アカデミー国際長編映画賞

アメリカの映画芸術科学アカデミーの映画賞の部門のひとつ

アカデミー国際長編映画賞Academy Award for Best International Feature Film)、従来の名称でアカデミー外国語映画賞(Academy Award for Best Foreign Language Film)は、アカデミー賞の中の一つ。アメリカ以外の映画で、外国英語以外の言語)の映画のための賞。アカデミー賞の他の賞とは違い、アメリカ国内で上映されている必要はない。

アカデミー国際長編映画賞
受賞対象 優れた外国語映画
会場 カリフォルニア州ロサンゼルスハリウッドドルビー・シアター
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
授与者 映画芸術科学アカデミー
初回 1956年
最新回 2019年
最新受賞者パラサイト 半地下の家族』(大韓民国の旗 韓国)選出)
公式サイト https://www.oscars.org/

外国語映画の表彰は、1947年度から1949年度にかけては「特別賞」の一つとして、1950年から1955年度(1953年度は表彰なし)にかけては「名誉賞」の一つとして行われ、1956年度の第29回から他の賞と同じくノミネート方式の「外国語映画賞」という単独の賞になった。

2006年度の第79回には単独の賞になって50周年を迎え、日本の渡辺謙とフランスのカトリーヌ・ドヌーヴが非英語圏俳優代表として壇上に立ち、これまでの受賞作の歴史を紹介した。

2019年度の第92回から、「国際的な映画製作環境において、“外国語”という言い方はもう時代遅れではないか」との懸念から、名称をアカデミー国際長編映画賞に変更することが、アカデミーによって発表された[1][2][3]。なお、候補作選定にかかるルール変更は特にない。

受賞までの流れ編集

各国から出品編集

毎年各国から1作品だけ出品できる。

出品条件は、制作された国で前年の10月からその年の9月の間に初公開され、少なくとも7日連続で35ミリもしくは70ミリフィルムで劇場にて商業上映された作品であること。アメリカ合衆国国内で上映されている必要はない。作品の適性など何らかの問題が生じた場合は「映画芸術科学アカデミー」が最終決定をする。

日本からの出品作は、日本映画製作者連盟が選考している。

ノミネート選考編集

世界各国から出品された作品は、アカデミー賞を審査する「映画芸術科学アカデミー」によって厳選される。第79回(2006年度)からはノミネート発表一週間前に最終候補9作品が発表され、そのうちの5作品が本選にノミネートされるという形式になった。

受賞選考編集

アカデミーによる上映会が行われ、5本すべての本選ノミネート作品を見たアカデミー会員のみによって投票が行われる。そして、最も多くの票を集めた作品に外国語映画賞が授与される。

受賞・ノミネート作品編集

1940年代編集

特別賞編集

1950年代編集

名誉賞編集

外国語映画賞編集

年度 作品名 監督 選出国
1956年
(第29回)
フェデリコ・フェリーニ   イタリア
居酒屋 ルネ・クレマン   フランス
ビルマの竪琴 市川崑   日本
Der Hauptmann von Köpenick ヘルムート・コイトナー   西ドイツ
Qivitoq エリック・バーリン   デンマーク
1957年
(第30回)
カビリアの夜 フェデリコ・フェリーニ   イタリア
脱出地点 アルネ・スコーウェン   ノルウェー
リラの門 ルネ・クレール   フランス
Nachts, wenn der Teufel kam ロバート・シオドマク   西ドイツ
Mother India Mehboob Khan   インド
1958年
(第31回)
ぼくの伯父さん ジャック・タチ   フランス
一年の長い道 ジュゼッペ・デ・サンティス   ユーゴスラビア
いつもの見知らぬ男たち マリオ・モニチェリ   イタリア
Helden フランツ・ペーター・ヴィルト   西ドイツ
La Venganza フアン・アントニオ・バルデム   スペイン
1959年
(第32回)
黒いオルフェ マルセル・カミュ   フランス
戦争・はだかの兵隊 マリオ・モニチェリ   イタリア
ベルンハルト・ヴィッキ   西ドイツ
Paw アストリド・ヘニング・イェンセン   デンマーク
Dorp aan de rivier フォンス・ラデメーカーズ   オランダ

1960年代編集

年度 作品名 監督 選出国
1960年
(第33回)
処女の泉 イングマール・ベルイマン   スウェーデン
真実 アンリ=ジョルジュ・クルーゾー   フランス
ゼロ地帯 ジッロ・ポンテコルヴォ   イタリア
第9女収容所 フランツェ・シュティグリッツ   ユーゴスラビア
Macario ロベルト・ガバルドン   メキシコ
1961年
(第34回)
鏡の中にある如く イングマール・ベルイマン   スウェーデン
永遠の人 木下惠介   日本
価値ある男 イスマエル・ロドリゲス   メキシコ
Harry og kammertjeneren ベント・クリステンセン   デンマーク
Plácido ルイス・ガルシア・ベルランガ   スペイン
1962年
(第35回)
シベールの日曜日 セルジュ・ブールギニョン   フランス
エレクトラ マイケル・カコヤニス   ギリシャ
サンタ・バルバラの誓い アンセルモ・ドゥアルテ   ブラジル
祖国は誰れのものぞ ナンニ・ロイ   イタリア
Tlayucan ルイス・アルコリサ   メキシコ
1963年
(第36回)
8 1/2 フェデリコ・フェリーニ   イタリア
古都 中村登   日本
バルセロナ物語 フランシスコ・ロヴィラ・ベレタ   スペイン
水の中のナイフ ロマン・ポランスキー   ポーランド
夜霧のしのび逢い ヴァシリ・ジョルジアデス   ギリシャ
1964年
(第37回)
昨日・今日・明日 ヴィットリオ・デ・シーカ   イタリア
シェルブールの雨傘 ジャック・ドゥミ   フランス
砂の女 勅使河原宏   日本
Kvarteret Korpen ボー・ヴィーデルベリ   スウェーデン
Sallah Shabati エフライム・キション   イスラエル
1965年
(第38回)
大通りの店 ヤン・カダール
エルマール・クロス
  チェコスロバキア
ああ結婚 ヴィットリオ・デ・シーカ   イタリア
怪談 小林正樹   日本
歓び ラーシュ=マグヌス・リンドグレン   スウェーデン
To Homa vaftike kokkino ヴァシリ・ジョルジアデス   ギリシャ
1966年
(第39回)
男と女 クロード・ルルーシュ   フランス
アルジェの戦い ジッロ・ポンテコルヴォ   イタリア
太陽の王子ファラオ イェジー・カヴァレロヴィチ   ポーランド
ブロンドの恋 ミロス・フォアマン   チェコスロバキア
Tri アレクサンドル・ペトロヴィッチ   ユーゴスラビア
1967年
(第40回)
厳重に監視された列車 イジー・メンツェル   チェコスロバキア
恋は魔術師 フランシスコ・ロヴィラ・ベレタ   スペイン
ジプシーの唄をきいた アレクサンドル・ペトロヴィッチ   ユーゴスラビア
智恵子抄 中村登   日本
パリのめぐり逢い クロード・ルルーシュ   フランス
1968年
(第41回)
戦争と平和 セルゲーイ・ボンダルチューク   ソビエト連邦
火事だよ!カワイ子ちゃん ミロス・フォアマン   チェコスロバキア
結婚大追跡 マリオ・モニチェリ   イタリア
夜霧の恋人たち フランソワ・トリュフォー   フランス
A Pál-utcai fiúk ゾルタン・ファブリ   ハンガリー
1969年
(第42回)
Z コスタ・ガヴラス   アルジェリア
カラマーゾフの兄弟 イワン・プイリエフ
ミハイル・ウリヤーノフ
キリール・ラヴロフ
  ソビエト連邦
ネレトバの戦い ヴェリコ・ブライーチ   ユーゴスラビア
モード家の一夜 エリック・ロメール   フランス
Ådalen '31 ボー・ヴィーデルベリ   スウェーデン

1970年代編集

年度 作品名 監督 選出国
1970年
(第43回)
殺人捜査 エリオ・ペトリ   イタリア
哀しみのトリスターナ ルイス・ブニュエル   スペイン
初恋 マクシミリアン・シェル   スイス
ホア・ビン ラウール・クタール   フランス
Paix sur les champs Jacques Boigelot   ベルギー
1971年
(第44回)
悲しみの青春 ヴィットリオ・デ・シーカ   イタリア
移民者たち ヤン・トロエル   スウェーデン
チャイコフスキー イーゴリ・タランキン   ソビエト連邦
どですかでん 黒澤明   日本
Ha Shoter Azulai エフライム・キション   イスラエル
1972年
(第45回)
ブルジョワジーの秘かな愉しみ ルイス・ブニュエル   フランス
A zori zdes tikhie スタニスラフ・ロストツキー   ソビエト連邦
Ani Ohev Otach Rosa モーシェ・ミズラヒ   イスラエル
Mi querida señorita ハイメ・デ・アルミニャン   スペイン
Nybyggarna ヤン・トロエル   スウェーデン
1973年
(第46回)
映画に愛をこめて アメリカの夜 フランソワ・トリュフォー   フランス
ルトガー・ハウアー/危険な愛 ポール・バーホーベン   オランダ
Der Fußgänger マクシミリアン・シェル   西ドイツ
Ha Bayit Berechov Chelouche モーシェ・ミズラヒ   イスラエル
L'Invitation クロード・ゴレッタ   スイス
1974年
(第47回)
フェリーニのアマルコルド フェデリコ・フェリーニ   イタリア
遠雷 イェジー・ホフマン   ポーランド
ルシアンの青春 ルイ・マル   フランス
La Tregua Sergio Renán   アルゼンチン
Macskajáték カーロイ・マック   ハンガリー
1975年
(第48回)
デルス・ウザーラ 黒澤明   ソビエト連邦
女の香り ディーノ・リージ   イタリア
サンダカン八番娼館 望郷 熊井啓   日本
約束の土地 アンジェイ・ワイダ   ポーランド
Actas de Marusia ミゲル・リッティン   メキシコ
1976年
(第49回)
ブラック・アンド・ホワイト・イン・カラー ジャン=ジャック・アノー   コートジボワール
嘘つきヤコブ フランク・バイヤー   東ドイツ
さよならの微笑 ジャン=シャルル・タケラ   フランス
セブン・ビューティーズ リナ・ウェルトミューラー   イタリア
夜と昼 イェルゼイ・アンツァック   ポーランド
1977年
(第50回)
これからの人生 モーシェ・ミズラヒ   フランス
イフゲニア マイケル・カコヤニス   ギリシャ
サンダーボルト救出作戦 メナハム・ゴーラン   イスラエル
特別な一日 エットレ・スコーラ   イタリア
欲望のあいまいな対象 ルイス・ブニュエル   スペイン
1978年
(第51回)
ハンカチのご用意を ベルトラン・ブリエ   フランス
ガラスの独房 ウォルター・ニューマン   西ドイツ
黒い耳の白い犬 スタニスラフ・ロストツキー   ソビエト連邦
新怪物たち マリオ・モニチェリ
ディーノ・リージ
エットーレ・スコラ
  イタリア
ハンガリアン ゾルタン・ファブリ   ハンガリー
1979年
(第52回)
ブリキの太鼓 フォルカー・シュレンドルフ   西ドイツ
ありふれた愛のストーリー クロード・ソーテ   フランス
ヴィルコの娘たち アンジェイ・ワイダ   ポーランド
ベニスを忘れるため フランコ・ブルザーティ   イタリア
ママは百歳 カルロス・サウラ   スペイン

1980年代編集

年度 作品名 監督 選出国
1980年
(第53回)
モスクワは涙を信じない ウラジミール・メニショフ   ソビエト連邦
エル・ニド ハイメ・デ・アルミニャン   スペイン
影武者 黒澤明   日本
コンフィデンス/信頼 イシュトヴァン・サボー   ハンガリー
終電車 フランソワ・トリュフォー   フランス
1981年
(第54回)
メフィスト イシュトヴァン・サボー   ハンガリー
鉄の男 アンジェイ・ワイダ   ポーランド
泥の河 小栗康平   日本
Das Boot ist voll Markus Imhoof   スイス
Tre fratelli フランチェスコ・ロージ   イタリア
1982年
(第55回)
Volver a empezar ホセ・ルイス・ガルシ   スペイン
アルシノとコンドル ミゲル・リッティン   ニカラグア
解任 ユーリー・ライズマン   ソビエト連邦
Coup de torchon ベルトラン・タヴェルニエ   フランス
Ingenjör Andrées luftfärd ヤン・トロエル   スウェーデン
1983年
(第56回)
ファニーとアレクサンデル イングマール・ベルイマン   スウェーデン
女ともだち ディアンヌ・キュリ   フランス
カルメン カルロス・サウラ   スペイン
ル・バル エットレ・スコーラ   アルジェリア
Jób lázadása Imre Gyöngyössy
Barna Kabay
  ハンガリー
1984年
(第57回)
La Diagonale du fou リシャール・デンボ   スイス
カミーラ マリア・ルイサ・ベンベルグ   アルゼンチン
Me'Ahorei Hasoragim Uri Barbash   イスラエル
Sesión continua ホセ・ルイス・ガルシ   スペイン
Voenno-polevoy roman ピョートル・トドロフスキー   ソビエト連邦
1985年
(第58回)
オフィシャル・ストーリー ルイス・プエンソ   アルゼンチン
赤ちゃんに乾杯 コリーヌ・セロー   フランス
パパは、出張中! エミール・クストリッツァ   ユーゴスラビア
連隊長レドル イシュトヴァン・サボー   ハンガリー
Bittere Ernte アニエスカ・ホランド   西ドイツ
1986年
(第59回)
追想のかなた フォンス・ラデメーカーズ   オランダ
アメリカ帝国の滅亡 ドゥニ・アルカン   カナダ
スイート・スイート・ビレッジ イジー・メンツェル   チェコスロバキア
ベティ・ブルー/愛と激情の日々 ジャン=ジャック・ベネックス   フランス
38 – Auch das war Wien Wolfgang Glück   オーストリア
1987年
(第60回)
バベットの晩餐会 ガブリエル・アクセル   デンマーク
さよなら子供たち ルイ・マル   フランス
ホワイトウイザード ニルス・ガウプ   ノルウェー
ラ・ファミリア エットレ・スコーラ   イタリア
Asignatura aprobada ホセ・ルイス・ガルシ   スペイン
1988年
(第61回)
ペレ ビレ・アウグスト   デンマーク
仮面の中のアリア ジェラール・コルビオ   ベルギー
サラーム・ボンベイ! ミーラー・ナーイル   インド
神経衰弱ぎりぎりの女たち ペドロ・アルモドヴァル   スペイン
ハヌッセン イシュトヴァン・サボー   ハンガリー
1989年
(第62回)
ニュー・シネマ・パラダイス ジュゼッペ・トルナトーレ   イタリア
いつでも夢を ハコボ・モラレス   プエルトリコ
カミーユ・クローデル ブルーノ・ニュイッテン   フランス
追想のワルツ カスパル・ロストルップ   デンマーク
モントリオールのジーザス ドゥニ・アルカン   カナダ

1990年代編集

年度 作品名 監督 選出国
1990年
(第63回)
ジャーニー・オブ・ホープ ザヴィアー・コラー   スイス
シラノ・ド・ベルジュラック ジャン=ポール・ラプノー   フランス
宣告 ジャンニ・アメリオ   イタリア
菊豆 チャン・イーモウ   中国
ナスティ・ガール ミヒャエル・セントフレーベン   ドイツ
1991年
(第64回)
エーゲ海の天使 ガブリエレ・サルヴァトレス   イタリア
紅夢 チャン・イーモウ   イギリス領香港
春にして君を想う フリドリック・トール・フリドリクソン   アイスランド
Obecná škola ヤン・スヴェラーク   チェコスロバキア
Oxen スヴェン・ニクヴィスト   スウェーデン
1992年
(第65回)
インドシナ レジス・ヴァルニエ   フランス
ウルガ ニキータ・ミハルコフ   ロシア
Un lugar en el mundo アドルフォ・アリスタライン   ウルグアイ[注釈 1]
Deans ステイン・コーニンクス   ベルギー
Schtonk! ヘルムート・ディートル   ドイツ
1993年
(第66回)
ベルエポック フェルナンド・トルエバ   スペイン
青いパパイヤの香り トラン・アン・ユン   ベトナム
ウェディング・バンケット アン・リー   台湾
さらば、わが愛/覇王別姫 チェン・カイコー   イギリス領香港
Hedd Wyn ポール・ターナー   イギリス
1994年
(第67回)
太陽に灼かれて ニキータ・ミハルコフ   ロシア
苺とチョコレート トマス・グティエレス・アレア
フアン・カルロス・タビオ
  キューバ
カストラート ジェラール・コルビオ   ベルギー
恋人たちの食卓 アン・リー   台湾
ビフォア・ザ・レイン ミルチョ・マンチェフスキー   北マケドニア
1995年
(第68回)
アントニア マルレーン・ゴリス   オランダ
愛の四重奏 ファビオ・バレット   ブラジル
あこがれ美しく燃え ボー・ヴィーデルベリ   スウェーデン
明日を夢見て ジュゼッペ・トルナトーレ   イタリア
Poussières de vie ラシッド・ブシャル   アルジェリア
1996年
(第69回)
コーリャ 愛のプラハ ヤン・スヴェラーク   チェコ
コーカサスの虜 セルゲイ・ボドロフ   ロシア
シェフ イン ラブ ナ・ジョルジャーゼ   ジョージア
聖なる日の裏側 ベリ・ネスハイム   ノルウェー
リディキュール パトリス・ルコント   フランス
1997年
(第70回)
キャラクター/孤独な人の肖像 マイク・ファン・ディム   オランダ
パパってなに? パーヴェル・チュフライ   ロシア
ビヨンド・サイレンス カロリーヌ・リンク   ドイツ
O Que É Isso, Companheiro? ブルノ・バヘット   ブラジル
Secretos del corazón モンチョ・アルメンダリス   スペイン
1998年
(第71回)
ライフ・イズ・ビューティフル ロベルト・ベニーニ   イタリア
運動靴と赤い金魚 マジッド・マジディ   イラン
セントラル・ステーション ウォルター・サレス   ブラジル
タンゴ カルロス・サウラ   アルゼンチン
El Abuelo ホセ・ルイス・ガルシ   スペイン
1999年
(第72回)
オール・アバウト・マイ・マザー ペドロ・アルモドヴァル   スペイン
イースト/ウェスト 遥かなる祖国 レジス・ヴァルニエ   フランス
キャラバン エリック・ヴァリ   ネパール
太陽の誘い コリン・ナトリー   スウェーデン
Solomon a Gaenor ポール・モリソン   イギリス

2000年代編集

年度 作品名 監督 選出国
2000年
(第73回)
グリーン・デスティニー アン・リー   台湾
アモーレス・ペロス アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ   メキシコ
エブリバディ・フェイマス! ドミニク・デリュデレ   ベルギー
この素晴らしき世界チェコ語版英語版 ヤン・フジェベイク   チェコ
ムッシュ・カステラの恋 アニエス・ジャウィ   フランス
2001年
(第74回)
ノー・マンズ・ランド ダニス・タノヴィッチ   ボスニア・ヘルツェゴビナ
アメリ ジャン=ピエール・ジュネ   フランス
ラガーン アシュトーシュ・ゴーワリケール   インド
El Hijo de la novia フアン・ホセ・カンパネラ   アルゼンチン
Ellimg ペター・ネス   ノルウェー
2002年
(第75回)
名もなきアフリカの地で カロリーヌ・リンク   ドイツ
アマロ神父の罪 カルロス・カレラ   メキシコ
過去のない男 アキ・カウリスマキ   フィンランド
HERO チャン・イーモウ   中国
Zus & zo パウラ・ヴァン・デル・ウースト   オランダ
2003年
(第76回)
みなさん、さようなら ドゥニ・アルカン   カナダ
アンナとロッテ ベン・ソムボハールト   オランダ
たそがれ清兵衛 山田洋次   日本
Ondskan ミカエル・ハフストローム   スウェーデン
Želary オンドジェイ・トロヤン   チェコ
2004年
(第77回)
海を飛ぶ夢 アレハンドロ・アメナバル   スペイン
コーラス クリストフ・バラティエ   フランス
ヒトラー 〜最期の12日間〜 オリヴァー・ヒルシュビーゲル   ドイツ
歓びを歌にのせて ケイ・ポラック   スウェーデン
Yesterday Darrell Roodt   南アフリカ共和国
2005年
(第78回)
ツォツィ ギャヴィン・フッド   南アフリカ共和国
心の中の獣 クリスティナ・コメンチーニ   イタリア
白バラの祈り ゾフィー・ショル、最期の日々 マルク・ローテムント   ドイツ
戦場のアリア クリスチャン・カリオン   フランス
パラダイス・ナウ ハニ・アブ・アサド   パレスチナ
2006年
(第79回)
善き人のためのソナタ フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク   ドイツ
アフター・ウェディング スサンネ・ビア   デンマーク
ウォーター ディーパ・ミータ   カナダ
デイズ・オブ・グローリー ラシッド・ブシャール   アルジェリア
パンズ・ラビリンス ギレルモ・デル・トロ   メキシコ
2007年
(第80回)
ヒトラーの贋札 シュテファン・ルツォヴィツキー   オーストリア
カティンの森 アンジェイ・ワイダ   ポーランド
12人の怒れる男 ニキータ・ミハルコフ   ロシア
ボーフォート -レバノンからの撤退- ヨセフ・シダー   イスラエル
モンゴル セルゲイ・ボドロフ   カザフスタン
2008年
(第81回)
おくりびと 滝田洋二郎   日本
戦場でワルツを アリ・フォルマン   イスラエル
バーダー・マインホフ 理想の果てに ウーリ・エーデル   ドイツ
パリ20区、僕たちのクラス ローラン・カンテ   フランス
Revanche Götz Spielmann   オーストリア
2009年
(第82回)
瞳の奥の秘密 フアン・ホセ・カンパネラ   アルゼンチン
悲しみのミルク クラウディア・リョサ   ペルー
白いリボン ミヒャエル・ハネケ   ドイツ
預言者 ジャック・オーディアール   フランス
Ajami Scandar Copti
Yaron Shani
  イスラエル

2010年代編集

年度 作品名 監督 選出国
2010年
(第83回)
未来を生きる君たちへ スサンネ・ビア   デンマーク
籠の中の乙女 ヨルゴス・ランティモス   ギリシャ
灼熱の魂 ドゥニ・ヴィルヌーヴ   カナダ
BIUTIFUL ビューティフル アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ   メキシコ
Hors-la-loi ラシッド・ブシャール   アルジェリア
2011年
(第84回)
別離 アスガル・ファルハーディー   イラン
ソハの地下水道 アニエスカ・ホランド   ポーランド
ぼくたちのムッシュ・ラザール フィリップ・ファラルドー   カナダ
闇を生きる男 ミヒャエル・ロスカム   ベルギー
フットノート ヨセフ・シダー   イスラエル
2012年
(第85回)
愛、アムール ミヒャエル・ハネケ   オーストリア
NO パブロ・ラライン   チリ
魔女と呼ばれた少女 キム・グエン   カナダ
ロイヤル・アフェア 愛と欲望の王宮 ニコライ・アーセル   デンマーク
コン・ティキ ヨアヒム・ローニング
エスペン・サンドベリ
  ノルウェー
2013年
(第86回)
グレート・ビューティー/追憶のローマ パオロ・ソレンティーノ   イタリア
オーバー・ザ・ブルースカイ フェリックス・ヴァン・フルーニンゲン   ベルギー
消えた画 クメール・ルージュの真実 リティー・パニュ   カンボジア
偽りなき者 トマス・ヴィンターベア   デンマーク
オマールの壁 ハニ・アブ・アサド   パレスチナ
2014年
(第87回)
イーダ パヴェウ・パヴリコフスキ   ポーランド
裁かれるは善人のみ アンドレイ・ズビャギンツェフ   ロシア
みかんの丘英語版 ザザ・ウルシャゼ英語版   エストニア
禁じられた歌声英語版 アブデラマン・シサコ   モーリタニア
人生スイッチ ダミアン・ジフロン英語版   アルゼンチン
2015年
(第88回)
サウルの息子 ネメシュ・ラースロー   ハンガリー
彷徨える河 チロ・ゲーラ   コロンビア
裸足の季節 デニズ・ガムゼ・エルギュヴェン   フランス
ディーブ英語版 ナジ・アブヌワール英語版   ヨルダン
ある戦争 トビアス・リンホルム   デンマーク
2016年
(第89回)
セールスマン アスガル・ファルハーディー   イラン
ヒトラーの忘れもの マーチン・サントフリート英語版   デンマーク
幸せなひとりぼっち ハンネス・ホルム   スウェーデン
タンナ マーティン・バトラー英語版
ベントレー・ディーン英語版
  オーストラリア
ありがとう、トニ・エルドマン マーレン・アデ   ドイツ
2017年
(第90回)
ナチュラルウーマン セバスティアン・レリオ   チリ
判決、ふたつの希望 ジアド・ドゥエイリ   レバノン
ラブレス アンドレイ・ズビャギンツェフ   ロシア
心と体と エニェディ・イルディコー   ハンガリー
ザ・スクエア 思いやりの聖域 リューベン・オストルンド   スウェーデン
2018年
(第91回)
ROMA/ローマ アルフォンソ・キュアロン   メキシコ
存在のない子供たち ナディーン・ラバキー   レバノン
COLD WAR あの歌、2つの心 パヴェウ・パヴリコフスキ   ポーランド
ある画家の数奇な運命 フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク   ドイツ
万引き家族 是枝裕和   日本
2019年
(第92回)
パラサイト 半地下の家族 ポン・ジュノ   韓国
Corpus Christi ヤン・コマサ英語版   ポーランド
ハニーランド 永遠の谷英語版 タマラ・コテフスカ英語版
リュボミィル・ステファノフ
  北マケドニア
レ・ミゼラブル ラジ・リ   フランス
ペイン・アンド・グローリー ペドロ・アルモドバル   スペイン

参照編集

注釈編集

  1. ^ 監督、出演者、スタッフがほぼアルゼンチンで、製作国もアルゼンチン、ウルグアイ、スペイン共同製作にもかかわらずウルグアイ映画として出品したため失格。

出典編集

  1. ^ Kay, Jeremy. “Academy leaves Netflix eligibility rule intact, changes name of foreign language category” (英語). Screen. 2019年4月24日閲覧。
  2. ^ Donnelly, Matt (2019年4月24日). “Netflix Can Chill: Academy Rules No Change in Streaming Oscar Eligibility” (英語). Variety. 2019年4月24日閲覧。
  3. ^ 文/平井伊都子 (2019年4月27日). “「第92回アカデミー賞の新ルール!外国語映画賞は名称変更、配信作品も引き続き有資格に」…国際長編映画賞に名称変更”. Movie Walker(ムービー・ウォーカー). 株式会社ムービーウォーカー. 2019年4月12日閲覧。

英語圏からの出品編集

アメリカ以外の英語圏の国からも、英語以外の言語の作品が出品されている。以下は主なもの。

他の賞にもノミネートされた作品編集

外国語映画賞以外のアカデミー賞の部門には「ロサンゼルス郡で1週間連続ロードショーされた作品が対象」というノミネート条件がある。したがって、外国語映画賞へ出品された作品も、上記の条件を満たしていれば他の賞へエントリーされることができる。そのため、外国語映画賞本選ノミネート作品の中には、他の賞にもノミネートされた作品がある。以下、その主な作品例を挙げる。

外国語映画賞とは違う年に他の賞にノミネートされた作品編集

上記の例は同年に外国語映画賞と他部門にノミネート・受賞した作品のみである。しかし、外国語映画賞にノミネートされた後の別の年に「ロサンゼルス郡〜ロードショーされた作品が対象」のノミネート条件を満たせば、(外国語映画賞とは違う年の)他部門にノミネートされることも可能である。以下はその主なもの。

関連項目編集

出典および外部リンク編集