. http://www.mushi-pro.co.jp/2010/08/%E6%98%8E%E6%97%A5%E3%82%92%E3%81%A4%E3%81%8F%E3%81%A3%E3%81%9F%E7%94%B7_%E7%94%B0%E8%BE%BA%E6%9C%94%E9%83%8E%E3%81%A8%E7%90%B5%E7%90%B6%E6%B9%96%E7%96%8F%E6%B0%B4-2/ 2016年4月26日閲覧。 
  32. ^ 天空の城ラピュタ - 文化庁メディア芸術データベース
  33. ^ NHK特集「カメラマン・サワダの戦争〜5万カットのネガは何を語るか〜」”. NHK (2021年10月26日). 2021年10月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年10月31日閲覧。
  34. ^ 巨木に神が蘇(よみがえ)る”. NHKアーカイブス. 2021年6月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年6月11日閲覧。
  35. ^ 丹羽美之 編 『NNNドキュメント・クロニクル1970-2019』 東京大学出版会、2020年、30頁。 
  36. ^ 『ロマンアルバム 銀河英雄伝説』徳間書店、1992年、116頁。雑誌61578-11。

外部リンク編集