富田 靖子(とみた やすこ、1969年昭和44年〉2月27日 - )は、日本の女優。本名および旧芸名は冨田 靖子(とみた やすこ)[1][3]神奈川県茅ヶ崎市生まれ、福岡県糟屋郡志免町出身[1][4]神奈川県立港北高等学校卒業[5][6]アミューズ所属。

とみた やすこ
富田 靖子
本名 冨田靖子
別名義 冨田靖子(旧芸名)
生年月日 (1969-02-27) 1969年2月27日(55歳)
出生地 神奈川県茅ヶ崎市
出身地 福岡県糟屋郡志免町[1]
身長 156 cm[2]
血液型 AB型[2]
職業 女優歌手
ジャンル 映画テレビドラマ舞台
活動期間 1983年 -
配偶者 岡本裕治(2007年 - 2021年
事務所 アミューズ
公式サイト 公式プロフィール
主な作品
映画
アイコ十六歳
さびしんぼう
BU・SU
茶々 天涯の貴妃
テレビドラマ
素晴らしきかな人生
毛利元就
昔の男
新・桃太郎侍
チャレンジド
853〜刑事・加茂伸之介
鈴木先生
江〜姫たちの戦国〜
あさが来た
スカーレット
未来への10カウント
舞台
『飛龍伝'90 殺戮の秋』
『赤鬼』
阿修羅城の瞳
燃えよ剣
『炎の人 ヴァン・ゴッホ小伝』
受賞
東京国際映画祭
  • 最優秀女優賞

1995年南京の基督

日本アカデミー賞
新人俳優賞
第8回アイコ十六歳
ときめき海岸物語
その他の賞
TAMA映画祭
最優秀作品賞

2015年きみはいい子
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来歴

1983年、中学在学中に映画『アイコ十六歳』のオーディションを受け、約127,000人の中からヒロインに選ばれる。同年12月に同映画でデビューし、同時に「オレンジ色の絵葉書」で歌手デビューも果たした。松下由樹宮崎ますみも同じオーディションから輩出され、この映画に出演している。監督は今関あきよし。なお、このオーディションには岡田有希子森口博子も参加していた[7]

なお、富田は子供の頃から「靖子」という名前を何となくチープに感じており、あまり好きではなかったこともあって芸名でのデビューを希望していた。そこで、所属事務所・アミューズの大里洋吉会長宅にてスタッフとともに芸名会議を開くも、結局直感的に良いと感じるものが無く本名のままデビューとなった[注 1]

デビュー作をプロデュースしていた大林宣彦監督の起用に応え、1985年の映画『さびしんぼう』に主演する。1986年には当時民営化されたばかりのNTTCMに出演。親元を離れ東京で同居する三姉妹を描いた一連のシリーズCMが製作され、その三女を演じ、後に単発テレビドラマ化され、同様に三女を演じた。1987年には市川準監督の初監督映画『BU・SU』に主演し、横浜映画祭主演女優賞・高崎映画祭ベストアイドル賞を受賞した。『さびしんぼう』はキネマ旬報ベスト・テン5位(読者選出1位)、『BU・SU』は同8位(読者選出2位)と作品的にも高い評価を受け、しかも共に一枚看板的なヒロインを務めるという恵まれたスタートを切った。

しかし、テレビの連続ドラマでは期待されたほどの視聴率が取れず、1990年代に入り深津絵里奥山佳恵ら事務所の後輩が台頭してきたこともあり、1995年の映画『南京の基督』で大胆なヘアヌードを披露し、イメージチェンジを図った。この作品で第8回東京国際映画祭最優秀女優賞を受賞。NHKは一時期、彼女のキャラクターを生かした正月特番ドラマを毎年用意するなど、重用していた時期もあった。また、毛利元就生誕500周年記念作品として製作した大河ドラマ毛利元就』においては元就の正室・美伊の方を演じ、ドラマの要(原作では主人公)を担った。

1998年からは舞台に進出し、年1本のペースで出演している。現在は主演やヒロインを務めることは少なくなったが、ベテラン脇役(母親役など)として、家庭と仕事を両立しながら活躍している。

私生活では、2006年6月 - 同年7月に放送した日本テレビシャル・ウィ・ダンス?〜オールスター社交ダンス選手権〜』でペアを組んだダンスインストラクターの岡本裕治[8]との共演がきっかけで交際に発展した[9][10]2007年6月に結婚、同年女児を出産したことを2008年に公表した(※社交ダンスに関するエピソードは後述[9][10]

2024年3月、自身のSNSにて3年前に離婚していたことを公表した[11]

人物

エピソード

楽曲に関するエピソードはシングルに記された各曲を参照。

機動戦士ガンダム

  • 1980年代に女性アイドルとしてガンダムファンをカミングアウトした数少ない人物の1人で、富田は小学生の頃から熱狂的なファンだった。2021年に寄稿したメッセージで富田は「12歳の当時、私はアムロが好きではありませんでした」と述懐したが、大人になるとその考えが変わり、「アムロは守られるべき子供でした。ホワイトベースに乗っていたみんなも、20歳未満の子供たちです。本当にショックでした」と綴っている[16]
  • シャア・アズナブルの大ファン[17][18]TBSの『テレビ探偵団』にゲスト出演した際、『ガンダム』でのシャアの登場シーンに目を輝かせた。名古屋テレビの特別番組、『機動戦士ガンダム 逆襲のシャアのすべて』に出演した時は、番組の最後に監督・富野由悠季から富田自身のサイズに合わせて製作されたシャア仕様の軍服がプレゼントされ、「コンサートでぜひ着たいなと思います」と語った。
  • トーク番組などにゲスト出演する際に、シャアへの熱い想いを語ることがある(後述)。富田は2021年に寄稿したメッセージに「赤い彗星のシャアへの想いは変わりません。静かに大熱狂してます!」と綴り、シャアへの熱い想いを改めて公言した[16]
  • 2018年11月に開催されたイベント『機動戦士ガンダムNTワールド(MOBILE SUIT GUNDAM NT WORLD)』では、自らがデザインしたガンプラ(「めぐりあい宇宙そら」)を出品している[注 6][16][19]

番組内での逸話

  • 名古屋テレビ『プレビュージョッキー』(1988年放送[注 7])で杉本純子(名古屋テレビアナウンサー(当時))と対談し、富田はシャアのファンであることを杉本に話し、『めぐりあい宇宙そら」でシャアが大写しとなる場面をカメラで撮影しようとしたことを明かした。その後、杉本から番組PRをお願いされた富田は「ガンダムってやっぱりイイ!」と話した後、「やっぱり、シャアはカッコ良かったです」と続けた。
  • 名古屋テレビ「機動戦士ガンダム 逆襲のシャアのすべて」(1988年放送[注 8])で司会を務めたが、本編の前に「私(富田)とガンダムの出逢い」(本人談より)という題でガンダムのファンになった理由を明かした[注 9]。同番組に出演したシャア・アズナブル役の池田秀一があいさつした後、富田は「私の愛するシャア・アズナブル」と語り、嬉しそうな表情を見せた。
  • NHK総合ごごナマ』(2017年9月28日放送)の「おしゃべり日和」にゲスト出演し、シャアへの熱い想いを語ろうとしたが、両院議員総会中継の関係で中断した[20][21]。この顛末はネット上で話題となり、『ねとらぼ』を運営するITmediaは「哀戦士富田靖子」と表現した[20]
  • NHK総合『あさイチ』(2019年1月25日放送)の「プレミアムトーク」にゲスト出演し、ガンダムへの熱い想いを語った[18][22]
  • NHK総合『有田P おもてなす』(2019年10月5日放送)にゲスト出演。TKOのコント「ポンちゃん」[23]に(ガンダムの)ニュータイプの話があり、富田は「あっかーん、シャアや!」と反応した[注 10]。同番組で共演したぬまっちは2021年4月にTwitterで「富田靖子さんは『逆襲のシャア』公開の事前番組で(中略)MCされてたガチ中のガチ。知る限りガンダムファンだと公言した初めての芸能人」とツイートしている[24]

藤子・F・不二雄

少女マンガ

  • 熱烈な少女マンガファンとしても知られる[18]。愛読書は高橋亮子『坂道のぼれ!』である[25]

社交ダンス

2006年に放送した『シャル・ウィ・ダンス?〜オールスター社交ダンス選手権〜』(日本テレビ)で、後に富田の夫となる岡本裕治(ダンスインストラクター)[8]と共演。予選のレッスンは1日あたり6時間以上となる日もあった。ある日、富田はダンスの練習時に岡本に振り付けの提案をし[注 11]、予選で踊るダンスのテーマを考えた。富田はこの時、「男がかっこよく見えることが女が一番素敵に見える」と語している。予選は「終わりのある恋」というテーマで社交ダンスを披露した後、富田は「先生たちの振り付けを覚えていくうちに…もしかしたらコレ、ラブストーリー?」と想像したことを話した後、「大好きラブストーリー」と続け、同番組で共演した南原清隆勝俣州和らの笑いを誘った。南原は「振り付けではなく、ストーリーから入ることがいい」と感心した。

予選は6位で通過し、富田は「極限状態」と言いながら涙した。次のダンス収録までの期間は1週間しかなかったが、富田はこの間にドラマ収録(京都)があり、それとダンスレッスン(大阪)を並行するハードスケジュールとなったため、上手く踊ることができなかった。ステップを覚えることができない富田はダンスのレッスンを一時中断し、そのステップを文章にまとめ、ダンスをする時もメモを取りながら練習した。この時も富田が振り付けを提案し、「見つめ合うのはイヤ」と話した[注 12]。ちなみに、準々決勝で踊ったダンステーマは「もう少しそばにいさせて」であったが、ダンスを終えた後、本番前日に振り付けを忘れたことを(控室で)質問された富田は「やっちゃいましたー」と焦ったが、「最後までちゃんと踊れたのがすごく(嬉しい)」と話している。

準々決勝は4位で通過し、準決勝に進出した。練習の時、岡本は「ダンスは楽しむものだよ」と言って富田をフォローしたが、富田は「楽しめるわけがない」という旨の話で返したことを準決勝進出者発表後のインタビューで明かした後、「(ダンスが)ちょっと楽しかったです」と続け、それを聞いた岡本は苦笑いした。富田は予選の審査後に「極限状態」と話すなど、プレッシャーに負けそうになったが、岡本は「楽しんでいきましょう!」と言って富田を励まし、準々決勝は笑顔で踊ることができた。準決勝もドラマ収録(京都)と並行してダンスレッスンを行ったが、このレッスンの時、富田は笑顔を見せ、練習を楽しんだ。準決勝のダンステーマは「胸はずむ初恋」であり、キューティーハニーのテーマ曲(歌:前川陽子)に合わせてジャイブを踊った[注 13]。ダンスを終えた富田は「先生(岡本)と一緒に踊るということがどれだけ素敵なことで(中略)大切なことで大変なことなのかをすごく感じた1週間でした」と話し、審査員による採点の合計点が24点となったことに驚いた。

準決勝を3位で通過した富田は決勝戦の前に「ここ(決勝戦)に居るのがウソみたい」と話し、これまでのことを振り返った。富田は決勝戦の前に受けたインタビューの後、原田泰造から届いた応援メッセージ[注 14]を聞いたが、(内容の薄さに)苦笑いした。決勝戦の前に流れたVTRで、富田は自分が変わった理由を「大阪に来れたのが良かった」と話している[注 15]。決勝戦で踊ったダンステーマは「楽しい時間ときをありがとう」であり、ダンスを終えた富田はインタビューで「(岡本)先生と踊れてすごく楽しかったです」と話したが、「日頃の練習の成果は出せなかった」という旨も話した。勝俣は「完璧すぎるんですよ、充分伝わってますよ」とフォローしたが、富田は「いや、(練習の時に)もうちょっと良かったことがありましたよね?」と岡本に聞くと、「いえ、今日が最高です」と言って富田の頑張りをほめた。富田はこの時、照れ笑いを浮かべた。決勝戦の審査員の1人、天野博文[26]は採点する前のインタビューで「上達度はナンバー1だと思います」と語している。ちなみに、決勝戦の採点は24点であった。採点結果を聞いた富田は笑顔で「ドラマの撮影現場に帰れます!これで」と言い、南原は富田の上達に驚いたことを話した。

決勝戦の出場者全員でウィンナ・ワルツを踊った後のインタビューで富田は「こんな私をここまで引っ張り上げてくださったことをとても感謝してます」と話した後、岡本は「楽しかったです。本当、ありがとうございました」と話し、富田に感謝した。富田・岡本ペアは優勝を逃したが、当番組での共演をきっかけに交際を始め、2007年6月に結婚[9][10]。同年、富田は女児を出産した。ちなみに、結婚と出産を公表したのは2008年のことである[9][10]

この番組でペアとして出場した富田と岡本の成績は下表のとおり。なお、各審査員の氏名や点数はすべて省略し、「採点」は各審査員の合計点を記した。

『シャル・ウィ・ダンス?〜オールスター社交ダンス選手権〜』(2006年放送)
に出演した富田・岡本ペアのダンステーマとその成績
ダンスの種類 富田・岡本ペアのテーマ 順位 採点
予選 チャチャチャ 終わりのある恋 6 21
準々決勝 タンゴ もう少しそばにいさせて 4 19
準決勝 ジャイブ 胸はずむ初恋 3 24
決勝 サンバ (社交ダンス)英語版 楽しい時間ときをありがとう 4 24
ウィンナ・ワルツ 4
備考
  • 富田は予選の審査員採点後のインタビューで「通知表で運動系(体育)の評価でいい評価は無かったので、すごく嬉しいです」と話した[注 16]
  • 富田・岡本ペアの練習シーンが終わるときのナレーションに「富田劇場」というフレーズがあり、そのテロップが出る[注 17]。南原は準決勝でダンスを終えた富田にこのフレーズを言うと富田は爆笑した。
  • 決勝は「(各ペアが)得意とするダンス」(※自由演目)・「ウィンナ・ワルツ」の2種目であった。なお、「ウィンナ・ワルツ」は団体競技(決勝に出場したペアが全員出場)のため、テーマ設定は無かった。

めんたいぴりり

2023年にインタビューを受けた富田は『めんたいぴりり』(2013年放送)のオファーが来た時、「最後の出張かな?」と思ってオファーを受けた[27]。この当時、富田は子育てをしていたため、「最後の出張」をテーマに芸能活動をしていた[27]。富田は同作品への出演を機に出張しないことを決断した(舞台を含む。ただし、後述するテレビ番組の一部(※対象となった番組はすべてゲスト出演)を除く)[27]。同作の撮影をする時は富田の子供を(富田の)実家に預け、撮影が行われた[27]

富田は「はじめのうちは小さなモニターを見ながら従業員全員でアフレコをしたこと」・「(撮影現場の)セットが狭く、居場所が無かったので、皆が何をしているのか一目で分かったこと」を語り、「『振り返れば誰かが居る』という環境は、家族の疑似体験を受け入れやすいと思う」と語った[27]。作品に関しては「役者同士が助け合って作り、みんなで支え合いながら作りました」と語り、結束力が生まれた切っ掛けは「役者同士が助け合って(『めんたいぴりり』を)作った」と語っている[27]

このインタビューで「今、自分が大切にしていることは何ですか?」と聞かれた富田は「"無限ではない"ということを認識しました。(中略)終活ではありませんが、自分の役者としての終わりを見据えるようになりました。だからこそ今は、"怖がらずに色々な作品に出演したい"と思っています」と話した後[28]、「"これで終わり"と思った時に後悔はすると思いますが、『たくさんやった、楽しかった』といって区切りをつけることが出来るように1つ1つの作品を楽しむと共に、"色々な方たちと仕事をしたい"と思っています」(原文ママ)と続けた[28]

出演

映画

テレビドラマ

ラジオドラマ

  • アドベンチャーロード 少女探偵に明日はない(1988年2月15日 - 19日、NHK-FM) - 吉井ミカ 役
  • 特集オーディオドラマ ’95 いつかに続く調べ(1995年11月4日、NHK-FM)[61]
  • FMシアター (NHK-FM)
    • モモと見た夢(2008年2月16日) - 鈴子 役[62]
    • 大工(2018年7月28日) - 語り[63]
    • 良い子、母になる(2020年5月9日) - 千鶴子 役[64]
    • 仮想郵便局(2020年8月29日) - カヨ 役[65]

舞台

テレビ(ドラマを除く)

音楽番組

ほか

バラエティ・情報番組ほか

  • NHK-BS2
    • リクエストで綴る にっぽんアニメ大全集(3)(1995年9月6日)
    • 真夜中の王国(1997年12月24日)
    • シネマ・パラダイススペシャル(1999年3月21日 ほか)
    • BSエンターテインメント「アメリカ・トレッキング紀行」(2002年10月8日)
  • NHK-BShi
    • 世界の絵本「少年と海」(2005年3月29日)、「ふしぎなたね」(2005年4月12日) - ともに朗読
    • 世界ふれあい街歩き(2005年4月5日 ほか) - ナレーション
  • NHK BSプレミアム(NHK BSP)
    • コントの劇場「6月号」(2013年6月28日)
    • 超入門!落語 THE MOVIE ミニ「替わり目」女房役(2023年3月17日;2017年放送の再構成)
    • 発見!体感!川紀行
      • 「世界遺産!合掌の里の冬支度 庄川紀行」(2016年1月29日) - 出演[81]
    • 発見!体感!にっぽん水紀行
      • 「夏!北アルプス きらめく湧水〜安曇野・松本〜」(2016年8月24日) - 出演[82]
      • 「水郷の城下町〜福岡 柳川〜」(2016年12月1日) - 出演[83]
      • 「祭りと人と水の都〜大阪〜」(2018年9月1日) - 出演[84]
    • ホタル前線 北上の旅〜蛍火が照らす美しき日本〜(2017年8月30日) - 出演・ナレーション[85]
  • テレビ朝日
    • 三宅裕司のおめざめマンボ(1988年2月6日)
    • 徹子の部屋(1988年8月10日、1997年12月22日、2011年11月1日)
    • クイズMONOものがたり(1988年放送)
    • ゆく年くる年(1988年12月31日 - 1989年1月1日) - 同番組(民放版)の最終回。総合司会の1人として出演
    • 素敵な宇宙船地球号(2001年12月9日、2006年8月20日) - 2001年はナレーション、2006年は出演
    • くりぃむナントカ(2005年11月28日)
    • いいはなシーサー(2008年11月28日)
    • 奇跡の地球物語〜近未来創造サイエンス(放送日は下記を参照) - 不定期ナレーション、出演(最終回(第231回)のみ)
      • 第3回「月 〜人類を操る不思議な力〜」(2009年10月18日)
      • 第7回「海 〜未知なる世界に眠る宝〜」(2009年11月15日)
      • 第28回「骨 〜幻の人類史〜」(2010年5月9日)
      • 第36回「ロボット 〜科学者がつくる未来~」(2010年7月4日)
      • 第50回「羽田空港 〜週末海外実現プロジェクト〜」(2010年10月24日)
      • 第57回「平城遷都1300年 〜大仏に隠された謎〜」(2010年12月12日)
      • 第63回「レアメタル 〜宇宙からの贈り物〜」(2011年2月13日)
      • 第76回「肌 〜なぜシワはできるのか〜」(2011年5月22日)
      • 第80回「塩の魔法 〜美味和食のひみつ〜」(2011年6月19日)
      • 第104回「刀鍛冶 〜鉄を極める日本伝統の技〜」(2011年12月11日)
      • 第231回「宇宙から見た地球 ~宇宙飛行士:野口聡一が見た地球の真の姿~ 」(2014年9月28日) - この回のみ出演(前述)
    • 二人の食卓 〜ありがとうのレシピ〜金田明夫~九州・福岡の素材にこだわったおもてなし料理」(2010年1月9日)
    • 中居正広のミになる図書館(2016年4月12日)
  • 福岡放送
    • 福岡出身タレントがつくる!!豪華テレビ 芸能界を支えているのは福岡県人だ(2015年4月26日)
  • BSフジ
    • ミ・ラ・イIII〜小さな希望たちの讃歌アンセム〜(2012年9月) - レポーター(取材先:アイスランド
ほか多数
(※1990年までは「歌のゲスト」として出演した番組も含む)

ラジオ(ドラマを除く)

アニメ

CM

下記の各CMを含む多くのテレビCMに出演したが、ナレーションを兼ねたCM・声の出演(ナレーションまたは吹き替え)のみとなったCMが混在する。一部は商品カタログなどの広告テレホンカードを含む)やラジオCMにも起用された。

ほか多数

WEBムービー

その他

受賞歴

音楽

シングル

発売日 タイトル c/w
日本コロムビア / BLOW UP
冨田靖子 名義
1st 1983年11月21日 オレンジ色の絵葉書
作詞:長谷川千津・康珍化
作曲:柴矢俊彦
編曲:大谷和夫
夢少女
唄:松下幸枝(りんりん)・伊神さかえ(ゴンベ)・三次令子(おきょん)・浅野由美(モック)・河合美佐(紅子)
作詞:小林和子
作曲:新田一郎
編曲:大谷和夫
日本コロムビア
冨田靖子名義
2nd 1984年7月21日 渚のドルフィン
作詞:松本隆
作曲:筒美京平
編曲:瀬尾一三
林檎雨
作詞:松本隆
作曲:筒美京平
編曲:瀬尾一三
日本コロムビア
富田靖子 名義
3rd 1985年2月21日 さびしんぼう
作詞:売野雅勇
作曲:Frederic Chopin
編曲:瀬尾一三
水彩画の頃
作詞:竜真知子
作曲:桐ヶ谷仁
編曲:瀬尾一三
4th 1985年7月1日 スウィート
作詞:三浦徳子
作曲:鈴木キサブロー
編曲:奥慶一
嫌いキラキラ愛してる
作詞:奥野敦子
作曲:奥野敦子
編曲:柴矢俊彦
5th 1985年11月21日 君はシンデレラ
作詞:三浦徳子
作曲:タケカワユキヒデ
編曲:矢野立美
感傷物語
作詞:吉元由美
作曲:戸田誠司
編曲:戸田誠司
6th 1986年8月21日 なんて素敵にジャパネスク
作詞:吉元由美
作曲:久保田洋司
編曲:矢野立美
ときめきアンコール
作詞:つのだひろ
作曲:つのだひろ
編曲:清水信之
7th 1987年4月21日 私だけのアンカー
作詞:川村真澄
作曲:林哲司
編曲:船山基紀
クローバー
作詞:川村真澄
作曲:林哲司
編曲:船山基紀
8th 1987年10月21日 悲しきチェイサー
作詞:川村真澄
作曲:渡辺博也
編曲:渡辺博也
センチメンタル・ヒッチハイク
作詞:川村真澄
作曲:林哲司
編曲:新川博
コーラス・アレンジ:柴矢俊彦
9th 1988年2月10日 元気ですか!?
作詞:売野雅勇
作曲:林哲司
編曲:新川博
いつかどこかで
作詞:売野雅勇
作曲:林哲司
編曲:新川博
10th 1988年7月5日 それは彼女のグッバイ
作詞:麻生圭子
作曲:柴矢俊彦
編曲:大塚修司
夢の町へ
作詞:市川森一
作曲:田村洋
編曲:山中紀昌
東芝EMI / EASTWORLD
富田靖子名義
11th 1990年11月21日 恋かくれんぼ
作詞:松井五郎
作曲:入江剣
編曲:白井良明
緑の宝石
作詞:高坂里佳
作曲:高坂里佳
編曲:白井良明

12inchシングル

発売日 タイトル 収録曲
日本コロムビア
富田靖子 名義
1st 1986年2月27日 Birthday Special
いつだってWith You
  1. ストレンジRAINに包まれて
    作詞:川村真澄
    作曲:滝沢洋一
    編曲:戸田誠司
  2. ちょっと待ってよマイ・ハート
    作詞・作曲:松宮恭子
    編曲:戸田誠司
  3. HAPPY BIRTHDAY
    作詞:富田靖子
    作曲・編曲:戸田誠司

コラボレーションシングル

名義 発売日 タイトル c/w 発売元
富田靖子 & 東京バナナボーイズ 1992年7月22日 ちきゅうのうた ちきゅうのうた (オリジナルカラオケ) マイカルハミングバード
ちきゅうのうた (インストゥルメンタル)
ちきゅうのうた (CMヴァージョン)

アルバム

オリジナル・アルバム

  • 1stアルバム以外は、全て富田靖子名義。

ミニアルバム

発売日 タイトル 収録曲
日本コロムビア
富田靖子 名義
1st 1988年7月21日 PAGE ONE
  1. P-TIME
  2. 哀しみは月にかえて
  3. それは彼女のグッバイ
  4. だんだんの悲しみ

ベストアルバム

発売日 タイトル 収録曲
日本コロムビア
富田靖子 名義
1st 1986年11月21日 少女譜
  1. 林檎雨
  2. オレンジ色の絵葉書
  3. 渚のドルフィン
  4. 夜空のララバイ
  5. さびしんぼう
  6. 恋を振り向かないで
  7. 水彩画の頃
  8. ストレンジRAINに包まれて
  9. あなただけ…今晩は
  10. 君はシンデレラ
  11. スウィート
  12. 君がいるだけで
  13. 感傷物語
  14. なんて素敵にジャパネスク
2nd 1988年12月1日 14 - 19
  1. 悲しきチェイサー (extended mix)
  2. 消えたプリンセス
  3. 元気ですか!?
  4. それは彼女のグッバイ
  5. あの日に帰りたい
  6. シナリオ① "ほんの5g"
  7. 私だけのアンカー
  8. シナリオ② "さびしんぼう"
  9. さびしんぼう
  10. シナリオ③ "アイコ十六歳"
  11. オレンジ色の絵葉書'88 (re-mix)
3rd 2010年3月3日 ゴールデン☆ベスト
  1. さびしんぼう
  2. オレンジ色の絵葉書
  3. 渚のドルフィン
  4. スウィート
  5. 君はシンデレラ
  6. ストレンジRAINに包まれて
  7. なんて素敵にジャパネスク
  8. 私だけのアンカー
  9. 悲しきチェイサー
  10. 元気ですか!?
  11. それは彼女のグッバイ
  12. 恋かくれんぼ
  13. 林檎雨
  14. 卒業という名の列車
  15. P-TIME
  16. 哀しみは月にかえて
  17. 消えたプリンセス
  18. HAPPY BIRTHDAY

ビデオ

発売日 タイトル
日本コロムビア
富田靖子 名義
1st 1985年5月21日 ふぁんたじっく わあるど
―とっても昔、大昔、昔と今とずっと先。
2nd 1986年11月1日 富田靖子的休日。 '86. 道ばたの夏[注 36]

参加作品

発売日 アーティスト 作品 参加曲 備考
1985年12月1日 嘉門達夫 哀愁の黒乳首 「ペンション」 「ヤッホー」と叫ぶ声で参加[105]

タイアップ曲

楽曲 タイアップ
オレンジ色の絵葉書 アミューズ シネマ シティ中部日本放送提供作品/日本ヘラルド映画配給『アイコ十六歳』イメージ・ソング
渚のドルフィン 松竹映画『ときめき海岸物語』主題歌
林檎雨 瀧本「スクールタイガー学生服」CMソング
さびしんぼう 株式会社 東宝映画/アミューズ・シネマ・シティ株式会社 提供作品『さびしんぼう』主題歌
ケンウッドROXY」CMソング
ちょっと待ってよマイ・ハート 明治製菓「明治チョコレート ストロベリー」CMソング
なんて素敵にジャパネスク 日本テレビ系ドラマ『なんて素敵にジャパネスク』主題歌
ときめきアンコール 明治製菓「プチクレープ」CMソング
私だけのアンカー テレビ朝日系ドラマ『やるっきゃないモン!』主題歌
クローバー テレビ朝日系ドラマ『やるっきゃないモン!』挿入歌
悲しきチェイサー TBS系ドラマ『赤ちゃんに乾杯!』挿入歌
元気ですか!? JR四国「どっきん四国」CMソング
それは彼女のグッバイ 日興證券中期国債ファンド」CMソング
夢の町へ NHK銀河テレビ小説悲しみだけが夢をみる』主題歌
恋かくれんぼ TBS系アニメ『三丁目の夕日』オープニングテーマ
緑の宝石 TBS系アニメ『三丁目の夕日』エンディングテーマ
ちきゅうのうた カルビーかっぱえびせん」CMソング

脚注

注釈

  1. ^ この時挙がった芸名案には「そうりょうあさみ」「ひがしあかね」「ゆのきあさこ」「にったとも」など10点ほどがあった[3]
  2. ^ 日本映画レトロスペクティブ『BU・SU』(日本映画専門チャンネル)のトークコーナーで語った(※初回放送は2013年9月13日)。
  3. ^ 薬師丸とは過去に『夜のヒットスタジオDELUXE』(1985年8月7日放送)で歌手として共演したことがあり、同番組内のオープニングトークで薬師丸と握手を交わしている(※同コーナー時は、富田の真後ろに薬師丸が居た)。
  4. ^ (※『機動戦士ガンダム 逆襲のシャアのすべて』(名古屋テレビ)のオープニングトークより)
  5. ^ 加地がプロデュースする番組『アメトーーク!』に出演した際、「私は6組で加地君は5組」と述べている[15]
  6. ^ 富田は同作品に"「ガンプラのデザインをする!!」こんな日がくるなんて驚きです。ありがとうございます!一番好きな作品「めぐりあい宇宙そら」のラストのガンダムをイメージしています。当時は「赤い彗星のシャア」の熱烈なファンでした(笑)"というコメント(原文ママ)を寄せている(※最初はザク指揮官用ザクII(S型))を予定していたが、シャアの顔しか思い浮かばず、断念した経緯がある)。
  7. ^ (『機動戦士ガンダム 逆襲のシャアのすべて』(同局)のすぐ前に放送したミニ番組)
  8. ^ (『プレビュージョッキー』(同局)のすぐ後に放送した30分番組)
  9. ^ (兄が『ガンダム』を見ている様子を物陰から富田と妹が見た。それを続けていると富田は『ガンダム』に魅了され、同作のファンになった。その後も『ガンダム』を見続けると、知らない間にシャアのファンになった。ちなみに、富田が初めて見た映画も『ガンダム』であった(先述)。富田はこの件を振り返り、「大きなものを与えてもらったような感じです」と感想を述べた)
  10. ^ ぬまっちシャアのものまね芸人)と若井おさむアムロのものまね芸人)が出演し、『機動戦士ガンダム』の名シーンを再現した(※第43話(最終話)「脱出」(1980年1月26日放送)より))
  11. ^ (※富田は「こういう仕事(女優)なのであれなんですけど」と岡本に話した後、振り付けを提案している)
  12. ^ (※準々決勝のダンスが終わるときに「富田と岡本が見つめ合うシーン」がある)
  13. ^ (※富田はキューティーハニーを模した衣装でダンスを踊っている)
  14. ^ (※VTRのはじめは、原田の足もとしか映らない)
  15. ^ (※元々の練習場所は東京。富田が出演するドラマ収録を京都で行うため練習場所を大阪に変更し、他のダンス生徒と一緒に練習した)
  16. ^ (※練習初日のレッスンVTR内に「ナチュラルターンをするタイミングを誤ってしまい、回ることができないシーン」と「リバースターンをして足のバランスを崩してしまうシーン」がある)
  17. ^ (※予選は「女優富田靖子劇場」、準々決勝は「富田靖子劇場」と表記)
  18. ^ a b 同時期にこの2作品で田中哲司と夫婦役を演じた。
  19. ^ (※『さびしんぼう (映画)』のパロディコント、『くいしんぼう』や『黒蜥蜴』のパロディコント、『黒孔雀』などに出演。なお、『黒孔雀』には当時のマネージャーも出演した)
  20. ^ (※同番組で青春映画特集のコーナーが組まれ、富田はVTRで(この中継に出演したきくち教児堀田あけみに)その当時の思い出話を語った。なお、同番組の中継先は『アイコ十六歳』の主演、三田アイコの自宅として撮影された民家の屋根の上だった)
  21. ^ ※1987年10月10日は番組対抗戦(「赤ちゃんに乾杯チーム」で出演)。
  22. ^ (※1987年10月24日 - 1988年5月21日は「歌のコーナー」を兼ねてゲスト出演、1988年6月18日 - 1989年9月16日は「ゲスト枠」(歌なし)で出演)
  23. ^ ※1990年1月3日は新春特番(「テレビ探偵団・豪華版 もっと見せろ!懐かし番組 怒りのリクエスト大会」)として放送。
  24. ^ ※1987年11月9日に放送した「テレフォンショッキング」にゲスト出演した富田ははとバスバスガイド制服で出演し、タモリのリクエストに応えて銀座のガイド案内を実演した(※富田はこの当時、ドラマ『赤ちゃんに乾杯!』(TBS)でバスガイド役を演じていた)。
  25. ^ 富田はペンションオーナー(役:石橋貴明)に失恋したことを打ち明ける。その後、回想シーンで富田が出演したNTTのテレビCMのパロディコントが流れる。
  26. ^ ※同番組に出演するため、原付免許を取得[87][88]
  27. ^ (※番組内ではイスに座ってトークした。各出演者の席は正面左から富野、古谷、富田(司会)、池田、川村)
  28. ^ (ナレーション兼任。右下に「アイコ十六歳 主演 冨田靖子」というテロップが出るシーンがある)
  29. ^ (CMソングは富田靖子「硝子の翼」(4thアルバム『あさき夢みし』収録曲)。当曲は同年に放映したヴァルテザール(同社のアイスケーキ専門店)「愛(アイ)スクリーム」のテレビCMにも使用された)
  30. ^ (※『サッポロ一番』ブランド各商品の個別宣伝ではなく、同ブランドの各商品(しょうゆ味みそラーメン塩らーめん)をまとめて宣伝したため、「サッポロ一番」と表記した)
  31. ^ (※ファミリーコンピュータを用いた株式投資システムの愛称)
  32. ^ 保母役で出演。2パターンが制作され、うち1つは共演した安達祐実(園児役)に「あれで26よ」とツッコまれる(※「26」は放映当時の富田の実年齢)。
  33. ^ ※「私、靖子さん」または「私は靖子」というセリフが入るバージョンもある。
  34. ^ 滋賀県甲賀市に本社を置くケーブルテレビ局あいコムこうかでは同ムービーを番組として放送したことがある。2022年9月のコミュニティチャンネル(11ch)番組表”. あいコムこうか (2022年8月29日). 2023年4月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年4月30日閲覧。 “(※YouTubeでの動画公開及びケーブルテレビでの放送は終了しています)”
  35. ^ 『映画の賞事典』では、対象作品が『ときめき海岸物語』となっているが、公式サイトの『アイコ16歳』を採用した[98]
  36. ^ 和歌山県白浜町大塔村(現在の田辺市)をロケ地とした作品で、デビット・グラネッチ(子役)と共演する。同作品には富田川橋梁(紀勢本線)や白浜町立富田小学校の木造校舎などが映る。

出典

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参考文献

  • 日外アソシエーツ 編『映画の賞事典』日外アソシエーツ・紀伊國屋書店(発売)、2009年12月25日。ISBN 978-4-8169-2223-7 

外部リンク